釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月6~8日(金~日) | 大分 | 中 小 |
21 | 満09:48 干16:46 |
16 | 小雨 晴 |
南~西強 |
澄 | フジツボ カニ |
6 | 54, 54, 55 47, 45, 57.5 |
ぎりぎりまで
ヘッドライトのビームを東に向け夜の高速道路を走る。前週に続いて大分へ。
月曜日からの入院が決まったので、春が行ってしまわないうちに。 それに、釣り仲間でナイトアジングをして盛り上がろうという計画に混じり元気さん達のエネルギーを吸ってやろうと思ったし。
朝一の場所はノーヒット。南の風が当たる場所に移動。
一往復目はアタリなし。もう一度。 パラペットの内側に立ち、外側に穂先を出して仕掛けを下ろしていく。 PE1.2号でも糸は風でぶれてノーシンカーのフジツボをうまく落とすのは難しい。
糸がフケたかなーと思ったらキクようにしていると、魚の感触。 アワセを2度。大きさは分からない。
パラペットの上にあがるのに難儀するが、片手を掛けよじ登る。ひー! 上がるときに出していた糸を回収してやりとり再開。
強い生命体が海中を斜めに疾走し、糸が海面を切り裂くように移動する。 鼻の奥がツーンとなるようなスリル。この瞬間がいつもたまらない。
タモイン。54cm。取りあえず今回1枚目。ボーズなしでホッ。 アタリはそれだけで移動。
波止・護岸をちょこちょこ探って、上層で54cm。 同じところでは複数釣れない。
昼寝をしていると、風が北向きに変わり寒くなってきたので、早めにお風呂と夕食をすませシュラフの中へ。
次の朝、皆が集まっている。久しぶりの顔も。 ひとしきり会話のあと、めいめい車を出して散る。 群れず媚びず、といって孤独ではなく。共有し自由に行動する。
1カ所目は空振り。
2カ所目にオーバーハングに行ってみる。
上層1m程までにフジツボを入れながらテンポよく探っていく。
糸フケをつくりながら餌が落ちきった時、穂先にギュッと重さが加わる。 瞬間、竿を持つ手に力を込め角度を保つと掛かったチヌは前へ。 そのまま竿を起こすとガバッと浮いてきたのでタモへ。55cm。これは勝負が早かった。
西風は暴風となった。枯れた体は飛ばされそう。 何とか竿が出せそうな風裏の場所へ行ってみると、いつもは釣れないのに47cmが来る。
続けていると45cm追加。ノッコミの白いのを放出。う〜ん、うらやましい。
そして水深60cm程の所で壁のへこみにへばりついていたヤツが喰ってくれた。 目の前にぼわーんと上がってきてこっちがビックリする。居付きの57.5cm。
もう一カ所移動したが、暴風で糸や餌が竿にからんでイライラ。
昼にもなってないが、寒いし、やめたやめたと風呂に行ってまたシュラフにもぐり込む。
夜のアジング大会は元気さん達に混じって夜10時までやったがパッとせず。でも、賑やかに楽しめてパワーをもらった。
次の日、朝早く魚市に行きカワハギのお土産ゲ〜ット。 9時過ぎにはチヌ釣りもやめて帰りのドライブへとアクセルを踏む。
桜並木にもう花はまばら。入れ代わるようにコブシの白が青空に広がる。 春は今年も足早に過ぎようとしている。様々な色と香りを散りばめながら、くり返し、くり返し。
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