釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月27日(土) | 長崎 | 中 | 12 | 満 05:09 干11:59 |
21 | 雨 | 北北東 | 澄 | ウニ | サンバ | 35 30 |
サンバ釣り始め今年は6月になったらサンバ釣りと思いながらもすでに月末になった。 権藤さんと2人で約2時間半で目的地。 曇り晴れの予報が波止に上がった頃から小雨が降り出す。 まさかのときにと持ってきていた簡易カッパを着る。持ってきておくもんやな〜。
ここではいつもの仕掛け。 アブのリールにPE3号,ハリス8号,オモリ3号,鈎はまずヒラマサ13号から。
餌を付けてしばらく打ち返すが餌盗りも触らない。 去年の今頃来たときは,すぐにアタリが出たんだけれど。
権藤さんが 「お!小魚が寄ってきた。こんなときにアタリだすんよね。」 小さな鰯子のような小魚がたくさん泳いでいる。
すると穂先がゴンと動く。 「お〜,アタったっ。」 餌がなくなっている。 餌を付けて打ち返してまたチョン・チョン。 また餌がなくなる。 「来た,来たバイ!じぇったい本命!」
4回目。ゴツン,大きく穂先が動いて,戻り,またグ〜っと曲がり出す。 待て待て,最後まで。このときがサンバ釣りの一番楽しいところ。
グン・グンと曲がりが大きくなりグ〜っと胴までしっかり乗ってがぶる。 アワセどきじゃぁ! ソレッ!と竿を起こす。掛かった。 竿が円を描く。リールを巻く。 この重さ,結構な型じゃないかな。初サンバじゃぁ〜。
と思っていた瞬間。 バフッ! 妙な音でテンションが抜ける。 何が起こったかとぱちくり。 糸がリールの近くから切れている。うっそぉ〜。 何年も使っていた糸。遂に劣化していたか。
しかし,逃がした初サンバはあまりにも惜しい。失敗ッた〜。ア〜もったいない。
何度も悔やみながら,急いで仕掛けを作り直すが,ガイドに糸を通し直し,サルカン・ハリス,オモリ・鈎と焦れば焦るほどもどかしく時間がかかる。
そうしていると権藤さんが掛ける。 ええクソ。掬ってやらにゃならん。
タモに入ったのは33cm程のシマシマ。 「やったね〜。初サンバ。おめでとう!」 悔しいが嬉しい。 写真を撮って,こっちも気が気ではない。
時合いを逃すと大変。 ようやく入れ直して。 まだアタリあるな。 最後まで食いこまない。たぶん小型のアタリを数回過ごして,やっと胴まで乗る。 これは捕ったヤロ。と上げていると鈎ハズレ〜。なんちゅうこっちゃ。
いや〜,アワセが早かったとは思えない。権藤さんも 「今のは,早くはなかった。しっかり乗っていた。掛かり場所が悪かったんよ。」 と慰めてくれる。
しばらくして掛ける。これは捕った。35cmの1キロ弱。少し小さいなぁ。だけど初サンバ。うれし〜。
この調子。しばらくして掛ける。 これもいただきヤロと巻いていると,また糸が切れる。 何やぁ!!
頭に来てアブから糸を全部抜いて他のリールからまき直す。
その作業をしているとまた権藤さんが掛ける。 またタモ係。悪循環や! 掬ったのは42cmのシマシマ。いいなぁ。
それからアタリは遠のいて,強くなった雨の中じっとアタリを待つこと数時間。
だんだん頭も冷えてきて冷静になってきた。
あの2回切れ,切れ方は2カ所ぐらいささくれだっていたな。もしかしたら,穂先が海面に入るぐらい待っていたから,こちらでは分からないが魚が斜めに走っていてアワせたとき6〜7m下のパイルに触れていたかもしれない。 糸の劣化もあったかもしれないがそっちの可能性も否定できないな。
ナイロン糸のほうが根ズレには強いが10号以上の太さはガイドの通りも悪く巻き癖もうっとしいし,ここの22m前後という深場でのフッキングも考えてPEにしているけれど,どうなんかなぁ。 今までPEで切られたことないけどなあ。 なんて。
しかし,今回,SAKURAの「堤防石鯛」使わせてもらっているけど,自作の竿と比べても食いこみはいい。やはり,穂持ちのバランス調整がよく,違和感なく食いこむ感じだ。 掛けてから自作はゴンゴンとたたくような引きが伝わるけれど,こちらはロッドがパワーを吸収するような感じ。スムーズにやりとりできるって所はさすがにいい造りをしているな。 でかいサイズを掛けてどうなるか楽しみだけど,来ないかな〜。
…時間だけが過ぎる。 ときたま本命のアタリが思いだしたように単発であるが,食いこむまで至らない。 たぶん小型かイシガキなんだろう。
そうして時間が経っているとまたアタリ。 これも餌を盗られるだけ。
チェッと思っていると横の権藤さんの置き竿がガブる。 これは良く引いている。手前に突っ込むのを必死に耐える権藤さん。 僕にもアタリはあっているのにまた掬い役。 そして浮かしたのは2Kg はゆうにあるでっぷりとしたイシガキ45cm。 急いで自分の竿の所にいくけどもう終わっていた。 あ〜悪循環。
その後,二人で寒い寒いと言いながらの納竿1時間ほど前にやっとアタリが来て,僕にも釣れました。30cm(涙
まぁ,でも,今年初サンバ釣行にしては二人とも釣れてよかったよかったと言いながら,迎えの船に乗ったのでした。
また行こうかなサンバ釣り。これから12月までたっぷり楽しめる。
ちなみにこの時期のシマシマは脂がひどくなくあっさりコリコリで僕にはとても美味しい。 1枚目の腹の中にはあまり食べ物は入ってなく,納竿前の30cmにはウニがびっしり。しっかり喰っていたんやね〜。
権藤さんのも同じく早めに釣ったのにはそれほど食べ物はなく,イシガキにはバフンとぉ,何故かなぁ隣の波止で釣っていたお方の餌でしょうか,ガゼがいっぱい入っていたと。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月21日(日) | 博多沖防 | 中 | 6 | 満 05:55 干12:18 |
- | 晴 | 北北西 | 薄濁り | いろいろ | − | − |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月14日(日) | 博多沖防 | 中 | 28 | 満 07:48 干14:13 |
22 | 晴 | 東弱〜やや強 | 薄濁り | フジツボ | 2 | 42,41 |
AMA第2回大会
博多沖防でのAMAの第2回大会。
ここのところ疲れがとれず,体の芯が凝ってどうしようもない日々を送っていたが,今季初の沖防大会なので気持ちを引き締め直して朝3時に起きて準備を整えて船着き場に行く。 広島の中田君の車が止まっている。今回も来てくれたことが嬉しい。
船に乗って話しているとなにやら船長と話がかみ合わない。 「いや,今日は大会やろ。」 と言うと,けげんな顔。 トバちゃんに 「大会今日よね。」 「なん言いよると!明日ヤロ。」
あちゃー!ここまでもうろくしたか。無理して起きてきた疲れが一気に倍増。 しょうがないのでそのまま一文字へ。
潮は濁り気味で南風が波気を出して状況は良さそうだが。アタらない。 メイタを1枚釣ってヤル気は完全に失せていたので,13時の船で帰る。
シャワーを浴びてすぐ床に。起きたら20時半。まだまだ寝たかったが,せめて夕飯を腹に入れて明日の準備をしてまた寝る。 つい1〜2年前にはなかったこの疲れは一体なんだ。
次の日,また早く起きないといけない。どうも僕は7時間,8時間寝ないと体がもたない。 頑張って起きて船着き場に。 会員もいる。一般参加の顔見知りもいる。今度こそ間違いなく大会。21名で大会開始。
この日の本命は新波止と近況で判断していたが,やはり一文字・切れ波止へ行く。 中田君もなんでか強情にこの場所しか行かない。
案の定,昨日よりも潮は澄んで風も弱く全く反応がない。
その中,中田君が一文字で35〜6cmぐらいかを早めに上げる。 昨日も日暮れまで釣っていたのに,やはり若さとやる気は集中力を生み釣果へと結びつくのは間違いない。
一緒に上がっていたKのYさんとよしダくん,早々と見切りをつけて新波止に波止替わり。
鈎・ヒューズ・ガン玉,カラス貝の大きさ・付け方,スライドにひげ付け,逆付け,横付け。カニ。いろいろやるがアタリは全くない。 (唯一やらなかったのは,小粒のダンゴ。中田君も,新波止の釣果もこれが効果的だったらしい。)
最後の手,使わないだろうがと少しだけ持ってきていたフジツボをノーシンカーで切れ波止で試してみる。
やはりダメかなと思って落としていると,糸が止まる。ぅん? 糸を張るとギュンとオーバーハングに突っ込む。キタぁ。いきなり。 SAMURAIで溜める。ギュンギュンと中で暴れる。 切れるかと思っていたが,運良く出てきた。ゲット。42.2cm。
あきらめないことやなぁ。 2号ハリスはかなり傷が入っていた。号数を下げていたら切れていたかもしれない。よかった。
やっと,フジツボでアタリパターン発見と思ったが続かず。一文字へ。 白濁りの外側を少しやり,波気のある内側。ノーシンカーでもフジツボはスムーズに落ちていく。
底に着いたかと思ったときにカツン。 穂先を戻すと同時に勢いよく走り出す。 穂先を沖防バージョンに替えてはいてもSAMURAIは50UPでないとメイタのように竿をたたく振動となる。キュンキュン暴れ回って41.5cm。
とりあえず規定の2枚は揃えてホッとはしたが,他の波止ではすでに50UPやそれ前後が上がっていると情報を得ていたので,ま,一応,検量参加ということでOKかな。
とうとう2人きりになった波止だが,中田君は2枚目の40弱をすでに釣ってこの状況で粘り強く釣り続けている。 そして,フジツボで47cmをとうとう追加。
その後,また長い沈黙。 へとへとに疲れた僕が時間待ちで適当に荷物のそばを釣っていた終了30分程前,彼は一文字の一ヶ所でじっくりと粘って最後の1枚を掛けて,47cmと40.1cmを揃える。 さらにサイズアップをと最後の追い込みをかける彼だったが,早めに船が見えて納竿。
検量は賑わっていた。 殆どの良型は新波止だったが,長いこと休会していた西村さん,赤灯台で復活の爆発でいい型を釣っていたのが嬉しかった。
結果,若手ナンバーワンの西浦陽平99.7cmで優勝,準優勝実力者KのYさん,波止替わって正解91.8cm。3位同寸で西村さん。 釣れない場所でも頑張った中田君87.1cmで4位,同じくわたくしVIVIANも83.8cmで5位でした。
しかし,若者と2人で釣ると,つい引っ張られて疲れるわぁ。
家に帰ってまた前日と同じパターンでふらふらで床に横になり寝ること寝ること。体,鍛えないといけないとは思っていても…。
会員はもとより,一般参加の皆さん参加ありがとうございました。また来てね。
さて,今度の日曜はラブメイタです。皆さんお待ちしてます。
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