釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月27日(日) | 博多沖防 | 大 | 1 | 満09:49 干16:26 |
- | 雨 晴 |
西 | やや濁 | カラス | 2 | 30、32 |
AMA第2回大会は!今回の腰痛は半端ではなく、毎年1回ですむ脊髄矯正治療に2度行って、ようやく大会の日に何とか体が曲がりながらも歩けるようになった。
いつもの一文字・切れ波止はたとえ魚が掛かってもオーバーハングや穴に逃げ込もうとするのを止めることはできまい。 ギクッ、ドブンでは情けなさすぎると思ってソロバン根元に上がろうと決めている。
会員13名、一般参加8名の21名。会員13名参加は高い参加率というところがいいのか悲しいのか。 しかし、はるばる名古屋から会員の鳥喰君が来てくれたし、今回も広島から爆釣チヌクラブの中田君が昨日から沖防に前乗りして燃えている。 引きこもり状態のルフィちゃんも久しぶりに少しふっくらした顔で現れた。技術部長よ気合いを入れろ!
船に乗る前から雨が降ってくる。一緒に降りた矢野さんはソロバン根元からじっくり探っているようだがときどき見てもタモ入れはしていないよう。 僕は平坦なテトラ裏から始めるがこの時期にしては全くアタらない。
ソロバン外は上層を内側は底までとハリス1.7号、フライ鈎にカラス貝を糸がけにする。 大きめの貝がいいって情報。しかし全く何もない。鈎をチヌ4号にしてスライドでやってみるが同じ結果。 矢野さんも先の方にどんどん歩いて消えてしまう。
先端付近に上がったはずのYOUHEIに電話してみると 「8回ぐらいアタって2枚メイタです。権藤さんが40UP釣っているようです。」 その先の方からチヌをぶら下げて帰ってくる釣り人もいる。 でも、やっと歩けるようになった身。とても遠くまで歩く気にならず。もう誰もいなくなった根本付近を行ったり来たり。
大会には参加していないセイジ君も根元から先端まで行ってまた帰ってくるが芳しい様子ではない。 約2ヶ月ぶりの沖防は厳しいなぁ。入院していた6月はめっちゃ釣れていたらしいけれどなぁ。 運動不足も重なって足も痛くなってきた。潮も下がってきたし12時納竿の時間もだんだん迫ってきた。
せめてメイタでも。 貝を1.5cm程度に小さくする。 潮は升に入って若干押し出しているようで餌が落ちていく程に波止から離れてしまっている。できるだけパイルに沿うようにヒューズを6回ほど多めに巻く。
餌は内向きにキープされて落ちる。こんなのが気持ちいい落ち方だよなぁ。と思っていたら、糸が張りきる前にスーッと速くなった。
先週の広島と同じく結果はすぐにでた。 ただ、ここは沖防でパイル。魚はこぎみよいブルブルした引きをするから大きくないと思っても手前に走られると切れるから慎重に。 腰に負担が掛からないようおそるおそる慎重に。30cmチョイが上がってきた。 手が痛い。タモに入れて竿を置いてタモを縮め。そんな何でも無い動作がきついぃ。
しかし、釣り人とは不思議なモンよのう。先ほどまでとてもきつかった足も背中の疲れも何もなかったかのよう。メイタでも釣れると嬉しいのだ。 特にこんなに沖防とご無沙汰していると。
釣りが、魚が僕を癒やしてくれるとしみじみ。
さて、こうなったら小さくてもあと1枚でも釣って検量規定の30cmUP2枚をとりあえずクリアしようではないかとまた小さい餌を餌箱から探す。
こちらまで来ていたYOUHEIに 「餌ちっちゃくしたらすぐ釣れた。」 と言うと、彼もごそごそして、どうやら小さい餌にしたのか、僕より大きめのヤツをちゃっかりすぐにゲットして行ってしまった。
やはり場所の潮によって、餌の形によってうまく手前に入らないときはアタリが出ない。 アタリは出だしたけれどうまくノらない。
そんな時間を小1時間ほど過ごしてさらに小さいサイズを追加したところで先端付近に「はやと丸」の姿。 まだ納竿時刻まで30分ほど早いんだけど最後の波止の切れ波止に12時と考えているかも。乗り損ねると、船長の機嫌も損ねるかもと荷物のところに行って船に乗る。 まぁ、自分にとっては丁度いいリハビリだったでしょう。
さて結果は。 とうとうやりました。 一文字・切れ波止で釣っていた中田君。
数年前からAMAの大会にはいつも広島から車を飛ばして来てくれていた。 その熱意・根性には僕がもっと若かったら目一杯つきあいたいといつも思ってはいたけれど。 彼の目の先にはきっと別なものが見えているのだろうけどね。 優勝おめでとう。やったね!すばらしい♪
準優勝は、オッ、さびてなかったねぇ技術部長、ルフィちゃん。 新波止で40UP2枚は立派!
そして3位は、な、なんと古参の権藤さん。 1回目の優勝に続きやるねぇ。
そしてこれまた古参の熊懐副会長が大物賞。やはり昔取ったなんやらは半端ではなかった。
久しぶりの博多沖防、久しぶりの会員や釣り仲間。 あるときは気持ちを高ぶらせ、あるときは和ませる釣りがあるから自分はやる気が出る。笑顔になれる。健康を指向する。 また、一緒に釣りまっしょうバイ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月20日(日) | 広島 | 小 | 23 | 満16:26 干09:48 |
- | 晴 | 南 | やや濁 | カラス | 5 | 32、40、41、42、43 |
再復帰の広AMAカップ小指の手術後、医者から指の関節に移植した手首の筋がくっつき重い物が持てる目安と言われた日の翌日が広島の落とし込みクラブとAMAの交流大会「広AMAカップ」 伸ばした竿がどの程度持てるのか。もし魚が掛かったら耐えられるのか。不安の中でもやっと釣りができるのを心待ちにしていた。
高速道路で約3時間半。
広島の各落とし込みクラブには若々しいメンバーがたくさん。そのやる気・熱気が伝わってくる。活気があるなぁ。いいなぁ。 沖のケーソンまで2艘のボートで渡してくれるようになっていたが1艘が急に動かなくなってしまったよう。約40名程の参加者を、木村ポッくん会長が何度も往復して送ってくれることになってしまった。 詳細は省くがこの一見不幸なトラブルが後々超ラッキーに変わるのだった。
ケーソンに渡って12時に競技開始の花火。すでに大勢は自分の目的とした場所に歩いて行って開始の合図と同時に竿を出す。
僕は今回は釣り場に来たことで満足としようと思っていたので、船が着いた場所の本部テント付近でずっと釣る予定でその辺をうろうろぶらぶら。
ヘチ竿3mに2.5号糸、ハリス1.5号にカラス貝のひげに鈎をかけるので小鈎。管付伊勢尼6号に10アンペアヒューズ4回巻き。 35cm前後は入れ食いという前情報だったのに、いくら落としてもアタラナイ。 ときどき周りを見てるが頻繁に竿が曲がっている様子はない。
どうやら竿は持てるようだな。んじゃ、少しだけ…と、10mほど移動。 アタラナイ。 もう10m程進んでみる。それでも無反応、では…というふうにしていたら、テントから400mは離れてしまった。
ここの釣り場は地方から(立ち入り禁止)一本の棒のようにケーソンが伸びていてその先が四角形のように曲がって最後が途切れている。はてなマークの丸い部分が直角に折れ曲がったような形でその1辺が約400mだ。 テントは、はてなの左上部角にあり、棒と曲がり部分の継ぎ目のところが一番いいらしいと去年気がついたが、今400m歩いたのでそこにいくまではあと400mほど歩かないといけない。
吉田くんがそこら付近から戻ってくる。 「あっちどう?」 「結構、アタリはありますよ。でもなかなか掛からないんです。みんな複数枚釣ってますよ。」 そう聞いても行くつもりはないが。 たどり着いた400m付近をうろうろ。もう動かないゾ。 周りを見ても誰かが釣り上げている様子はない。 餌の付け方はもう鈎を埋め込んだスライド釣法に変えてはいるが。
角付近を行ったり来たりしていると突然ギュンと引き込んだ。 オーッ! 結構強い魚の引きでも手は大丈夫のよう。 あー、いいなぁ!チヌの引きは。 しばらくやりとりして久しぶりのタモイン。嬉しいねー、落とし込みができるって。健康のありがたさや! 今日はメイタ1枚でいいと思っていたがまあまあの型じゃん。約43cm。ここのチヌよく引く!
なんか気合いがいきなり入ったなぁ。手も問題なさそうだからまだやれそうだし。
貝は鈎に合わせて1〜1.5cm程度。軽い仕掛けで喰ってきたからとしばらく同じようにやってみる。 でも、どうやらそれっきりのよう。
う〜ん、どうしよう。と思いながらも無意識にあと400m先の棒の付け目の角方向に少しずつ近づいては、イケナイと戻る。 しかし誘惑にかてないノラ犬のようにじわじわと…半分ほど歩いたところで32cm程追加。
落とし込んでいて気になっていたこと。 このケーソンは殆ど垂直だけれど潮が上がってきた場所が若干斜めにオーバーハングになっている。スライドでこの中の壁に餌が沿って落ちるように入れているつもりだけれど、どうも潮で払われて餌が離れてしまっているようだったのだ。 それを解決すべく鈎を8号に上げてヒューズも6回巻いて重くする。餌の大きさはあまり変えない。 貝は壁をなめるように落ちていく感じ。 やはりアタリが出るようになってきた。
チョンと噛んですぐ離す。思わずアワせてしまうが。 はは〜ん、これが吉田くんが言っていた「掛からない。」って言うやつね。 アタった瞬間にもう餌を離しているから、たとえアワせてもはずれるだろう。 アタったと思ったら糸を微妙に張ってまた緩めそのままじっと待ってみる。追い食いした。 そして、穂先をゆっくりと曲げてついにノる。 パターンめっけ。で、約40cm追加。
ところがこんなに遠くまで来る予定なかったから予備の水をみんな本部テントに置いている。梅雨明けでお日様ぎらぎら。のどカラカラ。何となく息苦しい。 しかし、一旦、ストリンガーにかけると、本部に戻ってまたここまで往復1600mほど歩いて戻ってこなくちゃいけない。戻るに戻れない。 そのまま釣り続けて、2枚追加してはその都度、魚を入れ替え。 何しろ検量が2枚長寸なのでたくさんぶら下げても意味ないし。重いし。
納竿1時間前の16時ごろに1枚追加したところでもう限界。頭ふらふら。 アタリも多くなりこれからさらによくなるだろうけど、もうヨカ。
ときどき魚を海に浸けてやりながら遠くの本部まで生かしたまま戻るのも大変。 戻ってクーラーに飛びついて水を飲んで一息。心臓の鼓動が速く気分も良くない。 どうやら熱中症初期の感じ。 とうとう横になってしばし。
みんな帰ってきたところですこし気分も治り、記念写真を撮り。 また、船に乗せてもらって表彰式。
優勝は黒魂(くろだましいと読むらしい。イサマシイ)の一瀬さん、やったね!準優勝はAMA上田会長、やはりいぶし銀の強さです。同寸が3人いたらしいが(^^)。3位が3度優勝している爆釣チヌクラブの中田くん。きっちり絡んでくるのは流石やねー。
メイタ1枚、リハビリのつもりだった僕は6位に入ってました。良くもなく悪くもなくいい位置ではないか。
釣りができた魚が釣れたということがまず嬉しくて嬉しくて。そして広島周辺の落とし込み倶楽部の皆さんの活気にすご〜く元気をもらってるんるんになって福岡まで帰りました。 運営していただいた広島の皆さん大変お世話になりました。
さ〜!来週は我がAMAの今期2回目の大会。久しぶりの博多沖防で今度はじっくり。 と思っていたら、次の日21日の誕生日に12Lのちっこいクーラーを移動していてぎっくり腰。歩くのもままならない。
何とか次の日脂汗かいて仕事に行き。整骨院のドアまでほぼ四つん這いで。 還暦になったら一周して赤ちゃんに戻るってこのこと? |