釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月25日(土) | 博多 沖防 |
小 | 8 | 満16:41 干09:34 |
27.5 | 晴 | 東 | やや濁 | カニ カラス |
8 | 31〜39 |
数釣りの季節…東風が吹くと天気が悪くなる。
よく言われることわざだが、25日の風は東。 ただ、かんかん照り。 しかし、確かに大型台風は南の方にから北上している。
天気が急変するかもしれないので合羽を持って11時半頃に渡船場に行くと、もう船がこちらに向かって、釣り人も5名ほど岸壁でスタンバイ。 あわてて車から降りて荷物を引っ張り出して船に飛び乗る。 日よけの雨傘を出し忘れた。休憩のときに重宝するのだがしょうがない。
いつもの一文字波止に行く。
船から下りて、すでに竿出ししている落とし込みの常連さんにいつものように、 「どうですか?」 と聞くと、きまり文句のように 「アタりません。朝はよかったんですが。」 今日で8月の釣りも終わり。つらい思いはやっぱりしたくはない。 さっさと切れ波止に様子を見に行く。
カラス貝の餌は殆ど大きいのしかない。 魚いれば喰うやろ。と思って落とし込む。しばらく40UP釣ってないし大きい魚 期待! …全くアタらない。
カニには反応しているようでときどき竿が曲がってメイタが釣れている。 魚はいるようだ。 しかし、ここはカラスツブでいきたいと意地を張る。
その代わりに餌箱をあさって小さめのカラスにする。 スライドさせてオーバーハングに入れてやると、とたんに上層で糸が止まり38cm程度。 やっぱりいるんだ。餌を選んでいるだけか。 残った2個の小さいカラスでメイタを2枚釣る。
大きめのしかなくなったのでそれにするとシーン。 しょうがないなぁ。 この大きめカラスを喰う魚がいるのかどうか。辛抱できない。
で、一文字波止に戻ってカニに替える。
オモリはそれまでの1号に2Bを追加する。鈎はグレの6号。ハリス?2.5号。 笑っちゃうけどメイタを釣りながらいきなりドンと55cmサイズが来るのがこの時期。
メイタでもかなりいい引きをするのだから穴やパイルもぐり込もうとするデカイのに対抗するにはハリスもこのくらいでないとまず後悔することになる。 しかし、喰ってくるのは30チョイもいるが35〜8程度が殆ど。 まあ楽しめはする。
いつかギュンと引き込むようなアタリで良型が来ないかと願うが、ポツポツと釣っては放流の繰り返し。 なんか場を荒らしまくっているようで他の人に悪い気はするがストリンガーにいちいちつなぐ気にはなれず。この程度のサイズでも7〜8枚つなぐと大変な重さになるし、あちらこちらにロープを垂らすと気になってしょうがないし。
そういう中でもNさんは40upを2枚釣っていたからやっぱり餌と釣り方やね。(これは秘密。僕は辛抱できない餌、でもいざというときは使うかも)
青虫でやっている人もいたがなぜか釣れないようだった。
やっぱりカラスツブやな。まだまだ喰うし釣り方のバリエーションでは面白さが何倍も違う。 ただし餌のサイズは試行錯誤の必要ありという感じか。
沖防はこれからもかなり面白いシーズンとなりまっしぇ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月19日(日) | 博多 沖防 |
大 | 2 | 満10:36 干04:13 |
27.5 | 晴 | 南〜 北西 |
やや濁 | カニ カラス |
7 | 31〜36 |
RMC大会と稚魚放流読んでそのままの題名の日程をこなした半日だった。
12時までは「はやと丸」RMCのクラブのチヌ釣り大会に参加した。 AMA以外の落とし込みをしている博多沖防の釣り仲間のクラブが開催する唯一の大会だから、できるだけお互いに参加して刺激しあいたいと思っているのは僕だけかもしれないが。
そういう気持ちで普段はもう滅多にしない早起きをして5時頃に船着き場に着いた。 しかし、しらないうちにまだこの時刻は真っ暗なのね。ようやく薄明るくなったのは5時半頃。
開会式を終えて船に乗ったのは6時ぐらいだろうか。
9月2日(日)に予定しているAMAの大会も5時集合でいいかなぁ。 宣伝だけど、一般参加も受け付けているので開会式までに申し込んでいただいて参加してください。
と、ここで言うのは公私混同だと言う声が聞こえてくるようだが。まぁ、今に始まったことでもないし硬いことぬいて。遊びなので。 それに人生をかけた人もいるけれど。狂気の遊びという点では釣りは歴史も内容も深いかな。
さて。 僕はいつものように一文字・切れ波止に上がる。 遠慮しているのか、僕が嫌いなのか^^;そんな場所じゃねと思っているのか、誰も降りない。
1便ですでに来ていた人達がダラーっとしているので、まず切れ波止に行く。
カラス貝でまだ潮が上がりきっていない上層を探るが全くアタらない。
しょうがなくカニ餌に替えて底まで狙うも反応なし。唯一、フグのようなアタリのあとに押さえて来たのがキビレ。
これは本日の大会規定35cm以上の1匹長寸より小さい。 この1匹長寸というのがくせ者で2匹長寸よりもバクチ率が高くなる。
一文字波止に行く。 釣り人に尋ねるとあまりよくないようだ。 「殆どアタりません。」
潮はもう最上部の穴を越えている。底までスライドで狙うには深すぎるので中層までと決めてカラスでスライド。 すぐに35cm程度をゲット。びみょ〜サイズ。 2度ほどメイタのアタリを逃して掛けたのもメイタ33cm程。
潮がケーソンの上まで上がってきた。関東の野島防波堤が好きな方なら、もしかしたらウキウキするような状態なのだがクーラーを持って切れ波止に避難する。
風は北向きに変わっていて最初とは雰囲気がかなり変わってきている。
内側をスライドさせているといきなりギュン!プツン。大きさは分からないが屈辱〜。 オーバーハングのケーソンのガックリのすぐ下で喰っているけれど潮が高くて糸がどうしても安全圏までに斜めにならない。イコールガックリでプツン。
次は気をつけて、できるだけ竿を沖に伸ばしながらスライド。 クーッと穂先が曲がる。アワせる。ギュン。プツン。
なんだか大きかったようだが気のせい? また仕掛けを作り直して入れる。糸が今度は止まる。掛けてすぐ糸を出す。魚動く。少し出てきたので巻く。でも小さい。34cmぐらい。
その後、外側でも超上層で喰う。が、みんな35cm程度。
しかしながら、喰わなかった場所が少し潮が変わって来ると、こうも喰い出すモンかねぇ。特に切れ波止はこの傾向が強いな。 そうやって思わぬ好条件にサイズアップを図るが時間切れ。
結局、ブービー賞にもなれず、中途半端な結果でした。 おまけに、手が震えて心臓の鼓動が速まった時間帯があったぐらいヤバイ暑さだった。
優勝・大物賞はそういうことでうろ覚え。確か古賀さん。準優勝は徳重さん。3位 山口さんだったかな。おめでとうございました。
表彰式の前に、ラブメイタ活動の稚魚の放流(マダイ)と駐車スペース護岸の清掃。
特に言いたいのはゴミ。
心ない釣人や誰かの捨てるゴミ。 ビニル袋に入ったまま捨ててあったり、ペットボトル・空き缶・ビニル・紙・花火・仕掛け・糸・タバコの吸い殻・※*&▼… 半端じゃない。 ゴミ捨て場のような護岸。みんなで掃除をして帰りました。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月8日(水) | 博多 沖防 |
中 | 21 | 満13:12 干07:13 |
27.5 | 晴 | 北西 | やや濁 | カニ カラス |
6 | 31〜38 |
秋の沖防へ立秋も間近になった海は、最高に水温が上がり、いつの間にかカラス貝も殆ど落ちてしまっている。 着き残ってるのは白灯台の付近だけらしい。 エサの貝も手に入りにくくなった。 しかし、いきなりのトロフィーサイズが飛び出すのはこれから。40UPにこだわれなければ、馬力をつけた40弱の魚が面白いように釣れる時期もこれからだ。
有給休暇をとって久しぶりの平日の釣り。10時過ぎの船に乗り一文字波止へ。 船長の言うとおりカニ餌ではポツポツとアタリがある。
カラス貝にはまったく反応がない。 こんなに暑いのに海は暦どおりに秋になりつつあるのが身にしみて感じてしまう。 潮の上がった切れ波止は風もよく濁りもまあまあ入っていて、これまでだったらアタリの1つもなければおかしいのだが、そのおかしい状態で、全くアタらない。
試しにカニを落としてみるがこれも全然。 何が気にくわないのか分からないがあきらめて一文字波止に戻る。
ここも頻繁にアタリはなく、たまにアタってもメイタのようなカニの潰され方で掛からないのも多い。 掛かって釣れ上がるのも35cm前後が多い。
底走りして結構姿を現さず、これは40UPでしょうと思って浮かせると、何だ!体高のある幅広のたくましい体型の38cm。
そんな感じでポツ・ポツと釣れる内に日暮れとなる。沖防釣況グラフが下降へ入ったことを象徴するような淡々とした釣り。
非日常を求めにきて日常的な時間を過ごしたような気分に ふーっと息をはき、振り向くと夕陽が沈みかけていた。
そんなに高く積み上げてひっくり返らないのかと思うほどコンテナを満載した大型貨物船が夕陽の光の帯にゆっくりと近づき異次元の入口に入ったように一瞬消えて見えた。 日常の中の非日常。垣間見た気がして竿をたたんだ。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月5日(日) | 熊本 | 中 | 18 | 満10:56 干04:56 |
26 | 晴 | 東やや 強 |
濁り | カニ カラス |
4 | 31〜36 |
オール九州クラブカップ何年ぶりかな、クラブカップは。 近年、世の中が急激に下降グラフへと変わってきて、落とし込み釣りも昔のような活気はなかなか望めるものではなくなった。
ウチの会も参加者が集まらず、結局、会長、西島さんと僕の3人だけの参加となった。 早くから参加の意思を出していた西島さんもギリギリになって状況が変わり、何とか無理をしての参加。 この3人メンバーよく考えると、平均年齢殆ど60歳。本会最古参会員の3人ですよ。よりによって。 つまり冒頭で書いたような理由で集まらないのだ。
当日も一日草刈りでへとへとになって防府から駆けつけた西島さんと高速パーキングで2時50分に待ち合わせをして会長と僕とで交代で運転をして熊本新港へ。 5時前に着くと、もう、参加者はボチボチ集まっている。
前回から参加し、あべっちさん・熊さん2人でいきなり優勝した鹿児島So Longは今年は5人メンバーを揃えてきた。やる気満々でいい感じやなぁ。 佐賀の落狂会も同じく若手も混じってこれもいい感じやなぁ。地元熊本チームは落ち着いておりますね。 博多のはやと丸RMCは4人これもなかなかくせ者が揃っているナ。博多塾竹本会も3人参加だがいい雰囲気。 そしてオブザーバー参加が数名。
参加クラブも年々少なくなってきたが九州の落とし込みクラブが集まるのはそれなりにいいことではあると思う。 考えると僕ら3人以外はたぶん高齢でも40歳代なのだからホントは元気いっぱいのノリノリ年頃なのだ。
さて、開会式が終わり、西防波堤と南防波堤にめいめい渡る。
干満の差がすごく大きい有明海の最干潮なので、波止に上がると、ひずみだらけのこのマスだけケーソンは高くて狭くて少しでもバランス崩したら落っこちてしまいそうで、最小限に持って上がった荷物を置く動作をするだけでも冷や汗をかく始末。 足首捻挫がやっと治った僕にはとても遠くまで行く気力もない。車いすでも落とし込み釣りができるようなバリアフリーの場所はないものか。なんて思ってしまう。
荷物を比較的高くなったケーソンに置いて、あらかじめセットしていたタックルを伸ばす。 この狭いマスのフチで竿を伸ばしたりガイドに糸を通したりしていると海に落ちる可能性大だからね。
今回は3号改造竿の33/39小継ズーム。2号ハリスに結んだ鈎の余り糸にガン玉2Bもセット済み。 風は今までになく結構吹いている。涼しいのはいいが波止に平行気味で釣りにくい。
これまで実績のあった外側のフチにエサのカニを付けて落とす。 アタリなし。これまでだったら1投目からメイタでも喰ってきたのだが…。 まぁ、そのうちと思っていたのが大違い。1時間程経っても1枚30チョイのメイタが釣れただけ。こんなサイズじゃねと放流。 その後まったくアタらない。おっかしいナァ。メイタクラス10数匹は釣れていてもおかしくないのだが。
地元の斎藤さんが 「大雨で土が流れ込んでかなり底に埋まってます。今までのように前打ちは殆どアタりません。」 とはいうもののヘチもメイタだらけだったマスの中もアタらないんだけれど。
試しに内側を重点的に落としていると、底で初めてのアタリ。まあまあの引き。浮いてきたのは40弱程度のキビレ。 タモを出そうとして、ワクがゆるんでいるような感じがしたのでねじ込みを確かめているうちに鈎ハズレ。 まぁいいか。次のケーソンに落とすとまた喰った。これは黒鯛。36cm。一応、キープしとこうかね。 ま、今回は20cm以上の3匹長寸とは言え、こんなサイズじゃ話にならないだろうけれど。
しかし、それから何時間経ってもメイタが1枚来たきり、外側でまあまあサイズがすぐに鈎ハズレしただけ。 潮が上がってくるにつれアタリは殆どなくなる。
ケーソン根本の方に行っている会長は 「結構アタリあるよ。でも大きくて36〜7cm。RMC山さんも朝一にポンポン釣って ウチ1枚は40チョイある。」 先端付近で釣っている西島さん 「あまりアタりません。30チョイが一番大きいです。」 もしかしたら最初のキビレ大事に釣り上げておいたほうがよかったかも。
西ケーソンにいっていた人たちがケーソンが水没する前に移ってきたが結構アタリがあったそうな。 RMCの「カニつかいの村山君」は46cmを釣ってるそうな。 そうは言ってもこっちに来たら 「アタらない。」 って言ってる。
内側はフグばっかりになったし、そのせいでカニはなくなる。カニが入った荷物を置いている場所までヨタヨタ戻るのは面倒しいと、しばらくカラス貝で落とすけれどダメ。
10時前には潮はケーソンすれすれまで上がってきて、なんか荷物が心配になってきてゆっくりと戻ると、案の定、一緒に置いていた他の参加者の荷物は避難していて僕の荷物だけ取り残されてバシャバシャ潮をかぶっている。 危機一髪って感じ。 その向こうのケーソンは完全に水没している。やる気の弦がプツン。
納竿の11時まではまだ1時間ほどあるが 「ヤーメタ。」 早々に竿をたたむ。
ずいぶん待ってむかえに来た船に乗って帰ってサービスしてくれたジュースを飲んだり,、かき氷を食べたり、ワタリガニやニシ貝を「ウマイウマイ」としゃぶっているうちにようやくボツボツとみんなも戻ってきた。
検量結果はやっぱりRMCの優勝、大物賞は村山君。2位は落狂会。3位、地元熊本チーム。 4位、AMA…健闘ですヨ。
少数ながらこうやって落とし込み釣りのクラブ・メンバーが集まって和気あいあいで気楽にゲームをする。そんなつながりもよそとはひと味違う九州のよさなのかもしれないなと思いながら帰路についたのだった。 運営をしてくれた地元熊本の皆さんお世話になりました。(当日の写真はこちらAMAのHPで) しかし、ちかれたビー(^_^;) |