落とし込み釣行記2011/9月

 釣行日場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
9月25日(日) 博多沖防 28 満07:49
干14:08
- 東〜北 普通 カニ 10 30〜33

RMC大会

久しぶりに博多沖防に行く。

朝5時半前に駐車スペースはもう満杯。ルアーのシーバス釣りが多い。

この日は落とし込み倶楽部RMCのチヌ釣り大会ということで、当然のように一般参加費1000円をはらう(わされる^^;)

 

今の状況が分からないし、足も痛いので、あまり歩かなくてもいいように短い切れ波止に渡ることにする。

何故かセイジくんも切れ波止を選ぶ。ずっと通っている彼が選ぶということは何かの目算があるのだろう。

 

案の定、一文字波止に降りると、一目散に切れ波止に行って仕掛けを組んでいる。たぶん彼は内向きを狙っているのではないか。

僕はあとからゆっくり付いて行くがすでに仕掛けをセットしていたのでまず、いつもの先端から釣り下がることにする。

 

ハリス分ぐらいの浅いタナでアタリはあるが掛からない。

 

セイジくんはやはり内側狙いで、もうしゃがんでごそごそしているようだから釣ったのだろう。釣っては時々キープしている。

 

 

今日の大会規定は35cm以上の2匹長寸ということで検量サイズをまず2枚釣らないと話にならないが、彼が魚をキープしているということはすでに2枚はいるのだろう。

落とし込み釣果11-9-25メイタ 11-9-25-2落とし込み釣果メイタ

釣れるのは35cmの計量サイズ以下ばかり。けれど、よく引き楽しめた。

僕は主に外側狙いでやるがちょくちょく釣れるのは大体大きくても33cm止まり。

 

これはと思うようなよく引く太ったヤツでもメジャーをあてるとやっぱり33cmぐらい。このメジャー正しいのかなと疑いたくなるが仕方ないので放流ばかり。

 

どうやら内向きがやはりサイズは少しはいいようだが、満潮を過ぎ陽があがるとともにあれだけよくアタっていた魚はどこかに消えたように静かになってしまった。

 

 

セイジくんは連れの2人と赤灯台波止に替わったが、僕はあまり気合いも入ってなくて、歩くのもおっくうだしそのまま残る。

落とし込みで歩かないということは、もう釣りを半分放棄したも同じだけど…。ま、今日は沖防で釣りをすることが目的のような気持ちだったし。

底で何匹か釣ったが型は同じくキープには至らない。

 

 

そうこうしていると突然、筑豊の高校時代の悪友7人衆の一人から電話が掛かって来た。久しぶりに何かと思うと、

「○○が死んだ。心筋梗塞やったチ。」

同じ悪友の一人が亡くなった知らせだった。播州赤穂の大きな寺の住職になっていたが数年前、僕が同窓会の幹事をしたとき、

「あんたが幹事やき、わざわざ来たとバイ。」

彼の笑顔を見たのはそれが最後だった。

 

最近何か普通になくツイてないと思ってはいたが、最悪の知らせに電話への返事もうつろで、回ってきたはやと丸に乗りとりあえず帰っり、他の悪友達と連絡を取り合って一日が瞬く間に過ぎてしまった。

 

 

大会結果は参加していたYOUHEIから送ってもらった。

セイジくん、やはり朝の切れ波止でのキープの内2枚が35.2cm 35.2cmで優勝。準優勝は今年ノッてるトバちゃんが新波止でなんと53.0cmを釣ったが2枚揃わず。しかし大物賞もゲット!3位は赤灯台波止で42.4cmを釣った池ちゃんだったようだ。

落とし込み大会RMC11-9-25

左:準優勝 鳥羽氏、   中:優勝上岡氏、 右:3位 池田氏

今回の大会は、2枚長寸ならギリギリでも優勝範囲という典型的な例だろう。

 

さてさて、これからそれぞれの動向はと。沖防の落とし込みチヌでロングラン最後の一勝負を賭ける者。サンバ釣りへ気持ちが浮き立ってる者。どちらもいいなぁ。



 釣行日場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
9月18日(日) 長崎 20 満12:17
干06:00
27.5 東〜北 普通 カニ
ウニ
サンバ -

朝だけサンバ

ここ2ヶ月程、朝起きて立つと足の裏がズーンと痛む。しばらく歩いていると慣れてくるが落とし込みチヌで歩き続けたダメージがだんだんたまってきているようなそんな感じ。

膝から下に赤い斑点がたくさんできて、ちょっとした怪我も皮膚が赤くなったまま数ヶ月治らない。

まあ治癒力が低下してきたのだなぁとあきらめてはいるが、そんなダメージもありチヌの落とし込みへの集中力も低下してきているのは自分ながら少し残念だ。

 

 

で、歩かなくていいサンバ釣り。

30歳代のかつては毎週のように一緒に釣りに入っていたギャランドウさんと、改造穂先を試したいYOUHEIと3人で行く。

 

 

現地について、2本ある波止の一つを先客が先に選び、僕らは別な波止へ。

 

ギャランドウさんは

「今日はアラ・青物・サンバ」

といろいろやるらしい。まずアジゴを釣り出す。

 

YOUHEIはすぐに仕掛けを組み立てている。 

 

僕は一ケーソン離れて釣り座を構え、まず冷凍ウニを3個ほど放り込んで仕掛けを組み立てる。

落とし込みサンバ仕掛け11-9-18

今回の仕掛け。
鈎からスイベルまでは約12〜3cm
オモリはウキゴムにヨウジを差し込み取替え簡単

竿は改造4号4m竿。アブ5500c3にキャストアウェイPE50 lb、ハリス10号一ヒロの下に同じくハリス10号でKINRYUのヒラマサ15号鈎を結ぶ。オモリは3号から。

写真のようにチョイ工夫で中通しオモリにツマヨウジを差し込んで固定し、ワンタッチ取り替えができるようにしている。

 

 

さて、今回はいいウニが運よく手に入ったのでウニを鈎に付け底取りをしてまず底2m上で待っていると、すぐにアタリがでる。

ジワ・ジワと穂先を5cmほどゆっくりと押さえてはもとに戻る。そして今度は強くコン!クン!クン!穂先を強く揺らす。

 

さっそく本命のアタリで嬉しい。だけどこのアタリは小型かな。はたして食いこむのかな。

と思っていると。クーッと穂先を押さえて一旦止まり。さらにギュー、ブルブル(竿に完全にノった様子です^^;)

 

初めて間もなく1枚ゲット。35〜6cmのシマシマだけど嬉しい本命。

アタリは続いてさらに、同型程度をもう1枚追加。こうも早めに釣れるのはめずらしい。

 

 

見ていたギャランドウさん、

「エーもう釣ったの。アジゴどうしようかな。」

青物セットを持ってウロウロしながらも僕の3m横に釣り座を構えてサンバ釣り体勢になる。

YOUHEIに

「アタリある?」

って聞くと、

「ないです。」

「こっち来んね。僕の横に来て同じ場所にはいリー。」

で、並んで釣る。

 

ところがなんでかそれまでアタリがあっていたのに、二人がそうやって来ると、とたんにシーン。??

 

みんなで同じ場所に集まった方が餌も集中するしいいのかなと思っていたが、どうやら群れは小さく反対にびっくりさせてしまったのかな?わからなーい。

それでもしばらくしたら、YOUHEIにもアタリが出だすが、穂先をブルブル震わしてちょっと押さえるだけで離す。もういいかってところまでグーッと持っていくのもたまーにあるが最後の最後にピュンと離してしまう。

そんなアタリが断続的で掛けるところまでいかない。

 

 

そんな中、僕に食いこむアタリが出て、鈎掛かり。少しサイズアップ。40cm越えのプリプリ分厚いシマシマ。

始めて1時間程度で3枚釣ってゴキゲンになったけど、それから数時間、主にYOUHEIにアタリが集中はするがノるまではいかずの状況にイライラ。カニは餌盗りにすぐやられる。タナも超上層から底まで試すが、やはり底から2m程度がいいようだし。

 

僕が他の場所を探っている間にYOUHEIやっと掛ける。頭のシマが消えかかる風貌の威厳が漂ってはいたがサイズは足の裏。いわば若殿でしょうかな。

 

 

忘れてはいなかったがYOUHEIのとなりのギャランドウさんは、青物・アラ狙いの置き竿に気をそぞろにしながらもサンバを狙ってはいたが、3mぐらいしか離れていないのに殆どアタリが無くて、たまにぶすぶすと不平をこぼしている。

僕らのところは釣れなくても何かしらのアタリはあるので、とうとう僕が

「替わろうか。」

というと、

落とし込みサンバ11-9-18

朝だけサンバ 0.8〜1.5kgまで

「いーや、ここでいい。ここまで餌を入れて、替わったとたんオチさんが釣ったら最悪ヤン。」

ま、気持ちは分かります。

 

 

結局、最後まで、魚に遊ばれて、追加は来ずに終わる。一体、朝の連チャンは何だったの。

 

ちなみに家に帰って捌いた魚の腹には3枚ともカニもウニも入っておらずフジツボみたいなのだけ。

たまたまそこにいて餌に飛びついたのと、遠くから来てすぐに餌に食いついたのとしか考えられないのです。ちょこちょこと数時間穂先を揺るがしていたのは、スッごく小さなサンバやらフグやカワハギだけだったのかな。



 釣行日場  所  潮 月齢  干満水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
9月11日(日) 博多沖防 14 満08:55
干15:16
27 南東 普通 カニ
33

AMA第3回大会

2週間、博多沖防に行かなかったが2ヶ月ほどに感じた。

 

日曜にAMAの落とし込み大会があるので土曜日は8時頃から13時まで一文字・切れ波止で様子を伺うことにした。

満潮直前で切れ波止はポツポツアタリはある。ただしメイタ。

鈎に掛からないヤツが多く33〜4cmまで。

 

下げ潮になって一文字波止に行くがアタリは遠い。2枚ほど釣ってまた切れ波止に行き、数枚釣って一文字へ。

落とし込み釣果11-9-10−1 落とし込み釣果11-9-10

下げが進むにつれアタリは全くと言っていいほどなくなり納竿。

 

 

 

次の日大会では型がよくないとダメと思って、メイタはたくさん、チヌも釣れたというソロバンに行くことにした。

ソロバンに5人まとめて降りる。

 

矢野さんすでに仕掛けを作っていて、まだ暗いうちから釣り始め、すぐにメイタを掛ける。

大会は先に竿を出した者が断然有利になるのは分かってはいるが、少し気合いが抜けたか糸が見えるまでぶらぶらしてしまう。

みんな灯台向きに行くので僕はまた天の邪鬼が出て反対に行く。

 

しかし、全くアタリなし。

しばらくしてYOUHEIに電話すると、

「結構アタリはありますよ。もうみんな釣ってます。矢野さんは型のいいキビレ釣ってますよ。」

 

裏目に出たようだ。

昨日は駐車禁止張られるし。

 

で、みんながいる方向に行くが僕には何故かアタらない。

貝でもカニでも同じくアタリなし。

 

 

2枚揃えるなんて昨日の話から言えば訳はないと思っていただけになんで一日でこうも変わるのか、切れ波止に行っておけばよかったと後悔もしたが、いつかは釣れるとソロバンで粘ることにする。

一度、重量級がやっと喰ったが、走って鈎ハズレ。せっかく掛かったのに惜しいこと。

そのうちみんなにも殆どアタリが無くなってくる。

 

落とし込み釣果11-9-11

唯一の釣果(涙

ようやくカニ底で1枚33cmが釣れてホッ。

ボーズだけは避けられたが、情けない状況。

 

 

テトラ裏に行くがアタリは全くないので戻って、右手にはめていた時計がないことに気づく。

ベルト通しに通してなかったので歩きながら水を飲むときに何かに引っかかってはずれたのか。どこかに落としたらしいがどうやらテトラに落としたのだろう。

 

昨日からツイてないことだらけでホトホトやる気がなくなってしまったが、ここでやめたらさらに悪運がひどくなりそうで、気を配りながら釣り続ける。

しかし、その甲斐もなく納竿となる。

 

 

優勝は今年何故か凄く執心で沖防に通って釣りまくっているトバちゃんが44cm・40.2cmの2枚長寸で優勝。

準優勝は前回優勝の矢野さん。47cm・33.2cm。大物賞も。前日、またサンバ釣り行ってたのに最初から最後まで集中を切らさず釣り続けるのはヤッパり鉄人や!

3位は一般参加の山内さん39cm・33cm(ラブメイタ大会でも優勝している実力者です。)

優勝トバちゃん

優勝:鳥羽氏 初優勝おめでとう!

準優勝矢野さん

準優勝:常連 矢野氏

3位山内さん

3位:山内氏 さすが!

ゆっきんさん

特別枠♪名人! ゆっきんさん

 

40upを釣り上げたのは上位の2名だけ。やはり2枚まず揃えることが上位の前提条件で1枚の僕はサイテーから3番目でした(^_^;)

 

熊本からわざわざ来てくれたゆっきんさん。新波止でさすがによく釣ってメイタは10数枚も釣ったらしい。ホントに上手な女性落とし込み師ですねぇ。こんどじっくり手ほどきを受けないといけないと思っております。

 

 

こうして今期のAMAの大会も終わった。詳細はAMAのHPに掲載されます。

これからは沖防では最後のロングラン大物賞がポロリと転げて来ることを祈り、サンバ釣りに励んで晩秋まで楽しんで釣りをしていければいいかな。