釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
12月25日(金) | 大分 | 大 | 15 | 満07:21 干18:40 |
17.5 | 晴曇 | 西北西強 | 澄 | カニ カラス |
4 | 44 ,47 ,48, 51 |
一人旅の楽しみ多人数で行く釣りも楽しいが,一人旅にはそれなりの意味がある。 大分県への旅はまた目的地での様々なロケーションの中で釣る心地よさと大物への期待とが入り交じってさまようごとに新鮮な空気の中でわくわくしながら心ゆくまで無心に竿を出せる。 行き帰りは音楽を聴きながら阿蘇や久住の大自然の中をドライブ。
気ままに釣り場を変え,気ままに休み,気ままに竿をたたむ。そして気のすむまで温泉に浸かって帰る。 ハードだけれど格別に心が安まる旅だ。
13日に沖防で全くアタリ無しの釣りを終えたら,この旅の準備。 新しく買った車にスタッドレスタイヤを履かせて凍結いつでもOKよと準備して,図らずも気温の高いこの12月だが荷物を詰め込み目的地に向かってスタートした訳だった。
しか〜し,温暖化か黒潮蛇行か例年になく水温が高い。 17.5℃! 昨年この時期の13℃に比べると高温すぎる。
これは大きなスパンでの自然の繰り返しパターンでしょうか? だからオレが死ぬ頃にはたいした影響ないさと言っている方,目の前に確実に影響がでていますがね。 後ほど,[落とし込みブログ]で地球温暖化シミュレーションなどについて紹介するのでちょっと見てください。
まず,船作業が始まる前に薄暗い朝一,護岸でカラス貝餌に竿いっぱいまで落とし込むがアタリなく20分ほどして作業員が準備をし始めたので移動。
2箇所見て回るが竿を出す気になれない状況。 その後,3箇所行って魚を見つけてはちょっと竿を出すがどこも澄み切ってすぐ逃げて釣りにならない。一人での落とし込み釣り行脚だからこそできるこの行程なんだが,パッとしない。
眠くなって仮眠。 自由だけど…さえないなぁ。
15時頃起き出して長竿ポイントに戻ってみる。これが最後の竿だしとなるか。 朝に来たときにはなかった魚影が見える。 試しにカニ餌をそーっと入れる。
数投するとひったくっていった。走り回ってゲット。44cmのここでは小型の方だがとりあえずホッ。
不思議なことに餌に反応する魚が増えている。 体を隠してストラクチャーの陰に餌を入れると喰ってくるヤツがいる。
47,48と追加。
何かに感づいて逃げるヤツの中にも驚くような型はいないが向かい風と,突然曇で暗くなったのが影響してるのか喰う。
時遅く,16時頃にはもう薄暗くなり,納竿近くと思っていたら喰ってくれてよく走り回ったのが51cm。
サイズアップを期待して糸が見えなくなる17時頃までやったが来なかった。 たまたま最後に喰ってはくれたが,このパッとしない状況,明日になっても変わらないだろうと帰路につくことに。
帰りがけにゆっくり温泉に入り阿蘇の山中をドライブして一人旅が終わった。
今年はこれで落とし込みが終わるかどうか。状況次第だなぁ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
12月6日(日) | 博多沖防 | 長 | 25 | 満18:24 干12:02 |
13.5 | 曇 | 微 | 白微濁 | カニ カラス |
1 | 50 |
12月の沖防チヌ今年も,もう12月。早いものだ。
土曜日は実家で両親の代わりの雑用をいろいろしようと思っていたが,連絡が取れずに(病院に行っていたらしい)家でじっとしていた。 たまにはいいかと思っていたがカァちゃんもママさんバレーでおらず,一旦こもると掃除もしたくなくテレビの前で一人一日中座っていた。 これはだるい。
日曜日には沖防にでも行くか。 落とし込み竿をもって糸を垂らしているだけでも気が済むというもの。
次の日,10時に船長に迎えに来てもらい一文字波止へ。 すでに顔なじみの落とし込みフリークが3人。早朝から来ているのかな。 昨日まで数日続いた時化はうそのようで風も殆どない。 ひどく寒くないし暇つぶしにはもってこいの天気だ。メイタでも釣れたら楽しいだろ。
波止に上がると,関さん, 「い〜ッ回もアタりません。フグもアタりません〜。」 まぁ,あまり期待してなかったけど,アタリぐらいほしいよなぁ。
水温を測るとなんと14℃。(昼過ぎ再度測ると13.5℃に下がる)この水温は沖防では厳しい。 ベタ凪。潮は透き通ってはいないが濁っているって程でもない。 時化で急激な水温低下にベタときたら今日は確実につらい釣りになるな。 とりあえずカニでアタっていないようなので,大分で採ってきて生かしていたカラス貝をチョイス。
2時間弱やったが全く反応無し。 他の仲間も変化無し。
12時にロングラン大会の表彰式があって一旦,陸に上がりまた戻る。 関さんと二人だけになってしまう。 彼,今年のロングランで56.5cmというすばらしい型で優勝!おめでとう!と言ったにもかかわらずまだ釣り足りないらしく,一心に釣り始める。 ぼんやり過ごそうと思っていたけど刺激してくれるよなぁ。ありがたい,ありがたい。
とりあえず切れ波止に行ってみる。 カニ餌にして鈎は管付伊勢尼6号にガン玉5号を噛ませる。 まず,できるだけゆっくりと落として上層の反応を見てみようと。
全然ダメで一文字へとそのまま行って内外と1往復。フグにカニの目をかじられただけ。
14時頃,後ろで 「オチさ〜ん…☆!%…!!!」 呼ばれたような。 振り向くと遠くで関さん,タモにチヌを入れている。行ってみるとこれがいい型。(50cmだった) 「底で,キクと喰ってました。な〜んにも暴れなくて上がって来ました。」
それにしても,この何の気配もない中でまぁ釣ったよな〜。辛抱強くやれば喰ってくれるときもあるんだねぇ。さすがにチャンピオン。引きずり出したって感じやな。 やはり,チヌはいる。喰わないだけ。こっちも元気が出る。
ガン玉を3号にする。 チヌってのは思わず口を使う餌の動き,落下スピードがその日その時であると思っている。 一気にスピードを変えるか,序々に変えていくか。
今回は後者を選んだ。 潮があまり動いていないから軽いオモリでも,横に流されて穴の出っ張りに引っかからずにすむってのもある。こうやって釣れないならしょうがないと諦めるしかない。 アタリなし。 2号にする。無し!
15時半を過ぎ,幾分潮が上がってきた。
一か八かと切れ波止に行く。 内側は上げ潮で若干濁り気味になり潮が動いている。カニでガン玉5号から内外交互に上層を。 3号,2号と変えながら3mぐらいまでだんだん深めに探っていく。アタらない。
この時期の落陽は早い。いくぶん陽が陰って来た。 ベタで波も起こらない。
ただ,切れ波止ではこうした状態のときでも,10分程唯一ざわつく一時が必ずある。 もう,今がその唯一の時なんやけど,アタらんか…。
17時の日没回収もあと1時間かと諦めかけて一文字に探りながら向かっていた時,それまでは,何もなく張り切るまで落ちていた糸が途中で止まった。
ン? キク。魚! そのままグッと竿を張る。掛かった。 やっと。 来たゾ!
魚はオーバーハングの中に入る。 グルグルッとリールを巻いて戻そうとするが,ン?糸の感じがおかしい。
アー!パイルに巻かれた。どっちか,パイルの右か左か。移動するが分からない。 嫌な音がする。 ハリスは1.7号,道糸2号。魚は強烈には走らないが,カミソリの刃のようなカキに一瞬でも触れると太い糸でも,ア!も言わずに切れたはず。 それには触っていないようで切れないが,少しでも糸を強く張ると切れるだろう。 せっかく掛けたのに。
ン〜,ダメ元で糸を出す。どんどん糸が出て行く。魚が止まる。少し巻く。出す。 ズズ…まだ糸は切れない。 緩むと巻く,走ると出す。じっくり慎重に少しずつ。
…出てきた。いいぞ。 しかし,糸のダメージが分からない。 出す,走りに付いて移動する。ゆっくり巻く。繰り返し時間を掛けて,絶対獲りたい。
浮いてきた。また潜る。…そしてとうとう水面へ。 ゲット。ふぇー…。
ハリス道糸ざらざら。ちょっと引っ張ると簡単に切れた。危なかったぁ。 でも,ラッキイだったぁ。
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