釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
3月31日(土) | 博多沖防 | 大 | 15 | 満09:52 干15:43 |
14 | 晴 | 北弱 |
澄 | モエビ | セイゴ | / |
久しぶりの沖防大分でも釣りで無理をしたからか,足が痛くて痛くて寝られなかったぁ。 沖防に行こうと思っていたのに無理かなぁと思いながら布団から起き出して立ってみます。
何とか釣り場まで行けそうかも。行けば座ってセイゴ釣りをすればいい。 分厚い靴下を2枚履いてクッション代わり。
ほぼ半年ぶりの沖防ってことで,行くことに価値があるのです。
船着き場に行くといるいる久しぶりの顔かお。 受付の香月ママの前に順序よく並んでいますねー。ま,2/3以上はルアーさん達ですけどね。
はやと丸に乗って切れ波止へ。クーラーに座ってモエビでセイゴ釣りを始めました。
この時期,30〜40cmがよく釣れるはずです。 んが!全くアタリません。
しばらく我慢してましたが辛抱たまらず,無理をしてジワーッと先端まで歩いて座り込みます。 小魚の姿も見えず。
唯一,モエビの大きいのが1匹入っていたのでそれを付けて底まで落とすと,喰いました。 40cm弱のセイゴ。やったぁ!
でも,後が続かず。結局,それ1本で終わりました。おかしいなぁ。 やはり,落とし込みのように歩きながら探った人は4本ぐらいは釣ってましたが。
チヌは,先週,プレシーズン渡しで動いた船に乗って初チヌを釣った我がAMAの関さんが,今日もいち早くゲットしロングラン初チヌ賞をとりました。おめでとう! 2週連続の一番チヌとはすごいね!
セイゴ釣りでダラ〜ッとしている僕が申し訳ないほどやる気満々だったからな。 やはり気合いだ!
この日は,他にも8枚のチヌといくつかのメイタも釣れ,水温が低く渋いながらも、チヌはまずまずのシーズンインとなったようでした。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
3月28・29日 (水・木) |
大分 | 中 | 12 13 |
満05:01 干10:48 |
16 | 晴 | 北東弱 ~北西 |
澄 | フジツボ | 5 | 54, 57, 56 49, 51 |
春光まちなかを流れる川の岸辺に座り,弁当をひろげ,川を覗きながらのんびりと食べる。 小魚のうろこが春の光にきらりきらりと輝き,水面に桜の花びらがいくつも浮かんで流れてくる。 見上げた空に目を細め,思わず上着を脱ぐ。のどかだなぁ。
対岸にはスーツ姿の勤め人や学生が早足で歩いているが,そういう世界と縁が切れると彼らにもこちらにとっても全くどうでもいい風景の一部となる。 今の僕にとって,そんな風景をもゆったりと味わうことと,チヌといかにして出会うか,だけだ。
午前中の部は,54cmのチヌ1枚。
ゲットしたヤツは波止の水面下50〜60pの段の上。 はみ上がって来ているだろうヤツをそーっと竿の穂先だけ出して喰わせた。 餌を入れたところにたまたま居たようなラッキーヒット。後は続かない。
その後,別な場所で大バラシ2回。 やはり集中力と筋力が弱っているのが悔しい。 まだまだチヌは数が少なく,それも複雑な障害物の下や日陰にしかいない。立ち位置と駆け引きを瞬時に判断しないと大物は獲れない。
バラシも,次に生かすのが大事と割り切って,お風呂に入って少し寝てから午後の部へリフレッシュしよう。
休息を終えて車を出す。
あちらこちらに寄っては魚影を探したり,ちょいと竿を出したりするが,チヌの姿さえ確認できずにヘチ竿ポイントへ着き,潮待ち。 睡魔が襲ってきてまどろむ。
満潮間近,目を覚まし,まず波止をさーっと探る。
先端まで探って,折り返しもほぼ終わり。やはりいないか,と思いつつ波止際に入れた餌は,水面下50cmほどのワカメの上にまた乗ったみたい。 キキ上げかかると藻に引っかかっている。のではなくジワッと柔らかい例の感触。 喰っている! 張った糸そのままに,上げかけた竿を勢いよく跳ねると黒い影が一瞬見えた。さらに追い合わせ2回。
それはゆっくりと岸を離れた。こういう,アワセに動じないヤツは概してでかいのが多い。 そしてスピードが徐々に増して沖へ走り出した。いいぞ,岸から離れた,と思ったのはつかの間。
すごいパワーで糸を引きずり出して止まらない。一旦,止まりかけてもまた走る。 この引きはおかしい。普通に掛かってこんなに走るヤツはいない。
口じゃなくて体か尻尾に鈎が引っかかった47〜8のヤツ? 沖へ走ったり横へ走ったりいつまでも弱らない。絶対スレだ。ま,鈎が外れさえしなければいつかは弱るヤロ。運よくストラクチャーは見当たらないし。
10分経ったかぐらいの感覚だった。やっと近づいて魚体が見えた。 あれ?口に鈎がついている。スレじゃなかった。いい型だ。
ようやく寄せてタモイン。57cm。でかいのはでかいけれど,水深が浅かったからかよく引いたなぁ。 堪能した!
気をよくして少し移動して今度はパイル護岸。
ここは水面と糸の接点を片目だけ出して見るように釣る。
ヘチギリギリに餌を落としてハリスが1/3ほど沈み,餌がガックリ下へ落ちたぐらいの時。 フケた糸が吸われたようにフッと5cmほど入る。前アタリ,喰った。
腕に力を入れてグッと前に出すキキアワセ。 魚はギュンと下に突っ込み,竿下で絞り込む。強い。
両手で力いっぱい竿を溜めてリールを5回ほど巻くのが精一杯。
予想通り手前に突っ込む。 竿を水面に突っ込み耐えながらリールを2回が精一杯。あとは竿を伸されないように。 切れるな。切れそう。糸を緩めてフリーにするか?
…出てきた〜。ラッキー! 魚は竿前で抵抗するけど,もう竿で制御できそう。 ゲット!これもさっきのと同じくらい。56cm。 え〜!
その後,やはり上層でピタッと止まるアタリ。 しかしこれは最初から手前に突っ込んだ。糸を巻き取る間もなかった。どうしようもなかった。 必死で耐えるけど,ハリスブチッ。あ〜…。 糸を出した方がよかったかなー。いつも判断に迷う。
次の日は,波止の水面下30cmほどのガックリの下から瞬間移動のように飛びついてきた49cm。 これは餌を喰うのまではっきりと見えるから面白いね。
場所移動して藻の沖,フジツボを思い切り飛ばしてそれに喰った51cm。
その2枚だけでベタ凪だし気力が途切れ,薬の副作用の手足症候群で足の裏が痛くて痛くて限界で〜す。
10時過ぎには片付けをして,いつものように干物のオミヤゲを買い,帰路途中,温泉に入って久住・瀬の本高原をドライブ。 まぶしい空の下,草原が黒くきれいな野焼きあとの阿蘇・瀬の本高原。春の風物詩。 あと一週間でツクシがざくざくになるだろう。
見渡すかぎり野焼きが行われた草原は,千年も前から続く野焼きと放牧などで守られてきた。 放置するとただの灌木と草ボウボウのヤブでしかないこの広大な土地を,大昔から人々の辛抱強い営みで宝に変えてきた。
考えると人間一人一人自身もそれに似たようなものじゃないだろうか。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
3月15日(木) | 大分 | 中 | 15 |
満06:26 干17:59 |
15 | 晴 | 南弱〜 強 |
澄 | カニ | 3 | 47 ,47 ,38 |
久々の遠征も…
3月末から入院の雰囲気が漂ってきたので,それまでに大分に行っておこうと昼前から行動に移しました。 気持ちのいい早春の瀬の本高原を抜けて久住高原でも寄り道をしながらドライブを楽しみます。
現地到着は夕方前だったのでちょっと竿を出す時間があります。 しかし最初の場所は魚の影はなく何もアタリません。
対岸に行くとチヌがいて,顔を出して海を覗くと逃げていきます。 あ〜,今のは結構いい型やったな〜!
パラペットに乗らずに下から竿先だけ出して糸を海に下ろして行きます。アタリは糸の変化や竿先で見ます。
2投ほどで着底?ザラザラとした感触が竿先から伝わり,続いてギュッと引いていきました。 お〜!喰った。
かなり暴れて楽しめますが50は無い引きです。片手をパラペットに掛けて一気に足を蹴って上に上がります。まだ少しだけこんなことができるのがホッ。
タモで掬ってみるとやはり50足りず。 ま,体を引きずって来た僕に気持ちだけ歓迎してくれたと思いましょ。
アタリはそれだけでした。厳しいですねぇ。
次の日は,あちらこちらとチヌの魚影を探して,チョイ竿だしだったり,見るだけだったりで午前中が過ぎて何も釣れません。大体,ここに来たことに満足して竿を出すのを面倒に感じている自分がいます。
気温は20℃を越えてきて暑い!
無性に腹が減り,体がしびれたように力が抜けていきます。何故かときどきこういうことになるのですが,唐揚げ弁当を買って,日陰のベンチでパクパク食べます。景色を見ながらひとときを楽しみます。
そんなに歩いてもいないのにすでに筋肉痛で,また眠くもなり,日陰に停めた車の中で熟睡3時間。
起き出して見るだけのつもりで行ったポイント。いい濁りになっているので面倒だけど長竿を伸ばして仕掛けをセット。
釣り出して2投目の底。居食いのキキアワセでチヌが掛かりました。 これもよく引いて久しぶりの長竿で力の要領が戻らず手こずりましたが型は47と伸びず。
夕方にヘチ竿で38のメイタを釣ってから,体力的にも状況的にもつらいから帰ろうと決めて日暮れまでは竿を出して,Uターン。
今回の遠征は3ヶ月ぶりで確実に体力がなくなっているのを痛感しました。
体力は行動力・注意力・集中力にひびきます。釣果が落ちるのは仕方ないですが,そのせいでトラブルが生じることも今回は痛く感じました(涙) 入院などで生活のリズムが狂っていたせいで半年間やめていた運動も無理しない程度に再開しようかと思います。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
3月10日(土) | 佐賀 | 小 | 23 |
満13:57 干07:57 |
12 | 晴 | 北弱 | 濁りぎみ | カニ | 2 | 51, 38 |
友の誘いに今週は,釣りに行く気持ちは全く無かったんだけどな。
権藤さんが金曜日の夕方,突然電話してきて, 「明日,唐津に浮子釣りに行きませんか?」
浮子釣りはやめたので,するわけ無いと返事はしたけれど,せっかくのお誘いだから付き合うことに。落とし込み釣りができたらするからと。
権藤さん目的の唐津沖波止は時化のため中止。別な護岸で竿を出そうということになりました。
釣り場に着くと,前日の風で海はまあまあ濁っています。 準備をしていた常連さんらしい人に聞くと,ぼちぼち魚が入って来ているらしいです。
まず,権藤さんの荷物を持って釣り座に運び,しばらく準備を見ていることにします。 いや,どーせ一人であちこち探り回るには自由はきかないし,この小さな湾の護岸を探るにしても小場所がいくつかあるだけなのですぐに探り終わるだろうから。
トイレに行ったついでに突堤を探ってみます。
潮が小さい割には動きも結構いいし,濁りもあるので,もしかしたらと思い,カニをつけてワンストロークの底まで丁寧に落としていきます。
4〜5投目に,着底して穂先がクッ。 続いてギューゥと押さえ込み沖へ走り出しました。
どうせアタっても渋いだろうと思っていただけに想定外の活性で喰ってきたのでびっくりしながら竿をたてます。
また,思いの外,強い相手で反転したと思ったら手前のパイルに逃げ込もうとします。 竿で何とか溜めて離し,竿前で何度か潜って抵抗するのを浮かしてタモイン。 おや!いい型では!?。 タモの中で測ってみると51cm。
いや〜,本気で釣りに来ても釣れないのに,お付き合いでは年無しがすぐに釣れるのは皮肉でありますが,気分はいいですねぇ。
ま,たまたまだったようでその後は,別な場所で38cmが来ただけでしたが,これも引きアタリ。 魚は少ないものの喰い方はかなりガツガツしているように感じました。
まだ水温は冬ですが,気温もこの日からグンと上がる予報で,梅や菜の花や水仙などの早春の花は,すでに満開です。 チヌのノッコミも間近かな。
権藤さん?午前中いっぱい撒き餌を粘り強く打ち,竿を振っていました。 彼は, 「チヌが喰ってウキが水面下へスーッと沈んでいく快感を味わいたい!」 と,浮子釣りにもう何年とご執心。
でも,釣り出してしばらくしたら沈め釣りに替えています(笑) そして,立派なカレイを『居食い』で釣りました。 いつも笑わせてくれる貴重な存在。
午前中の落とし込み釣りでしたが,足の裏がつって腰も痛くなってしまいました。 でも,少しずつ暖かくなったので,明日,病院で入院が決まらなければちょっと遠方まで行ってもいいかなと思っています。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
3月1日(木) | 長崎 | 大 | 14 |
満09:23 干15:15 |
12 | 小雨 | 西強8 | やや濁 | カニ | 1 | 42 |
それでも行く?釣行がかなり減ってしまっている。 体の状態や病院行きやその他もろもろを合わせていくとしょうが無いのだけれど,物足りなさを実感する日々。
寒い2月を過ごして少し暖かくなったかなぁと感じてきた3月1日。前日からの爆弾低気圧で日本列島が荒れまくっている中,予報を見ると長崎の風速7〜8m。 ポカポカよりも多少荒れた方がチヌはいいし,案外,予報が外れて4〜5mの風になるかもと前日に準備をする。
いつも起き出す時刻に目を覚まし,思いきって車を出す。 実は2月中旬にも車に荷物を入れて準備をしていたにも関わらず朝目を覚ましてそのまま布団をかぶってしまっていたが今回は起きることができた。
目的の波止に到着。西風はかなり強いが釣り場は波止内向きだしやや正面斜めから吹いてくるので何とか糸はコントロールできる。
一ヒロ半ぐらいまでを探って2度カニを潰されたが,微妙なアタリだったんだろうかこの波風では捉えることができなかった。
湾の反対の波止でも1度潰されるけれどやはりアタリが分からなかった。
糸を張り気味にすると竿や糸のブレが餌にもダイレクトに伝わりそうだし,糸を海面にたるませてテンションフリーにしても,波にもまれた糸の微妙なアタリは捉えきれない。 多分,咥える時間が短いのだろう。 感覚が鈍っている自分には繊細なアタリは捉えきれない。
場所を大きく移動して護岸を探る。アタりそうな雰囲気はあるのだけれどアタラナイ。活性は上がっていないようだなぁ。 風がさらに強くなって,もろに受けると風速20m以上じゃない?ってぐらいになる。
建物の影の護岸へ行って風を後ろに受け竿を出すけれど,建物の隙間からビュッと吹かれると海に落ちそうでパラペットの上には上がれない。 上半身だけ護岸から出す感じで落とし込む変な態勢で釣る。
このポイントは前回来た時は底ではアタらなかった。 今回も上層2m程度までの穴にいるだろうヤツを狙う。
ヘチギリギリに餌を落としてハリス分はゆっくりテンションを掛けてヘチをキープし,波に押されて穴のフチに餌が引っかかるイメージで糸を下ろしていく。 途中で糸が止まれば,穴のフチかチヌが喰ったかのどちらかというイメージ。
落とし込み釣りはこういうイメージをいろんなパターンでやれる者が釣ると思うんだけれど。 僕はまだ何となく落としてしまうことの方が未だに多い。
糸がフワッとたるんだ。穴のフチかチヌか。 慎重にキクけれど何の重さも伝わってこない。
もう一度,二度とテンションを緩め・キクを繰り返して仕掛けを上げて見るとカニの甲羅が柔らかく潰されている。チヌだった。けれどすぐに餌を離したのか。やはり活性が悪い。
20分ほど同じことを繰り返して,また糸がフケた。 でも,やはり,キキ上げても軽い。 テンションを緩めるとまたフケる。3度目のキキ上げで重さがノった。
掛かった。やっと〜。あまりデカくないけれど,喰ってくれた〜。
海面に姿を現したチヌ。きれい。やっぱりいいねー。 掬って上げる。42cm。 大分のように決してデカくはないけれど,今の僕にとってはこれで満足。
アタリはそれきりで雨も降りだし移動して別な波止に行ったけれど,波止半ばまで歩いてあまりの突風に怖くなり退散。この風では落とし込みができる場所も他にないし。早めの帰路に着く。
福岡に戻って,こんなとき沖防の海はどうなん?と思って寄ってみると,やっぱりひどかった。
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