落とし込み釣り用品の自作



 落とし込みに使ういろんなものを自分で工作してみました。

Sicガイドへの付替

ロッドドライヤー

リールつまみ

水温計

フジツボ・パイプ
穴空けドリル

竿受け

うるし研ぎ出し

ロッドドライヤー製作

 シーズンインに備えて、竿のガイドの取り替えやコーティングの補修などをするときにロッドドライヤーがあると便利で、欲しかったが、1万円前後して結構高価なのでこれまで持っていなかった。

 

しかし、最近、ネットのおかげで、自分でも作れるかなと思う製品を目にすることができるようになってきた。

それで、早々、製作にかかる。
 まず、低速モーターがいる。ネットで探してみた。ある会社にあったが、5回転/分のやつしか在庫がなかった。まあいいか。注文した。(googleで「D-5N」、「D-12」で検索してみてください。日本サーボ(株)
シータスクにあります。)

低速モーター 

送料が800円ちょっとで1個じゃもったいないので3つ買って、モーター2個使って2連を作ってみることにする。

ちなみに5RPMとは、1分間に5回転です。
 竿の糸巻き用ならトルクの強い「D-12」の方がいいでしょう。







ロッドドライヤー竿受けモーター軸部品  

ホームセンターに行く。
 板も安いのがあった。
 モーターの軸はそのままでは細いので、ジョイントがいるが、
棚受の木を買ってドリルで穴を開け、軸を差し込んでジョイント替わりにする。





 

 これに、ペットボトルの栓に穴を開け、つっこむ。ペットボトルの本体の部分は上の方だけカットしてロッドを締めやすい形にカットしてみる。(これは別のサイトのアイデアをいただいた。


ロッドドライヤー竿受けモーター側ロッドドライヤー竿受けモーター側全景
 







 

 次は、反対側だが、竿を支える場所がローラーのようになるといいなと思って、ローラーっていうか滑車を探したがない。
 とりあえず、サッシ網戸の戸車の車部品を買う。軸が短くて板にねじ込めないので、同じピッチで少し長めのビスを買う。

 

戸車軸をビスと取り替え、2個を板に少し重ねてねじ込む。戸車は元々あそびがあるので、重ねてもスムーズに回る。

ロッドドライヤー竿受けロッドドライヤー竿受け部品

 









全体ではこんな感じにできあがった。2連は1つ1つ別々に使えるように、それぞれにスイッチを付けた。

ロッドドライヤー完成写真  

これで、3200円ぐらい。もちろん、2連にせず、スイッチなども付けなければもっと、格安&簡単にできるはず。作り方も簡単で材料さえ揃えば、1日もあればできます。

竿はさみ部分

釣りに行くフェリーの中で1度だけお会いして酒を飲み交わした方が、ホームページを見て下さって竿受け部分の自作品を送って下さった。
 精密さにびっくり。

特に、モーターの軸を差し込む部分。モーターの軸を固定するネジまで取り付けてある。

これはプロの仕事ですね。
 それから、竿を挟むのに平輪ゴムを使ってあるアイデアは僕には全く出なかった。
 竿を取り付けるのもワンタッチだし、角度が少々曲がっていてもゴムの弾力がカバーしてくれる。

「軸を差し込む部分のセンターを出すのが特に苦労したんです。」
 いろいろ試行錯誤の末の一品とか。
「ちょっと重いので、後は軽くするのが課題です。」
充分です。

取り付けのアドバイスをもらって、
付けてみましたよ。バッチリきれいに回ります!


ロッドドライヤー竿はさみ部分ロッドドライヤー竿はさみ部分全景














ロッドドライヤー竿はさみ部分モーター側新しいロッドドライヤー