チヌ落とし込み釣行記 2002/1月
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月27日 (日) |
伊万里 | 大 | 14 | 満 8:43 干14:17 |
11.0 | 雨・晴 交互 |
北西強 |
濁 | モエビ |
1 | 42 |
修行の末の1尾 雨の土曜日を、家族と人生ゲームなんかで過ごし、首筋にできた原因不明のしこりの痛みも薬のおかげでおおかたやらいだ。 (医者によると「なんかウイルスが入ってますな。」簡単に言うけど、二日間痛くて寝られなかったんだ、こちらは。 迷惑ウイルスがここにも進入。全く !! ) 朝起きて、雨があがってたら行ってみようかと、寝て、起きると雨の音がしないので、むっくりと起きあがる。予報では、晴なので安心して出発。 佐世保干尽7時到着。 ところが、雨がしとしと降っているじゃない! しょうがなく合羽を着て車から出るが、北西風も相当強い。 最悪の天気。 わかってたらこなかったのに…。 短竿2.1mにハリ伊勢尼7号、ハリス1.7号、風が強いので、ハリを結んだあまり糸に3Bを付け、 この時期の定番のでっかいモエビを付ける。 潮は濁っている。もしかしたらいいかも。 ところが、全く餌取りのアタリも無し。1時間ほどして見切りを付け、鯨瀬へ場所替え。 しかし、ここも3時間粘って、ナーンにもハリにかからない。 しかも、天気は最悪! 晴れたかと思うと、雨が降る。また陽が出る。雨が降る。風は止まない。モエビも3回ぐらい上げ下げしていると、冷たさで動かなくなってしまう。 場所替え。砂置き場。潮が流れず、すぐにやめた。 次、元の沈み波止。風が真っぽうし。20分で降参! 車に乗り、どうしようかと迷っているうちにインター入り口へハンドルを切っていた。 かえろーかな。運転をしながら伊万里まで来て、釣具屋に寄って出ると、中央分離帯があって松浦方面しか行けない。 この際、岸壁沿いの波止でちょっとやってみるかと、そのまま車を走らせて、郊外の岸壁に到着。 小雨が降って風は強いが、波止内側はどんよりと濁っている。 外は、風が当たりバシャバシャしていていい感じなんだけど冷たそうな感じなので内側をねらうことにしよう。パイルが4mぐらいの間隔で前に出ているが、水深が6mほどなので落としやすい。 潮は最干潮前か?内側を若干右に流れていて、案外いい感じだが‥。 5投ほどパイルの間に落としていると、なんかさわった感じがした。あげてみても餌は異常なし‥‥。 気のせいかな、アタルはずないヤン。 と、一つ横のパイルの間に落として、餌が底に着いたかなと思った時、強風でブルブルと揺れていた水面上の糸が、なんかフッと動きをやめて静止したような。 ウン?? じわっとキクと‥‥ いる !! ガツンと合わせる。結構重い。 信じられん!来たバイ! グングンと首を振って中に入り込んだ。短竿を思い切り前に出してオーバーハングすれすれで耐える。と思うと、斜めにパイルに逃げ込む。 これはとらんといかんゾ! 一人でつぶやきながら逆方向へ移動し、切れるな切れるなと祈りながらグリグリ巻く。 前に出た。しめた。何度かの締め込みをかわして浮かした。 タモ入れ。やった!ヤッタァ! 42p。 1時40分。
そんなにでかくないが、身の分厚い重量のあるチヌだ。 腹も少し大きくてノッコミだーという魚体。 こんなやつは、身がぷりぷりしていてまことに美味いんだよね。 でも、お帰りください。今日の状況で喰ってくれたことに感謝です。 修行の末のこの一尾は、今年の初チヌでもあり、価千金という感じ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月14日 (月) |
佐世保 | 大 | 2 | 満 9:38 干15:18 |
12.0 | 小雨 | 南東 弱 |
澄 | モエビ |
- | メイタ |
第14番 小吉 山を掘って 金を得るように はじめは苦労があるが 後に幸せがくる ただ神仏を信じ 心を尽くせば よい報いが訪れる 昨日の夕方、香椎宮に遅まきながら詣り、おみくじを開くと、こんなことばが書いてあった。フムフム。 その日の朝、ギャランドゥさんから、「行きませんかー」と誘いの電話があり、 「釣れん・きつい」と、むげに断ったことが脳裏に浮かんできた。 ギャランドゥんも、やっと釣りができるような状況になったことだし、自分もちょっと釣れなかったり、きつかったりしても、行けるときに行っとこうかネ。 大体、ゲンを担ぐタイプなもんで…。 漁師さんなんか、もっと徹底してるね。命と生活がかかっているから。自分の勤務地の島なんか神社が6つ、神様をまつっている祠が3つ(もっとあるかも)、お寺もあって、しかも「神宮寺」と神仏名である。 そんなこじつけをして(ホントは行きたかったんだョ) 電話をとって、 「行きまっしょー。」 場所は佐世保。 干尽。雨が時折パラッと降るが、風もなく寒くもない。「かえっていいかもね」と、話しながらモエビを餌に釣るがアタリなし。ハァー。 場所替えした鯨瀬。満潮前。 私は波止の付け根。ギャランドゥさんは中程から釣り始める。
取り込んだのはまあまあの型のようだ。9時半。 こちらも突端近くに行くが、時折、メイタがつつくだけで、ガプッとくわえるチヌのアタリはない。 ギャランドゥさん、しばらくして、また、30pぐらいのを釣り上げた。 「いいなーぁ」 やっぱりちょっとあせる。 あっちこっち探るが、1時になったので、納竿。 ギャランドゥさんの初チヌを讃えて、 「後に幸せが来る」ことを信じて心を尽くし、後は神仏に任せようか。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月12日 (土) |
長崎 | 大 | 29 | 満 8:09 干13:43 |
14.0 | 晴 | 無 |
澄 | モエビ カニ |
- | メイタ |
今年を占う初釣りは・・・ 初釣りは、一番釣果が期待できる長崎にした。 同行は近所の大久保さん。 Bホテル前に着くと、福岡ナンバーの車がある。 のぞくと博多塾のYさんが寝ている。 ぐっすり眠っているようで、起こしたらかわいそうなので そのままにしてあげた。 ボクはなんと優しいんだろうと思いながら準備をしていたら、 起きてきた。 「ゆっくり寝てればいいのに」 Yさん;「ギャハハ・・・」 (^_^;) 大久保さんは闘志がみなぎっている。 さーっと用意して行ってしまった。 Yさんは昨日から来ていて夕方やったけど、だめだったということ。 二人で釣り場にいくと、遠くの大久保さんがすでに掛けてぎゅーっと竿を曲げている。 「もうかけとるバイ。結構デカイ!」 見ていると、竿がぴーんと戻り、座り込んでいる。 「あー、バラシタ」 二人で苦笑い。 大久保さん「そうとう でかかったですー … (>_<)」 今年初の 大物賞が! 早速、開始するが、全くあたらない。 場所を変えてもだめ。 Yさんは2回も掛けた。 一度は狭いところで掛けたため、長竿で取り込めず失敗。 掬ってやったらよかったかな・・と後から思ったけど、Yさんなら取り込めると思っていたもんだから。ごめんね。 Yさんはそんなこと気にしない風で、釣った大きなキスを私にプレゼントしてくれた。 なんて心の広い若者だろう(キスはうまかったよ(^_^)v) こちらは全くアタリなし。 餌はモエビ・小さいカニをかわるがわる試したが 粘っても、ついに1度もチヌのアタリはなかった。 場所替えして、橘湾側の港の護岸へ。メイタが1枚釣れただけ。 また場所替えして、大久保さんもメイタ。 この日ハリにかかったのは、アラカブ・キス・ヒラメ・フグ・クロダイで5目釣り。 1日中、ポカポカのいい日よりのおかげで、ちょっぴり満足した気分の初釣りだった。ということにしよう。 |