落とし込みに使う餌の短期飼育というか、保存の仕方です。餌を取りに行けないとき便利です。
○岩ガニ(主にケフサイソガニ、ヒライソガニ) ふつうの淡水用60cm水槽にふつうに水を入れて、日陰で風通しのいいところで飼います。
ホームセンターとかのペットコーナーに売ってる海水のもとパックを水槽1つに2パックほど入れます(1パックでもいいかも)。 大事なのは、カニを密集させないことです。僕は、虫かごに50〜70匹ぐらい分けて入れて、石でカゴを押さえて、水槽の中でカニの団地にしてます。長方形の浅いザルを100円ショップで買ってきて、園芸コーナーで買ったミカン袋のような網をかぶせて大きな虫かごふうにすると150匹ぐらい入ります。 水温が低いときは、水槽2つで800匹飼ってても大丈夫です。(主にサンバソウ釣り用にカニが多量にいる場合) 上部の濾過装置は大事です。 夏の水温が上がるときは要注意。水槽2つで5〜600匹ぐらいが最高限度でしょう。 夏は海水もすぐ減るので、それで濾過装置が止まらないようにしないと、死んだカニが腐って全滅。ドツボのようになり、循環器もパーになるので、いつも「げんきか〜?」って見てあげてください。 ○他のカニ(豆ガニ〈チゴガニ〉、泥ガニ〈ヤマトオサガニ〉、ベンケイガニ) 柔らかめのカニは弱くて死にやすく、共食いも活発です。 ○クモガニ 一番保存が難しいです。広い逆さ桶の底に湿った砂をパラパラとふりかけて涼しい所に保管しておくなどしかないです。いい方法があれば教えて欲しいです。 余談ですが、逆さ桶を保管する際は、木がひずんだり、縮んだりするのを防ぐために、水を入れておくといいです。 |
モエビ(主にスジエビ) 上のカニの水槽で飼います。 小さい水槽でたくさん飼うとストレスで共食いが進んだり、水質が悪くなり弱ります。 淡水系のエビですが、カニがいなくなった塩水の水槽に入れても、死にません。だから、冬場は、カニの水槽に、モエビを入れていることが多いです。
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カラス貝(主にイガイ) 採りたてのイガイが一番いいのですが、近くにイガイがないときや、採りに行く暇がないときに、保存したものは重宝します。
貝はあらかじめ汚れを取り、粒の大きさごとに網に入れておくと、使うときにより分けなくていいので便利です。 弱った貝はこまめに取り除くことが全滅を防ぎます。 冷蔵庫に入れるのが面倒なときは、カニの水槽に虫かごに入れてぶら下げますが、夏場の水温が高いときは、2日もすれば死ぬことが多いです。
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歯ブラシでざっと汚れを取り、洗ってタッパーに入れ、食塩をふりかけて、冷凍室へ入れます。(粗塩は湿るのでダメ) 冷凍フジツボを使用するときは、塩をざっと洗うだけでいいです。 |