釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月26日(日) | 広島 | 大 | 16 | 満09:32 干05:49 |
- | 晴 | 南無〜やや | 澄 | カラス フジツボ |
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広AMAカップ行ってみたとは言っても,運転は行きも帰りもお任せ。行きがけは吐き気がしてずっと目をつむり目的地まで運んでもらった。感謝です。
久しぶりに広島の人たちと会えてよかった。でも,きつさの方が勝って殆ど無口状態でしたが。
この日はテントの基地からあまり離れずに30〜40mほどを行ったり来たり,20分程度すると基地に戻りじっと座っていました。
普段の状況ならそれでも小さくてもいい何枚か釣れるだろうと思っていましたが,8月に入ってカラス貝が落ちてから停滞気味ということでした。
はじまってしばらく皆さんの様子を見ていました。普段なら開始と同時に竿が曲がっていたのですが,この日はいつまで経ってもそんなことが起こってはいません。
だんだんみんなが遠くに行ったので基地のそばから竿を出してみます。 全くアタリません。
ほぼ座っている時間の方が長かったのですが,結局,1回もアタリをもらわずに終わりました。 ずいぶん遠くまで行った人も釣果なしという人が多かったですね。
それでも釣る人は釣っていて,AMAの古参の西島帝王は何枚もかけていて,3位に入賞しました。さすがですね。 僕はそんなに歩いてはいなかったのですが,今までになく立って動いている時間が長かったのか薬の副作用が起き出して,また足の裏が痛くなってしまいました。
9月9日(日)の松下先生杯AMA30周年記念大会に釣りができるか心配で抗ガン剤を1/3にしました。 釣らなくてもいいので,なんとしてでも波止には足をつけたいです。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月4日(土) | 博多沖防 | 小 | 23 | 満14:25 干08:12 |
- | 晴 | 微〜北 | やや濁 | カラス | 11 | 37〜49 |
落とし込み釣りできたin沖防
7月のカテーテル治療はかなりダメージが強く,2週間ほどは食べ物もろくに入らない。 肝臓の機能も落ちて腹水・胸水が溜まったので利尿剤を服用すると一気に4kgも体重が減り理想的な体重にはなりました。 でも,再発して1年あまり。その間のせっかくの苦しい治療も進行は止められず,医者は打つ手がなくなっている現状です。
ただ,入院中やめていた抗がん剤の服用を再開しても,副作用の吐き気はあるものの手足の炎症は一時的になくなっています。
今は,歩ける。このまま家に籠もっているとダメになると決心。沖防に渡ってみることにしました。
本当に酷暑の沖防に耐えられるのか。ほぼ1年近くは運動もしていません。自分自身への挑戦です。
波止渡し「はやと丸」の運行の仕方も変わっているのを知らず,すでに陸に上がっている船長に無理を頼んで渡してもらいました。
約4ヶ月ぶりの落とし込み釣りです。そして,ほぼ9ヶ月ぶり沖防でのチヌ落とし込み釣りです。 この日をどんなに待ち望んでいたか。
一文字・切れ波止には朝一から渡っている一人のみ。さすがにこの異常な暑さでは釣り人は少ない。
ほぼ貸し切りですが荷物のところから30m以上は離れたくはありません。遠くまで歩いて行く自信はないよ。 この日は果たして自分が沖防に立ってしばらく落とし込み釣りができるのかの試しのつもりですから。
先に来ていたRMCのNくんのストリンガーには,すでに年無しも含め4枚ほど40オーバーのチヌがつながっています。 ようし,何とか1枚でも釣りたい!
彼がまたチヌを下げて戻って来て, 「先端まで行きたいのですが,アタリが頻繁にあるので先に進めません。」 おー!釣れそうな感じだ−!
彼が一文字中程まで行ってくれたので僕は手前端から探り出します。
竿はサムライの折れた部分を継いで先端穂先をグラスソリッドで自作した例の復活竿。やっと本格的に使います。
オモリ無しでカラス貝を上から底までゆっくりと落としていきますが,餌はヘチに沿っているつもりでもアタリは出ません。おかしいですね〜。 活性があれば多少ヘチから離れていても泳いでいるはずなんだけど。
波止内側を試すと上の方で喰いました。止めアタリ。 適当にあしらうつもりが竿を横に持って行かれて穴かどでブチッ。
思った以上に体に力が入りませんでした。しかもそれだけでもうふらふら。 座って鈎を結び直します。再開しますがあまり芳しくありません。 穴の中で餌を待っているだけ?
試しに落とし方をスライドに変えてみます。
すぐさま上層でアタリ。お,やはり! 今度は竿をしっかり握ります。腹に力を入れて体幹もぶらしません。 魚は一旦手前に走り,竿で止められ無理だと分かると沖に走ります。
さて,竿はどんな状態? 竿を見上げるとバットから上はきれいな弧を描いています。なかなかいいですね。 しかもマァマァの走りと重量の魚ですが折れて継いだ部分もしっかりとしているようです。
タモに入れると50cm弱でした。やりました。
沖防でチヌを釣ることができました。長かったブランク。感無量。
でも,それだけのやりとりで足下がふらつき息もハァハァ。 少し休憩。
こんな調子で荷物の近くをうろつきなから1枚釣るごとに座り込み。 水を飲んだり灯台のわずかな日陰で休んだり,冷たいタオルを首に当てたり,日傘を開いて景色を眺めたり。
先端付近まで足を伸ばしたNくんは,たびたび魚を下げて戻って来ては, 「向こうは入れ喰いのようにアタリます。」 と言うけれど,そこに行く勇気はさすがにありません。
彼は最終的には40オーバーだけでも20枚はくだらないほど釣ったらしいです。 そうやって11時半頃船が来たので二人とも乗って帰ります。
いきなりの長丁場。よくやれたなぁ。自分をほめたい。 体が動くなら最後まで釣りしますよ。
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