釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
10月26日(土) | 博多沖防 | 小 | 22 | 満14:30 干08:02 |
22 | 晴 | 北強 | やや 白濁 |
カニ フジツボ |
1 | 35 |
裏目サンバシーズンもあと一月ほどになってきたので餌のカニを採っておこうと思っていたが、朝8時の干潮に間に合うように起きることができなかった。
最近、疲れがなかなか回復しないようになったのは悲しい。昔、膝を怪我した後遺症は寒くなると歩くのもつらいほど痛くなるし。 それでは沖防にでもいくかと落とし込みタックルを取り出して船着き場に行く。
前日まで台風の影響で時化ていた海は思いの外濁ってはいないが、若干白濁して透明度は低い。いつもの一文字波止は?と見ると、一人だけ釣り人がいる。 船長に電話すると 「トバちゃんがいる。」 彼に電話しても出ないし、北寄りの風はかなり強く白波が立っているので潮が上がってきたらびしょ濡れで釣りにならないのでは?と考えてソロバン波止に行く。 落とし込み常連さんが数名すでにいる。声を掛けると皆渋い顔で 「アタリ殆どなし。」
トバちゃんからやっと電話で 「今、やっと釣れた。52〜3cmあるみたい。」 だって。
ソロバン外側は風とうねりで波しぶきが立つほど荒れている。内側はほどよい濁りで潮も動いている感じ。しかし、外も内も全く当たらず2時間。3時間・・・・・。潮が上がるにつれ外側のしぶきはひどくなり。ザ〜っと体にかかる。先週のサンバ釣りとおなじやんか。全くっ!
後からきたよしダ君からメールで 《鳥羽さんのは54.2cmあって、メイタは入れ喰いです。波もひどくなくて釣りやすいですよ》 どうも今年はやることがちぐはぐで裏目裏目になってしまっているようだ。
メイタでもいい。クロダイ釣りたいなぁ。で、13時の回収船に乗って一文字へ波止替わり。 潮が上がり切れ波止に風がちょうどよく当てっているのでまず切れ波止からフジツボとカニで探る。しかし、一度止めアタリで掛からないアタリがあっただけ。
メイタ入れ喰いのはずの一文字にいくと、全く何もアタらない。なんだこれは! セイジ君が14時ごろ上がってきて切れ波止にまず行った。しばらくして僕も行く。 上でアタらないので底まで落としてみても駄目。
一文字に戻っていると一文字にいるよしダ君が急に竿を曲げた。腰を落として必死にツッコミに耐えている。いい型かも。程なく浮いてきてバンザイしてる。近づくといい型だ。後ではかると50.3cmもあった。おるンやなぁ。
セイジ君も 「デカいの掛け損ないました。上の方で止まるので引っかかりかと上げて、また落とすとまた止まる。ええくそと思っていると糸が沖の方にはしってました。」
しばらくして底で明確に穂先を押さえてやっと掛けた。が、メイタ35cm。 入れ食いのはずがここまで苦労するとは。
その後、セイジ君はよしダ君が釣ったあたりで40UP2枚+メイタを釣ってさすがにいる魚はちゃんと釣る技術を披露している。彼はすでに40UP100枚以上釣っているのですぐに放流する余裕。
そうこうするうちに時間も経ち暗くなって糸が見えなくなった。 歳を重ねるごとに朝夕の薄暗いときの糸が見えにくくなる。 感触でアタリを捉えたが、ぶり上げサイズのメイタ。ここしばらくどうもいい型がこないなぁ。とうとう真っ暗になってやっと船が回収に近づいてきたときに引き込んで切られたが何しろ糸が見えないのだからしょうがない。
この日、トバちゃんが釣った54.2cmは次の日で終わるロングラン大会の準優勝魚になったようで、休みの日は必ず沖防に行っている彼への最後のご褒美になったのかな。 優勝+最多匹数はいつものセイジ君でもう何度目なんだろう。ちなみに最多匹数2位はやはり毎週のように通い続けた山さん(トバちゃんと同数だけど先に釣果をだした山さんへと船長決済だったそうな。)
こうやって考えると、やはり通い続けている人、落とし込みに時間を費やす時間が多い人がそれなりの結果をコンスタントに出している。 どの世界でも当たり前のことがやはり釣りでも同じように当てはまる。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
10月20日(日)) | 長崎 | 大 | 16 | 満09:34 干15:28 |
22 | 晴 | 北強 | やや濁 | カニなど | サンバ | 笑 |
石鯛毎日忙しくてやっとなんとかゆっくりとパソコンの前に座れたので釣行記。 久しぶりのサンバ釣りのお誘いでワクワクしながら、二人が運転してくれる釣り場の前の港に到着。
風は予想よりかなり吹いているけど、この釣り場には何度も来ている兄ヤン 「水深は5mぐらいだから少し荒れた方がいいんです。今日はいいと思うなー。釣れそう。うわーワクワクする。」 組み立ててくれたボートに乗って出発。 兄ヤンの熟練操縦で波しぶきをかぶりながら波止に着いた。
低い波止は満潮前で波でぬれている。海は白波が立ちうねりもある。 外がポイントらしくここに慣れた二人はさっさと準備を済ませる。 兄ヤン 「ここ〜らへんがポイントです。」 と大まかに教えてくれたのでとりあえず適当にクーラーを置いて釣座にする。 兄ヤンは餌を打ち込んではしゃがんで構えるが、そんなことをしていたら何十回、立ったりしゃがんだりのスクワットをしなければならないか、そんな体力ないのでクーラーに座って釣る。
タックルはいつもの4m竿にアブに巻いた3号PE。2mほど8号ハリスを伸ばしてタイ用12号の鈎。 兄ヤンから 「これ使ってます」 ともらったスプリットショットシンカー(#4ぐらいかな)1個つける。
風は正面からなので竿は横にぶれないけど、たびたび波がバシャーン。そのたびに頭から波をかぶる。でも我慢我慢。 マッちゃんはまっすぐにテトラに行ってずっと釣ってる。
兄ヤンはしばらく僕の右そばで釣っていたけど、別なポイントがあるらしくそっちに行ったがすぐに 「びしょ濡れ。ちょっと荒れすぎですね。潮がさがると少し釣りやすくなるかもですね。」 って戻って来た。 そして今度は5mほど離れた左で釣り出す。
潮は横にいい流れ。でも波と流れで餌がうまくキープできないようなので6Bを追加。それでも手前に来ると糸は斜め横に流れる。 餌盗りのようなアタリがわずかにあったり、たまに穂先をゆっくりと持って行ったりする何かがいるが鈎にはのらない。 兄ヤンは 「穂先まで持ち込むことは、ここはないですね。殆ど居食いでキいて掛けます。」 というけれど。
兄ヤンがカワハギを釣る。 彼の仕掛けは3m程の強いヘチ竿に倍速リールに4号糸。ハリスは5号で鈎は管付き伊勢尼12号と言うからチヌ釣りの仕掛けをチョイ太くしたようなものだ。 しかし、ドデカイやつを狙っている。 釣っているその様子からは、どんなアタリも見逃さないっていう真剣さがピリピリと伝わってくる。
そのうち小さめのイシガキ、シマシマをときどき釣り上げる。
マッちゃんも 「チヌ全然いません。」 と戻って来て、兄ヤンが行っていた向こうのポイントに行ってしばらくしたら34cmのシマシマを釣り上げる。 あちゃ〜。釣れんの僕だけヤン。
この浅さでのサンバ釣りは未体験やしなぁ。もう少しオモリ増やした方がいいのか軽めがいいのか。カニもいいサイズのがとれなかったのも痛いなぁ。 結局はシンカーに6Bで通したのだけど後から考えるとこの荒れ模様だったら重めにした方がよかったかも。
で、横の兄ヤン、昼前から盛んに30弱のイシガキを連チャンで釣り出した。むむ〜。時合いのような気はするけど。
僕も小さなイシガキが2匹来るけど、ぶり上げサイズ。
ふと見ると兄ヤンの竿が思い切り曲がっている。 「コ…これはかなりいいっ…。」
糸を出したりためたり。そしてこちらに 「わわ〜っ」 と走り出したので、こちらも 「わ〜っ」 と両手をあげて逃げて離れる。
右に行ったり左に行ったりグーッとためてはジュジュっと糸を出したり。そして 「これはデカイっ!」 マッちゃんがタモを持って走って横に付く。 「よし浮いてきた」 「うわー!デカイ」
ぼくもようやく竿を置いてのぞくと大きなヤツが波間に。 そしてマッちゃんが掬う。 「やった〜!ついに釣ったぞー。今まで何回かバラしたヤツはやっぱりカンダイじゃなかった。」
波止に横たえた姿は興奮色で少し黒っぽくなりシマシマがうっすらと見えるまさに立派なイシダイ。56cm。
いや〜久しぶりに見たなぁ。しかしよくとったなぁ。あの仕掛けで。
興奮冷めやらずまた釣り出すけど、その後は、アタリもなくなり、カニも極小しかなくなり僕の泣き入りで早めの納竿。
いやいや、さすがに毎週のように遠征を繰り返すチンチン倶楽部恐るべし。その会長の兄ヤンさすがに狙った獲物は必ずものにする。脱帽。
運転もボート組みも全く役に立たなくて迷惑でしょうがまた一緒にお願いしますね。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
10月5日(土) | 博多沖防 | 大 | 1 | 満09:48 干15:39 |
25 | 雨 | 東〜南 | 普通 | カニ フジツボカラス |
3 | 31,35,44 |
年相応にうゎ、もう10月げな! まだまだと思っていたけどいつの間にかあと3月ほどで今年も終わるのか。 暑い暑い夏はいつまでも続くような気がしていたが涼しくなると加速度的に月日も過ぎていくようだ。 気を張って頑張って過ごした酷暑の疲れが、しっかり体を痛めているのをしみじみと感じる。これが秋バテというらしい。休みもせず無心に釣って帰りの車の中で体のあちらこちらから疲れがジーンとしみ出してくるようなものかな。
それでも早起きしてみようとかけたケイタイのアラームを止めてしまってやっと起きたのは6時半。釣り場に着いたのは9時過ぎ。今日は雨も降っているし、最近の疲れ状態では長時間は堪えるので14時にはやめるつもり。
前日までにセイジ君の超爆釣が続いていたソロバン波止に殆どの落とし込みさん達は集合していて、僕が上がったときはすでに一勝負済んで退屈な時間帯に入っていたようだった。
ちょうど山さんとセイジ君が話しているのを見つけたので歩いて行って、さっそく前回の疑問を投げかけてみる。 「名人二人。どんな仕掛けにしてると?餌どんなにつけてると?鈎は…??」 二人ともそれぞれ一工夫している。 たとえば一つずつだけ言うと、山さんは2段ハリスだったり、セイジ君は細糸で極小カラスの斜め落としだったり。 そんな工夫を状況に応じて使い分けているのだろう。
更に山さんに 「どんな落とし方してると?」 と突っ込む。 「いやー、普通にハリス分だけ張って落としてあとは海面に払ってフリーにしてますけど。」 前回の僕のやり方と殆ど変わらないが、餌が思いの外大きめだった。
ふむ〜。餌の大きさは目立ち方・落ち方にかなり影響するよな。
たったそれだけと思うか、そういうわずかな違いが大きな差を生むと思うか。
で、僕はハリスは2号と太めにして、鈎は管付伊勢尼8号、管の下に1Gガン玉をかませて、前回より大きめのフジツボをつける。もちろん極小カラス貝斜め落としもやってみるつもり。
潮が上がって波気もある外側がホントはいいのだろうけど、みんな外側やってかなり魚の警戒心が増してるんじゃないかと最初は比較的休ませ気味の内側をやってみる。 大潮だけあって潮は左に若干流れている。
15分ほどして底近くまで落として張った糸が伸びて穂先がゆっくりと曲がる。アワせて上がってきたのは31cmのメイタ。 今日も終わりまでタモいらずはイヤよ。
それからしばらくして外側をやるけどアタらない。やはりジアイではないようだな今は。
セイジ君が内側で取り込む。ハリス入るかどうかの上層で48cmぐらいあったが、近くの山さんとなにやら笑い合ってるのでじわじわ釣りながら近づいていくと 「自分のと違う鈎が付いててフジツボを止めるゴムがついとうとです。これ山さんのじゃないかと思ったらやっぱりそうって。」 山さんが朝に外側でバラしたのに数時間してまた灯台回ってちょうど反対側で釣れたことになる。 チヌって狡猾で警戒心強いって言うけどアホで忘れやすいっていう面もあるんやなぁ。
灯台近くまで来て、先行者が離れたあとに落とし込むと上層で止まる。キクと魚で運良く手前のパイルに入り込まずゲットできる。44cmチョイ。 これもつい先行者が今まで釣っていた後だから、そのときも魚はいたけどたぶん他の方を向いて、僕の餌には気がついたんじゃないかな。
いろんな条件が重なると釣れるってことかな。一度落とし込んで釣れなかっとか、人が探った後だから釣れないって最初から思わない方がいいってこと。
カニに替えて竿前で35cmを追加して更にアタったけれど、鈎にノらなかった。たぶん同じようなメイタだろうけど。
時間はあっという間に経って14時近く。僕と違って大幅に移動を繰り返していたセイジ君・山さんも追加したらしい。 風は内側に吹いてきて、潮も濁り波止に当たって潜り込む。大物が今にも来そうな絶好の潮のようだったが早めに迎えの船が来て後ろ髪を引かれつつ波止を後にする。
後から聞いた話では、日没までさっぱりだったと。 分からんもんやななぁ自然って、チヌって。
でも、早めに帰ってもかなり疲れていたようで、帰ってから19時ぐらいまでいつの間にかソファで気を失うように寝てしまっていた。 これからはこんな調子で無理はしない。 と思いながらもまた夢中になるのだろうな。まだまだやれる。ヤル!って思った方がいいかもナ。 |