釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月25日(土) | 博多沖防 | 小 | 7 | 満 07:08 干13:46 |
17 | 晴 |
東〜 北西 |
上だけ微濁 | カニ | 0 | − |
初ノーバイト
久しぶりに上がったソロバン波止。 小潮で朝方2枚潮ながら若干流れはあったがすぐに静かな海となり,昼前に期待していた予報の5mには及ばないゆるめの北が吹き出してパイル側が波立ち満潮を迎えても魚の活性は全く上がらず。
ガン玉・ハリス・鈎・カニの大きさといろいろ試して,流れのない湖のような内側は言うまでもなく波気のある外側でここまでパイルに沿って丁寧に落としたらメイタ1回でもアタリはあるやろという落とし込みを繰り返した。
しかし,朝方にモエビや岩虫餌の人にメイタが1〜2枚来ただけでソロバン波止もテトラ内側も全滅。 一体,チヌはどこでどうしているのだろう。
こういうときは早めの波止替わりがいいのだが,それは匹数を稼ぎたいときとか試合の時とかで十分。 どうすれば,また,どうなれば喰うようになるのか最後まで確かめることが次につながる。
喰わないときは,やはり喰わないネー。 結局,一番船から15時の納竿まで見事なノーバイト。今年初のノーフィシュ。
早朝の大きなオレンジ色の太陽がビルの上から昇るのはそれは見事なものだった。 打ち合わせして一緒になった権藤さんに沸かしてもらったコーヒーとスイーツでホッとして, 船や波止で合う釣り仲間と話して1週間閉じていた心のひだを広げる。
そりゃ釣れた方がもっと気分がいいが,釣果は別にしてこういうこともあってこそ飽きずに釣りが続けられるんだと思う。
僕は気が済むまで落とし込みを貫いたし,権藤さんは浮子釣りでセイゴを釣ったし,69歳のHAさんはテトラを歩き回ってフッコを何本か上げたし,91歳の最長老HUさんは大きめのセイゴをクーラー一杯にした。 それぞれがそれぞれの釣りをして帰り,また,気が向けば釣りをする。 平凡な日常に少しのスパイスが加わって薫る。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月18日(土) | 大分 | 大 | 30 | 満 06:33 干12:44 |
16 | 晴曇 |
無〜 南強 |
微濁 | カニ | 2 | 53 42(キビレ) |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月11日(土) | 博多沖防 | 小 | 23 | 満 13:33 干07:16 |
14.5 | 曇晴 |
北強 | 微濁 | カニ | 4 | 34, 35, 33 48 |
喰いと時合い先週の時合いは朝の小1時間だった。 チヌの気むずかしさはこの時期解けていないのを痛切に感じさせられた。
それから1週間,また前日に大量の雨が降ったので濁りは結構あるだろうと踏んで行った一文字波止。
切れ波止の外側はかなりの濁りなのに内側は澄んではいないなぁ程度。一文字波止も同じ状態。 海はよく分からない。
この日は北風が8mまで強くなる予報ですでにまあまあ風は吹いている。この風で沖防の一番北側にある切れ波止がまさに堤防の役目をはたして濁りを南側に流してしまっているのだろうか。 船長に言わせれば,北風が強いほど一文字波止は澄むらしい。 状況を読んで数カ所の中から波止決めをするのが釣果を左右する博多沖防の難しさ。
けれど僕はなんやかんや言っても結局一文字・切れ波止に上がることが多い。 ま,いろんな釣り方ができて飽きないし,他の波止に比べて短いからあまり遠くまで歩かなくていいし。
波止に上がってタックルを組む。先週と全く同じ。 違うのは餌だけ。今回はカニ。予備に冷凍フジツボを持ってきたけど,たぶん使わないだろう。
今週は潮が小さいから流れが強くないだろう。潮も最初は低いのでまずオモリはBから。 上げ潮が内側は若干左に流れている。全くアタらない。
短い波止だが場所によって流れは違う。ガン玉を2Bにしたり3BにしたりまたBにしたり。
最初にアタったのは潮が少し内側に押しているような所だった。 底の居食い。 きらきらしたきれいなメイタ 34cm。まー,こんなモンでしょう。この時期は。釣れるだけましというもの。
時間は8時50分ぐらいだったから釣り出して1時間半ぐらいノーバイト。
しばーらくして少し糸が横に動いて35cm。
僕は釣れないときハリスや鈎を替えるより先にすることはガン玉。打つ場所も変えるがそれより重さを替える。人に聞くのも 「ガン玉何号?」 が一番多い。
一般にチヌは目が悪いと言われている。1cmの大きさを認識するのは約5mらしく。その1cmの物体が何かが分かるのは50cm程度近づいたときらしい。 ただ,動いているものには興味を持つ習性で,落ちるスピードによってはその日の魚が餌をじっと確認するより前に思わず口にすることがあると思っている。
それに餌の違いや大きさで変わるが,そのときの潮や波,風の影響に対してなじむ重さってのがあると思うし,餌の落ち方動き方にも影響していると思う。 だから「ガン玉何号?」
この日はガン玉はBから4Bまで頻繁に変えて試してみた。 もちろん潮の状態は刻々と変わるからそれを見ながらこのくらいではどうかな〜?程度の気晴らしで,アタリがないから暇つぶしでもあったのだけど,極端な効果は認められなかった,でしたね。 喰わないときは喰わない。
2Bで33cm追加して,3Bで28cmチビが来てそれから永遠に続くようなアタリ無し。 餌を入れて糸を沖に払っても,底で糸をたるませじっと待っても誘いを入れても効果無し。
予定していた14時で上がるか。そう思っていたが,13時過ぎ頃から風の影響か分からないがサブンサブンと波気が出てきた。
するとモエビでずっとやっていてカニに替えて釣っていた人が竿を曲げた。 釣り上げたのは44cmのよく太ったコンディションのいいノッコミチヌ。
「いいチヌですね。やりましたねぇ。」 「上の方で来ました。14時に帰らなくちゃいけないからよかったですー。」
会話をしながら落としていると潰され〜。 こりゃ時合いかも。 このままこの波が続くと潮が下がったらさらに穴の中の泥がかき回されて濁りになり良くなるかもゾ。 決心して船長にпB17時まで延長。
潮止まりだけどノーシンカーじゃちょっと無理。ガン玉Bでゆっくり目にと落としていく。 穴から出た波が上糸を沖にさらうけど餌は穴に沿って落ちている。
底で居食いキャッチ。少し重い。底を沖に走る。鈎ハズレなしヨ。 ゲット。48cm。 ノッコミじゃなかったけれどよかったぁ。
まだ,14時前だからそのまま帰ればよかったけれど下げ潮のサブンサブンを期待して残った。
んが,潮が下がるごとに波はなくなり潮は動かず。 結局,それっきり1度もアタらず。やはり時合いは一時だった。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月4日(土) | 博多沖防 | 大 | 16 | 満 9:45 干15:47 |
15 | 晴曇 |
北弱 | やや濁 | モエビ カニ |
3 | 34, 33, 40.2 |
沖防開幕早いものでもう4月。 博多沖防の開幕日となった。 しばらく気温は高く,前日から1日中雨が降ってこの上ないチヌ条件に大分への気持ちが大きく傾く。 しかし,後ろ髪を引かれる思いでも沖防開幕日はやはり船長や香月ママや落とし込み仲間と顔を合わせるのが大事な行事だろう。
そうであれば,ここは沖防初チヌ賞は狙わなくっちゃ。こだわりは捨てて,モエビも買って勝負やろな。 とりあえず餌はカニ,モエビ,フジツボを用意。
久しぶりのヘチ竿スタートで3.1m沖防バージョンにプチチューンしたSAMURAIに2号糸を通して,ハリス1.7号に管付伊勢尼6号,あまり糸に3B。 潮位からしてオモリが重い感じだけど,一文字波止の上げ潮は横流れがきついときがある。 チヌの活性が低ければ穴のポイントをはずすと喰う確率は低くなる。
朝マズメの一文字波止は,いい感じの濁りと,ほどほどの波。 潮はそんなに流れていないようだけど,オモリはそのまま。 まずモエビで様子をみるのでモエビが妙な方向に泳いで行かないよう重めのオモリでにポイントに届かせた方がいいだろう。
数投しているとモエビが死んでいる。噛まれたが喰いこまなかったか。早速!いるナ。 波止内側でも外側でもアタリがよく出るが鈎がかりしない。あきらかにメイタだけど掛けても途中で外れる。しっかり飲み込まないようだ。
じっくり喰わせてやっと掛かった。 気持ちのいい引きでメイタが浮いてきて波止の上で元気に跳ねる。 今期1号はやはりメイタから。34cm。
例年になく頻繁にアタるけどモエビが圧迫死していたりくちゃくちゃになることが多く,しっかり口の中に入れていない。たぶんメイタ。ついばむようなやっかいな喰い方しているんだろう。
では,カニに替えてみる。 数投後にメイタが釣れる。33cm。
後が続かずにモエビに戻す。また,同じような繰り返し。
面倒になって死んだまま落とし込むと糸が止まってキクと喰っている。 これはまあまあかな。心配の鈎ハズレもなくゲット。
測るとギリギリ40cm超えているので船長にとりあえず電話しておく。
しばらくして丸ちゃんを乗せて船が来て丸ちゃんが測ってくれ,40.2cm。合格。 初チヌ賞ゲット!無料10回券じゃぁ!ラッキィ!!
丸ちゃんが来た8時前頃から上げ潮がきつくなり同時にアタリが激減。朝のジアイは僅か1時間チョイだった。 モエビもカニもフジツボもアタらない。チヌって不思議な生き物やなぁ。
10時過ぎ,6Bを付けて落としたカニ餌に喰った。かなり引いてこちらも移動しているうちに鈎ハズレ〜。 いい型だったはず。オモリこんなに重くしても喰うときがあるんやな。
その後,はやと丸が接岸し波が大きくうねっていたとき中層で止まったのを掛け損ない。これも掛かった瞬間の重みは結構あった。
みんな頑張っているが,殆どアタリが出ず表情はさえない。赤灯台波止はずっとアタリが続いてるらしいしチヌもいい型出たようなのに。 久しぶりのヘチ釣りは思いの外,負担が大きく,肘・肩・腰・首あちこちが痛む。14時で納竿。
帰って家で寝ていると,雷の音に激しい雨の音。
まだ沖防にいたら大変やったな。
それでも,その後,またプチジアイが来たらしく,頑張っていた広島の中田君がメイタを追加し,丸ちゃんは48UPのまるまる太った良型を釣ったらしい。
当日,他の波止の半夜釣りでも年無しが出て,計7枚のチヌ,たくさんのメイタが釣れて例年よりかなりいい初日スタート。 今年も期待できる沖防かな。 |