釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
3月26日(木) | 大分 | 小 | 7 | 満10:40 干17:24 |
14 | 晴 |
南弱〜北東 | 澄 | カニ | 2 | 52、47 |
3月27日(金) | 大分 | 小 | 8 | 満11:27 干18:30 |
14 | 晴 |
南弱〜北東 | 澄 | カニ | 2 | 53, 51 |
春うらうら上着を脱ぐほど暖かい日が続いたと思うといきなり寒くなった日,休みをとってまた大分へ。 しばらく雨が降っていないので,特に落とし込み釣りでは風次第となるがいい風が吹く予報じゃない。 行ってもたかがしれているだろう。
そう思ったが,せっかく休みをとっていたし,カァちゃんは先週,長野に温泉ザルの写真を撮りに一週間。半分,息子に会いに行ったとは思うけれど。
それなら僕はたった2日の温泉チヌ小旅行でゆっくりと本年度の垢を洗い流そうか。 で,夜中の国道を走る。
ここ2〜3日はひどく寒い。 まだ雪が数m積もっている長野とは比べられないが,湯布院手前の気温表示は−6℃と真冬並み。
護岸に着いて長竿を伸ばす手が凍えて痛い。 僅かな風で海面にさざ波ができているが底が見える。 小潮で潮は効かないだろうし,これじゃどうかなぁ…
期待以下の状態。まぁ,まぁ。半分気晴らし旅行と。
藻の陰,石の間。ここかなと思うところに餌を入れていく。
1時間経ってカニを1回潰されただけ。それもパッと咥えて離すアワセどころのないアタリ。
釣り場移動を考えながら入れた餌に喰った。 取り込みやすい場所へ誘導してタモイン。52cm。
どうにか1枚来てホッだけど。どうも前回からプリプリのチヌが少ない。茶色がかった居付きの残りモンのよう。 シルバーシートいきのヤツじゃダメなんよ。
あまりのアタリの遠さに,車を動かしあちらこちらの護岸を見て回るがどこも竿を出す気になるような状態じゃない。 チヌが異常に少ない。 プリプリのきれいなチヌはどこに行ったか。
元の場所に戻ってしばらくしてこれもあきらめていた頃,申し訳程度に来たのが47cm。これも石の間。
全く,どこでいつアタるのか予想がつかない。いえるのは今日は遠投はダメ。魚は泳ぎ回ってはいない。 障害物の陰に潜んでいるヤツしか喰わないってことかな。 釣れたチヌも障害物で傷だらけになってしまう。
この状態ではそうそう数も型も期待はできないと思って最後の移動。
夕方近くまで釣るがアタリは来なかった。
次の日,いい風が吹くと予報が出ていたので期待していたが,風はなく前日より澄み切っている。
2度アタったが潰されたのと鈎ハズレ。喰いが悪い。
波がなく潮も澄んでいるから障害物か藻の陰をつぶさに探ってくしかない。
1時間以上経ってあきらめムードが漂い出した頃,藻の先に入れキクと意外に喰っていた。53cm。 今回のアタリはどれもキキアワセ。糸が変化したり引きアタリしたりなんていうのはない。 これもヨレヨレじいさんっぽい。
つきまとっていた中学生のルアー少年が 「逃がすんですか」 「ウン。あ,いるか?」 「欲しいです。」 落ちていたロープにつないでやって一気に200mほど移動して沈み石の先に遠投の繰り返し。
朝一やったときには喰わなかったが,潮の流れ加減が変わったからか喰った。
しかし,石に絡んだ。 動かないので糸を持って強引に引っ張ってみると外れたみたい。 根に絡んだヤツ,直接手で糸を引っ張るのは一か八かだけど,ありやなぁ。 たるんだ糸を巻き取る。 糸に傷が付いているはず。きつくあおらず竿の負荷を抑え魚を泳がせる。沖に浮いたところを急いで寄せる。51cm。
これも太ってはいない。そのあと少しやって見切りをつけ釣り場移動。
全くアタらなかった。
ふと顔を上げるとサクラの花。菜の花もあちこちでいっぱいに咲いている。暖かくなったんやなぁ。
まだ昼前,少し早いが竿をたたもうか。粘っても型も数もたかがしれているだろうし。 いつか条件のいいときに巡り会うやろ。
帰りに温泉にゆっくりと浸かって痛む肩をリハビリ。あ〜,気持ちいい。最高最高!
阿蘇の景色が見えるところで一休み。ドライブも楽しい小旅行だった。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
3月7日(土) | 大分 | 大 | 17 | 満08:10 干14:10 |
13 | 雨〜曇 |
西〜北 | 澄 | カニ | 3 | 51、52.5、51 |
3月8日(日) | 大分 | 中 | 18 | 満08:35 干14:38 |
14 | 晴 |
西〜東 | 澄 | カニ | 2 | 52×2 |
条件次第,運次第狙って行ったのだが、条件がいまいちの今回の釣りだった。
落とし込み釣りに限らず,釣り全般に言えることだろうが,ターゲットとしている魚を釣るために何週間も、海外なら何ヶ月も周到に計画をねって,いざ行ってみると,天候が良くなかった・予想していた潮がこなかった・水温がおかしかった。 まとめて言うと条件が悪かった。ツイてなかった。 で,最低!と心の中で思っていながら,自分の力量はさておいて,せめていさぎよく笑顔で釣り場を去ろう,なんてことはよくあるだろう。
土・日,狙って大分に行ってきた。
狙うといっても休日アングラーの身。その日の潮や天気は自然任せだから、まぁ,忘れ物をしない・護岸巡りのコースを潮にあわせて考えておく程度。周到に計画したとしても,そのときの条件に対応するしかない。
どちらかというと運任せ。そうそう,運は大事だ。 運が良ければ,できるだけ大型のチヌに出会いたいというのが淡い希望でしょうか。
土曜日は,思ってもみなかった雨,プラス横風。潮は澄み。雨風で水面が少しだけざわついているのが唯一の慰め。 痛めた肩での長竿Uガイドにはつらい。 しかし,かなり遠目で早めのヒット。浮かして手前に引きずっていたら再び潜って沈み根でパッチン。結構いい型だったけどちょっと油断しすぎた。 仕掛けを作り直して,3投ほどして喰ったがこれもやりとり中に鈎ハズレ。 その後は打ち込んでも打ち込んでも無反応。
それでも満潮頃,わりと手前のキキアワせで1枚。51cm。この前後サイズが最近よく来る。 その後は鈎ハズレとカニ潰されだけで雨も風もやみ潮は下がって可能性を感じなくなったので,迷った末に移動。
潮は下げきっている。
水深1m以下の15m〜20m先へ思い切り遠投。 石や藻陰に潜んでいるヤツがいればいいな〜的,人によっては投げやりとも言う釣り方。 そんなところまで普通,落とし込みで狙わんねーという発想からでは超攻撃的だろ。
着水してすぐ着底。目をこらして糸の変化を見るのくり返し。 トンと糸が緩み着底確認。糸がわずかに伸びたような。 疑わしきは何でもアワセる。は,しない。魚散らすし、ちょっと自分の信条と違うし。
キク。喰っている。 そのままグイと竿を立てながらアワセる。ノった。 大きな沈みもない場所なのでいきなり竿がノされるのだけ用心して寄せてタモイン。52.5cm。 やっぱり似たようなサイズ。
サイズアップを狙って陽が落ちるまで打ち続ける。
ここで終わりっ!エイッと,ピンポイントに3度投げ,最後の一番いいところに落ちた餌に喰った。
沈み根のすぐ横。竿を横に引きながら10m程移動して沈みから離したところで水面がもじる。 水深50cmもない。引き寄せてタモイン。51cm。 もしかしてさよならホームラン!?と思ったんだけどね〜。 しかし,今日やることはやったと終了。
次の日,雨はないけれど風は前日と同じ横風。 雨がない分,糸が気持ちよく出てストレスはないが,その分,透け具合は増している。
早めに1枚来る。これも52cm。
続いてまた掛かったが似たようなサイズのようなので,強くアワせなかったらどうなるか試してみた。 水面下まで浮かしたが,体がひるがえったところで鈎ハズレ。
アワセはしっかりやらないといけないかナ。
昼前に周りが大きな沈み根だらけのスポットで同型のようなのが喰った。
今度は,強引に引っ張り上げずに,魚の引きに竿のタメとテンションを変えることで暴れさせずに浮かせるかを試してみる。
横の沈みに走りそうになったときだけ竿の傾きと体の若干の位置変えでいなす。 チヌが疲れるまで時間がかかったが,チヌはひどく走らず思い通りに操れてタモイン。
しかし,60cmUPだったらどうだろう。 強引か,じんわりか。多分そんな余裕ないかナ。
潮が下がって早めに見切りをつけ納竿。
帰りは凍結の心配もないので久しぶりに久住の山あいを走る。 景色を楽しみながら竹田と阿蘇三愛レストハウスを結ぶ442号線の中間あたりにある久住高原温泉に入ってゆっくりと疲れをとった。 だれもおらず貸し切り300円で窓から久住高原の景色付き。これも釣りの一つ。
温まってリラックスしてアクセルもゆったり気味となる。
今回も狙いのサイズはこなかったが,それはそれで意味があるからだと考えて,また笑顔で去ろう。 |