釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月26日(日) | 博多沖防 | 長 | 25 | 満05:29 干12:21 | / | 曇 | 南東強 | やや濁り | 貝 | 2 | 37、46 |
AMA今期第1回大会台風5号が一番福岡に近づくという日、AMAの今期第1回目の大会(なぜかこんなことがAMA大会には多い。誰のせい???)
ラブメイタの前日に痛めた左肘の腱が痛くコップを持つのもズキッ。で、沖防から遠ざかっていた。 はやと丸のHPは良型チヌで賑わっているようだったが、行ってもタモ伸ばせないし。
で、大会の日は、そんな僕に最悪の強風雨天候予報。 AMAも年寄りが多くなり、活動しているメンバーも限られながらも何とか12〜3名ほど集まった。 この天気で沖防に渡る客も殆どいないが、実は台風前の低気圧は狙い時でもあるのは、これ秘密だったっけ?
どこに行こうか迷った。 「赤は今、上げ止まりからの下げがいいです。」 と、あさひクラブのKさんが言っていて、今日がまさに朝一がその時合いからはじまる赤灯台にしようかなと思っていたが、ダメなときの逃げ場がないし、帝王:西島さんほか何名か行くようだし。
新波止からテトラ裏、ソロバンと歩けば移動ができる戦略?へと変更。
船から下り、まず新波止根本でチョチョイと探る。 雨風はまだのようで嵐の前のなんとかのように妙に静かだが、必ず降るらしい雨のために着た合羽と長靴がうっとうしい。 新波止曲がりからテトラ裏へとひたすら落とし込み続けるが、一向にアタリがない。あの餌盗りのようなメイタ達まで一体どこに行ったんだろうと首をかしげつつ。
丸テトラをずいぶん行ったところでやっと餌を盗られ、またしばらくして食い込まないアタリがあり、またしばらくしていきなりの引きアタリでメイタが掛かる。 小さいが検量サイズの30(競技は30cmオーバー2尾長寸)は越えているので一応キープと思ってタモを出すととたんに肘に痛みが。タモを振れない。モタモタ? しているうちに鈎がはずれてしまった。
チョッ。これが命取りにならなければいいが。 しかし、タモがすんなり出せないとは。どうしよう。
その後アタリもなくとうとうソロバン根本近くまで来た。権藤さんがいる。 「アタりません。」 で、そこらはスルーする。 セイジくんがいる。 「どう?」 「たった今、始めたところです。ここ潮行ってますね。」 彼が探った後にはチヌはいないと思え。で、探ってなさそうなチョイ前に餌を投げる。
2投目、糸が不自然な動きをしたような。ちょっと糸を張ると、いる!シュッとアワせる。 さっきよりいい型だ。これは獲らなくっちゃ。
タモをケーソン角に当てて肘の負担を減らしながら何とか伸ばす。入った。40弱だが、貴重な1枚目キープ。
とにかく2枚は揃えないと話にならないのが2枚長寸の大会。なにせ60cm1枚釣っても、30cmミリ越え2枚の方が勝っちゃうんだから。 ソロバン波止で吉田君が40UPを釣ったと言っていた。 「チヌはデカイの小さいのいっぱい浮いてます。アタリはもう何回あったかなぁ。」
その情報で歩いてきてみた。確かに外のパイル側にチヌは浮いている。しかし、風裏でスケスケ。アタらない。
内側は凄くいい感じの濁り。狙うならこっちやろと思うが、先に内側を探っていたセイジくん 「あたりません。今日は狙って来たのになぁ。」 彼、デカイの一発狙ってるようだが。彼がダメならダメよな。下げ潮が走りだすのを待つか。それともここを見切って他に行くか。勝負の分かれ目だな。 しばらく座り込んで話をし、休んで立ち上がる。
とりあえずアタリのあったテトラ裏に戻ろう。 雨は降らないが風はだんだんひどくなる。ソロバン内側の海は白波が立っている。当然、テトラ裏は強烈な横風。 あぁ、あの最初バラした小さなメイタ1枚の価値がやっぱり大きく重くなってくる。 風の影響を抑えるため、それまで伊勢尼9号にガン玉3GだったのをBに替える。メイタでもいいと貝も1cmチョイに小さく。
しばらく竿前を狙うが反応なし。
ヘチ狙いに切り替えてしばらく。底で何かしら根掛かりのようで根掛かりではないペンペン…。 風で微妙な感触が分からないのだ。確信をもてないままアワせてみる。 根掛かりは動いた!やはり魚だった。
アタるとはほぼ思っていないぐらい突然。希望は捨てなくてよかった。
強烈に引く、というか、風で上手く操作ができないし、タモ使えるかビビってるし、とりあえずタモを下に置き、魚の動きに合わせて、置いたタモも移動。 そんなこんなでまた鈎ハズレしないかとヒヤヒヤ。しかし、何とかタモも必死で伸ばしてゲット。
これが46cm。
横たわったその姿は、ゴツゴツと筋肉が盛り上がったような体型と据わった目つき。 急流を走り、暑さ寒さをしのぎ、戦いを繰り返して勝ち残ってきた戦士のような精悍さ。「くろだい」と言っては似合わない。畏敬を込めて「チヌ」。
ヒヤッとしたのは鈎が曲げられていたこと。しっかり口に掛かっていたからよかったもののここ1〜2年前からこんなことがたまにある。アワセのタイミングが確実に変わってきている(おかしくなってきている?)ということだろうか。
そうしている間にさらに風は強さを増し、2枚揃えたし僕の筋力の限界を超えたみたいなので、まだ、検量終了まで1時間半ほどあるがヤメ。
赤灯台波止に行った西島さんは、予想通りに竿出しわずか3分で1尾目を釣り上げ、その後も爆釣とかで良型を何枚も揃えたうちの2枚86.9cmで優勝。 定年後、実家の田や畑を雑草やイノシシから守りながら、心身の刃は触れだけでスッパリ切れるほど研いでいたようで、今年初めての落とし込みで優勝とはさすが、やはり帝王だった。
僕は2枚目が効き2枚83.3cm、準優勝にまた大物賞のおまけ付き(トバちゃんと同寸だったけど、戦士の筋肉の重さが勝っていた。)
最後の船で帰ってきた上田会長、ちゃんと30cmUP2枚を揃えて、これが61.1cmで3位となったのはさすが黒鯛工房フィールドテスター。 しかし、往年の年寄り軍団 ↓ が上位を占めるのはいいのかどうなのか、ね? いやいや 悔しかったらかかってこい…(以下の3人が言ったかどうか ムニャムニャ…(^^)
兎に角、悪天候ながら結構、数も出て1回大会としては上々ということにして。 大会結果は後ほどAMAのHPにアップされることでしょう。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月11日(土) 12(日)ラブメイタ |
博多沖防 | 長 若 |
10 11 |
満18:20 干11:47 |
/ | 曇 雨 |
北北西 | やや濁り | 貝 | わか らん |
30〜36 |
ラブメイタ足の付け根の腫瘍手術の痕は昨年12月に同じところを切ったときと比べると凄く回復が早い。しかし今回は、 「皮膚を縫ってるだけなので急にしゃがんだりすると開きますよ。」 と、主治医(美人なんです。尻出してマル玉もみられ恥かし)と言われていたし、まだ痛みも少しあるのででかなり用心していた。
ただ、金曜日から土曜日にかけて上田会長が電話をよく掛けてくる。やっぱり最大行事ラブメイタだからね。 それで、前日土曜日13時には清掃があるし、11時前には神戸の黒鯛人長田会長さん・竹田さん・米澤さんが博多駅からの直行で沖防で釣りをされるということで、せめて岸壁でお迎えをと思っていたが、素早く動けず岸壁に行ったら、もう会長も一緒に渡った後だった。
帰るのも中途半端だし、ぶらぶらしていたら、今度は東京湾黒友会 山下会長さん郡副会長さん・皆さん(すみませんあまりにたくさんで)が佐世保での釣りから移動して沖防へ(体力あるなぁ) 僕もしゃがまなければ釣りもできそうな感じだけどまだ、潮も低くてまず船に乗れそうにない。
そうするうちに掃除にボツボツと集まってきた。 大雨との予報は見事にはずれ時々陽射しまで。 予定通り1時から開始。今回は浮子釣りのクラブ「銀鱗巧」の方々も参加してくださった。例年になく大人数での清掃で結構はかどり記念撮影。
潮も上がってきてどうやら船にも乗れそうな感じ。 それで車のトランクの釣り具を出して船におそるおそる乗る。 バカやネー!全く。 本当は家で来週に向けての仕事を1日かけてじっくりするはずだったんに。 で、安全そうな一文字に行く。
上田会長に神戸の皆さんへ紹介してもらって貴重な邂逅のあと竿を出す。すでに48cm級を2枚上げられているとかで、さすが。
1投目にメイタ。次もメイタ。アラまたメイタ。それからはみんなメイタばっかり。よく釣れる。 チヌだったらしっかり咥えるだろうからメイタらしきはもうアワせないと思っても、自分から引っぱって掛かるヤツもいて困ったモンだ。
その中で朝は新波止で釣っていて、一文字に一緒に行ったトバちゃん46UPゲット。 とても嬉しそうな笑顔についパチリ。
18時頃まで辛抱したがだんだんアタリも少なくなり、傷も少し痛み出すし、なぜか1回目にタモを出してから左肘に凄い痛みが走り、以後、軽い物を持つのもつらいほどになった。 で日没を待たず船長に電話をして帰る。
さてさて次の日。 いよいよラブメイタ当日。 悪いが力仕事もできないのでゆっくりと4時ぐらいに行くともう本部ができあがっている。みんな本当にご苦労様です。 天気は前日の雨の予定が当日にずれ込みシトシト。
受付をしながら雨の中でも来てくれた皆さんに挨拶しながら6時半頃には受付も一段落。 雨足はひどくなるばかり。 ずっと座っていたので傷が痛くなり車に行って横になる。
さて、9時半頃、本部に戻ってみるとテントをみんなで増やしてくれている。ごめんねぇ。
もう、あまりの豪雨に検量に戻ってきた人もいて最初から40UPの検量。 それからだんだん忙しくなる。
記録の僕としては悲鳴を上げるほど次々と良型が持ち込まれて来る。
広島の爆釣チヌ倶楽部の村田さんの50cmが来たときには、ラブメイタで初めての50UP。 これはもう優勝だろうと思っていたら、最後の赤灯台の回収で戻ってきた人達の中に、なんと52.3cm。内山さん。
3位のチーム茅呂里の藤澤さんの49.4cmなども、これまでだったら優勝サイズなのにねぇ。 浮子釣りの方々、毎回上位にはいられる方ばかり。やっぱり上手いんだなぁ。 大雨の中でも皆さん最後まで釣られる方も大勢で記録的に良型ぞろいの大会となったのだった。
それからメインの稚魚放流、チヌの稚魚の養殖がなくなったということで、今回の大会からマダイの稚魚となったがピンクの大きめのマダイ稚魚はまた、将来の夢をふくらませてくれるものだった。
お楽しみ抽選会の最後の最後の液晶テレビをゲットしたのは、なんと初めて参加してくださった、長田会長さんでした。釣りの奇蹟を起こされるだけではなさそうですな。
東京湾海津クラブの田中会長さん始めメンバーの皆さん、岡崎おまつりクラブの小幡さんのお元気なお姿も拝見することができ、他にも紹介できなくてすみませんわざわざ来ていただいた、たくさんの遠方の皆さん、また地元から参加してくださった皆さんのおかげで今年も盛会裡に終わることができ一会員として感謝いたします。 ありがとうございました。 大会風景はこちらのAMAホームページへ |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
6月04日(土) | 博多沖防 | 中 | 3 | 満10:46 干17:33 |
20 | 晴 | 北北西 | 普通 | 貝& カニ |
11 | 30〜37 |
不思議な現象去年の今頃もチビメイタがいたが、今年のはまるで秋のメイタの入れ喰いを思わせるように小型が釣れている。
6月4日9時前。前々日の父の難病の手術は8時間に及んだが最良の形で終わったようで少しホッとして沖防切れ波止に渡る。 できれば午前中で40UP1枚釣って早めに帰りたいと思っていた。 次の日は仕事だし、父の様子見に飯塚までの往復で少々こちらにも疲労がたまっている。
それに、翌週火曜からは今度は自分の腫瘍の手術なので、釣りはたぶん2〜3週間はできまい。だから、ちょっといい気持ちでこの日は終わりたいと思っていたのだった。 満潮前、切れ波止の状態は潮の動き・風の当たり方とも悪くない。
ただ、アタリは少ない。
時々スーッと持っていったりシュンと糸が走ったりするアタリがあるが鈎掛かりしない。たぶんメイタが貝をちょっと咥えて走っているんだろう。 いつかはドンと来るかもと念入りに竿1本までのタナを探り続けるが釣れたのは35・33・31と30弱のメイタだけ。チヌの数が少ないようだ。
一文字に行く。
潮はまだ高く、外は時々飛沫がかかる程にバシャバシャしている。 内側は切れ波止側半分ぐらいはクラゲだらけ。
アタリはある。 モジモジ。チョチョン。ジワーッ。 これが1cm程度の貝でも掛からないことが多い。掛かることもある。早合わせは殆ど掛からないか鈎ハズレ。 糸を送り込みすぎてハリスはザラザラになる。 30cm以下のメイタはたくさん釣れる。平均30〜31ぐらいが多い。
もう14時。夕マヅメまで粘るしかないようだなぁ。 メイタが釣れ盛っているのは一文字だけじゃないらしく、ソロバンのヨシダ君、新波止のルフィちゃんもメイタだらけと言ってる。
1パックだけ買ったカラス貝、この調子じゃゴールデンタイムの夕刻までもたないかも。 餌をカニに替えるとさらにアタリは増える。
例年はこの時期は37〜8cmがポツポツと釣れて平日釣行者に40UPの良型がよく来て指をくわえていたものだが、こんなにメイタが釣れるのはあまり記憶にないから20年ぐらいぶりかもしれない。
そのメイタの喰いも15時過ぎの最干潮前からは殆どなくなる不思議な現象。 これは大物の接近か!上げ潮に変わってドン!と期待をしながら納竿となる。結局、メイタばっかり20枚以上。
迎えの船に乗った仲間の情報では午前中、新波止で40UPは2枚ほど出て、その後、19時頃にジアイが来たらしくかなり切られたり良型の鈎ハズレがあったと。 大型のチヌはもう完全に沖防に来ているようであとはちょっとしたタイミングのようだ。
12日はいよいよラブメイタ。 そのころはきっと最高潮でいい釣りができると思いますよ。 こうご期待。お待ちしております。
と言っても僕は手術痕が痛くてあまりウロウロできないと思いますが。 |