釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月31日(日) | 博多沖防 | 中 | 6 |
満06:13 干12:41 |
25.5 | 薄曇 | 無〜 北強 |
普通 | カラス |
4 | 32, 33×2,41 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月23日(土) | 博多沖防 | 中 | 28 | 満08:21 干14:59 |
25.5 | 晴 | 南弱〜 西 |
濁 | カラス |
3 | 33×2,42 |
雨後1日経てば難22日、夜中の3時頃、眠っていたはずが半分目が醒めていたようで突然、窓がパッと光った。と同時にパーン!電気ショックのようにとび起きた。 雷とすごい豪雨だった。
夜が明けても雨はやまない。TVでは福岡県も大雨土砂崩れ警報。近くの町の交番の若い警官が見回り中に水路に流され亡くなられたという。痛ましい。 雨による被害が各方面で起こっている。 これでは沖防どころではない。渡してもいないだろうし。
午後になって急激に天気は回復。青い空が広がった。 昼下がりに海の様子を見に護岸に行く。土色の濁り。風も殆ど無い。
とりあえず竿を出して見るか。落とし込みは手軽。 最干潮で流れも緩くなっている。 ノーシンカーでフジツボを付けて15分ほど。 底の居食いに竿をゆっくり払うとグーッと沖に走り、タメて浮かして取り込む。50cm。 この1枚で後は続かず。
次の日、土曜。いわし雲がところどころに広がる青空。本当に久しぶりに太陽が朝から照っている。
海は風もなく穏やか。渡船場に行くとすでに沖防のあちらこちらに釣り人が見える。 やっと沖防に行ける。
切れ波止に上がると外も内も濁ってはいるが穏やかすぎる気がする。古賀さんが近づいてきた。 「アタリ、どうですか。」 「全く!1回も!カニもフジツボも駄目です。絶対今日はいいって思って来たンやけど、波止替わりします。」 と言って早々に来た船に乗って去って行った。 あの古賀さんがこんなに早く見切りをつけるってそんなに悪いのか。
やってみると、やはりカラスでもフジツボでも…。1度もアタリ無し。 異常や! ただ、雨後の意外な不調はここ切れ波止ではよくあること。 とは言え、久しぶりに来た今日がその日であって欲しくなかった。
普段は滅多に波止替わりしない。 釣れないならそれなりにメイタ1枚でもどうにかして引きずり出す方に気持ちが傾く。 が、さすがに切れ波止はあきらめた。 ジアイらしき状態になったらまたヤルとして、クーラー持って一文字に行く。
帰り支度をしている落とし込みの先客に聞くと 「メイタ30cmぐらいが2枚でした。」 こちらの方が可能性あるかな。
フジツボでまず。アタらない。カラスで。駄目。潮が内も外も横流れで釣りづらい。 伊勢尼6号に鈎を埋め込みヒューズ4回のカラスのスライドにする。餌の入れ場所、糸の置き方・フカセ具合を潮に合わせて丹念に調整する。
潮は同じ波止でも場所によって変わる。 釣り進んで少し押し気味になったなと思っていると中層で止まる。 スライドだからよくあることでそのたびにキキはがして下に落としていくのだが、喰っていた。33cm。 ま、釣れないよりいい。
間を置かずに底付近でのキキで掛ける。 一旦沖に走り、止めると急に向きを変えて手前の穴に一直線。 ギリギリのところで竿が助けてくれてセーフ。42cm。 釣れない中、チヌが出てホッ。
しかし、それから永遠に続くようなアタリ無縁地獄。
12時にフカセ組が帰って1人になったと思ったら返す船がこちらに向かって来て前田ちゃんが降りてきた。 潮は下がるごとに時折通るタグボートの波でごった返し澄みそうになってきた海を濁らせてくれる。 しかも手前に押して来ているし絶好の潮としか思えないがアタらない。
その中ようやく33cmを中層で捕る。 これから夕マズメが今日一番のチャンスだろうが。 運動不足で弱った体力は限界。
「これから前田ちゃんタイムになるよ」 と言って15時に迎えに来た船に乗って帰る。 その後、マズメまでいた彼は40UP2枚手にしたらしい。
落とし込みは、 波は騒いだ方がいい。 潮は濁って動いた方がいい。AND…(秘) それを察知して素早く移動する方がいい。(僕はもうできない) |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月18日(月) | 博多護岸 | 小 | 23 | 満15:48 干10:02 |
26 | 雨〜曇 | 東強 | やや濁 | カラス フジツボ |
2 | 35, 49 |
8月20日(水) | 博多護岸 | 長 | 25 | 満05:43 干12:51 |
25 | 雷雨〜曇 | 東 | 泥濁 | カラス フジツボ |
7 | 42・41(キビレ) 31〜34、44 |
雷雨で護岸釣り夏季休暇をとってるので沖防に行こうと考えていたら、朝起きるとすごい風、時折、雨。 これでは沖防はつらいだろうとあきらめて昼過ぎに地方の護岸に行ってみる。
釣り人もさすがに少ない。 上げ潮だし運が良ければアタリがあって、気晴らしができるだろう。 ハリスは1.5号でいいかな。 ひどく浅いのでフジツボはノーシンカー。
ここは穴ポコで三角の出っ張りがある。 しばらく落とすがアタリはない。護岸はこんなモンでしょ。そんなに釣れるモンじゃないよな。気晴らし気晴らし。
潮の出入りを見ながらできるだけ穴に沿うように落とす。 すると、お!底に着く前に糸が止まった。
まぁ、何かに引っかかったかも。半信半疑でキイてみると、サカナ〜。 軽くアワせるとクィーッと沖に走り、ククンと首を振る。 これはクロダイ。
でかくはないけど嬉しい手応え。ゆっくり楽しんでタモイン。35cm程度のメイタ。
見ていたのか遠くの方から中学生ぐらいかな、走ってきて。 「お〜!スゲ!デカいっスねぇ。」 「こんなんのが釣れるんスかっ!」
写真を撮って放流しようかと思ったが、その子がまじまじと見続けて離れないので、 「いる?」 「マジっすか!いります。」 「まだ、大きいのがいるらしいよ。」 「えっ?マジっすか。」
マジっす連発するなぁこいつ。今どきの子みんなこんなふうなんかなぁ。
「でかいなぁ。どうやって食べよう。」 「刺身とか。」 「刺身!マジっすか。」 「…」
それから何度かアタるんだけどやはり地方もチヌはスレているのかチョンで離すヤツ。 掛かってすぐにはずれるヤツ。 捕れそうやなと侮っているうちにギュンギュンしつこく引っ張って、こちらがオタオタしてる間に横穴の角でパチチンコ。 グヤチィ!
2度ほどぶち切られて頭から煙がのぼりハリスを2号にすると今度は喰わない。しっぶいなぁ。 しかし、ぶち切るサイズをとるためにハリスは落とさない。
アタリ無しの時間が過ぎていく。そのうちダ〜レモいなくなった。
しかし、突然来た。 底付近まで入れた糸が横にスーッと動く。 クィとキキアワせすると最初はイヤイヤみたいな軽い引きから突然の横走り。
足は付いていかないからとにかく竿を逆に倒して必死にタメる、できるだけリールを巻く。 妙な格好で足を踏ん張ってるこの姿、誰かが見ていたらきっと笑ってるだろうけど、運がいいことに誰もいない。
どうにかだんだん弱ってきた。 油断は禁物。ここはゆっくりしっかりと浮かすこと。 タモイン。マァマァのサイズじゃ。49cm。
あの引きで49cm程度。ここのチヌよく引くなぁ。
でも、これで満足。 しばらく時間を過ごしてアタらないので帰る。 沖防に行かれなかったのは残念だけど、ま、気持ちは晴れた。
二日後、今日こそは沖防に行こうと4時に起きる。 まだ、真っ暗。 ゥン?雨の音。
仕方ないなぁ。と思っていたら、一瞬、明るくなり、しばらくしてゴロゴロ〜。 うへぇ雷!最悪。 雷だけはイカン。
がっかりして一旦また床に横になったが、せっかくの平日休み。落ち着かずに起き出して、飯を食って準備をして、とりあえず車を出してしまう。
車の中でもピカッ。ときどきピカッ。ゴロゴロ〜。 いや〜ァ!こりゃ沖防あきらめやナ。豪雨っても予報もはいっているし。 横雨に打たれ雷でヒヤヒヤで釣りにならないなんて最低やもん。
!!そうや! 先日行ったところなら周りに高い建物があるし、雷が落ち着くまでその付近で釣ったらいいやん。 釣りキチってのは一旦進み出したら引き返すってことはなかなかできない。
着いたけど、まだ薄暗いし、雨も激しい雷もピカピカ。 しばらく車の中で横になる。 そのうち結構明るくなる。雷雨はやみそうにない。しょうがない。カッパを着てと。
いかに地方で平日とはいえ、こんな日に釣りにくるおバカは僕だけやね。だーれもイナイ。 潮は泥濁り。浅いとはいえ絶好の色やなぁ。 早くもおバカ特有の固執性短絡的脳天気気質でふらふらと海に引き寄せられ落とし込み始める。
最初はカラスで試し。 潮は満潮後でまだ高めだししっかりと濁っているし、先日の調子ならすぐにでももっとデカいのがきそうだが、そうはイカのキンタ◎。
護岸一角を100mほど探り歩いていたところで、やっと糸が斜めに早く入りだす。 それを止めるように竿を少し戻すと、キューッと沖一直線に姿を見せながら走る。
セイゴ?ボラ? 真上から背中だけを見るので横広さが分からず、一瞬躊躇。
すぐにキビレだと分かってちょっとだけがっかりする。 今日の竿は初おろしのサクラの剛竿、SAMURAI。できれば沖防でおろしたかったのだが。 ほぼ穂先根元までだけで42cmのキビレを浮かしてしまった。 2号ハリスでも切れそうなぐらい張りがあるけどガチガチじゃなくしなりは自然。強ぇ〜。
底付近で糸止まり。 これも背中が見えるぐらいまで浮いて走り、大きなもじりを海面につくってパチッ。 糸が切れたのではなかった。鈎外れ。 掛かりが甘かったか管付伊勢尼6号の鈎先が曲がっている。 今のは型良かったんじゃない。もったいないなァ。
ちょっとアタリが遠のいたのでフジツボに変えてみる。 偶然かすぐにアタリが出た。 キュインキィンと走って顔を出す。ぶり上げできそうなメイタ。けど、新竿が心配なので一応タモね。32cmだけど。
それからそれ前後サイズが数枚。
ウ〜ん。地方釣りなのに1枚釣れるとサイズに欲が出るのは釣り人の性分か。
しばらく歩き、底に付いたフジツボを上げようかと動かしたときに飛びついた感じで喰った。 これはメイタじゃない。 結構抵抗するけど竿は少し曲がったかなって感じ。44cm。
たぶんこの竿本領発揮するのはもっと胴まで曲がったときなんだろう。 軽いので力が落ちた僕の腕でも長く使ってもそんなに疲れないし、いざというときに頼りになりそうな竿やな。
昼前に天気は回復してきたがもうそれから沖防に渡る気持ちにはなれず、キビレ1枚追加したところで 竿を丁寧にたたむ。
雨後の晴れ間からわずかな陽が差しただけなのにカッパを着た体は蒸されて暑くてたまらなかったが一応、打ち立ての刀に魂を入れることはできたかな。
この次こそ、沖防に行きたい。が、しばらくは雨、雨やなぁ。今年の夏は天気おかしすぎるよ(涙) |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月10日(日) | 博多沖防 | 大 | 15 | 満09:02 干15:42 |
25 | 雨 | 西強 | やや濁 | カラス | 3 | 31,43.34, |
8月11日(月) | 博多沖防 | 大 | 16 | 満09:49 干16:25 |
25 | 晴 | 無〜南、北弱 | 薄濁 | カラス | 2 | 42,33 |
病院ぼけ!やっと2回目の手術の包帯がとれて雨が降っても支障がなくなった次の日、病み上がりはやっぱり沖防でしょ。 うずうずしていた週末、運悪く2週連続の台風が四国を通過しているころだった。
接近中は風も雨も殆どなかったし、予報は午前中小さな傘マークのち曇。 夏だし合羽もいらないかと高をくくって波止渡し場に行くと、沖に見える一文字波止は犬走りだけが見えるだけで水没。 切れ波止にたくさん避難しして満員。
風を背に受けるテトラ裏なら何とかなるんじゃないか。と安易に考えて、ソロバン根元に上がると。すごい風。 すでに沖向きはしぶきだらけで打ち寄せた波が升に入り込み、当たって盛り上がりザ〜ッっと波止を洗っているじゃない。
それをよけながら内側を少しだけ探るけど、アタらないし、これ以上潮が上がると危険や。
テトラ裏に行く。 しかしそこはテトラに打ち付けた波が砕けて波をかぶる罰ゲームのような場所だった。 全身すでにビチョ濡れ。
せっかく頑張って手を治して来たらこれはないやろ。
大きめのトーフのかげで流されてきた発泡スチロールに座って罰ゲームをしのぐしかない。
ときどき内側から波が上がってきておマタまで潮に浸かる。 このまま日が照りつけたら塩漬け◎タマができるなぁ。つまらんことを考えるしかない。
唯一釣りになる曲がりのトーフの上にいたルアーマン達も帰り。
しばらくするとはやと丸がクーラーを置いていたところに船を着けた。 なんだろう。 と思っていたら乗っていた釣り人が降りて何か探しているようだ。 とりあえず手を振ってみるか。
こっちに気がついたのかマイクで 「切れ波止に避難します。」 と言って、こっちに来てくれた。 船長、 「オチさん、おらんから波にさらわれてどこかに浮いちょるとかもと探してもらいよった。あ〜!◎タマがキュ〜ンとなったバイ。」
無事に回収してもらって切れ波止へ。 沖防中の落とし込みまさにフリークが切れ波止に押しくらマンジュウ。
え?今回、◎タマとかマンジュウとか頻繁?まぁまぁ。
丁度、権藤さんがタモにチヌを入れて歩いてくるところだった。 「これで2枚目。」 「権藤さん最近どうしたんね。チヌ釣りに目覚めたんは。サンバ釣り行けんでビョーキにでもなったんとちゃう?」 「えへへぇ」 あとはセイジ君が50弱を釣っているらしい。
久しぶりに釣り場で丸ちゃんとも会えた。
ま、今日はついてないけど、沖防の釣り仲間が切れ波止にこんなに集まるなんて滅多にないからそれはそれでいいかも。
上から下まで攻められいたぶられ続けていた(なめられはしなかったらしい)切れ波止は、もはや終わっていた。
雨は降り続く、風は半端なく吹き続ける。 吹き返しの方がひどいやないか。今期の台風のパターンとは今日だけ違うってのはひどい! 自分の病院ぼけを棚に上げて空に八つ当たり。
潮が下がり一文字波止の内側にコンクリのステージが出てきた。 やっぱりチャレンジャーはセイジ君で一人行って釣り出す。 僕は雨で見えなくなった眼鏡を何度もふきふきしばらく見ていることに。とうとう先端までいった。けど、釣れてはいないようだ。
もうコンクリは潮は上がらなくなったな。行ってみるか。 しかし、風は増して、外側のしぶきがひどくなっていた。 でも、もうすでに全身びしょ濡れ。こうならドッてことないゾ。
セイジ君が釣り上げる。いい型のチヌだ。
直後、僕にも底キキでアタリ。釣れたのはメイタ。 う〜ん、復活の釣りはメイタからか。ま、よしとせねば。 とはいえ、 「何でセイジ君がチヌで、オレはメイタかね〜。」 と愚痴が出るのは修行が足らん。
カラス大、ノーシンカー、フジツボ、いろいろ試すが、僕には鈎埋め込みのスライドがどうもいいらしい。 次に来たのは、やはり底キキで43cm。
たまにそらが明るくなって少し暖かい空気になったと思ったら、さらにひどくなる雨風。もはや限界を感じてメイタを1枚追加したところで15時退散。 全員退散でした。
次の日、休みをとっていたので、台風明けの1枚を期待し、また一文字へ。 ソロバンは前日のいやなイメージで避けた。
ところがこれが裏目にでる。
と言うか、分かってるじゃない!昨日あれだけ攻められ続けた一文字・切れ波止。方や波でどんちゃんに混ぜくられ、だーれも釣り人がいなかったソロバン。 軍配はソロバンでしょ。
しかし、僕の硬くなった頭はあれだけ雨が降ったンだから濁ってるかもの、一文字・切れ。 全く濁って無くて波も無し。アタリほぼ無し。
やっと底でアタって、そのまま待っててひったくっていった42cmとメイタだけで。 カタ〜や〜ソロバン、アタリまくり55cm近いのまで年無し2枚、40UP、メイタも数出たと言う。
これが波止が多様な沖防の面白さと難しさで状況判断も腕のウチと言いますかね。
ただ、僕はどちらかというと他の人とは逆向き指向があるようで、へそ曲がり。 しかも病院ぼけならなおさらトンチンカンな二日間でした。
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