釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月30日(日) | 博多沖防 | 小 | 7 |
満16:37 干09:51 |
17 | 雨 | 東〜南 | 上濁 | カニ | 2 | 32×2 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月8日(土) | 長崎 | 大 | 16 |
満10:13 干15:17 |
21 | 曇〜雨 | 東弱 | 澄 | ウニ カニ |
− | − |
堤防石鯛と書いたけど釣れてません。これで4回連続釣果無し。 ただ、この日は、RMCメンバーやその友達、そして関東からはサクラの「うお@」さんの合計9名でめずらしくワイワイと2本の沖堤に別れて渡りました。
ウニには全く反応しない。カニはカワハギの猛攻。
ススムちゃんはカニですぐにアタリがあったけど、押さえ込むまでいかず、その後、かなり持ち込んだけど掛からないという惜しい場面はあり。 セイジ君は納竿間近でウニにアタリが出たけど相手が小さいのか穂先を押さえるだけで時間切れ。 僕はみんながだれて寝ているときにウニにいきなり反応して竿の胴までノせて掛け、締めたドラグが出る音がしながらリールを4回ほど巻き、釣果を確信した瞬間になんと鈎ハズレでズッコケ。 しっかりのせたつもりだったけどやはり気がはやったのか。無念!未熟。
別波止の丸ちゃんも鈎ハズレだったとかでそれぞれチャンスは1回ほどあったのだが、活性が低すぎた。
この日は、うおさんにサクラの「別誂堤防石鯛竿3.9m」を使ってみませんかと云われて試してみた。
釣果がないのでちょうがなく、貸してもらった堤防石鯛竿についてレポートしてみますか。 注) あくまでも一人の釣り人の一面的な感想ですケン。
その前に! 堤防での石鯛竿は黒鯛工房の「石鯛師 THE石鯛 落し込み400」 これは先進的に堤防石鯛をターゲットに念入りに作られた名品ですね。 先径約1.4mm、元径約22mm。自重192gで4m。
振り出し竿で「落とし込み…」と銘打っているように片軸リールで片手で操作することを前提に作られた竿でしょう。 ストラクチャー波止での落とし込みチヌ釣りに使っている人も多いように聞いています。 もちろん制作にとことんこだわって関わられた黒房フィールドテスターでAMAの上田会長はこの竿と専用リールで数々の大物石鯛を仕留められているので実績はもう皆さんご存じのとおり。
さて、今回のサクラの「別誂 堤防 石鯛竿3.9m」
先径約1mm、元径約22mm。(自重?)
これは持ってみると細身ながら中身が詰まったしっかりした感じ。 僕はブランク作成や素材のことは素人なので当然詳しくないけど、直感で「頼りになる竿」だと思いました。
「THE石鯛 落し込み400」との差別化としては、まず、両軸受けリールを使うことを前提に作ってあるようです。(もちろん片軸にこだわる人はそれでも良し)
リールシート上から40cm弱握りやすいグリップラバーが巻かれていてリールを巻くとき(僕は右手で巻くから左手で竿を持つ)滑らずしっくりと手になじみます。
もう一つの特徴は3本継の逆並継。 これは振り出しや並継ぎではどうしても元竿径が太く次のパーツは細くなりと理想とするテーパーが出ないことが多いようです。 これを解消し、竿の太さ・強さ・バランスを理想的に調整しやすくするためだと思います。
本石鯛竿とは決定的に距離を置きつつもライト感覚で堤防での大型石鯛まで釣るためのメソッドにあふれているようです。
実際に使って見ると、グリップラバーのおかげで持ちストレスがない。 リールシートと竿尻との間隔が丁度よく竿尻を腹に当てて巻くとき巻きやすい。 穂先までシャンとしてブレがない。
この日僕は、3号オモリと2号オモリを使ったけど、2号で穂先はわずかに曲がる程度。3号ももうチョイだけ曲がる程度でした。 餌盗りの微妙なアタリも捉えます。
実は堤防石鯛釣りで大事なのは穂持ちの部分です。 穂先が感度がいいからいい竿というわけではなくて40cm前後のすれた石鯛(サンバソウ)は穂持ちのテンションが掛かると餌を離してしますことが多いのです。
だから穂先でアタリをとり、穂持ち部分で反発せずにさらに食いこませる柔軟さが必要なのですが、振り出し竿は穂持ち(2番)が結構硬いことが多く(柔らかすぎるのもある)、これまでいろんな竿を堤防石鯛用に改造してきた経験からなかなかこのバランスを出すベースの竿を探すのが難しいのです。
このサクラの「別誂 堤防 石鯛竿3.9m」は穂先部分のピースは125cmと長くとってあります。 それでこの穂持ちの柔軟さを出す役目を担わせているように感じました。
オモリをもっと重くして穂先が少々たれても僕は支障ないと思ってます。 微妙な餌盗りのアタリはわかりにくくなる代わりに竿の反発を軽減してくれて、警戒しながら弱々しく餌を引っ張っていくような石鯛が竿のテンションを感じるのを軽減し、逆にオモリが石鯛のひっぱる力を加勢してくれるからのではと思っています。
1回掛けてちょいとやりとりした感覚だけからはこの竿のキャパシティはよく分からなかったので竿の外見の特徴ぐらいしか詳しくは言えませんです。ハイ。
次回は海上釣堀にさらに次々回はまたサンバ釣りに使わせてもらおうと思います。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月1日(土) | 博多沖防 | 小 | 9 |
満17:26 干10:33 |
21 | 雨 | 南〜北 弱 |
澄 | フジツボ | 2 | 41.5, 42 |
沖防しばらくぶり久しぶりに博多沖防へ行く。 10月はサンバ釣り、小旅行、肩を痛めたり腰痛が繰り返したりで遠ざかっていた。 肩はまだ痛み、朝一で病院に行ってからじっとしているのももったいないせっかくの3連休。
腕を上げ下げする落とし込み釣りは難しいと思っていたが、やれるかどうか試しに10時の船で行ってみる。
あいにくの雨。 いつもの一文字波止。 小雨は降っているが風がないので釣りにくくはない。上層だけは濁り気味だがその下は透き通っている。 何とか竿を上げ下げできるかな。 この天候で朝から来ていた釣り人も帰り、僕を入れて3人。
最初はフジツボでやってみる。 何もアタらない。
先端付近で落とし込みをしていた人が近づいてきたので様子を聞くと、30分ほど前までにジアイがあったらしく54cm弱他メイタ2枚と言う。 カニがよかったそうで、では僕もと付け替える。 でも全くお魚は応えてくれない。
少し角度を変えて肩を上げると筋がグキッとなり痛むので時々休憩。
切れ波止はまだ潮が上がっていないし他の落とし込み釣りもいないので焦ることもなく、もうしばらく潮が上がるのを待った方がいいだろう。 しかし、魚がいるはずの一文字波止は全くアタってくれない。 再度フジツボに変えても変化はない。
ま、最悪でもメイタが最後に釣れて終わるのが僕の今年の沖防パターンだから、せめてちっこいの1枚でもと探っては休みを繰り返す。 14時前に上げ潮の頃合いだな。切れ波止に行ってみる。
まず一文字の延長でカニ(オモリ2B)を付けたまま。半分探って無反応。
フジツボのノーシンカーにする。 オーバーハングのガックリ真下にいる(かもしれない)チヌを狙う。
ポンと何気なく餌を落としてまだ10cmフジツボが沈んだかと思ってるうちに糸がスーッと伸びる。 何?フグ? 数時間フグしか餌をかじっていなかったからそんな気持ちで竿を引くと、チヌでした。 ソイツはやっぱりガックリの真下にいたようでカチンカチンのコンクリのカケラのような質の悪いフジツボを咥えて鈎に掛かったのだった。
こちらにすれば、まさか釣れるとは思ってなかったから(とは言ってもチヌ釣りにきてはいるのだけど)ラッキー。 餌や落とし方を変えるだけで釣れることもあるんやねぇ。 腕をそんなに上げなくても竿が弾力で浮かしてくれたので痛くなかった。
これはやっぱりこのパターンやね。と思って上層だけに焦点を絞って落としていく。
途中、あきらかに糸が伸びたがコンクリのカケラと鈎の向きが悪かったのだろう、魚の反応はあったけどスッポン抜けた。 以後、風もなく雨も小休止、池のような海では続かない。
一文字に戻る。 RMCの白津さんがいつの間にか来ていて、ふと後ろを振り返ったら釣り上げていた。 魚いるんだねぇ。でも喰いが続かないねぇ。単発やねぇ。
雨雲は厚く16時頃にはもう夕暮れのようになったから、もう一回だけ切れ波止行って竿を仕舞おうと疲れた足を切れ波止に向ける。 ほぼ、タナをハリスチョイまででテンポ速く落としていく。
海面50cmほどで糸が止まる。キキアワセで掛かる。 肘を体に付けて竿をためるとグーッと浮いてきた。大きくないのに大層年寄りのようなチヌだった。
やっぱり静かになると上層に浮いてきてるンやね。もうちょっと風が吹くとかすると喰いが立つのだろうけどねー。
それからまた糸が伸びたので思わず力が入ってしかもスッポン抜けをして、肩がひどく痛み限界。
17時の客を乗せてきた船に乗って 「あ痛たぁ !!!…」 といいながら帰りました。
まだまだ無理はできないようだけど、気持ちが切れたときが終わり。 |