釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月29日(木) | 博多沖防 | 大 | 16 | 満9:47 干16:19 |
15.5 | 晴 | 西〜北西強 | やや濁 | カニ | 0 | / |
沖防第2ラウンドGWに入り、みんなどこに行くのだろう。 2〜3時間足を伸ばせば大型が釣れるところがあるけど、僕は渋滞を避けて博多沖防へ行くのが常。
チヌは出船すれば1枚ずつは釣れている。僕が釣れるのはまぁ、5月中旬ぐらいだろうか。 GWというのに強風も影響してか波止にはまだまだ人が少ない。
10時前に波止場に行くとトクさんがいる。 赤灯に行くつもりだったらしいが、まだ潮は高く、強い風で一文字は波が飛沫を上げているのが見える。回収時に分かったがトバちゃんその中でびしょ濡れになりながら頑張っていたらしい。
僕とトクさんは西風で釣りやすい新波止に上がる。誰かが43cmをカニで釣ってるとトクさんが船長からでも電話があったのか教えてくれる。 波の払い出しが強くガン玉3Bを付ける。それでようやくヘチ底まで落とせる状態。
少しすると、底で何かが咥えている感触。掛かったがチヌでは無いようで、上がってきたのはセイゴ40cm。 沖防初釣果はやっぱりこれ。外道でも何か釣れると多少気持ちがいい。晩のおかずにキープ(^^;)
先端まで丁寧に落とし込んでいくが、アタリはフグ以外全くない。 根本まで戻っておにぎりを食べて昼寝。
1時間程して起きると風はさらに強くなっている。弱い足腰ではフラッとして海に落ちそうになる。コリャ、ウォーキングでもして、ハイシーズンに備えないといけないな。 トクさんの姿は見えない。 どうやらソロバンまで歩いていったようだ。トクさん、もう65歳越えているはずだけど、毎日のように油山を散歩しているというから足腰は僕より断然強い。
誰もいない新波止を16時過ぎまで無心に落としていく。大潮なのに潮は殆ど流れない。水深だけ下がって1.5m程。濁りは結構ありざわめいて今にも来そうなのに全く反応なし。 1尾ぐらい喰ってもよさそうなのにまだ数が少ないんだろうな。
早めに納竿して船を待つ。 帰りの船にはトクさん・マルちゃん。 「1回もあたりませんでした。」 トバちゃん、一文字でメイタと超でっかいタケノコメバル。
シーバスは好調だけど、落とし込みには仲間も少なく釣果も今一でまだまだ寂しい沖防でした。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月25日(日) | 博多沖防 | 中 | 12 | 満19:46 干13:26 |
15 | 晴 | 北弱〜やや強 | 澄 | カニ パイプ |
0 | / |
初沖防午前10時前、家を出て、九州道から続く東バイパスを走る。 人工島へ続くカモメ大橋前のカーブを左に曲がると目の前はもう博多沖防が見える。毎年通い慣れた道。またこの時期が来たなぁ。
渡船場には船長と香月ママがいつものようにいる。「久しぶり!」「また、今年もよろしく。」なんて言葉はない。お互い軽くいつもの挨拶をして渡船手続を済ませて、はやと丸に乗る。 5ヶ月ぶりなのにまるで昨日のように当たり前の風景。 当たり前。そう、当たり前がどれだけ大事なことか。嬉しいことなのか。当たり前ではなくなったときにしか分からないことの一つ。
船長と近況を話し、冗談を言い合ってソロバンに上がる。 底まで見えている。なぜか0.8のハリスを持っていたので手にまとわりつきながら結んでみる。グレ鈎8号、ちもとにガン玉3G。最初の30分だけパイプでやってみる。
アタリなし。そんなに簡単にはアタらないことも分かっている。
しかし、4月5日からチヌが出て船を出した7日間、毎回チヌが釣れている。シーバスもよく釣れている。 渡船業を始めてから30年弱、こんなことは初めてと船長は言う。なぜかは分からない。
もしかしたら落とし込みで1尾ぐらいメイタでも釣れるかもと期待をしてしまう。が、現実はそんなに甘くない。
12時過ぎから北風が強く吹き出し多少濁ってきた海に丁寧に餌を入れるが全く反応なしで、1時間ほど風裏で横になる。
暖かい陽射しに体がポカポカとしていつの間にかグウスカいびきまでかいて本当に気持ちよくぐっすり。
船の音で目が覚めて、丹念に落とし込むもカニを半分かじり盗られただけだった。 たぶんメイタだろう。一緒に釣っていたトクさんはしっかりカニを潰されたっていうから。 大小は問わず、もう、いることは間違いない。
今日はチヌ出たのかな? 17時の最終便に乗って船は帰り帰り釣り人を拾って乗せる。 ルアーのシーバスはよく釣れている。70オーバー。80オーバー。船長、検量と写真撮りで嬉しい悲鳴。 最後の、新波止で乗った富ジイ(失礼^^;)がチヌをぶら下げている。
測ってあげると42cm。みんなで祝福。 75歳のご老体。本当に釣りが好きで体力・気力は凄い。こんな人が落とし込みやってるんだ。 ちょっとやそっとではへこたれた言葉はけんよなぁ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月17日(土) | 川内 | 中 | 4 | 満08:48 干15:24 |
16 | 晴 | 北北東〜北西 | やや澄 | カニ | 0 | / |
はずれKのYさんから川内に誘われる。 博多沖防に行こうと思っていたので、しぶって返事をしていたが、さすがに彼の営業手腕は一流で、いつの間にか車に乗っていた。
ものすごく久しぶりに同行する銀太ちゃんの買い換えた車キャラバンは広くて快調に船着き場に着く。
土曜日でもこの日は人が多くて2便に乗る。 KのYさんは人のいない場所を狙って手前の一文字波止で下りる。
一週間ぶりの沖堤は、まぁびっくりするぐらいの風のなさ。 すでに1便で来ていた横浜のミキさんは魚をストリンガーにかけている。オダっち乱蟹会長も1枚釣っているらしい。上田会長が一緒に来ていてゆっくり準備をしている。
上げ潮は流れている。少し糸を垂らしたがそれほど速くない。 低い方に行って落としても全く反応なし。
YOUHEIは上層内側で掛けはずれたと言う。 僕は前回同様上層にも気を配りながら底・前・超前と試す。 しかしアタリは魚がいないのかと思うほど無し。
たまに餌にアタックするのはアラカブ・フグ。
あきらめて灯台方面へ上層を探りながら行くとチヌ発見。じわっとそばに落とすが喰わない。
上層狙って釣り進む。 糸がスッと張った。掛かった。が、結構な重みを感じながらもハズレ。
ミキさんが底で1枚追加。さすがだ。 上と思ったら底かよ。なんだか分からなくなった。
エギングも含めて両端は人が多いし、とりあえず底から超前までを中心に落とし込み続けるも全くチヌの反応なし。
水温を測ると16℃。 どうやら先週から寒さが戻って水温も急激に下がっているようだ。今年はどうしてか下げ潮が殆ど流れないし、去年は3月初旬には18℃あった水温もずいぶん低い。
沖から風が出てきたので昼過ぎてからは沖側を上層から竿いっぱいまで探る。
糸が伸びた後に穂先がクーッと曲がったのでアワせると掛かった。 ホッ、ようやく。と、ハズレないようテンション緩めず巻いてやり取りしてると、またはずれ。 アーア。ぼー○のがれたかと思ったのに!何でかなぁ。
その後、内側上層を中心にすでに3枚かけてはずしてるYOUHEIが掛けた。 「大きいか?」 「分かりません。」
慎重に慎重にやり取りして糸をズッ、ズッと出している。あー、出し過ぎるとヤバイかも。 これは結構いい型なんか? ところが糸を出し過ぎて一番底が荒い場所で根にもぐられてしまった。あーあ、やっぱりぃ。 緩めても出ない。ダメかもね。 「10分ぐらい我慢しとき」 と言って、離れて釣ってると
「出ました!」
ようやく浮いて掬ってあげたのは大きいかと思ったが、40ぐらいのヤツだった。 でも、チヌゲット。 こちらがホッとした。 この喰いしぶる中、ようやった!
久しぶりにチヌ釣りをする銀太ちゃんも粘っていたが1回もアタリなかったようだ。
納竿時間が近づき、片付けをして船を待つ。 上田会長に 「僕らはもう帰りますから。」 と電話をしていると 「アッ、アタった!オチさん、ホントに電話してたらアタるぅ!$'%!…。」 そそくさと電話を切り、 「会長、掛けたッて。」 と、3人で遠くを見る。二人の内、一人の竿が曲がっているようだ。
しばらくしてどちらかがひっくり返った。 「バラシたんかな。」 「そうみたいやね。」
言ってるうちに会長から電話。 「アー、でかかったぁ。左手で竿持って電話してたら、グーッときてね、底切れんで慎重になって移動してたらブチッと切れてしりもちついてしまったぁ。」
残念でした。しかし、不思議と電話をすると喰うンやなぁ。このときの餌の動き再実験する価値ありそう。
KのYさん、狙いがあたり、50.5を頭に3枚釣ってご機嫌。
上田会長達はその後17時まで粘り、僕らが帰るまで釣果の無かった会長は根性で2枚をゲットしたらしい。 凄い執念だよなぁ。
帰りにコンビニでゲン直しに買ったモンブランのクジ付きアイス。 これもハズレで追い打ちをくらってしまった(-_-;) |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月10日(土) | 川内 | 若 | 26 | 満11:48 干05:36 |
16.7 | 晴 | 東〜ぐるぐる | やや澄 | カニ | 5 | 53 52 42 49 41 |
落とし込み聖地へ週末、予定はなく沖防にでも行こうかと思っていたところに上田会長からメール。 《西島さんが川内行きたいって言ってるけど。》 すでに2回、風でボツになってるので今年はもう行かないかもと思ってたが、引っ越した山口宇部からわざわざ出てくる西島さんはなかなか同行できないのでなんとか一緒に釣りができる機会をつくりたい。
目的地の鹿児島は気温23℃ぐらいまで上がるようだからと、薄着で家を出たら寒い。小雨も降ってる。戻ってセーターとタイツで暖かに。
家を出てから5時間程、まだ暗い渡船場に着くとやっぱり寒い。
海に体内から御神酒を垂らしていると、後ろから 「やっぱりオチさん。」 エー?誰。 「イシダです。オチさん今日は絶対来ると思ってたんですヨ。」 北九州の石鯛師。まだ30歳中程なのに、すでに石鯛釣り飽きてチヌの落とし込みにはまり、ちょくちょく連絡をくれ、前回も川内で11枚釣った彼だった。 これは嬉しい連れあいができた。
波止に上がる。 広く高く。水平線と続く空。ほかの波止とは違う久しぶりの高揚感に浸る。
東の風がやや強く、寒い〜!
早速釣り始める。会長は灯台の方に行こうかなとつぶやいてたから僕は反対側に行ってみる。 3投目に上層で糸がふける。 掛かった。姿がすぐに見える。まあまあの型かな。 と思ったらハズレ!あー、今年も鈎ハズレ多いと聞いてたけど本当だなぁ。
それからアタリなく。タッちゃんも来るが風で釣りにくい。
少し戻って釣ってると風が少し息を止めたので、また先端付近に行ってリールコロコロで落としているとグーッと押さえていった。 ちょっと大きいようでなかなか浮かない。 はずれるなよと祈りながら取りこみやすいところまで誘導。ゲット!53cm。 オー!早くも年無し。ラッキー♪
下げ潮は殆ど動かずアタリも遠く渋い。フグかアラカブのようなアタリで終わったり、カニを僅かに甘がみしていたり。
東の横風は糸がとられて餌を入れづらく、大きく竿をさばかないといけないのでもう背中や首がパンパンになり痛む。
また1枚鈎ハズレしたところで西島さんが戻ってくる。 灯台方面では西島さんと会長とタッちゃんが残り上げ潮時に1枚ずつ釣ったと言う。
西島さんが釣り上げる。さすが。
会長から電話があって、 「アタリません。」 と話をしながら底で上げたり下げたりしている餌にコンと来た。 電話をそそくさと切り、ゲット。52cm。 やはり電話していると殺気が消えるのかな? 会長に感謝。
それから長い沈黙。 前日、職場の歓迎会で寝ていないので休み休みの釣り。
予報どおりに気温はどんどん上がり、来ていた服を脱ぎまくっても汗が出る暑さになった。風は東から南、西、東、南、とコロコロ変わる。
会長が戻ってきてしばらくして釣り上げて昼食。
その近くで竿を出してるとセイジくんから電話。話しているとまた掛かった。これは42cmぐらい。 そのすぐ後、49cm追加。 あちらこちらで年無しを連チャンで釣りまくってるノッてるセイジくんは、電波でもパワーを送れるようだな。サンキュー♪♪
その後は上げ潮になってアタリはさらに遠のく。
ヘチ、底、前、超前、竿下と代わる代わる探りを入れながら、ようやく超前で41cmを追加し、最後に超前でカニを潰されたあと、終わりを催促されたような根掛かりで納竿。
久しぶりの4人全員AMAの釣行は、アタリの遠さに消化不良ながらも、西島さんの6枚を頭に、とりあえず全員チヌを釣り上げて、また福岡にとんぼ返り。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
4月3日(土) | 佐賀 | 中 | 19 | 満11:37 干05:39 |
13.5 | 晴 | 西〜北 | 濁 | カニ | 2 | 33 43キビレ |
テトラで鍛える早いものでもう4月になった。 佐賀のテトラに行ってみた。 最近の釣況は濁りが入っていても喰わないとかであまり芳しくないようだった。まぁ、釣りは行ってみないと分からないし、ノッコミに遅刻したヤツがいるかもしれないし。
予定の起床時間を大幅に遅れて出発。 前日から少し体調がよろしくない。息子→家内とうつった風邪がこちらにも来たか。 しかし僕の体は風邪には案外強い。喉が痛いなと思ったら喉シュッシュッですぐ治るし、体がきついなぐらいで済む。
で、ぼんやりしながらも釣り場に着く。 強風波浪の予報なのに風は全くない。海を見るとまあまあ濁っている。 もしかしたらいいかもと思って長竿を伸ばして釣り始める。
が、アタリは全くない。分からないうちに2回カニを潰されたのが刺激になり、テトラを上り下り飛び、何度往復してもしっかりしたアタリは来ず、風も横風になり釣りづらい中、頑張る熟年。 自分ながらようやるはと思いながらもテトラに慣れてきたのかきつくても体は動くし、コリャいい運動バイ。
4時間後、座って休んでいるうちに眠ってしまった。
自分のいびきで目が覚める。座ったまま眠るなんて今まで無かったことでやっぱり体調悪いのかな。
潮が引き出して、川の水が入りだし、前日までの雨の濁りがだんだんと広がってきた。 風は北に変わりテトラ正面から吹いてきている。
予想通り。濁り・波は申し分ない状況をつくりだした。実はこのときを待っていた。 これで喰わなかったらあきらめやな。
起きだして一番濁りがある方へ行く。 川の流れと逆風で潮が巻き泡立っているところに期待の1投、2投、3投…アタらん。
また移動を繰り返す。魚はいるんだからこの状況で口を使うヤツがいてもいいはずなんだが。
あきらめかけてきた頃、フケた糸が少し張ったような。 キクと喰ってる。
やっと来た!引きはいい!テトラにもぐり込もうとするのを竿で戻してなんとかセーフ。 大きいと思っていたが浮かすとなんじゃコリャ。メイタやんか。 33cmの例のキミ。ちょっと気が抜けたがそれでもぼー○は免れた。ありがとさん。
釣れるのと釣れないのは大違いで、やり取りしているときの興奮で、それまでたまっていた体中の疲労がいっぺんにどこかにいってしまう。これがアドレナリン効果ってやつなんやね。人間の体とは不思議なものだ。 体は元気を取り戻し、濁りはさらに濃くなり、もうどこに入れても喰いそうな感じで気合いを入れて探っていく、が、アタらない。
仕方ない、最後の一流しで終わろう。 一番状態のよさそうな場所30mぐらいに絞って落としていく。
やっぱりだめかなぁ。
テトラの少し前に落とした糸が深く入らず少し前に動いたような。 アタリか?チョンとアワせてみるが掛からず餌を盗られてる。しまった。貴重なアタリだったんに。
同じところに入れると同じように糸が入らない。少し糸を張ると波で分かりにくいが若干移動している感じ。思い切ってチョンとアワせてみる。 掛かったぁ。いた! ギュンと前に走り竿をグングンと曲げる。型もよさそう。
慎重に浮かせてみると、尾びれが黄色。アリャー、キビレかぁ。ここにおるか? まぁよかたい。43cm。あーたもありがとさん。
ジアイかと思ってもう少しだけ探るがアタリはそれだけで、納竿にする。
しかし、風の中、長竿でよくテトラ歩き回ったなぁ。いい運動になった。 本当に不思議なことに疲れがとんでいる。 これも釣れないときに刺激をくれたチビちゃんとキビレちゃんのおかげかな。
釣りは人を元気にする。 |