釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月30,31日(土日) | 大分 | 中 小 | 21 22 |
満10:49 干17:04 |
- | 曇小雨 晴 |
西やや強 北弱 |
澄 | カニ | 5 | 51,41, 46 42, 52 |
釣りに行くことだるさ,疲れ。この歳になると日常化する。 しばらく釣りに行かず,ただの休日をすごしているうちに,釣りも面倒でしなくなりボケ老人となってこのまま朽ちていくような気がする。
これではいかん!不純物が溜まったような重い体をなんとか動かして荷物を車に載せて釣り場へと向かう。
この週は雨がよく降った。 目的地についても降り続き,仮眠から起き出したぐらいにやっとあがったようだった。 気温は高い。午前5時半というのに寒さを感じない,11℃。
釣り場に行くと今回こそはしっかりと濁っているだろうという期待に反して澄み切っている。 チヌの姿も全く見えない。 この状況は過去何度もあったから,この先の展開が見えてくるようで気が抜ける。
甲羅が3cm前後の大きなカニを付けて振り込む。 大分に来ると長竿の前打ちが主体となる。20m先を狙うこともある。 よく飛ぶように,潮流でポイントを外れないように,そして大型のチヌが喰ってくれるようにと時にはガン玉6B,この大ガニ。
打ち込んでも打ち込んでも手前では全くアタリはない。 それではと10mほどさきに振り込み着底のようで糸が緩んだので,キクと喰っていた。
ドでかいヤツではなさそうだが小型でもないようなのでここは慎重にまず1枚捕ろうと沖で泳がせて様子をみる。 急激には走らないのでゆっくり少しずつリールを巻き浮かせていく。やはり50あるかなぐらいか。少し弱ったところで一気に巻き取りタモへ。51cm。 ヤッホーサイズではないがとりあえず。ホ。
4時間半走って,竿を振り,チヌを釣ったところでだんだんと体に力が湧いてくるような感じになる。 やはりこれが今の自分にとって最良のことなんだろう。 しかしその後は,アタリもなく。
移動を繰り返しながら中・小型を拾い釣り。
こうなると昼飯もほどほどにすませて移動,釣り,移動と若い頃に戻ったように夢中になってる自分がいる。 しかしながら,やはり歳かなぁ。 肩や腰がだるく,足はしびれたように痛くなって顔をしかめながら釣る。
昼をかなり回ったところで,敷石の先で52cm。 口がバカにでかい尻すぼみの変な形が釣れたところで, 「大型でました。」 と別行動のSくんから連絡。 30分ほど離れたところにいつもの予感で俊敏に移動していたらしく,59cmらしい。
思い切ってそっち方面へ移動するが,行った頃には全く雰囲気なくてダウン寸前となり,納竿。
風呂に3人集合。 何故か申し合わせもしないのに,こうやって福岡の落とし込み仲間が出会うんだよね。 僕は,早めに寝ようかと思っていたが,若い彼ら,またアジングのナイトゲームするって言うモンだから付き合って見てみることに。
アジングも結構面白そうで,彼らの釣りを見ながら一緒にいろんな話をして楽しいときはあっという間に過ぎる。気がつくと0時近く。 「じゃ,オレは寝るから。」 と,別れて車泊場所を探してぐっすり。
次の日は,殆ど風もなく朝からいい天気だし,湖のような海面。これじゃ前日より状況が悪い。
結局,2回カニを潰されただけ。ってことは気を入れていたら2回掛けていたと言うことにもなるが,潮に糸が流されてるのかなってぐらいの微妙なアタリだった。 落とし込みを極める道はまだまだ長い。
この日を諦め11時には納竿。
帰路途中,温泉に入り阿蘇・久住を気持ちよくドライブしていく頃には,すっかり体の毒気は抜けていたような気がして,ようし!また釣りに行ってやろうと思っていたのだった。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月9.10日(土日) | 大分 | 大 | 30 1 |
満07:13 干12:50 |
16 | 晴 |
南〜西 | 澄 | カニ | 7 | 47, 50, 30〜37 |
落とし込み巡り会い例年になく暖かい冬。大分での落とし込みも,水温が下がらずにチヌの居場所が散在してパッとしないらしいので控えていたが,体調もいいし,
「そろそろですよ〜」 と,釣友が連絡をくれるので行ってみるか。
早めに出発して日田を通り,黒川を過ぎ,瀬の本高原を越え,竹田を抜けて目的地目前の道の駅で仮眠。今回は2日予定なのでまた一人旅。 「きついでしょぅ。」 と言ってくれる者もいるが結構,道中を楽しんでいるのです。
夜明け前に起き出してトイレの洗面所で顔を洗い歯を磨き,無呼吸症候群用のマウスピースを洗い(これが僕の睡眠には不可欠) まず一箇所めへ。
占いのような場所なのでさっと探って何も無しで移動。
少し風がある予報だったけれどほぼ無風。 2箇所目,ここが本命なんだけれど全くアタらず。 少し不安になる。
申し合わせもしていないのに釣友とあちらこちらで出会う。 チヌには出会わないけれど,何だか当たり前のようで驚きもしないようになった。 「おー,来たね。」「おはよ〜。」
出会って,思い思いに散る。 これがここでの釣り方。 何しろ一箇所の場所が狭いから。
移動場所の見切りや行動力も腕の内なのだが,潮や風や太陽の状態やチヌのご機嫌がいい時・いい場所に巡り会った者がアタリくじを引くようなモンだ。 そのアタリくじを引くために この風ではこの潮ではここか,そこかと移動を繰り返すが殆どスカ。
例年になくやっぱり厳しい。見えチヌの姿も少ない。 しかし, 「55cm出ました!」 というヤツもいる。う〜ん…。
連絡を取り合って昼ご飯を一緒に食べた後,また,思い思いに散る。 僕は1回見ただけでまだ竿を一度も出していない場所に行ってみる。
敷石竿1本先から少しだけ深くなっている。 しばらく歩いて見ているとボラに混じってチヌもたまにいる。 やってみるかと車に戻り,長竿を取り出す。
ガン玉4Bで振り込みやすいように大きめのカニを付け,深みの少し先に打つ。
喰わない,喰わない…何十メートルかそうして振り込みながら移動。やはりダメかな。
風が出てきてさざ波で水面が見にくくなってきたなと思いながら振り込み続けていると糸がピョンと震えた。 キイてみると咥えている。 やっと〜。 浅場を走り回って暴れて(こういうヤツは小さい)やっとタモに入れたのは37cmのメイタ。 ここまで来てこれかと思いながらもやっとクロダイに会えてホッとする。
喰うヤツがいたということは僅かでも希望が芽生える。竿を振る腕の疲れもなくなるから不思議。
次は居食いだった。
着底後にキクと喰っていた。これは少し大きめのようで敷石の陰に逃げ込もうとするように横に横に走る。 しまいには石に挟まった流れ葦に引っかかってしばらく引いたり出したり。
ようやくとれてゆっくりと浮かせる。ギリ50cmかな。 ここまで来たらの最低ライン。ま,まぁいいか。
その後,ここのアタリを上手く捉えきれずに水面下ハズレ2回。 あと36cm,47cm。 連絡取り合った釣友が来たので譲って移動。 その後は出会い無し。
日が暮れお風呂に入ってから,アジングやるって言うのでみんなで集まって僕は見学。 なかなか面白そうで楽しい時間だったなぁ。 若者にいつまでも付き合う体力は悲しいかな なくって,車泊場所を探して寝る。
次の日,また別の釣友が3人増える。
殆どいいことなくてメイタとキビレだけでモジモジしていた頃に国東半島に電車で行っていたカァちゃんからのお迎えコールで竿をたたむ。
いつも見せたいなぁと思っていたきれいな景色の中をドライブして途中温泉に入って,少しはカカァにも楽しませることができたかな?
でっかいのは他の釣友2人がゲットし,僕はどちらかというとスカくじだったけれど,まぁ初チヌにも釣友にも出会えたことだし,楽しい釣行となった。 今年も何とか釣りができることが一番ありがたい。 |