釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月23日(土) | 博多沖防 | 中 | 21 | 満13:04 干06:41 |
14 | 晴曇 |
南〜西 | 澄 | カニ | 0 | − |
我慢のとき一応、記録として書いておくけど、結果としては5cm程の小さなフグが釣れただけの何もなかった5時間ほどの釣りだった。
今年の落ちギスがまだ釣れていないようだと2週間ほど前に聞いていたので、そろそろ来ているかも。それを釣りたいと思って香月釣り具で岩デコを300円買って9時の渡船に乗る。
ちょうどセイジ君も同時刻で一緒に一文字波止へ。 ルアーマンが二人ほどに、落とし込み師が3人すでに来ている。この時期にしては多いようだなぁ。
船から波止に降りると早めに来ていたトバちゃんが歩いてきて 「ヤメよっ!」 と、疲れた顔で座り込み弁当を食べ始める。 1回カニを潰されただけでな〜んにもないそうだ。
水温を測ると14℃。かなり下がっている。 先週は雨風の中でメイタが何枚か釣れたと言う。 「潰されたってことはいることはいるんやねぇ。」 そんな会話をしながらゆっくりと準備をする。 僕はチヌ釣りにすぐに変更できるよう鈎の下糸に5Bのオモリをつけて岩デコを鈎に通して少し前に振り込む。
良型キスがブルブルッとくるといいな。 でもアタるのはフグばかり。 しばらくしてあきらめてやめる。
先行していた落とし込みの人が2枚チヌを釣り上げたことも早くやめた理由だけど。 他の落とし込みさん達が釣れていないのにこの日にマッチした何かがあるんだろう。これでチヌはちゃんと居てどうかすると喰うことは分かった。
少し大きめのカニをつけてしばらくやる。 途中、いつの間にかカニの体の一部が噛みとられて他は柔らかく潰されている。アタリは全く分からなかった。
さてこれをチヌと見るかフグとみるか。 潰されているからチヌかもしれないけど、一部を噛みとることはあまりないものな。 でも、もしかしたらメイタの仕業かも。チヌと思ったらまだ集中力が続くのでそう思うことする。
…期待に反して、アタリはそれきりずっとない。 しばらく寝て休憩をしていたトバちゃんが釣りを始め、すれ違って僕がクーラーに座っておにぎりを食べる。
と、少し離れたところで大きな笑い声が聞こえる。 トバちゃんが掛けている。しばらくして取り込み魚をぶら下げて戻って来る。48cmはありそうないいチヌだ。 「上岡ちゃんと話をしていて、なんかビニールみたいのがもたれたなと思ったら喰っていた。アタリも分からんし。喰うときはどんなでも喰うね。」 って。
やっぱり落とし込んでいれば喰う可能性もある日なんやな。 と思って、一文字をじっとりと粘って、切れ波止の上層から底まで探って何もないのでまた一文字に戻って帰る船が見える14時半までなにも起こらなかった。
セイジ君は切れ波止も底まで落としてもアタらん、まだ1回もアタらんからって僕が船に乗っても真剣にやり続けていた。
その後、40UPを1枚上げたようだ。この意地と集中力とそれを補う体力が1枚につながったのだろう。 ソロバン波止で頑張っていた関さんも釣ったようだし。
最近はフカセ釣りで大型が出ている。この日も新波止で釣っていた18歳が年無し2枚釣ったらしいしスズキを狙っていたモエビの落とし込みでも年無しが出ているようだし、落とし込みで釣るにも可能性はまだまだあるのではないかなとは思う。
しかしながら今年はすぐに疲れるので、また、歩くことから初めて体力をつけてからの話かな。 と、次の日は12時間近くも布団の中で寝ていた。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月10日(日) | 佐賀 | 小 | 22 | 満15:18 干08:16 |
- | 曇 雨 |
南 | やや 濁 |
いろいろ | タイ系 | − |
最後は落とし込み年に一度の名誉会長の松下先生との釣行会、今年は25周年記念という冠付き。 場所は佐賀県の仮屋湾釣りセンター。
遠方の名古屋から鳥喰ちゃん夫妻も参加で16名と久しぶりにAMA会員達が集まった。
先生の体調もいいようで、お会いして一安心。 海洋釣り堀でワイワイと楽しんで半日を過ごすのもたまにはいいもんだ。 釣りセンターとはいえ侮れないのは今までも経験済み。下手をするとまともな釣果もなく4時間が過ぎてしまうこともあるのだ。
ここに精通している先生によると 「最近は天候不順の影響もあって、喰い渋ってます。ストンと餌を落とすのでなくて3Bや4Bのオモリでフワフワと落とさないと喰いません。」 まぁ、それでもね、と僕はたかをくくっていざ開始。
餌は今話題のバナメイエビやキビナゴをチョイス。 去年は青物らしきものに4号竿をいいように曲げられてバラしたのが頭にあって 今回の竿は手持ち石鯛2.6m、糸12号、ハリス8号に舞鯛鈎10号とちょっと太すぎるかな? まずエビをつけて静かに落とし込む。
が、ず〜っとアタらない。 我慢できずにあちこち探り回るけど去年のようにタイも喰ってくれない。たまに餌をつつくものがいるけど喰いこむまで至らない。
大久保金太チャンと浦田ちゃんは1.5m程の短い竿で仕切り網と足場の板張りの30cmもない隙間でタイを入れ喰いさせている。 雨もちらつき不安になる。下手するとこのまま終わっちゃうかもしれんゾ。
よしダくんが落とし込み竿を勢いよく曲げて威勢よくやりとりしている。タイかな?と思ったらチヌでした〜。 ここでチヌ釣るぅ?みんな爆笑。意識しているのかいないのか何かと話題をつくるのが彼のヨカところ。(結局、最後まで妙な魚ばかり釣っていた。)
鳥喰チャンが今度は竿を曲げる。ギュンギュン横走りに 「青物や〜。」 落とし込み竿が折れそうに曲がる。 5分〜10分…いつまで経っても浮いてこず彼は必死に魚と格闘している。 あまりにらちがあかないのでみんな横目で見ながら自分の釣りを再開してしまう。
…何十分経ったかやっと浮いてきて、よしダくん+矢野さんで暴れ回るワラサを何とか掬ってようやくフィニッシュ。 さすがバミちゃん、遠くから来ただけのファイトを楽しめたね。
僕は我慢できずに板張りの隙間に割り込んですぐに1kg弱のタイゲットでホッ。
僕が選んだ4時間3000円コースはタイ1kg以上とブリ3kg以上は持って帰るなら買い取りになるからそれ以下のヤツを釣りたいのだ。他の魚種はたとえ石鯛でもいくら釣ってもOKなのでそれも釣りたい。でも、今日はどうも釣れそうにない。 隙間釣りは釣れるんだけどやはり広いところで魚とわたりあいたいのでまた元の場所に戻るけど、やっぱりアタリは全くっていいほどない。 他のメンバーもボチボチ小魚を上げたり、青物カァ!と言ってサメやエイを釣ってる程度。
でも、まぁ、大会でもないし。25周年の年に松下先生と一緒に釣って、ほどほどにメンバーでワイワイして楽しむのが今回の趣旨なのでいいんじゃない。
とは言っても、やっぱり釣りたいのが釣師。 入れ喰いを続けている金太・浦っちゃんのそばに、みんなフラ〜っと入れ替わり行っては苦笑いしながら隙間に餌をそぉ〜っと差し込み、タイを釣り上げてまたしら〜っと離れていく。 なんか中州の裏通りに入ってしばらくして出てくるおっさんやニイさんのような微妙な表情に似ているなァ。
なぜそこが釣れるかていえば、穴が…ではなくてぇ、その付近に釣り人が多くて撒き餌のオキアミを常に撒いていて魚が集まって、足場の板張りの下から仕切り網までの間に魚が集合しているからなんだろう。 その証拠にいけすの反対側にはなぜか釣り人がいないので仕切りの隙間で釣っても殆ど釣れない。
堤防の落とし込みは人がいないところを狙うのが定石だけど、ここ釣りセンターではたくさん人が集まって撒き餌をしている近くの浮子釣りができないそんな狭いところを落とし込みで釣ると一発&連発なのだ。 9月ぐらいは石鯛・コロダイと上等な魚もかなり釣れるっていうから、妙な釣り方でも釣果を望むなら隙間のワレメの落とし込みが最高のようだ。
僕は時間切れ間近になりまた我慢しきれずそっちに行って、コショウダイをゲットで終わり良しと。ひょ〜!
上田会長もタイを追加した後に、広いところで大物と格闘の末、ゲ〜ット! さてその正体は、他のメンバーの釣り風景と一緒にAMAのHPでのお楽しみとしましょう。
納竿時刻も押し迫ってきた。 (オレはそんなところでは釣らないぞ〜)と言う顔で我慢の釣りをしていた他のメンバーも終了時間ギリギリになって、ついに隙間のワレメに集まり 「やった〜!」「ヒャッホー!」 我らAMA、ALL METHOD ASSOCIATION(どんな釣り方でもつるゾー!)でありますから。
と言うことでみんな何かしら獲物をなんとかゲットして釣行を終わり、近くのファミレスで松下先生を囲んで食事会をしてそれぞれまた会いましょうと別れたのでした。
さて、来週は今期もう最後となるかものサンバ釣りでも行こうかな。 |