落とし込み釣行記2014/5月

 釣行日場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
5月18日(日) 博多沖防 20 満11:45
干18:19
20 東〜北やや強 上層赤潮気味 カニ 31

アタリは遠い一文字で

「夕方、赤灯台やソロバン波止では、結構アタりましたよ。」

と、博多沖防の情報をもらうが、実家に帰っていた。

夕方は空港まで結婚式によばれたと帰ってきた娘を迎えに行くから明日の日曜日でも気が向いたら行くか。

 

 

次の日、7時半、休日にしては自分では早めに起きたつもり。船長に10時に迎えにきてくれるように電話して頃合いを見て出発。

これが手軽にいける博多沖防の良さ。2000円ぽっきりで一日遊べるのですよ。

 

船に乗ると、船長、

「寝てない。眠たくてたまらん。昨日、半夜釣りが入っていて。」

 

どうやら平日出航は更にきついらしい。船長も僕より1つ上だからもう年だしね。

ソロバン波止が最近はいいらしいが、いつか一文字波止にもチヌは来るだろうとそっちに渡してもらう。

 

 

日曜日というのに釣り人は3名。一文字に落とし込み釣りが1人いるだけ。

その彼を、セイゴ釣りに来ていた切れ波止のゴンドウさんと話しながらちらちら見ているが、釣れている様子はない。

 

一文字はパッとしないようだね。切れ波止もゴンドウさんがモエビで底まで落としているらしいが、セイゴはあたるけどチヌは釣れないらしい。(ただ、彼はセイゴ釣ってかなり満足の様子。いいのよそれで。)

ということは、切れ波止にもチヌはいないってことか。

 

思っていた以上にテンション下がるなぁ。

とりあえず、風がアタっている切れ波止の上層をカニで探ってみる。

 

無反応。

一文字。ただ1人落とし込みしていたMさん

「フグしかあたりません。」

 

僕は、フジツボ、カラス貝で試しているけど、やはり無反応。

つうことは、かなりきびしいつうことね。

まだ一文字あたりにはチヌは入ってきていないのかなぁ。

 

 

これはまたまた今日もひたすら落とし込み続ける修行僧にならんといけないのかなぁ。

と思いながら、カニをつけて黙々と落としていく。

上層だけに絞ってみたり、底に付けてしばらくじっと糸を緩めて待ってみたり。

 

 

何でも関西あたりではパイプ餌で、底でしばらく待つとアタリが出ることが結構あるらしい。

パイプの虫に誘われてたまらず喰うんだと思うが、すぐに喰わずに少しして喰うってことは、餌がそばにあるけれどすぐには喰わない魚がいるということであり、喰い気を起こす何かがあれば(すれば)喰うかもしれないということだ。

 

一文字に魚が殆どいないという可能性はあるのだけれど、もしいるならと思って、糸をたるませて底に這わせ気味にして周りにいるかもしれない魚の警戒心を解いてみようとしたわけね。

 

そんなら糸自体を超細くしたらいいじゃないって話にもなるけれど、そこは譲らないのが僕なのねぇ。

 

14-5-18-31cm

かなりのチビ、でも一応、本命

 

しばらく、しばらく時間が経つ。

中層でカニをカジカジって噛む感じ。

これはメイタかな。

少し糸を張っても口に入れていないようなので一度糸を緩めて、再度張る。

今度は重みが伝わる。

そのまま竿をあおる。間違いなくメイタ。

 

大物だけに特化したタックルではあっけなく上がってきた。

でも、とりあえずメイタでも釣れたのは、ぼー○じゃないので気は楽になる。

 

 

しかしその後、最後に残っていたMさんも15時に帰り。

1人貸し切り状態になって、17時まで本当に真剣にしたが全く何もなし。

 

 

良かったり、悪かったり、これが5月の博多沖防の状況。

今年はどこも遅れている様子だが例年で考えると6月から、これからが本番という感じかな。



 釣行日場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
5月10日(土) 博多沖防 12 満06:39
干12:58
18 東〜
北北東強
薄濁 カニ 36 ,38

やっとメイタの沖防

博多沖防3回目、4月5日と5月の連休にキス釣りがてら行ったが、虫餌にもアタリ無しだった。取り立てて書くこともなかった。

 

しかしながら、沖防記録と同寸の56.8cmや55.2cmが上がったり年無し級も結構出て、例年になく大型が早めに入ってきている様子。とは言ってもまだ5月上旬。そんなにコンスタントに釣れるとは思えないが遠征も少し疲れた。

とりあえず遊べる沖防はありがたい存在。ゆっくりと起きてはやと丸を待つ。

海はぽかぽか天気が続いたにしては案外濁っている様子。

 

 

10時過ぎ。いつもの一文字波止はすでに3〜4名ほど落とし込み師が来ているが、

「全くあたらンです。メイタが1枚釣れているみたいですが。」

風も結構吹いているし、水温も安定しているし、条件としては悪くないんだけど。ま、まだ早いってことネ。最初は、フジツボ+ミジ貝のアワセ餌でやってみる。一文字を一周するが予想通りとでも言うか何も無し。

 

カニにしてみてもフグもつつかず。これはまた前2回と同じく取り立てて何もなかったで終わりそう。

 

まぁ、僕としてはそうそうピリピリして釣る気持ちはなくなったし体力もなくなったので、

小指

言うこと聞かない小指

そうそう、先日握力をはかってみたら42kgしかなかったのにはがっくり。若い頃は60kg近くはあったから竿を持っても疲れるはずや。

中学生のときバレーで脱臼した右手小指は最近、筋のバランスが悪くなりますます曲がってきて竿を持っても左手で曲げ伸ばししてやらないと握れも離しもできないし。

 

 

こういう言い訳ばかりしていてはやっぱり駄目だと、丁寧に落とし回る。前や超前もやってみる。餌の大きさ、ガン玉、鈎の大きさ。糸のフカセかた、底で待つ時間…いろいろ試してみるけど、アタらんものはアタらん。

 

14年度初メイタ

初メイタでした

 

12時過ぎ、底についたかとキイて見ると魚。

何とか今期沖防初メイタゲット。

 

アタリは全く分からない。前アタリも糸の変化も全く感じなかった。こんな喰い方が多いのが沖防なんだな。とにかくキクしかないってことか。

久しぶりのクロダイに気持ちはホッとなる。その後はだ〜れも釣れない。

状況としてはもっとアタリあってもいいんじゃないかと思うが。

 

14年度 2枚目

辛抱の1枚

 

17時過ぎ。切れ波止深めでスーッと糸が斜めに速くなる。これは見逃さない。

竿にノせてそのままあおりアワセで掛かる。でも、期待ほど大きくなくタモイン。40cmはない。

やっぱりあちらこちら、いろいろやってみることか。

 

 

18時過ぎ。朝から頑張っていたみんななぜか帰っちゃう。

日が西に沈みかかる夕マズメ。潮がいい具合に押して来ている。

一人ぼっちだけど今にもデカイのが来そうで、うひゃ〜!久しぶりにシビれる緊張感。

 

だけど、迎えの船がゆっくりゆっくりとこちらに来てしまった。

あと30分やりたかったなぁ。