落とし込み釣行記2014/3月

 釣行日場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
3月26日(水) 大分 26 満4:27
干10:13
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うす濁 カニ 3 51, 35, 52

桜 チヌ

3日ほど前にはつぼみだった桜が一斉に満開になった。急激に20℃を超える暖かさとなり桜も慌てたのだろうか。

3月末の平日に休みをとって釣りに行くのを前々から楽しみにしていたのに崩しかけていた体の調子もこの暖かさで結構いい。

14-3月桜並木

 

が、今年の3月末の平日は潮が悪い。

しかも西側は雨が強く降るらしいので、迷った末に比較的雨が少なく風も程良さそうな大分へと決めた。

 

久しぶりの落とし込み一人旅。

年ごとに体力の衰えを実感するが気持ちだけは若くありたい。

 

 

夜中1時前に車を発進。目的地まで4時間半と見ていたがゆっくり気味に走った割には若干早めに到着。

雨は降っていない。暖かい。

いきなり春が来たなぁ。

 

 

夜が白み始めてからヘチもどき3.8mを伸ばしてまず護岸すれすれにそぉ〜っと餌を落とす。

期待に反して無反応。

2投・3投…やはり潮のタイミングが悪いからかな。

小場所が多く一カ所で粘っても無駄な落とし込み釣りの護岸巡りパターンは、そこそこの場所で潮の上げ下げ・高低といい条件のタイミングが合わないとつらいことになる。

いい潮周りのときは、場所巡りの順序が組み立てやすいけれど今日はいいメニューが組めない潮となっている。

 

 

14-3-26-51cm

5投目、メイタのような51cm

5投目、しょうがないのでヤケ気味に前にシュッと投げてみる。

 

着底後、少し流れていく潮に仕掛けが一緒に動いていく。

糸にも穂先にも何にもアタリらしい変化はないがキイて見ると魚の感触。

そのまま竿をあおり気味にアワせてリールを巻く。デカくはないがメイタのようでもない。

4号糸と竿の弾力だけで魚が浮いてくる。タモイン。

 

一日ノーバイトも頭をよぎったから早めに型が見られてよかった。51cm。

縞がくっきりとしたメイタのような若々しさの年無し。こんなのがばかデカいのに育つんだろなこの海では。

 

後が続かずにすぐに見切りを付け移動。

雨予報で用心のために着ていた合羽もインナーも脱ぎまくるほど暑くなった。

 

 

3カ所目で藻の先に振り込んでメイタを追加したのみで、また移動。

 

 

もう潮は最干潮近く。流れも止まりここもどうかなぁ。

唯一、風が少しだけ正面から吹いて海面がざわついているのがプラス条件ぐらいか。

糸もワンランク落とす。

意外、3投目に底で居食いしていた。

 

アワせたまではいいけれど、リールを巻こうとすると糸が手元で絡んでしかもリールに複雑に巻き付いているではないか。

14-3-26-52 cm

年寄チヌでラッキーでした

巻き取れないので魚はそのままにしておまつりをほどくこと5分あまり。

魚は途中引いてはいたが、もう根にでも入ったのか反応がない。

 

リールを巻いて糸を張ると、オッ!まだついているし巻き取れそう。らっき〜♪

ゲット!これは年寄りのようなチヌだ。若い元気なヤツでなかったのが逆によかった。52cm。

 

狙いのヤツじゃなかったがとりあえず年無しでOKてことにしてと。さぁ。続けて!

と思うが、やはり後が続かない。単発だ。

 

 

移動。また移動で15時頃からは雨も降り出してヤル気をそぐ。

もうやめて帰ろうか、いやせっかく来たのだから納得いくまでと気持ちの葛藤が続く。

 

 

結局、計12回もの移動を繰り返し17時半。

まだまだ明るいが雨が強さを増してきたところでハリスを切る。

このラインカッターでハリスを切る前の戸惑い。そしてプチンと切るときに何とも言えず胸がきゅんと淋しくうずくのは僕だけかな。

でも同時に次の釣行への思いも湧いてくる。「次は!」だ。

 

 

春は始まりの季節。

車は桜並木の道を来たときとは逆にとおりぬけていく。




 釣行日場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
3月16日(日) 長崎SS堤 16 満9:15
干15:22
12〜13
暑い
北弱 やや濁 カニ 33、43×2, 45×2
49

ちんちん倶楽部と 再び

寒くて天気も悪い土日が続いて釣りに行く気にならなかったので、家のことをしたり、実家に帰ったりして過ごしていた。

ようやく気温が上がる週末になりそうだなと思っていた矢先、ちんちん倶楽部の深谷兄ヤンからお誘いのメールで前回を同じくまたお世話になることに。♪♪

 

 

兄ヤンの熟練操縦ボートで上がった波止は、夜の残りの冷たさでまだひんやりとはするが風も殆どなく寒くはない。さいこ〜!

沖堤はやはりきもちいい〜!

 

 

おだやかな状況は落とし込み釣りでは一般的に不向きだが、ここだけは違っていて潮の流れがすこぶるいいので喰いには殆ど影響はない。だから風がないのはとても嬉しい。

ただ濁りやはりあった方がいいけれど、今日は前回ほど濁ってはいない。その代わりに水温は12℃と上がっているから悪くないのではないか?

 

そう期待しながらゆっくりと準備をしているとあっという間に準備を済ませたマッちゃんが釣り開始。

僕が準備を終えて歩き出した頃にもう掛けて取り込んだ。

そう、気合いが違う。

こういう気持ちって大事と思いますネ。前日までにいろいろ考えて周到に準備をしてシミュレーションをするというような。

彼の気合いから仕事をしていてもついアワセを入れて手が動いてしまうような、そんな燃えるような思いや気持ちを久しぶりに感じたね。

 

 

満潮までまだ2時間以上あるけれど釣り始めた頃はもう潮止まりのようだった。しげさんが内側で1枚上げてからみんなぱっとしない様子。

 

 

クーラーに座っていると潮が動き出したようでみんな1枚2枚と釣り上げてるけれど僕にはまだそれらしいアタリはない。

 

潮の流れが更に増し満潮前で水深も深くなりアタリは底だけのようなので、6B1個から始めて結局鈎下のあまり糸に6B 3個付けてでどうにか自分のイメージする釣りができるようになる。

14-3-16 43cm

1枚目 出遅れてかなり ホッ

 

そうする内にやっと底キキでチヌの喰いキャッチ。1尾目、43cm。

だけど、ここの魚はとてもいい引きをして楽しませてくれる。

 

さてさて、かなり遅れをとったのでここから巻き返しで追いつかなくっちゃ。連れ合って釣りをするとこういう張り合いが出てまた楽しい。

 

しか〜し、前回のように餌を底まで落として少し上げては流して落とすのパターンでは喰ってくれないような感じ。

 

やはり1月経つとチヌの採餌行動も変わってくるようだ。道糸を2号と細くしたのも何か影響しているのかもしれない。

 

で、着底した餌を竿で潮上に引いて少しだけ浮かして止める。そのまま1歩ほど進み止まるとオモリの重みで数秒後にじわっと着底するか喰うかすると上糸が潮を受けて穂先が曲がる。

今回は、流れの中で餌を少し止めるのをしないと魚が餌をキャッチできない感じがする。

 

14-3-16−49cm

49cm グッドコンディション よく引く

 

そうやって鈎ハズレもありながら3尾ほど追加。

 

 

そして、今日最大という引きに遭遇。

強力ヘチもどき竿なのに糸が2号で鈎は管付伊勢尼5号とアンバランスな仕掛けの上にリール逆巻きのなれない仕草。

ここはじっくりと弱らせようとしている内に竿がピン。上げて見ると2.5号ハリスが少し残っているだけで切れている。やはり根ズレでいつの間にか傷がついていたか。チェックを怠ったのは悔やまれる。

 

 

潮止まりで仮眠をして起きると逆の潮が流れ出した様子。

水深はかなり浅くなっているのにかかわらず上層の潮の流れだけが速いのか根掛かり連発。

波止外側を主に釣っている兄ヤンも鈎ハズレ連発でお互いに苦笑い。

 

 

内側の離れたところにいるしげさんだけが頻繁に竿を曲げている。どうやらその辺だけは潮の具合がいいんじゃないかな。

 

そろろそろ17時に近くなってしげさんが離れたのでそちら側に行ってみた。

案の定、潮が横に平均して流れている。

すぐにチヌがきてくれて気持ちよく納竿。

兄ヤンも僕のあとに入って最後の1枚ゲット。

やはり、潮の流れを探り、魚が寄っているポイントを探し出すことが一番肝心かな。

 

 

みんな複数ゲットで良型ぞろいだし、マッちゃんは気合いが功を奏したのか53弱の最長寸を釣ってかなり満足かナ。

バラしも多かったけど、とにかくどれもいい引きいいコンディションのチヌで楽しませてくれた。

 

ちんちん倶楽部の皆さんまた連れて行ってちょーだいね。

14-3-06深谷兄ヤン釣果

 深谷兄ヤン メイタも入れると10枚だって

14-3-16松尾君釣果

年無しキラーのマッちゃん 

14-3-16山田しげさん釣果

しげさん 絶好調

114-3-16越智釣果

 VIVIAN 出遅れをなんとか挽回