チヌ落とし込み釣行記 2002/11月
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月30日 (土) |
佐世保 | 若 | 26 | 満 4:53 干10:57 |
15 | 雨 | 微 |
澄 | カニ |
1 | 41 |
昨日は汗ばむような天気だった。おとといも。 明日も晴天だという。 なのに、今日は雨…。 しかし、明日は仕事。 天気を選んではおれない勤め人は、雨具を用意して、いつものように家族を起こさないようにソーッと家を出る。(これでも気を遣っているんだよね。それでもなぜか、嫁はんには「どたばたして、うるさいんだから!。」と言われてしまう。) 行き先は、一人旅なので、佐世保ぐらいしかないかな。 しばらく行ってないし、情報もない。大体、釣れるんかいな? でも、行く。 なぜ山登りをするかと聞かれて、「そこに山があるから…」と答えた登山家の気持 ち、分かるような気がするなぁ。 でも、なぜそんなに毎週のように釣りに行くの?って聞かれて、「そこにチヌがいるから。」ってきっぱり言えないんだよな。いないかもしれないから。 そういえば、こないだ息子が 「お父さんが、なんで釣りに行くか、やっと分かった気がする。」なんてほざいていたなあ。今度、教えてもらおう。 そんなこと考えながら、佐世保に着いた。7時半。 潮はもうずいぶん下がっている。ほとんど動いていない。 まず、水温測って、15度。まあまあヤン。 では、短竿3.1mと道糸はナイロン3号でいいかな。ハリスは2号と。鈎はいつものダゴチン専用2号にあまり糸にガン玉2号と。 まず、フジツボで。 一通り探って。 反応無し。 今度は、小さいカニで底まで探ろう。 岸壁の端は潮が動いてるかも。ずーっと歩いて端まで行く。ほんの少し動いてる 。まず、1投、2投。前。だめ。 今度は、端から5m横の底。 ム! なんかくわえている。フグじゃないね。合わせちゃえ! オ・オオー! チヌだー! ちょっと引くぞ。40UPかな? 結構、抵抗するなぁ。最近、40UP釣ってないから大きさがわからん。 おーっと上がってきた。やっぱり40ぐらいか。まあ、いいでしょう。
なーんて、甘い考え。雨が本降りになった。3カ所ほかを移動してノーヒット。 だめ押しに、帰りに、伊万里で竿出したけど、10cmぐらいのメイタが潮が動いたときだけモエビに入れ食いで、とうとう2枚目は来なかった。 ふー。体は冷たい雨にも打たれて結構疲れたけど、脳は洗われた感じ。 修行? ひょっとして息子が言ってたことってこれかなぁ? |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月23日 (土) |
小野田 | 中 | 19 | 満 4:20 干10:59 |
13 | 晴 | 南弱 |
澄 | フジツボ カニ |
0 | − (メイタ) |
職場の本年度最大行事の研究発表会を終えた。深夜に帰って寝るか、また仕事の数週間で、ない脳みそも体もフル活動で、ガッタガタになっていたが、打ち上げを終えてアルコール漬けになって午前2時に帰ってきてから、釣りの準備。 前日、RISUさんから 「チヌ釣りたいんやろ〜?」「家まで迎えに行ってやるよ。行きがけ寝とってもいいよー」 と、ささかれて、そんなら行こうかと決めた次第。 4時過ぎに目覚ましで起きる。普通なら絶対起きないのに、釣りに行くときはぱっちりとなるんだから、不思議だよねー。 おーっと、まだ、体がふらついている。こんな時運転してお巡りさんにつかまると、飲酒運転で即御用だから気を付けましょう。 家の前の道路脇で待ってると、きたきた。RISUさんの新車だ。隣には「魔神蛾ァZ」くんが乗っている。このお二人「速攻JETS」なんてコンビをつくり、あっちこっちに攻撃をかけているんだけど、なんと20才以上も年が違うんよね。 車の中で眠ってたら目的の小野田に着いた。 2日前、Zくんは44cm頭に10数枚釣ってるので期待大。天気も雲一つない。まさに秋晴れ。ウ〜ンすがすがしい! 久しぶりの船長に挨拶して一文字に。 すでに浮子釣りが7〜8名入っている。でも、こちらは主に内側ねらいだから、潮さえ予想通りに動けばなんとななるんじゃない?と、すでに皮算用をはじめる。アッホー。 仕掛けはへち竿3.1m。ハリス3号(いいとかいな。でもスリットから引っ張り出すのはこのくらいないとね。)鈎:ダゴチン専用2号にガン玉3号。餌はRISUさんの塩漬けの白フジツボ。 「水温はかってん。」 RISUさんが言うので測ると、なななんと13度。これって12月下旬の水温ヤン。 朝一は11度だったげな。ち、ちびしいー。 すでに8時前、上げ半ばすぎているので、内側の潮が流れているはず。と思ったら、まーったく流れてない。えーうそー! なーんと潮が南側の斜め沖から当たっている。つまり、沖側しか流れてない。潮が澄んでいる上にこれじゃ…。 一時、潮が内側に突っかけてきたが、上げ潮が岸に当たってはね返った回り潮のようですぐに動かなくなる。 3人ともサッパリ。 餌を小さいカニに変えて、底を釣ってると、やっとアタリ。しかし、メイタ。 しょうがない、ハリスを1.5号に落として(これ以上細いのがない)、ノーシンカーに。鈎、まだ小さいの…無い。あぁ、あった。フライの#14。しかし、短竿にこの鈎、だいじょうぶかいなぁ。えーいままよ! 掛けないと話にならんもんね。 と、全くバランスの悪い仕掛けを作ってしまった。 また、フジツボに変えてっと。でも、アタラない。…とうとう、1時過ぎ。 時間もない。あせるー! 1ヒロ半までの上層に絞ってどんどん落としていく。1枚ぐらいいるかも。 そうしていると、糸がフッと横に動いた。ア!タ!リ!〜!! 瞬間!反射的に思わず= 腕が力一杯上がってしまったあー。 なにかに引っかかったようにスッポン抜けタアー。 鈎を見ると、あのフライフックが伸びていた (>_<)(>_<)(-_-;) THE END。 あんまり、アタリがないので、つい力が入って合わせてしまったの。 こんな、バランスの悪い仕掛けで。 未熟としか言いようがないてんまつで 「速攻JETS」に、力一杯けなされたのは言うまでもありまっしぇ−ん。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月2日 (土) |
山口 |
中 | 27 | 満 6:30干12:30 | 19 | 曇〜雨 | 北西 やや強 |
やや澄 | フジツボ |
2 | 38 30 |
10月31日、徹夜明けの昼。フラフラしながらようやく半日が過ぎたころ、RISUさんから電話でお誘い。 「どこかにいくんだってー?山口がイレパクだってよ。それともサンバ行く?」 サンバはチャーター船でウン万円かかるそうだから、薄給の身、当然断って、山口に照準が絞られた。 福岡高速インターで待ち合わせてRISUさんと同行のRAMUさんと一緒に関門橋を渡って、目的地をめざす。 着いたところは、工事中の護岸。 「こんなとこ〜?」 しかし、先週はちゃあーんと実績があるんだって。これは、その筋のお方の確かな情報なんです。 仕掛けをつくり、歩いて釣り場に行く途中の海、思ったよりも澄んでいるが、ちょっと覗くと40pぐらいのチヌが雑魚に混じって泳いでるではないか。 (こりゃまさにイレパク状態かも) しかし、、この数日の冷え込みにくわえ、上空5500mには−36度の寒気団が来ているなんて、ここ数日、仕事の味噌漬け状態で、天気など見てなかったアホなオジサンは知るよしもない。 釣り場に立って「さぶ〜!!!冬バイこりゃ。」ブルブル。 しかし、まだ、イレパクと思いこんでいる。 短竿3.1mに2号ハリス、ダゴチン専用2号鈎ノーシンカーにRISUさんからもらったきれいな白いフジツボを付けて、ジワーッと落とす。一投目から止まりか引き込みか… 期待は見事にはずれる。2投目、3投目、…10投目。 こ、これって…修行パターンじゃ…。 RISUさんから電話。 「来たよ〜。小さいけど、33ぐらいのが引き込み。」 ほっとする。いるんだー。ちょっと頑張る気になるよな。 15分ほどたって、1ヒロほどで糸が止まり、わずかに横に動く。糸を張り、魚を感じてそのままジワーッと竿に乗せると小気味よい引き。メイタかチョッ。ぶり上げて、30p。 放流しようかと思ったが、この状況じゃほかのやつも散ったら困るな。わるいけどストリンガーにぶらさがっといてね。 まずいことに風が出てきた。普通だったら嬉しいんだけど、寒い!半端じゃない! 風を避けてRISUさんが釣ってたところに行くが、ここもかわりばえせず、寒さとアタリのなさで、もう限界かなと思ってたところで、糸が止まったような感じ。同じようにキキアワセで、今度はちょっと大きくなった。40cmくらいかな。やっとタモサイズだ。38cm、残念。でも、なんかすこうしだけ嬉しいんだよね。RISUさんに電話して、「場所替わろうかぁ。」の合図で放流。 結局、この後、2カ所さすらったが、潮も下がって、しかも動かずノーヒット。 イレパク状態のはざまのタイミング悪いときに来てしまったようね。 竿を納めたと同時に雨が降り出し 「濡れなくってラッキーやったよね。」 そんななぐさめをしながら山陽路を九州に向かって帰ったのであります。 |