チヌ落とし込み釣行記 2001年 6月 最盛期に突入バイ
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月17日 (日) |
博多 那の津 |
若 | 26 | 満18:57 干 12:53 |
23 | 晴 | 西微 |
微濁 |
カラス |
1 | 45 |
今日は年に1度の第7回ラブメイタ大会だったが、仕事で行かれず残念だった。 情報では250人近く参加があったということで、今年の冷水温のせいで飼育していたメイタの稚魚が死に、放流ができなかったというのに、全国からたくさんの方がラブメイタに賛同してこうやって参加してくれるのはありがたいことだ。 そんな情報のやりとりを疲れた寝ていた熊ラッキーさんとしながら、3時過ぎに帰宅して、こちらも同じく疲れて寝ころんでいたが、なんか背中がむずむずしてくる。 今日は海を見ていないせいかな・・・。なんて思っていたら ピンポーン!ひらめいた。 那の津埠頭!ここならすぐ行ける。 今、5時過ぎだから日暮れまで2時間ほどは竿を出せるゾ。 げんきんなモンですねー。尻が軽いというか。 さっと飛び起き、「チョッと川に行って来る。」と適当に言って、水槽飼育のカニとカラスをすくって、発進! 20分ほどで目的地到着。昨日、鳥喰くんのメールを見て、来て、夕暮れに35pを釣ったオーバーハングで、カラスを付け竿を出すが、今日はアタリがない。 ここをテリトリーにしてる鳥喰くんに電話を掛ける。 「そこもいいけど、沖向きの方もでいい型がきますよ」と、アドバイスをくれる。 「ふーん」試しにと移動。 ここは浅い。竿一本ぐらいである。 しばらくさぐって埠頭角20mほどきたとき、底近くで「シュン!」と泡を立てて糸が張り竿が突っ込んだ。キューンと久しぶりの糸なり。気持ちいいー。 「オオ!案外いい型、40はあるバイ」独り言を言いながらやりとりしてると、はっと気がついた。 タモ!車に積んでいる。アチャー、なんか体が軽いと思っていたんよねー。 すぐ近くで釣っていた人が近寄ってくる 「かかったけどタモがないんよねー。」 その人 「私も持たんとです。」 うー。 車まで約40mか。 「すみません。竿持っててくれます?このまま。ばらしてもいいですから。」と有無を言わさずもってもらい、車へ走り、タモをとって返ると、その人、必死で持っている。
「チヌ引きますねー。すごい」と見ず知らずの私に無理矢理竿を持たされたって言うのに、素直に感心しておられる。こんなとき、釣り人性善説はあたっていると思うネ。 「助かりましたー」とお礼を言ってバトル再開。 もう、たいがい弱ってるだろうと思ってたが、なかなか口を切らない。 「こいつそんなにでかくないのによく引くなぁ」そういえば昨日の35pも結構引いた。 のっこんだあと休憩して、カラス喰って元気が出ているのだろうか。 しばらく引きを楽しんでタモに入れる。40ぐらいかと思ったら45あった。写真を撮って放流。 チョット釣り成功の巻ー。 鳥喰くんありがとう。でした。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月9日 (土) |
長崎 | 中 | 18 | 満9:21 干16:01 |
忘れた ! |
晴 | 西 |
微濁 赤潮薄 |
カニ カラス |
5 | 37,40 40,42,43 |
長崎の50オーバー情報が入り乱れる中、長崎に高速をとばし、、熊懐改名「熊ラッキー」・権藤改名「ギャランドウ」氏と私3人は、ボーズ病を払拭すべく暁の長崎港護岸に車から降り立った。 梅雨の走りだが天気は上々。 熊さんが早々掛ける。えさはカニ。キビレ41p。またまた掛ける。同じくキビレ45p。今年は絶不調だったのに改名のキキメ絶大!2枚釣ってもうリラックスしまくり。 私も同じポイントに入らせてもらう。 上層からじわっと落として底につく。少し待つとチョチョン。「フグですねー」と私。「イヤイヤ、チヌになる」と熊ラッキーさん。言葉通りフグのアタリからグッと穂先を押さえた。ビッとあわせてしっかり掛けた。「やった!3連続ボウズ脱出ーっ。」40pのキビレだった。 また熊さんにアタリ。ところがこれがすごかった。竿をのされ、桟橋の内側に糸を出されて2号ハリスをぶっちり切られた。 「これはめっちゃでかかった」熊さん。「60ですよー。フフフ」私。内心ホッ。イケマセンねー。 その後、さっぱりアタリがなくなったので、私は埋め立て地の岸壁まで移動。 カラスダンゴを付け落としていくと、水面下3mぐらいでグーッと穂先に乗った。瞬間合わせたが、ガーンと竿をのされる。 (このR社2.1mの短竿、感度・強度・糸の操作とも抜群だが、唯一弱点がある。竿じりが短く手首の力だけで竿を操作しなければならず、チョッと高い波止で大物とのやりとりの際、片手ではチヌの引きに負けてしまう。しかも、この竿に4号道糸を巻いてるという理由だけで持ってきた鳴門リールを付けていたもんだから。このリールがまた、竿じりを握る位置をさらに短くしてしまう結果となっていた。竿やリールが悪いんじゃない。場所のタックルバランスが悪かった) 急いで左手を添え竿を起こすと、こいつはヘチに沿って右に猛ダッシュを開始した。何しろここはスリット。入り込まれる前にと!こっちも遅れてダッシュー! リールを巻きながら、必死についていく。もうチョットで追い越せそうなのだが、相手は重い・速い!こいつはまたでかい。20m・・・30mどんどん走る。こっちも巻きながら走る走る。変な格好なので腰がだるい。手首がだるい。足がー。追い越せない! 右手にはでっかいフェリーがスクリューを回し出航の間際。もうあまり近寄れないー。 おっ、少し浮いてきたか。へぇーぇぇ。ほっとして、つい立ち止まってしまった。これがいけなかった。 やつは少し軽くなったもののスピードを緩めずそのまま右手に走り、私はもうついていけないまま、糸がすーっと岸壁に近寄るのを見てるだけ。 そして、ハリス2.5号がプツッ。あっけなくスリットでさようなら。・・・・(>_<) その後、マチヌ40p、場所移動してキビレ42,43、また移動してマチヌ37p計5枚の釣果で3連続ボーズを脱出したのはまあまあうれしかったが、逃がしたあいつが頭から離れない。取れないやつではなかったが、体力不足、根性不足、タックル選択ミス。 これでまた闘志が湧いた。しかし、最近とみにアタリを逃したり、ばらしたりすることが多くなった。 これって老化現象? いつまで続くか修行の旅。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月3日 (日) |
博多沖防 | 中 | 12 | 満 7:36 干 14:06 |
22 |
晴 | 南西 |
微濁 | カニ カラス |
0 | また ボーズ |
2001年AMA第1回大会 この日のために自分なりに作戦を立てていたが、結果として全くのは・ず・れ! 作戦とは、 「でかいのは来ないだろうから、30p台の数釣りで行こう。」である。 作戦その1 ○喰わないやつでも食いたくなる餌 一週間前から豆ガニと泥ガニを計300採ってきて、毎日新しい水で 洗い大事に保存してきた。2日ほど飲みごとや泊まりが続き、豆ガニは 半分ほど死んだが、何とか生きのいいやつが残った。これでぱっくんと 言う計算。カラスは当日採ってと! 作戦その2 ○喰わないやつでもだます細仕掛け ・道糸2号、仕掛け糸はハリスの1.5号に目印をつけて ・ハリスは0.8号 ・ハリ伊勢尼5号にヒューズ巻き 作戦その3 ○新波止に上がる ・この時期一番確率が高い。 と言う作戦をもって自信満々で新波止へ。先端からまず元気のいい泥カニを付けて落とす。足をばたつかせて落ちていく。よしよし。・・・・・しかし、フグばっかり。豆ガニはなお悲惨。早くも予定外。 波止中間で鳥喰くんが35pぐらいを前打ちで早々釣っている。 アタリなしで波止根元までついた。トバちゃんがそこにねていてやる気をなくしたが、広島の伊藤さんが白灯から歩いてきたところに出会う。3キロほどあるのに・・・。こりゃ頑張らねば! 今度は逆に突端向きにカラスだんご、一枚がけを替えながら丁寧に落としていく。全く反応無し。 とうとうもとの突端につくと、KUMAさんURAさんたちが突端にしゃがんで流している。 「何かいいことありました?」と聞くと 「2回あたりましたよ」「フグでっしょう?」「いいや・・・」 一緒に流してると泥カニが、半分甲羅をはがされたような感じ。「これもしかして」 KUMAさん「これは。・・・らしいですね・・・・」みんなあまり釣れないので、メイタの仕業かどうかも分からなくなった。 しかしこれがいけなかった。もしかして・・と言う気持ちでついしゃがみ込み、仕掛けを上げたり下げたり・・。ついにはKUMAさんと世間話や今度は何処に行こうとかおしゃべりにふけってしまった。 11時半頃、どこかに行っていたURAさんが戻ってきて 「越智さんたちが話し込んでる間に会長が1枚上げましたよ。」 「えーっ!」やられた!また! 立ち上がって見てみると、沖側は潮が下がって沖からの風が当たりジャバジャバしている。 「し、しまった!」絶好のコンディションになっていたのに気がつかなかった。 ヘチをあわてて探っていったが、もう、遅かった。納竿の12時。 と言うことで、また、またボーズ。 しかも、上田会長の逆転パターン。これはまずい! 会長、はまるとこれからもいっときこのパターンが続くときがあるのだから。 一つの事にだけ気が向いて周りの状況をつかめなかったことが敗因である。反省! 思い出した本がある。 「チーズはどこへ消えた」という本の中のことば 「早い時期に、小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく対応できる」 |