釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月25日(日) | 長崎平戸 | 中 | 18 | 満10:17 干16:01 |
- | 晴 | 西 | やや澄 | ウニ | − | − |
ラストサンバ釣り秋口からずっと追いつづけていたサンバソウ釣り。 熊さんガイドに頼りっぱなし,運転は権藤さん頼みで何度も連れて行ってもらいまいたが,さしたる釣果はなく終わりました。
今年は絶不調でしたね。 僕はラストサンバ釣りの1週間ほど前からきつさが増して動くのもつらくなり,仕舞いには吐いてしまうような体調の悪さ。
よくなりかけたところに肩が上がらなくなるほど痛くなり,連続で病院に行き注射でごまかして何とか釣りに間に合わせました。
最後の場所は離島の波止に瀬渡し船でと思いきりました。
一人波止に止まっていた釣り人が早朝にアラを掛けましたが痛恨のフックオフ。 見ていた僕らは気合いが入り潮も巻き潮, 「これは期待大!」 と準備を始めます。
沖の島影から真っ赤な朝陽が顔を出して徐々に青い空へと上がっていきます。 僕らの心を映したような風景にしばらく見とれます。
アジの泳がせでアラ釣りをしようとしていた権藤さんは先行者の 「アジは釣れんやった。」 と言う言葉を聞いたとたんに無言になり,波止の反対側に荷物を持って移動してフカセ釣りを始めようとしてます。 彼の背中にはすべてが終わったような感じが漂っています。 まぁ,それもつかの間ですが。
しばらくしたら独り言が聞こえてきて,調子よく足の裏ぐらいまでのクロを釣るのに夢中になっています。
こちらサンバ釣りの二人はいっこうに本命のアタリが出ずにときおりコン!とかキュッ!とかする餌盗りのようなアタリにだまされ続けて時間ばかり過ぎ去っていきます。 まぁ,このところ調子が出ないのである程度予想はしていたのですが悲しいです。
熊さんは最後まで粘るつもりですが,僕はついに諦めてアラカブ釣りでもと波止周りを探ってもフグの猛攻。 餌のキビナゴは瞬殺。ワームも底に着いて1〜2回上げ下げする間に素バリです。
4匹釣るのがやっとでしたが権藤さんからもらったクロと一緒に大事に持って帰りました。
食べた弁当が全く消化せずに腹に溜まって気分が悪くなり吐きそうです。 でもなかなかすぐには出なくて気分だけが最悪の状態。 帰りに寄ったコンビニの外と中のトイレで口に指を入れて大量にもどして何とか腹の気持ちの悪さだけはなくなり家に送ってもらいました。
今年は前半は入院手術の影響で全くといっていいほど釣りができず。 サンバシーズンにやっと釣り場に行くことができました。
何とか防波堤で竿を出せたのは釣友達のおかげです。 僕を気遣って場所を選定してくれたり荷物を運んでくれたり運転もそうです。
今年も残り1ヶ月。足腰も弱ってしまいましたが,休み休みチヌ釣りもしようとたくらんでいます。 まだやる。最後までやる。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月03日(土) | 福岡G波止 | 若 | 26 | 満06:10 干12:31 |
19 | 晴 | 東弱〜北東 | やや澄 | ウニ カニ |
− | − |
オミヤゲでよかサンバソウシーズンも後半に入り,毎週のように石鯛級に会うために熊さんと権藤さんと行くけれど,今年は魚の喰い気とのタイミングが合わないのか今年自体がサンバソウ不調の年なのかパッとしません。 それでも釣りに行く気持ちになるのはありがたいことなので行けるときに思い残すことのないよう。
チヌもやりたいのだけど,そこまでの気力と体力の自信が今ひとつなくって。やはりチヌ釣りは心身が充実して集中力を研ぎ澄まさないと自分自身が満足できる釣りができないって分かっているから。
10月の最後の休日もサンバ釣りに行ったけれど30cm程度のシマシマ1枚で退却。でもいい天気の海と空と緑はとてもきれいなものでした。
そして11月の土曜日。
福岡市でサンバが釣れる波止に今年最後のチャンスと行くけれどそれらしいアタリはありません。
早々と諦めてキビナゴを餌にアコウでも釣れたらいいかなと底を探ってみます。釣れるのは極小のやせたアラカブばかり。 ま,これでもスーパーで売っていたら3匹500〜600円。たくさん釣って煮付けにしたら少しでも食べられるでしょう。
そういえばこれから12月いっぱいまではアラカブのノッコミで腹パンパンのいい型が釣れるはずだけど…。もう少しマシな型はいないのかな〜と探っていくとそれまでとは引きが違うヤツが掛かった。 上げて見るとアコウです!やった。極上のオミヤゲをゲット。
満足してもとの場所に戻ってサンバ釣りを再開。でも,さっぱりアタリはなくカニに良型のアラカブが掛かって来きました。めげずに釣りをするから,きっと海からのプレゼントでしょう。
それを機にそろそろと片付けに入ります。 ちっこいアラカブは内蔵を出して,アコウと大きめのアラカブは神経締めまでして大事に持って帰ります。
朝は寒かったけれど,とても暖かくなって,11月の光は,空も海も何もかもを命がはじけるようなきらめきで輝かせています。
帰りの船は沖磯の釣り客を迎えに行きました。
海の中からぬっと空に立ち上がっている島があります。
東京都の南約650km,八丈島の遙か南の南の果てには孀婦岩(そうふいわ)という奇岩がそびえ立っているそうです。 見渡す限り陸も島も何もない空間に,まるで海から突然99mの針が突き出たような超自然的雰囲気を漂わせているらしいですが。
この福岡の島も高さは66mと孀婦岩のように高くはないけれど,そのたたずまいに思わず見とれてしまう不思議な魅力があります。 ここへは磯釣りに何度か来たことがありますが何十年ぶりかに近くまで来ました。
普段見ることのない場所へ行けるところが釣りの魅力でもあります。
家に帰ってから刺身を引いて夕飯にしました。余ったのは次の日にヅケ丼です。アラカブとアコウの刺身,甘くてコリコリっとして,それぞれの魚の特徴がはっきりと出ていてとても美味しかったです。
さて,サンバ釣りはまだ行きます。と言っても今年はあと1回か2回ですかね。 それから本格的な落とし込みチヌ釣りへと移ることができたらいいなと。希望は捨てません。
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