落とし込みステージ 新波止

 

博多沖の防波堤 新波止写真

博多沖の防波堤 新波止の概説

 新波止は、はやと丸によると、昭和58年から着工60年に完成。管理人が落とし込みを始めた頃はちょうど作っていた最中だった。
 全長約800m、幅5.7m。満潮時水深約5m、捨て石は約2.5m入っている。
 構造は、パイルにH鋼+コンクリパネルと複雑で、中は空洞になっている。潮の通しは大変よい。写真のように、上部は穴が空いており、うっかりしていると落ちるので注意。
 落とし込みは、ヘチ、前打ち、超前と、いろんなパターンで実績がある。


 

新波止壁面

新波止の壁面

写真のように、波止上部を内側・外側に並ぶパイルで支えている。波止内部は空洞。
 パイルにH鋼が付いており、一番外側に高さ1.3mのコンクリパネルが上下3枚付いている。幅35cmのH鋼同士の間は約1.6m。パネルとパネルの間は約30cm。
 ヘチの落とし込みは、出入りする潮を避けてH鋼に沿って落とすのが基本。

新波止 付け根

新波止付け根

写真の場所から、手前に曲がりを経て角テトラへ続く。
 パイルにH鋼・コンクリパネルが付いている状態が分かる。暗くなっている場所が中の空洞部分。
 このあたりもヘチ・前打ちのいいポイントであるが、浮子釣り・サビキ釣りでもいいポイントなので釣り人が多い。