チヌ落とし込み釣行記 2002年4月
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月29日 (日) |
長崎 長与 |
大 | 17 | 満12:26 干 6:41 |
17.0 | 晴 |
北・西南・西 |
薄濁 | フジツボ | 1 | 44 |
長与の回想 日曜なのにしっかり仕事をしていたら、権藤さんが「明日、行きましょ〜よ。」と電話をかけてくるもんだからつき合うことに。 上田会長も同行である。 場所は大村湾長与の白髭切れ波止。 6時に渡船に乗り、波止上がり。 10数年ぶりだ。再びやってきた長与。 ここは、若い頃、長崎・大分・山口と一人で釣り歩いていた時代に、ときどき立ち寄った場所である。大型は釣れなかったが、それなりに楽しませてくれた。ちょっと山道に車を走らせると、ミカン畑のあいだから現れる堂崎の磯など、山と海の自然の風景がとてもよく、好きなところだった。 思いを巡らしながら眺める景色も全くといってほど変わっておらず、タイムスリップしたような錯覚に陥る。 30才前半の若い自分が昔ここに立っていたなあ…。 さて。 ここは50mほどの短い波止だから、3人でもう満員の感じ。15分探ると1周してしまう。 内側は若干濁りがあり良さそう。潮はほとんど動いていない。(結局、最後まで動かなかった。) まず、3号ガン玉をダゴチン専用3号ハリに付け、カニで上層を探るが1周しても反応なし。時間がたつごとに、3人すれ違いながらお互い顔を見合わせ、ダメかな〜という苦笑いを交わす。 餌を変えてみよう。 持ってきていたフジツボをノーシンカーで付ける。 6時40分、3mほど沈んだところで糸がちょっとピクンとなったと思うと、ガーンと竿まで引ったくった。 反射的に竿を起こして、ケーソンの穴にもぐられないよう動きにあわせながらぐっと我慢。 夢幻海3.1はほとんどたわむことなく、程なく魚が姿を現した。 でかくないが、元気のいいチヌだ。居着きのように黒い。44p。 久しぶりの精悍な姿に思わずほおがゆるむ。ほっ。
権藤さんはカニオンリーで底・前ねらいに徹し、2回掛けて2度バラシ。2度潰されとアタリは一番であった。 上田さん、イガイとフジツボで計4回アタリ。大好きなイガイで、着底の瞬間のアタリを取って、41p。 ここは3人は多すぎる。一人か、せめて2人まで。 船長は、落とし込みは波止の上に置いてあるカニ網などを踏んだりするので波止には上げないと言うことだが・・・。 若い思い出の中にしまっておいたほうがいい場所かもしれないな。 |
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月7日 (日) |
佐世保 | 長 | 25 | 満6:21 干12:11 |
15.0 | 晴 |
無〜西 |
濁 | カニ |
1 | 41 |
2ヶ月ぶりのチヌ 職場が変わり、超ハードな1週間であった。こんなときこそリフレッシュが大事だよ。 体がこわり頭痛が止まなかったが、睡眠をとれば治ると信じ、早めの就寝。 4時半に大久保さんが迎えに来て(何しろ車で3分のご近所さん)佐世保に出発。 少し雨が降っているが前日からの強風・大雨は、なんとかおさまっている。 みなとインター前の海は、しっかりと濁っている。これが吉と出るか、凶と出るか…。 流れ込んだ枯れ草が水面にびっしりと漂っている。長潮というのに潮の動きは激しい。おそらく雨の増水が影響しているのだろう。 ここの自分の定番タックル、夢幻海2.1m、マミヤの木駒に3号道糸、ハリスは2号、ダゴチン専用2号バリに潮の速さを考え重めのガン玉1号。 前日釣行した徳重さんからの情報では、ハリス分で喰ってきたらしいので、小さめのカニをつけ、タナ2mまでを狙う。 流れる枯れ草がじゃまをしてうまく入らないが丹念にヘチを落としていると、ハリスが入ったところで止まる。同時に穂先がチョチョンと揺れる。一呼吸おいてキュッと合わせるといきなりバシャバシャと水面を割って暴れて、パッとはずれた。 アチャ−!最初からばらし。(>_<) 喰いが浅いらしい。何しろ2ヶ月ぶりのアタリなので、躊躇したのがいけなかった。 ちょっと場所をはずして、しばらくしてもう一度同じところに落とす。 また止まる。同じアタリ。きたきた。ウッシッシー。今度は素早く合わせる。 しっかりと掛かった。期待に添わず、元気なメイタのようにキュンキュンと引く。
竿でためて、浮いてくるのをじっと待つうち、だんだん引きが重くなってきた。 「あれー、35pくらいかな」 顔を出すともう少し大きいようだ。 タモ入れして測ると41p 何とかチヌって呼べるサイズかな。よかったよかった。7時10分。 それから2度上層と前打ちで甲羅をはがされた。押し寄せるような潮とともに水面いっぱいに漂う枯れ草でアタリがとれない。 そのうち潮も動かないようになり、さっぱりになった。 あっちこっち二人で移動したが、どこも生体反応も無くなった。 疲れが再びでてきた。どーもからだが言うことを聞かないので1時半に納竿。 しかし、これで、ボーズ続きから脱出。 さあ、爆釣を夢見て再出発だと自己暗示っと。 |