釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月26日(日) | 長崎 | 中 | 5 | 満11:18 干05:14 |
10.5 | 曇 | 北 | やや濁 | カニ | 4 メイタ1 |
37 38 46 48 |
楽あり苦ありの落とし込みそろそろチヌも動き出す時期。上田会長と新会員関さんとの新組合わせでプチ遠征。 予定していた土曜日は波高く1日順延。
高速道路から高速豪華フェリーに乗り、会長のコーヒーサービスをすすりながらのゴージャス気分だった。
が!乗り継いだ漁船は思っていたより小さく、向かい波にバッシャーン、ドンブラコと波止までの30分あまりヒイヒイ言いながらようやく波止に着いた。 竿ケースに入れていた傘でびしょ濡れをなんとか免れなかったら泣いていたかも。
一緒になったチームロクマルのサカイさんと連れの方は別の波止へ。僕ら3人は少し離れた方へ。ここは1月に芳しくなかったので40upが1枚来たらいいかぐらいの気持ちだった。
9時に上がって丁度、潮止まりのよう。 風も思ったより強くないし潮も満潮前で高いので、高い犬走りの方にまず上がる。
タックル・仕掛けは竿NFT5.3m、糸2.5号にハリス2.5号。鈎は管付伊勢尼8号、あまり糸長めにガン玉4B。
カニを付けて上層から竿一本まで探るがやはりアタリはない。ヘチはボラの大群がいるようだ。糸が変に落ちたりあげている鈎に引っかかったり。ゆっくりと抜くようにあげないと引っかけてしばらくボラと遊ぶことになる。
ウネリと風で仕掛けがうまく落ちず中層はアタらないようなので6B追加で底中心を狙う。
となりの波止のサカイさん達はヘチ底でアタリも頻繁で順調に釣果を伸ばしているようだ。
竿前底で糸を張ると、これはしっかり咥えている。バカ重くないのでチヌだろう。 ギラギラと光りながら浮いてきた。ゲット。37cmだがこれで良し。まず本命でホッ。
セキさんは高いところが僕より怖いらしく内側を釣っている。そして、 「アタリあります!はずしましたが大きかったと思います。結構餌盗られます。」 内側は潮が流れ出したようだ。
反対側の端に行っていた会長から電話 「あたらん。」 そして戻ってきて、コバで40cmゲット 「初落とし込みで初チヌぅ。」 おめでとうございます!
僕は内側をしばらくやるが全くダメでもとの場所に戻ると、やはり竿下底で46cm。 これでもう満足。 しばらくして38cm。 アタリはポツポツだけど予想よりもいいかな。
会長も上で釣っているし、セキさんにも 「まだ潮高から上がって釣るといいよ。」 と言って、釣れたポイントを空けて強めに流れ出した潮に沿ってずっと反対側の角までいくが30弱のメイタが釣れただけ。
内側を釣り戻ると会長2枚追加している。さすが!
セキさんも上に上がって、しばらく…。 ふと振り向くと竿が曲がっている。
「オーッ!オーッ!ヤッタか!!」 と言うと 「小さいです。」 と言いながら何気ない様子でリールを巻いている。近くによって見ていると水面下に見えた。
デカイ! 「小さくないヤン!でかい、でかいー!」 急いで掬ってあげる。やっぱり年無しサイズ。 測ると51cm。 やっと釣った1枚が年無しとは…。何かもってる?
みんな釣果もでたし、さて13時半。14時半には船が来る。
反対端まで行って戻ってきた会長 「14時になったらやめようか」
丁度、根掛かりで糸が切れ、やめようかなと思ったが、最後の30分と思って仕掛けを作り直してちょっと後、
底に落とした糸を張ると何かモァ〜。 これは?ボラ?と思いながらも大きく竿を上げながらのアワセ。 ズーンと重い。やっぱり最後にボラかよぉ。 少し糸を巻くとグーッと竿をまた絞り込む。まいったなぁ、もう…
両手で竿を持って何度もグイグイ竿を絞るヤツに閉口している中で首を振ることも。ボラも首振るかなぁ??? ひょっとしてバカでかチヌ? よく分からないまま水面下までやっと浮かせた、姿が見えた。チヌだぁ。 50をかなり超えるような引きだったが、上がってきたのは48cm、2.2kgの分厚いチヌ。
予定より早く船が来て、あわてて片付ける。 となりの波止のサカイさん達はなんと二人で50cm頭に9枚。
実質4時間半の釣りだったが全員安打で帰りは追い風できれいな風景を眺める余裕の船道中だった。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月11日(土) | 長崎 | 中 | 20 | 満05:21 干11:32 |
14〜 12.5 |
晴 | 北西 | 澄 やや濁 |
カニ | 1 | 47 |
寒波の合間に観測史上始まって以来と、日本各地で大雪や最低気温の報が続いている中、九州にもかなりきびしい寒波が波状攻撃をかけてきて、ここ1ヶ月ほどは全く釣りに行く気力が失せていた。
しかし、そんな中でも、果敢に落とし込みに突撃している仲間から 「あそこが釣れ始めてますよ。」 「ボチボチ動き出したようですよ。」 「メイタ4枚だけですが。手が凍ったみたいに感覚ないです。」 「修行の末、夕方54.5cmでました。」 いろいろと情報をくれてコタツから引っ張り出そうとしてくれる。
そして吉田君からトドメの誘いメールでようやく気持ちが動いた。
YOUHEIと一緒に3人でプチ遠征。 運よく気温も天気もよさそうだ。というか、そうじゃないと行かない。 釣り場の護岸に7時半ごろ着く。
案外、釣り人はまだ少なくて無風と思っていた風はまぁまぁいい感じに吹いている。
準備を整えた3人は思い思いの場所に歩いていく。 今日は久しぶりに夢幻海3.1mをチョイスした。最近、出番がなくて淋しそうだったから。糸は3号、ハリスは2号、鈎:管付伊勢尼7号、あまり糸にガン玉2B。 ずーっと水槽で待ちわびていた?カニさんを付ける。
20分ほど…全くアタらない。YOUHEIも釣ってる様子はない。
で、一気に800mほど先の真反対の護岸にてくてく歩く。
ここは生命反応ありでフグがつつく。と思っていたら小さく穂先を押さえた。キくと本命の感触。 アワせるとピリピリと暴れながら可愛いメイタが上がってきた。 30cm弱というところか。しかし、一応、本命魚種で気持ちがホッとなる。 写真を撮ってリリース。
ただ、後が続かない。 YOUHEIも吉田君も冴えない顔で集まってきた。顔色を見れば分かるが、一応様子を聞くと 「全然、ダメです。」
探り探り元の場所まで戻っていくが長い長い護岸、一度もアタらない。
YOUHEIが最初に釣っていた場所で、唯一探ってない辺りに行ってみる。 底がはっきりと見えているので、竿だけ出して糸の変化だけで底までのアタリをとる覚悟。
糸がふけたようなので着底か?ジワッと張るとフワフワと魚が付いている感触。 いつアワせるか迷いながらも餌を離さないのでキキ上げながらアワせる。 掛かった。
さっきのヤツよりはかなり引く。浮いてきたのは37〜8cmのメイタ級だがまあいいじゃないかとタモを出したらプイ。 バラしちゃった。まぁ、悔しくない。 なんていうかさっきのおチビちゃんをすでに釣り上げている安心からかな。
しかし、そこもそれまでで、この場所はもう見切った方がいいかなと、ラーメンを食べて一息ついてから2人と共に別な釣り場に移動。
車で30分ほどの一山越えた防波堤。 水深は約10m。パイル構造の下げ潮がよく流れる場所なのでキビレぐらいは釣れるんじゃないかと期待していたが、その下げ潮が全く流れていない。
最初はガン玉2Bで竿一本まで、そして2Bを追加して底まで探るが全くなんにも触らない。
YOUHEIは内側を主にモエビで釣っている。 「潮が中に入っていい感じなんですが、全くあたりません。」 先端付近の吉田君も同じく。 これはヤバイ展開やなぁ。
と思っていたら、大きな船がだんだん近づいてくる。 見ていると、この小さな波止に横付けするつもりのようだ。さらにヤバイ展開。
しょうがないので急いで犬走りから降りて、数歩トコトコ歩き、内側に餌をポンと落として、近くのYOUHEIに 「ここ、前来たときはキビレが内側でも喰ったけどなぁ…。」 そう言いながら底付近に餌が着いて(何しろ潮が高く、前に張り出したパイルの位置が分からない)糸を張ると、 クッ! わずかだが穂先が明確に曲がる。餌を押さえた。
「オ!押さえた。」 微妙に糸を張り若干テンションをかける。チヌはこうすると餌を離さないことが多い。
次にさらに押さえ込んだら竿をいくらか送るつもりだが、そのままじっと動かないので、これもキキ上げながらアワせを入れる。 掛かったが…イラかキビレか。 結構重さはある。キビレじゃなさそう。巻き上げてもさらに締め込む。イラじゃないかも。
わずかに姿が見えた。チヌだぁ!よっしゃ。 これはバラしたくない。強い突っ込みに 「オーッと!」 ちょっとだけ慎重になりながら浮かせた。 今度は無事タモイン!
船が来て避難してなければ釣れなかった。何歩かフラフラと歩いてそこに落とさなければ釣れなかった。いくつかの偶然が重なって釣れた。これぞ完全な「ラッキー」
その後はまた元の生命感ゼロ。見切りをつけてあと2カ所回ったが結局、何もなかった。 しかし、息子のような若い二人に連れられて久しぶりに海に来ることができた。 寒波に吹きさらされた空と海は、晴れたわずかなその合間だけよけいに光を吸収したようにキラキラと光っている。 やっぱり!いいなぁ。
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