釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
12月7日(土) | 大分 | 中 | 6 | 満10:41 干16:15 |
- | 晴 |
西 | 澄 | カニ | 6 | 33〜48 |
バイオリズムに逆らってここ数ヶ月、長いスパンのバイオリズムが下降期に入っているのをひしひしと感じる。
酷暑の夏、一気に冷え込んだ秋、大波がとめどなく続くような仕事。 それに伴って崩れていく体調。 休日は休んでいないと次の週が越せない気がして、正直釣りにも気が乗らなくなってしまっている。
このまま機が上向くのをじっと待つか。 でも、自分はどちらかというとあらがう方。たとえ失敗しても、やはり泥にひっそりと沈んでじっと時を待つ大ナマズにはなれないようだ。性に合っていない。
まず、体調・体力を整えようとウォーキング・ジョギング再開。 そして思い切って一人旅でもしてチヌ1枚でも手にしてみよう。何かが変わるかも。
そう決心し、大分への一人釣行準備をして床に入る。
ところが大寝坊。床の中で目を覚まし、〈今からいってもどうかなぁ。沖防でお茶を濁しておこうか〉まどろみながらも考える。
しかし!再び目を開いて思い切り布団を押し上げる。 「これじゃいけない。」 カニを水槽から出して、失せそうになる気持ちから逃げるように急いでアクセルを踏んで車を発進。
眠い目をこすりながらの一人旅。陽が高くなって目的地に到着。
まずは。魚はいるかな? そぉ〜っと水の中を覗いてみる。底まで見えるけれど魚の影はない。がっかり。 でもここまで来たことに意味がある。
一応竿を出して見るかと、カニをつけて一通りそこらを落とし込んでいく。 どこに隠れているのか時折チヌの黒い影が足下からすーっと逃げていく。餌には全く喰いつかない。
駄目?と思っていたら、コン。 ジワッとキクと付いてる。そのままグイとアワせる。重い。グーッとゆっくり動く。かなりの大物? 強力ヘチ竿をグーッと上げると水中で体をくねらせたのはスズキ。む〜!何でチヌじゃなかったかなぁ。 とは言っても久しぶりの魚だし楽しもうか。
竿は余力を残して魚をいなす。しばらく遊んで取り込んだのは75cm。明日、両親宅に行くのでとりあえずつないでおこうか。
それで終わったようなので移動しようとすると急に現れたのがセイジ君とマルちゃん。 うひゃー。今日のこのタイミングでここで会うかなぁ. 聞くと彼らも別々に来たらしい。
少し探ってから、また他のところに行くと言って二人は去ったが、ある港に行くとまた出会った。 しょうがないので二人が釣るのを見ることに。
結局、ここらはもう何十回と来ているセイジ君がスピニングリールにルアー竿という変なタックルで52cm頭に年無し2枚と49cm釣った。 丸ちゃんは別なところで1枚釣ったし連れがいるようでもう帰ると車を出してさよなら。
僕もまた移動。もう釣り場はないので、ヘチと前打ちができる場所へ行く。
まずヘチ底のキキアワせでキビレを釣る。久しぶりのチヌ系でとりあえずよかったかな。 しばらくヘチをやってもたまに掛からないのがアタるだけなので半分やけの最後の手段で超前打ちしたら喰った。 42cmぐらいのクロダイ。
遠征にしては小さいけれど今日は貴重な足がかりの日。よかったカナ。
その後38-48-33-キビレと追加して年無しは不発だったけれど納竿する。
帰路についても体力に問題を感じず。次の日も疲れはそれほどなく、どうやら何とか相応の釣りはできることを確かめることができた。
運気というものはどうあがいてもなるようにしかならないばかりか、あがけばあがくほどに余計に状況を深刻にしてしまうことも多い。 その状況をどうブレイクスルーするか。
状況は変わらずたとえ悪化したとしても心の状態が変われば気も楽になるということもある。 そんな思いで年の瀬を過ごしたいと思った今回でした。 |