チヌ落とし込み釣行記 2001年 8月 短い夏を惜しみつつ釣る!

 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
8月25日
(土)
鹿児島
k港
11:28
干 5:26
(鹿児島港)
28 東〜
北西
超澄 カニ
41
35
  鹿児島K港沖堤でイシガキが入れ食いという情報を瀬渡しの船長から入手。あわよくば2〜3sのイシダイやデカバンチヌがと電話でささやいてsakaiさんギャランドゥさんを誘惑し、0時に出発。5時前10分に到着すると渡船がすぐに来た。
  
  まずは、岸に近いケーソンに上がって夜明けを待つ。ここでチヌを釣って、そのあとに沖堤でイシダイを山ほどというもくろみだった。ほどなくすると明るくなった。
 
  しかし、薄暗い中で見ても、底石までくっきりと見える。しかも、べたなぎ。
 「すけすけバイ。最悪!」
  案の定、明るくなって見てもチヌはいない。ケーソン際は勿論、捨て石先7mほどまで、はっきりといない!アチャー (>_<)
  釣れるのは小さいアコウやアラカブ。
  こうなったら、波止がわりが待ち遠しい。
 
  9時に渡船が来てくれ、沖堤へ。しかし、そこも地獄だった。
  やっぱり、すけすけ。7〜8mの底が3mぐらいの感じできれいに見える。
  ギャランドゥさんは、燃えに燃えた完全にイシダイ狙いで、釣座を決めると張り付いてように動かない。(納竿1時間前に、執念で1枚の30pぐらいのイシガキを上げるが勿論、むすっとしている。)

  sakaiさん。あきらめて動き出し、30オーバーのチヌをゲット。
  「いるのねー。ヤッタネ。それはキープバイ。」
  私はそう言いながらも、今日はカニしか持ってきてないので、まだ、ヨコシマな未練を捨てきれない。
  でも、状況は変わらず、ベラのグーッと穂先を押さえるだましアタリに我慢していたが、
  ついに切れた。
 
  「やーめた。」
  チヌ釣りに転換。
  タモを担ぎ、キワを落としているsakaiさんを300mぐらい一気にワープした。
  覗くと案外チヌがいるじゃないか。(ここはsakaiさんにおいといてと)
  また、100mほどあるいて落とす。暑い!滝のように汗が流れる。どろどろの熱地獄!
  しばらく、いくと、また、たくさんいる。中にはでかいのも!
  でも、なかなか喰わない。
  移動して、波止際から2m以上下がり、糸をそーっと落としながら竿下の糸だけを見ていると、糸がふける。「来たか?!」キイて確認し、合わせる。40pほどか?7mのタモを精一杯伸ばしてやっととった。41pの今日の潮と同じようなきれいなチヌだった。
  そのあと、同じようにして35p追加。しかし、その2枚でほかのチヌたちは警戒し、底の方に逃げて、デカバンはおろか、もうメイタも喰わなかった。
  
  濁るとよさそうな波止だった。親切な船長に「また来まーす。」といって鹿児島をあとに。  今度は秋口に行きたいところだ。
 

チヌがいることを教えてくれたsakaiさん
黙々と釣りますパワー抜群!

 私、ふらふら、熱中症寸前

 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
8月18日
(土)
長崎 29 6:55
干 13:27
29.5 南〜
北強
カラス
51.6
47
 久しぶりの釣行(といってもそんなに空いてないが)。会長と処女地にボートで渡ろうと、もくろみ、張り切って長崎へ。
 
 目的地前岸壁に着くと、ボートを出す場所にたくさんのアジゴ釣りの人がいたので、恥ずかしいからいなくなるまで近くで竿を出すことに。
 といっても、そこはお盆に0o久保さんが3号ハリスをもぐられて切られっぱなしという場所。
 対策として自分は5.3mの剛竿NFT新提にバイキングに巻いた3.5号PEライン・3号ハリス・ハリ伊勢尼13号。
 RISU会長は・・・とっても言えない超ハードタックル(爆爆)。
 
 5pカラスを付けて探っていると日陰にでかい陰発見。隠れてそーっと落とす。糸だけを見ながら引き込みか止まりかと期待するが反応無し。

1.6p つないだまま放浪して戻ってきたら
チヌくんがかわいそうなことになってたのです。
ごめんなさい。
南無−。
 少し移動して角に落とすとスーッと糸が伸びた。竿先でのせながらグンと合わせる。
 障害物に逃げ込もうと斜めにぐんぐん引くが何しろこのタックルだ。ぐーっと力任せに広い場所へ誘導して浮かせる。結構いい型50オーバー。
 その後も、まだこれよりでかいのがあちらこちらで2〜3匹づつ出たり入ったりしている。しかし、こいつら、餌を落とすときには反応しないが、カラスが近くに来てそれを見つけると、びっくりしたようにピュッとにげてしまう。
 「おいおい、えさやないか。喰えよね!」
 底ではでかいハトポッポが入れ食い状態でがっかりさせる。
 結局、その後は喰わせることが出来なかった。
 
 次は、目的地。人も減り、出航。わくわく。さあ爆釣!と二人で落とす・・・が・・ナーンにも喰わない。会長がハトポッポを釣っただけ。20分ほどして引き上げ。
 
 それからは、放浪の旅。あっちこっちとちょこちょこ竿を出す。風は台風の影響で強いが、何処も澄み切ってダメである。もう疲れと暑さで頭痛がひどくなりだした。
 E港の波止で一ヒロの止め当たりで47をやっと出し。また、移動しながら日暮れまで釣った。
 途中で会ったOo久保さんも苦戦しているようである。(帰路で「やっと42上げましたぁ。」と報告が入った。よかったね。なんと、泊まって次の日もやるそうである。よかよか!)
 
 この日は、えーっと、計12カ所?も放浪したことになる。
 「この年になって、こんなことするとは思わんかったバイ」
 と会長。同感!何しろ若いときからの珍道中コンビだから。
 何に動かされてここまでするのかねー。惰性?正解かも・・。
 落とし込みはそれだけ魅力たっぷりということか。   



 釣行日   場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   餌 釣果 サイズ
8月5日
(日)
博多沖防 15 10:03
干 16:43
27
カラス
 博多湾のメイタの放流をマリゾンで行った。今年は稚魚も水温上昇でほとんど死滅したが、釣り公園の協力で、残りの数千匹の放流であったが、はやと丸船長はじめ、釣り人の同志が集まり、何とか今回は実施することができた。

  RYOBIの大会が午前中からあっていたので、放流後、1時頃から参加したが、全くアタリ無く終わった。
 優勝はAMA新人の大久保さん。カニで3〜4枚メイタを釣り、その中の一枚長寸で優勝。
 チヌは出ず、1位を含め3位以内に2枚の2歳キビレが入賞魚となる。初めての現象である。
 博多湾が変わってきていると痛切に感じる。
 自然現象+埋め立て工事の影響と思われるが、どうしようもない。
 それでも、Eさんの中一の息子さんのように、落とし込みを熱心にしている姿をたのもしく見ることができた。
 いつまでも子々孫々、釣りが楽しめる博多湾・環境を大事にしたいと思う。

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