チヌ落とし込み釣行記 2001年 12月 新しい年へ助走
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
12月31日 (日) |
長崎 | 大 | 17 | 満 9:01 干15:57 |
15.0 | 晴 | 弱 |
澄 | モエビ | 5 (キビレ) |
38、35、33 34×2 |
今年は竿を納めたはずだったが、RISU会長が電話で「31日いかんねー?」と誘いをかけるものだから、節操もなく食いついてしまった。そこで、KUMAさんに誘いをかけると一発で食いついてきた。それを、家内に話すと、メンバーを聞いて「バカ3人!」と笑い飛ばされた。 かくして3バカは早朝より長崎を目指す。 大晦日の空には、星のイルミネーション。中年チヌフリークを励ますようにきらめいている。 ところが! 真っ先に掛けたのは、7月から自営の事業拡大で、落とし込み冬眠をしていたKUMAさん。一度9月にもっこりと穴から出て、唐津で55.5を釣って、また眠っていたんだが、今日は、7時半にはすでにキビレ40、39を上げ、絶好調。 そのうち、ちょっと離れたところで前打ちをしていたRISU会長がKUMAさんポイントに来て、ジトーッと探っていたが、ついに掛けた。キビレ41p。 ひえーっ。おそろしや。 さすが、名手熊懐・落とし込み伝道師上田会長! ダブルパンチを食らったわたしは、もぞもぞしたアタリをアワセきれず、早アワセもダメ、食い込むまで待つとモエビがグチュグチュになってそれっきり。悪循環のドツボにはまりこむ。 場所変え3回の後、また、初めの場所に戻ってくる。 KUMAさん、「アーッ!」と吠え、大物をハリハズレ。 その場所でRISUさんと二人で並んでメッキを釣っている。 わたしは一人探り回るが、なかなかアワセきれない。 悪いことにメッキもつついていたずらをする。 2時を回った。もう帰る時間だが、二人はわたしを気遣い、終了の笛を吹かない。 ありがたやー。 ちょっと前に打ってみた。午前中もおなじ事やってダメだったのだが、今は潮がうごいている。
キビレだがやっと来た。うれしかったナー。 それから、型は小さめでキビレばかりだが、前でもヘチでも入れ食い。20分ぐらいの間に5枚釣って、もういいと納竿。 これも、帰る時間をのばしてわたしが釣れるまで待っててくれたお二人さんのおかげだ。 3バカトリオの熱き友情?を感じた2001年の大晦日だった。 また、2002年もよい年でありますように。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
12月23日 (日) |
佐世保 | 小 | 9 | 満14:37 干 7:39 |
14.0 | 曇 | 北西 |
微濁 | モエビ |
1 | 43 |
師走も押し迫ってきた。ジングルベルの音やイルミネーションのきらめきが、1年間じっとこの「とき」を待っていたように巷にいっせいにあふれている。 釣り仲間も忙しいのか連絡がない。と言う自分も暇ではなく、昨日は日中は仕事をしていたんです。夜からはハリーポッターの映画を家族で見たけど・・。(まあまあ面白かったが、これは、本を読んでいない人は展開がはやくてストーリーがよく分からないんじゃないかな) 一人でいける中距離の場所が佐世保しか思いつかない。朝は寒いし、満潮前後を狙いたいのでゆっくりと出発。 10時に干尽に着く。まず、水温。14℃。まあまあかな。去年の今頃と大体同じだ。おそらく今年いっぱいはこのくらいの温度で、次の寒波で一気に2〜3℃下がってしまうだろう。濁りも昨日までの風の影響で結構ある。今日はひよっとしたらいいかも! 今日はモエビで試してみよう。 上層3mぐらいまでをモエビを付けて探っていく。案の定、エサ取りも少なくなっている。 30分ほどして、矢引ぐらいエサが入ってから糸が止まった。ヘチすれすれだったから壁にモエビがくっついたかな?と思っておもむろに糸を張ると、付いている。魚が。 半信半疑で軽く合わせたのがいけなかったのか、アワセが遅かったか、そいつはしばらく下にグイグイ引き、スーッと沖に走ってパッとはずれた。 「シマッた!これっきりかも」 バカバカ!
反省しながら、タナを水面下2mまでに絞って打ち込んでいく。 8投後、一ヒロで止まった。 今度は素早くキク。 喰っている (^_^)v パシッと合わせる。 こいつもグリグリっと下に突っ込み、スーッとちょっと沖に出て、再び絞り込む。 ガンガンとしつこく暴れるが、今度は慎重に。一度、ハリハズレすると、なんかもう一度ありそうなんだよねー。 無事タモ入れっと。 ホッ。 43p。10時40分。 その後、アタリ無し。 一応、型を見たので、ちょっと下見のつもりで、半島を巡ってみる。 見つけました!竿は出さなかったけど。いい4連浮き波止が!初夏にボートで渡ってみよう。もう一カ所。対岸に見えた広ーい埋め立て地の岸壁と100mばかりの波止。ここも半島の端なので潮通しよさそう。 下見を終えて、鯨瀬でしばらく竿を出すが、全くあたらない。メイタだけ。去年と全然アタリの数が違う。佐世保もずいぶんスレたんじゃないかな。 ひよっとしたら、今年の釣りも今日が最後かも。 来年は、また、いい出会いがありますように。(^_^)/ |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
12月16日 (日) |
唐津 | 大 | 2 | 満10:51 干 4:15 |
13.5 | 曇 | 西微 |
微濁 | モエビ |
0 | − |
昨日の寒さは、本格的な冬を感じさせた。 この時期になるとバレーで痛めた左手の親指、右手小指がしびれる。いやーな季節。 釣りに行く気がせず。朝は7時半頃目が覚めた。 ゆっくりと朝食を食べてテレビを見る。平和な日曜日・・・。 しかし、長女はすでにバレーの試合に行っていない。 家内も見に行くという。自分は昨日見に行ったから今日はいいだろう。 長男はボーイスカウトで慈善鍋のボランティアに行くという。 つまり、もうすぐ自分以外はだーれもいなくなるってこと。 家でじーっとしておくほど退屈なことはないので、しょうがなく 道具を出す。 この寒さ、モエビがいいかも。 カニを逆さ桶に入れ、カニと同居しているモエビをブクに入れる。 (このモエビ、淡水系なんだが、塩水でも、もう1ヶ月ほど入れてるのにピンピンと元気なのである。たまに死んでもカニ君の餌になって、今の時期すごーく便利な飼い方なんだな、これが。特許申請中。爆) 車をとりあえず西に向け走らせる。 佐世保はちょっと帰りが遅くなるので、唐津で止まった。11時前か・・・。 東港。まず、水温を計る。 13.5℃。 ウェ−、ずいぶん下がったなぁ。 上げ潮がまだ少しうごいているが、桟橋・波止、全く反応なし。時折、小さなメバルが喰ってくる。 移動して西港、4.5にズームして前を丹念に探るが、ここもメバルと。ダメかー (=_=) やっぱり、佐世保だったかナー、と思ったが、唐津は当分×印をつけていいことが分かったから、まあいいかと早めの帰還でした。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
12月9日 (日) |
佐世保 | 長 | 25 | 満3:17 干9:26 |
16.0 | 曇晴 | 微 |
微濁 | カニ |
2 | 43 42 |
先週は、気分が乗らず釣りに行かなかったので、今週は何とか1枚でも出したいと思っていたが、昨日は小倉で飲みごと。 帰りの電車でフッと眠ってしまい。あと1秒で乗り越すところを、気がつき、閉まりかけたドアのすき間から、すべり出た。セーフ! 帰ってきたのが11時過ぎ。布団に入り、うつらうつらして目が覚めると4時20分。ちょうどいい時間だ。昨日からタイミングがいい。 まだ、酒が残っている感じの重い体をヨイショと起こして、水槽のカニ君も起こして、夜明け前のどんよりした空を見ながら大きく息を吸い込み出発。場所は車の中で決めるとして、とりあえず西へ車を走らせる。落とし込みは気ままでいいね。 ハンドルを握る手はなぜか都市高速を選び、西九州道路へ車を走らせる。唐津を横目で見ながら、なお、伊万里へ。そして、とうとう佐世保みなとインターまで・・・。来てしまった。 本当は別な場所がいいのだが、とりあえず1枚をというときはやっぱりここかなぁ。 しかし!トランクを開けて・・・愕然! 玉網がない。しょうがなしに近くの釣具屋で一番安いアルミ枠を買った。トホホ。無駄な出費。給料前というのに。しかし、これが沖波止だったら。買いに行くことも出来ずアウトだ。いいほうに考えましょう。 と言うことでやっと竿だし。7時半。水温は16度。だいぶ下がったな。 まず、1枚見たいので干尽台船へ。ガン玉1号でゆっくりと2mまで探る。だが、全くアタリ無し。
ぐるっと一回りしていると、糸が一瞬止まり、エサ取りかと思う間にガン!と引ったくった。横にピュンと元気よく逃げる。が、竿にグンと抵抗が掛かるとすぐに走りをやめた。軽い。 「メイタかー。」 がっかりしてあしらいながら竿を上げると、あれーっ。40越えじゃない。 ラッキー。買ったばかりのタモ網で掬った。ヨカッター、役に立って。43p、体高のあるオスだ。8時半。 ここはこれっきり。次は、護岸。だめ。車を移動して、期待の沈み波止へ。ここもダメ。 最後に、鯨瀬へ。 浮き桟橋は全くだめだ。相変わらずフグが釣れる。
ここは、ケーソンに大きな穴が数カ所空き、潮がケーソンを通すように作ってある。 その、穴のキワ角を重点に落としていく。 糸が一ヒロぐらい入ってフワッと止まった。またフグか?と、そのまま糸がわずかに横に動く。チヌだ!張って、合わせる。 今度は、元気がいい。ガンガンつっこみ夢幻海2.1mがのされそうになる。竿尻が短いと高い場所ではどうも力が入らない。 結構楽しませてくれて、上がってきたのは、スマートでまだ若い感じのきれいなチヌだ。42p。 ちょうど12時。そのあとちょっと探って、もう、ネバってもタカがしれているので、打ち止めに。 佐世保も、以前のような活性は無くなった。1カ所で1回あたればいいほうで今後どうなるのか。来年は回復することを願って、来た道をまた一人で戻った。 |