落とし込み釣行記2017/2月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
2月25日(土) 大分 29 満06:16
干12:04
13
西北西
やや強
フジツボ
カニ
52,48,50

春チヌゆったり

菜の花

寒い!でも,もう春

老体にむち打って,という凄惨な気持ちはないのだが,先週は昼から長崎まで行って寒く強い西風の中で落とし込みをやったら,冷え込んだせいか車から下りようと体勢を変えるだけで,

「あいたたっ!」

不用意に動くとグキッ。

ピリピリする腰痛が再発し,半日チョイ移動しいしい竿だしするも釣果ナシ。だが,道の駅で旨い刺身定食喰えたからよしとした。

 

 

それから1週間,何とか動けるようにと気をつけて過ごし大分へ。

 

釣友が譲ってくれた釣り場に入る。

 

波止の上によじ登り(登り下りは腹の手術痕がピリリとまだ痛む)

フジツボで5投ほどしたところで,引きアタリ。

こういうアタリがやはり落とし込みでは最高やね。

 

チヌ52cm

早めの1枚だったが,その後長い沈黙…

今回は訳あって自作のごっつい3.8mのヘチ竿もどき。両手で支えないと伸されるがチヌは難なく上がってくる。52cm。

この時期にしては少しやせ気味?気をよくするが続かず。

 

 

別な波止に移動。しかし,ここも期待に反して全くアタラナイ〜。

 

何故か最近,他の者が行くと魚がいて,僕が行くとこんな調子なのだ。思わずいじけてしまうなぁ。

 

それから,あちらこちらと例のごとく釣り場をチェックして回って昼過ぎになり,無性に眠くて仮眠。

 

 

15時過ぎに,まだ寝ていたい気持ちを振り切り,再び3連チャンの波止巡りをした。

風の方向も強さも理想的で波止際には泡ぶくが漂う滅多に無い状態なのに全くアタらず陽が傾く。

 

 

薄暗くなった中,最後に波止近くの護岸をやって打ち止めとしよう。

満潮時で竿1本の水深の場所。

 

前回,竿を持たずに場所チェックしていたとき不用意に覗いたり足音を立てたりするとすっと逃げるチヌがいた。

 

カニでそ〜っと落としていくと2枚来た。どちらも底にいた。

 

竿の長さいっぱいに水際から離れ,エサを落として糸が底に着いたようにふける。2秒ほど待ってじわっとキキ上げる。5mほど護岸を移動する。同じルーティンを繰り返す。

 

根掛かりのようなときは少し強めに上げる。

前回釣行のタコのようなゴミのような泳がないチヌから想像して,喰っても根掛かりのように全く動かないことが考えられる。

強くしゃくると場を荒らすし,ゆっくり上げるとチヌだったらカカリが悪い。

 

そんな根掛かりが魚になったのが2回。48cmと50cm。但し,掛かったあとは2枚ともよく引いた。

チヌ48cm

48cm 右50cm 夕暮れに

チヌ50cm

 

 

 

次の日は,朝方,ちょいとやって状況の悪さに諦め,1時間ほど車を走らせて別な釣り場へ。

 

ところがここも見たこと無いような澄み具合。早々に竿をたたんでお土産をまず買う。

 

 

臼杵の石仏

臼杵の石仏。これ以外にもたくさんありました。みな国宝!

 

帰り道,国宝の磨崖仏の案内があったので寄ってしばし観光。

 

実は以前から気になっていて,本当だったらわざわざ見に来たり職場の旅行なんかで来るところ。

それが釣りの途中にあるから見るべきやろ。

どうせもう帰るだけなんだしと。

 

 

1時間ほどじっくりと見て歩き,また,車を走らせ温泉へ。

 

今回は阿蘇の三愛高原ホテルの温泉。

あまり知られてないようだけど,ここはロケーションいいですよ。

露天だけが立ち寄り湯になっていて,いや〜最高!思わず長風呂になっちゃった。オススメです!

 

阿蘇三愛高原ホテル 露天湯

ロケーション最高 これで500円。
屋内にも洗い場あり石けんシャンプーあり。8:30〜20:00

 

こんなふうに,僕の釣りは変わっちゃいました。何しろ手術してまだ7ヶ月も経ってないから。

これも長い人生での変容といいましょうか(^^)

 



 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
2月11日(土) 大分 15 満07:51
干13:34
13 小雪まじり
西北西
7〜8
フジツボ
カニ
53,50

雪の中

腰痛がいつになく長引いた。矯正に2回行き,2週間目になんとか釣りができそうな程度になった。

 

今冬最強寒波到来の報だったがタイヤ頼みで突撃出陣。

雪の湯布院道

雪の湯布院 道の駅

瀬の本高原経由はライブカメラでは一日中まっ白だったので,さすがに回避。久しぶりの湯布院経由へコースどり。

 

 

玖珠あたりから雪が激しくなり,みるみる道路は白くなり,とうとうあたり一面まっ白の世界へ。

 

何とか湯布院道の駅に着いてホッとするが,下りもしばらくは雪がすごく,トラックや乗用車が数台スタックしているのを横に見ながら通過する。

 

出発5時間ほどで目的地に着く。

 

 

風は強く息をついて吹き付けるので,波止のパラペットの上には上がったものの,うっかりしていると落ちそう。

足腰の弱った落とし込み師には,おちおちアタリもとることができない。

それでいて陸側や波止に平行に吹くので潮は澄み切っている。

 

急激に冷えた上にこの風でこの状態。

魚の姿も見えずたまーに波止にぴったりと沿っているヤツがいるがエサには見向きもしない。

 

 

4箇所目でようやく。

 

53cm

分厚いヤツ  1枚

一ヒロほどカニが沈んだところで糸が止まったので,またパイルにでも触れたかとキク。

 

生体反応無しで竿を上げると重いものがついてくる。タコ?それとも…。

 

半信半疑でリールを巻くと…チヌ!それも幅広。

寒さでよく動けないのか暴れることも無くタモへ。

 

分厚い。広い。重い。これはでかい。と思って長さを測るとアレッ。53cm程度。

思わず測りなおしたが見た目より短!

ま,いいか。とりあえず年無しだもん。

 

やはり,オーバーハングのような隠れ場にだけは魚がついているようだ。

 

しかし,この風では釣りになるところは限られる。

 

来た道を戻り道の駅で物色。

 

 

さらに足を伸ばして釣り場リサーチ。

風の宮崎沖

風の宮崎 ここもきれいな景色でした。

 

宮ア北部の港まで行って,また道の駅で物色。いやいや釣りの途中のこういう楽しみがとても気に入っているのです♪

その後,波止や護岸を覗いて回るがそそられるような場所は見つからず,しょうが無いのでフジツボを採って大分へ戻る。

 

 

夕方も竿を出したが風に舞い上がった砂をかぶっただけで何も無く終わる。

50cmチヌ

フジツボで  1枚

 

 

 

次の日は主にオーバーハングで竿だしする。やはり一ヒロのタナでフジツボに50cmが1枚来ただけで昼前には諦める。

 

いつものようにお土産の干物などを買って帰路へ。

 

何とかボーズは免れたが,どうも最近の状況がよくない。

さて,次回はどこへ行こうか。