落とし込み釣行記2018/5月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
5月30日(水) 博多
護岸
16 満09:45
干16:16
-
やや濁 フジツボ
38,40

チョイ釣りも気力がいる

 

薬の副作用で足が痛く,家の中でほぼ座りっきり。

たまに腰を上げてじわっと立ち上がり庭の野菜を見たり,トイレに行ったりの数週間を過ごしていると体中の筋肉が抜け,毒素が溜まっていくように感じる。

実際そうなっているに違いない。

 

「レンビマ」というアフリカにありそうな言葉のこの新薬。期待をしているものの副作用は多岐にわたる。

列挙すると,高血圧,手足症候群,食欲低下・体重減少,むくみ・尿が泡立つ,甲状腺機能低下,下痢,疲労感・倦怠感…。

とにかくすべての症状ですかというぐらい。毛髪も抜けが多いですな。声がかすれて二重になったのは甲状腺機能低下のため声帯の左右の大きさが変わったため。

 

この中で食欲低下,倦怠感というのはやっかいで,やる気がなくなる。

人間にとってやる気とはすべての元気のモトだからこれがなくなるとどんよりとした目で家の中にじっとしてしまうイコール心から病に浸される。のだ。

 

 

 

先日,胴部分が折れたサムライを修復して穂先も作り1本の竿にしたところまではよかったのだけれど,足が痛くて釣りに行けない。

2週間,家で辛抱強く薬を塗り続け靴下を履いて保湿し,何とか炎症が和らいで来た。

 

 

さて,それでは竿の試し釣りに行けるねと思ってはいたが,倦怠感が襲ってくる。

 

体がだるいだけでなく,暗がりの奥から漏れ漂っておおってくるモヤのようなどんよりとしたイヤーな気持ち。やろうとする気持ちをぬめり覆うような倦怠感。

そのせいで二の足を踏んでしまっていた。

 

しかし,ここは無理矢理にでも行かないとダメになる。

 

そんなたいそうな決意で道具を出し,冷蔵庫からフジツボを小パック出し,竿を持って,車を出す寸前でタモを取りに戻りとりあえず出発。

出発しさえすれば,もうモヤは抜けた。ミストは来ない。

 

 

 

とりあえずどこでもいい,竿だけ出しさえすればと,近くの護岸に行って竿を伸ばす。

伸ばした感じは純正と変わらない。

 

餌を付けてと。浅いのですぐに底に着く。

 

底からキキ上げた感じは最初は先端10cmほどが曲がる。ここで魚が喰ったら違和感は少ないだろう。

 

さらに餌に水圧をかけながら速めに上げると20cmぐらいまで曲がる。

シャープさがないかな。少し鈍い感じはする。

まー,ちょっと不満も残るけどとりあえずいいということにしようか。

 

 

あとは魚を掛けたときに,継いだバットの部分がどうかということだけど。

 

と思いながら落としていると,上層で止まった。

 

チヌ38cm

近場で久々のチヌ釣り

キクともぞもぞしている。魚の感触は穂先は捉えられているナ。

アワせるとピピューッと前に走った。メイタだ。

 

これじゃ継ぎ目の善し悪しは分からんな〜。難なく上がって来た。38cm。

このサイズが軽くあしらえるからいいかな?

 

 

その後,4回ほどフジツボを噛まれ,アタリも感じたが,鈎がかりせず。

喰いがショートなのかフグなのか。しばらくヒットせず1時間ほど経つ。

 

まだ足は大丈夫みたいだしやる気もある。が今日は暑い!!汗がだらだら。

 

 

チヌ40cm

2枚目,前打ちで

前に打って糸を見ていると少し動くのでキク。魚喰ってる。

 

これは結構逃げた。水深は1mチョイだからよく逃げる。

上がって来たら思ったより小さく40cm。

 

この程度の魚では分からないけれど,全く違和感無くやりとりできたからまぁ,竿のテストは今のところ不安なしということで2時間の釣りを終えた。

 

 

けれど,久しぶりの釣りというか外出のダメージはかなり大きく,家に帰って昼食をとった後,布団に横たわるや2時間半,昏々と寝てしまった。

 

近々サンバ釣りを予定していたけれど,遠方まで行ってのガチンコ釣りは無理みたい。近場ですませようかな