落とし込み釣行記2017/6月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
6月19日(月)
前後
大分 満07:55
干14:45 
23
小雨
東北東弱 薄濁 カラス 10 52,54,33,50,52
49,48,50,47,52

無理しても

ここ1ヶ月あまり,腰の痛みで朝,布団からすんなりと起き上がれない。手術から11ヶ月ほどだが,身体の内腐は外郭まで衰えさせるものだった。

整体や整骨院に週2〜3回通いながら(みみっちい話,ずいぶんな金額払っている。)自宅ではウォーキングとインナーマッスルを鍛える運動をし,少しだけマシになった。まだすぐに起きられないし座ると立つのがつらい。

 

それでも運転は少しラクになったので,いざ行ってやるゾ。釣りの楽しみがなくなったらオシマイだと。

 

 

最近の状況は中・小型が増え,大型もいいときは出るらしい。今回は一箇所に絞ることにした。あっちこっちの移動がこの体だとつらい。だるい。面倒。(大分弁だと,「よだき〜ぃ」)

 

風はほぼ無し,わずかに濁りが入っているかナ〜状態。前日までは雨の影響か濁りが結構入っていて,二桁に大型混じりだったらしいが。

風がなく静かな上に,もともと澄み切った海。ここいらのチヌは海を覗くとさっと逃げる。2〜3度それを繰り返すともう完全にいなくなってしまう。

 

だから絶対に水面に影を映さないように波止ならばパラペットの根元に立って音を立てないようそ〜っと移動する。

これ結構疲れる。水際からできるだけ離れ竿先を少しだけ波止から出すようにして仕掛けを水際に下ろす。探るのは2mほど。

深く探るとたとえ釣れたとしても長続きせずチヌはいなくなるだろう。

 

大体,でかいのは上に浮いていることが多いはず。

 

 

17-6-26最初の52cm

最初の52cm

外側にはあまりいないようなので内側を探り出して数投目に,ゆっくりと糸を入れているうち穂先がクッと曲がった。

竿に乗ったのが分かったのですぐにアワせる。

 

シューッと斜め沖に走る。そんなにばかでかくないのは重量から分かるのだが,なかなか浮いてこずとにかくしつこく引く。

おかげで十分楽しめるが狭いところ,あんまり場を荒らしたくないンだけど。

 

ようやく浮かせてタモ入れしたのはきれいな状態の52cm。最初に年無しでややホッ。

 

 

それから33cmのメイタも含めて,年無しがぽつ,ぽつという形だった。

16-6−26−54cm

54cm 波止のチヌはよく引いた

 

54cmのときは波止内側で掛けて,タモ入れしたのは外側だったというぐらいよく引いた。

5枚を釣ったところで潮が下がり,動かなくなり波止から去る。

 

 

 

お昼は4時間ほど横になって寝て,夕潮を2時間ほどやったが全くアタリもなかった。

 

 

 

 

次の日も曇,ときどき小雨。しばらく潮を観察したが動いている様子はない。昨日よりもさらにベタ凪。

かなり待っても潮は変わらず動かないので試しに竿を出してみる。

 

全くアタリ無し。

竿を置いて動くまで待つことにする。いつまで経っても動かない。

 

じれてまた竿を出す。でも,アタリ無し。また竿を置いて休憩。

 

 

波止外側だけやってみる。海は覗かない。完全に糸と穂先のみに集中。

 

17-6-27-49

2日目 最初の49cm

しばらくしてコンときてクッと少しだけ押さえた。アワせる。キュキュ〜ッと逃げる。

あー。これは小さいかな。逃げ方が忙しいし。と思っていたが少しだけ粘ってくれ。49cm。

釣れないかと思っていたからまず1枚釣れて型はどうあれホッですね。

 

 

20分後,内側で47cm。

アタリ方は同じゆっくりと落として行ってほぼ一ヒロ程度で穂先を遠慮気味に押さえる。

 

昨日より型が下がっているなぁ。やはり潮が動かないのがよくないか。

 

 

思いきって下げまで待つことにする。

 

しかし,下げに入って1時間経っても期待の潮は昨日のように動いてくれない。一日経っただけでこうも違うものか。

 

時を待ち,木の葉をときどき海に投げて潮の流れを見ていると,若干流れが出たかな〜みたいな状況になったので,竿を出す。

 

下げ出して1時間半でやっとこの状態。  同じアタリで50ギリ。

 

17-6-27-50cm

確か…50cm

17-6-27-52cm

最後の52cm

 

それから30分後,47cm。また30分置いて沖側で52cm。

 

  

 

 今回も超大型は喰わせきれなかった。はたして居たのか居なかったのか。

しかし,ソイツに餌を喰わせきれないのは自分の未熟さに間違いない。極致の釣りへはまだ遠い。

 

 

早めの終わりにしたのでお楽しみの終末効果。オミヤゲを買って,途中,黒川温泉で立ち寄り湯。 

17−6−27黒川温泉 樹やしき

雰囲気だけ見てください(^_^;)

  

今回は森林深く入った「樹やしき」。

 

湯ノ花が浮き硫黄臭が心地よく,立ち湯,広い混浴湯と情緒あふれる露天風呂で大満足。

 

眠気も吹っ飛んだが,さすがに無理して出かけたので帰ったらへろへろ。

 

 

次の日からはまた,起きるのが難儀で布団もたためない状態が。

 

 




 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
6月8日(木)
前後
大分 14 満05:52
干12:33 
- 曇~晴 北東 薄濁 カニ・貝
フジツボ
3 45,50,45

まずは我から

睡眠不足が体に一番悪いようなので,昼間からゆっくりと走り,夕方に目的地の護岸に着く。

一日中降った雨が少し残ってぱらぱらと落ちてくる。

一ヶ所に時間をかけなければ日が暮れるまでに2〜3ヶ所は探れるだろう。

 

 

最初の場所は超浅場。カニで探る。

雨で若干潮は濁っている。流れもあるので期待できるかもと思ったが釣り場端までアタリはない。

引き返しながら落としていると潮の流れとは違う方向に糸がスーッと動く。

 

 

思いきってアワせるとゴン。

そしてギューッと有無を言わさないような底走りがはじまった。これはかなりでかい。

糸が持っていかれるほうに小走りで移動しながら20mほどで魚に追いつき糸を巻きにかかる。

竿の弾力で首振りを吸収しながら距離を詰めていくと,魚体がぼんやり見えて来た。

 

 

何じゃい〜!スズキだった。

上がっていたテンションが一気に下がる。がっかりもはなはだしい。

なかなか僕にはこんナ〜。大本命が。

スズキ

スズキかぁ   70up

チヌ45cm

45cm

気を取り直して底でのキキアワセで45cm。

 

大きく移動。地波止へ。

満潮過ぎ。ちらっとチヌが見えた。

浮いている。

カラス貝で一ヒロ弱まで探る。

 

反応無しで突端を折り返す。餌に違和感があるのか,何故喰わないのか。

フジツボに替えてみる。反応無し。

 

しかしいた。

コン!ときた。

キクと魚が付いている。

カツッ。アワせる。ギューッ!

内側に絞り込む引き。

穴に入りそう。切れる。

糸を出す。穴に入ったが走りは止まった。

チヌ50cm

逃げないで釣れてくれた

じわじわとリールを巻くと少し戻ってくる。

と思ったらまた引っ張り込む。繰り返し繰り返し。とうとう何かに引っかかったか全く動かなくなった。

しばらくほおっておいても動かない。

 

 

しょうが無い。糸を手でつかんで引っ張ってみる。

動いた。急いで巻くと出てきた。

ゆっくりゆっくりリールを巻き。浮かしてタモ。よかった〜。

型はそれほどでもなく50cmギリ。

しばらくすると日が暮れた。

 

 

 

 

 

 

次の朝,同じ地波止で45cm。かなり大きめのヤツも浮いてはいるが喰わない。

 

チヌ45cm

  

他の地波止に行く。少しだけオーバーハング。

胸壁上が狭いので体をできるだけ後ろに隠しながら餌をそーっと入れる。

影が寄ってきて糸が動く。

喰った。あまり大きくない。

雑に扱っていると外れた。

   

次も,影が餌の方向へ寄ってきた。糸が横に動くかと思ったが何も無し。

その次も同じように喰うのを直前でやめる。ハリスを細くしても糸をたるませても同じ。

結局,喰わせ切れなかった。

移動。

 

 

この頃から体がいつもと違うのに気づき始める。腰から下の筋肉が硬くなり凝りが出てきて思うように歩けない。

まるで筋トレあとの体のように疲れた感じ。

なんだちくしょう。まだはじまったはかりじゃないか。

1歩1歩,足をあげるようにしながら次の場所に行って落とし込むがアタリはなく。

   

結局,日暮れまで何もあたらず。

この日は帰らず現地に留まる。というかこの体では帰れない感じだが。

   

 

 

瀬の本高原温泉

いいお湯に いい景色

次の日は遠方から釣友が来るって言うので朝マズメを竿出しして釣友とちょっと話して別な場所を周り,そのまま福岡を目指す。

 

 

帰りに温泉で癒やして少しほぐれた体を頑張らせて無事帰宅。

  

このままじゃ悪循環だし,気力もそがれそうで,どうしようか。

手術後に腹回りの運動ができず体幹をくずしてしまったのもよくなかったかも。

完全に体のバランスが崩れたかな。

体つくりを仕切り直しやな。