釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月23日 (土) |
壱岐 | 中 | 12 | 満 6:47 干11:42 |
13.5 | 曇 |
北西 西 |
やや澄 | カニ |
− (サンバ) |
− (38.5) |
壱岐揚々と壱岐ましたが・・・ 長崎はまだ釣れているようだったが、あまり押しかけるのもなんなので、ほかのところに、行こうと考えたものの、川内はもう少し早い感があった。 こうなったら、未開の地へ冒険。 sakaiさんと、今の時期全くデーターのない壱岐郷ノ浦の沖波止へ決めた。 明恵丸船長情報によると、 「磯ではチヌは釣れているが波止は全く分からない。」 それでも、修験者は勇敢にも(無謀ともいう)朝8時出航の高速水中翼船ジェットフォイル「ヴィーナス」に乗る。 9時10分郷ノ浦到着。待っていた明恵丸に飛び乗り、中波止へ。 べた凪。北西風が時折内側をざわつかせている程度。 水面を見て、可能性低いなと思うが、とりあえずやってみるしかない。 夢幻海ヘチ3.1m、ライン3号、ハリス1.7号、ハリダゴチン専用2号にあまり糸にガン玉1号。カニを付け、上層5mまでにタナを絞り込み落としていく。 2m程落とすとすぐにラインが止まり、ベラ。引き込みでベラ (*_*) 長い波止を丹念に1周した。ベラベラ・・・。底まで落とそうとしてもすぐにやられる。 カラスでしばらくやってみるがアタル気がしない。ましてモエビは使う気がしない。 sakaiさん。モエビだけだったけど苦労しているみたいだ。 「こりゃ、チヌはおらんバイ!」 12時に波止替えを決めて、赤灯へ行く。西風がだんだんと強くなった。波止に平行に吹くので釣りにくい。船長おすすめのポイントで粘るが、ここもベラ攻撃。あまり糸のガン玉を3B+4Bにして底を丹念に探る。・・・ベラ。 あきてきて、sakaiさんどうしたかなと見ると、反対側のコバで無心に竿を振っている。 内側を落としながら近づいていくと、端の方だけ上げ潮が流れている。 引かれ潮の内側をしばらく流していたが、なんだかいい雰囲気。 sakaiさん根がかり。仕掛けを作り直しているので、ちょっとコバに入らせてもらおう。 小さなカニを2匹がけにして、5mほど前の引かれ潮と上げ潮の合流点に振り込み、底まで落とす。着底と同時にぐっと穂先を押さえた。 また、ベラか。一応キクと、くわえ方がなんだか違う。重い。 半信半疑で会わせると、ぐーっと竿がしなった。
首を振ってグングン引く。型のいいチヌの引きのようだが、壱岐はでかいハトぽっぽの巣もあるので・・・。上がってきたが白い。 「あーん。ハトぽっぽ〜?」 がっかり。 いや違う。サンバだー! ヤッホーとチヌじゃないガッカリの混じった複雑なうれしさ。うまそーなサンバソウ。 sakaiさん「あーずるい〜!」 そこはsakaiさんが、モエビを撒いてメバルを寄せていたところだったのです。 「ごめんちゃーい。」 でも、おなかの中は、フジツボが1個分ぐらい細かくなって入ってただけだったよー。 壱岐の波止は、チヌ盛期にカラス貝でないとベラ軍団には対抗できないようだナァ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月9日 (土) |
長崎 | 中 | 28 | 満 7:35 干13:40 |
14.0 | 晴 |
北強 |
澄 | モエビ |
1 | 51.6 |
厳寒期のおこぼれ拾い 長崎の地波止でちょっとした大物フィーバーが起こっている中、釣り上がる前におこぼれを拾うがため、Sakai氏、急遽同行を決意した熊懐氏とともに夜明け前の長崎へ入る。 何しろ、釣っても釣ってもまだいるよという状況にはない北部九州では情報が広まった1ヶ月後には、もう釣り上げられていなくなっていることが多い。 今回も、陽が上がってしまったら浅くて澄んでいるので確率は低くなるという情報をもらってたので、朝暗いうちから竿を出すが、すでに釣り荒れたのか全くアタリがない。 初めての場所で、波止の状況も暗くてわからないまま、落とすんだからアタラないのも無理はないが…。大体、明るくならないと釣らない方なので気合いもあんまり入らない。 そのうち釣れる気がしなくなったが、とにかく一帯を全部探らないと気が済まない性分であっちこっち移動する。 壁などに糸が引っかかって何度となく仕掛けを作り直す。ムカムカしながら座り込んでいると誰か近づいてくる。顔を上げると、先週55.6p頭に50オーバーを3枚もあげた博多塾の吉村さん。 「えーっ!来たとぉ !?」 「へへへー。早いですねー。」 なぜかAMA会員の鳥羽さんも博多塾に同行して計4人来ている。 強敵現る!ますますヒット確率が減った。 風に対抗して糸をピンポイントに入れるにはやっぱり明るくならないとダメだ。糸が見えるまでアラカブ釣りでもしてと。 7時頃、やっと明るくなり、場所の状況もはっきりと確認できるようになった。 しかし、ヘチはもう相当糸が入り確率は低い。
AMA村山君から聞いていた5mほど前の大きなパイプ柱をねらうことに。 潮と風が手前に向かって来ている。ふつうにねらうとポイントをはずれるので、ガン玉3Bに重くしてリールから糸を繰りだし、ピッチングの要領で餌を柱2mほど越えた向こうに着水させる。風と突っかけ潮の影響をできるだけ押さえるべく3.1m夢幻海を上げたり下げたりしながら、糸を送り込む。 途中はアタリなく、理想の柱底に着底したように糸が少しふけた2秒後。ココンと穂先に感じるアタリ。穂先に乗せそのままグッと合わせると、これはチヌ。来た! ハリスは、2.5号。強度は問題ないが、波止の穴にもぐられないよう慎重に操作して 顔を出したのはいい型。今年2枚目にして年無し。ラッキー。7時20分。 みんなの厳しい検量の末51.6p、2.2sで村山君をわずかに2ミリ抜いて2月のAMA月間大物更新。 20分後、鳥羽さんがずーっと一カ所で粘っていたがついに掛けた。48.1p。さすが! 穴のある波止では、同じところで粘っても来るもんなんだなー。 その後、見切りを付け、ほかの場所に移動したが、すけすけ状態で、アラカブ良型を数匹釣って大満足。 熊懐さん。sakaiさんは、運悪くチヌは無しだったけど1匹千円以上するような良型アラカブのオミヤゲを数匹ゲット。また行きましょう。 |