釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月16日(日) | 長崎SS堤 | 大 | 17 | 満10:06 干16:09 |
10.5 | 晴 |
北 | やや濁 | カニ | 7 | 40×2, 45×2 43 ,46 ,48 |
ちんちん倶楽部とノッコミ狙い「SS堤、そろそろノッコミになるかもです。どーですか。」 チヌはもちろん、石鯛もシーバスもタイも何でも落とし込み専用タックルで釣る、こだわりの落とし込み師達、ちんちん倶楽部の深谷兄やん会長からお誘いをうけて、ひろみしゃん、松尾ちゃんの中に同席させてもらう。
全国的に大荒れ、大雪となった前日までの荒天とはうって変わり、日差しが出て風予報も4mと絶好の釣り日和。次の日はまた雨となったので、すごくラッキーなスポットだった。
夜が明けたばかりの目的地前護岸についてさっそく彼らが組み立てたボートに乗り波止に上がる。 潮は少し濁りも入り、北の風は強くなく、目の前の山にかぶった真っ白な雪がきれいだ。 ゆったりした気持ちで準備をする。
今日は3.8mの改造ヘチもどき竿に最後は前打ちになるだろうと飛ばしやすい回転式フジリールに2.5号糸を巻いている。ハリスまず2号。鈎グレ6号の下糸に、まだ潮は緩いようなのでまずはガン玉5Bを打つ
早くタックルを組んで外側で釣り出した兄ヤン、数投目に 「キタァ〜。」 もう掛ける。46cmぐらいの良型。さっすが〜!ここの「俺のチヌ」は、いやいやながらでも兄ヤンの誘いには喰わないといけないのだナ。
では!と僕もいつもの内側を荷物の近くから序々にまずヘチ底を落としていく。 んが、突端まで探っても1回もアタリがない。逆向きにゆっくりとした潮について少し前も探ってみるが同じ。3度ほど往復してクーラーに座る。
兄ヤンもあれっきりのようで同じくクーラーのところに来て、 「全くアタらン。」 内側は釣りだしからすでに下げ潮の流れになっているが、どうも2枚潮のように仕掛けが安定して落ちていかない。外も変な感じらしい。 「もう少し潮がよくなるのを待ちますか。」 と、お湯を沸かして、ココアをサービスしてくれる。 まだ、冷たい風だからのどを通る甘くて温かい飲み物はホッとする。
しばらく話をしていると、電話でひろみしゃんが釣ったらしい。 「潮が流れ出したってですよ。」 それではと、歩いて向かうと、マッちゃんも48cmの良型をぶら下げて来る。
僕は、波止内中程でヘチ底を釣る。 かなり流れが強くなり仕掛けの流れもいびつじゃなくなっている。 ここは確実な底取りが決め手なのでガン玉6B追加。それでも流れに上糸が引かれるので着底確認はほんの一瞬。見逃すと根掛かり。 ハリスもすぐ切れるので2.5号に替える。 少ししてキキ上げて掛ける。 荒い根に当たっているのか喰っているのかは、キキ上げないと分からないくらいのアタリ。 45cm。きれいなチヌだ。まずホッ。
ひろみしゃんとマッちゃんがいるところがいいようだというので行ってみると、またマッちゃんが竿を曲げている。 これがまたいい型で50cm。 僕も40cm追加。そこら辺は潮が少し突っかけ気味で緩くて釣りやすい。
そのあとも、ボチボチと釣れて最高潮は14時前後の風が緩み潮も緩み始めたころ。 リールをカチャッと横向きに回して思い切り前に打つ。気落ちよく餌は遠くへ飛ぶ。 着底確認から潮に乗せて底をとばしながら少しずつ扇型に手前に探る間に連続でヒット。 ずっと外で釣っていた兄ヤンも、内側に来て超前で掛ける。これが分厚い体高のある50cm。約2.5kg。
やはり、潮具合って大事やなぁ。魚はいても潮の加減で喰ったり喰わなかったり。
しかし、その後、潮が更にゆるみ、反対向きのゆるい流れとなりアタリは全くなくなった。しばらく潮待ちで休んでいたみんなも上げ潮が来るのが遅いようなのでここで納竿。
さて、片付けをして写真も撮して、ボートに乗ろうとするが潮がすごく下げている。 兄ヤンはぶら下がっているロープで身軽にボートに下りたが、彼らに僕が以前プレゼントした避難はしごを使うことに。 はしごをロープで結び、高い〜!大丈夫かな?と思っていると、 「オチさん、先にどうぞどうぞ。」 「え、オレ?…んじゃ」
はしごに足を掛け、両手を掛け…、一段ほど降りたかな。 バシッ!??? 何が起こったのか一瞬記憶が…。ドンという音で我に返る。兄ヤンのサポートもあったのか切れたはしごと一緒に背中から見事にボートインしていた! いやいや、最後にとっておきの大ドラマ付き。思い出思い出。
それでもみんな無事に帰港して、あとは運転もありがとうでお世話になりっぱなし。 いつもながら楽しく釣らせてくれた。サンキューです。 |