釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月14日(日) | 長崎 | 大 | 16 | 満10:48 干04:15 |
14. | 曇 小雨 |
北東 | 澄 | カニ | - | - |
初釣りでの啓示ゴンドウさんからのお誘いでやっと初釣り。 「もう一度 ウキ釣りがしたい。」 と言うので、彼がリベンジしたいという長崎の地波止へ行く。
前回とは違って風はあまり無い。 「ウキ釣りしながらコーヒーを沸かしてゆっくりと釣るのが理想」 に、今回はぴったりのようだ。よかった。ま、釣れるか釣れないかは彼の腕か魚の機嫌にかかっているでしょう。
僕はしばらく彼が仕掛けを作って竿を出すまでそばで見ていて、どうやら準備ができたようなので、落とし込みを始めるために少し離れた場所へ歩いていく。 前回悩んだフグのアタリもほとんど無く、さらにチヌのアタリ皆無。
他の場所を探っていると 「オチさんじゃないですか?」 後ろから声を掛けてきたのは、博多沖防の一文字波止でよく会う、落とし込みをしているミザさん。 一人で来たらしい。早くから来て一通り探ったがアタらないと。 僕が探っていた場所を「やってみます」 代わりに僕は少し遠くまで歩いていく。
しかし、さっぱりなのでまたてくてく歩いて戻り、ミザさんに様子を尋ねると 「2回アタって、最初は穴に入られて切れて、竿を換えハリス2号に変えて次はとれました。43cm初チヌです。」 やっぱり初チヌはうれしそう。
ゴンドウさんのところに行くとフグばかりらしい。 「コーヒーでも飲みますか」 と言うのでご相伴にあずかろう。ミザさんも来て 「アルポットがあるからお湯沸かしますよ」 3人でアルポットを囲んでゴンドウさんの持ってきたコーヒーを飲み、ミザさんが僕にカップラーメンをごちそうしてくれる。
長崎で博多の初釣りの釣り人が偶然にも出会って3人で座り込んでゆっくりとピクニック気分。 今年もこうやってたくさんの釣り仲間の世話になりながら釣りをしていくのだよということかな、冬にはめずらしいぐらいの穏やかな景色を見ながらそう思う。感謝感謝。
さて、あと小1時間ほどやろうかなと腰を上げて歩いていく。12時をまわって辺りも少し静かになった。ちょっとは状況よくなったかなと思ったが、変わらずか。
4mほどの水深の底にカニがついて2秒ほどしてキュンとひったくった。 型は小さいようで浮いてきたのは30cm満たないメイタ。 しかし、一応、クロダイ。釣れると釣れないとは気分的に違う。釣れてくれてアリガトね。 あきらめなければ最後は何とかなるということかな。
小雨が降り出したのでゴンドウさんのところに戻ると、チヌは釣れなかったがウキ釣りでやりたかったことは一通りやって、コーヒーも飲んだし温かいカップ麺も食べて目的は達成したようで、 「そろそろやめますか。」 気持ちは同じやね。ミザさんにお礼を言って帰路に。
←これは、途中で前打ちに掛かってきた フグ。ぼけているが。 ようくみると、なんと、鈎に掛かっていない。カニがフグをハサミでしっかりとつかんでずーっとフグをぶら下げたまま離さず水中から上がってきたのだ。笑ったね〜。 しかも、頭をかじられて瀕死のままなお根性でつまんでいる。最近話題となっている専守防衛の結末のような光景ではあるけど、 その姿はこれも、僕に、何かを伝え示してくれているような。
釣友とカニとメイタを介して、何かから3つの啓示を受け取った僕は意味ある初釣りができたと思ったのでした。♪♪♪ |