釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月27日(土) | 長崎 | 大 | 13 | 満08:49 干14:37 |
13 | 曇 | 北強 | やや濁 | カニ | 1 | 46 |
風速7m一週間ほど4月中・下旬の暖かさが続いて春一番が吹いた2日後。
土曜日はウネリも残り、しっかり濁った上、風も収まってこの上ない状態だろうと前日天気予報を見たら、風6〜7m。 な・なんと! 風速7mは陸上でこそ気にならないが、海で釣りをするとなると限界に近いかあきらめるしかない強さなんだな。
朝7時。 久しぶりに一緒に行ったルフィちゃんと佐賀の海を見ながら、 「釣りにならんね。テトラでいきなり吹かれたら落ち込むバイ。やめとこ。」 勇気ある撤退を決断し、長崎方面へ車を向ける。 (この頃、すぐ近くで果敢にそのテトラに突撃をし、竿を振った猛者会員がいたのをあとから知った。)
僕ら二人は少し風が弱い地波止に行く。 「お!濁っとる。誰もおらん!やった!」 ルフィちゃんの気合いが入る。
が、期待に反してアタらない。
僕がメイタを釣って、ルフィちゃんがキビレを釣ったところで見切りをつけて場所替え。 次は風がもろに当たる場所。 この間来たときとは様子が全く変わり、波は飛沫を上げているものの濁りは殆どない。釣り人も結構いる。
僕はその風と澄み具合にたじろいだが、ルフィちゃんやる気。 「30分ほど、様子見てみようか。せっかく来たし。」 と竿を出してみる。
風が波止に正面から当たるのがせめてもの救い。
まず、ルフィちゃんがカニを潰される。 「上です。」 その言葉がヒントになった。この波でやっぱり上の穴にいるナ。
オモリ3Bで波止ギリギリに餌を落とし、50cm程入れたところで糸を止めてじっと待つ。 次の波のあとスッとまた少しだけ糸を緩める。 一番上の穴の出口に餌を乗せるイメージで落としていくと糸が止まる。 穴に掛かったか、チヌが喰ったか。チヌじゃなければまた、同じように次の穴をイメージして落としていく。 そうして竿1本まで探る。
簡単なようで、凄い風の中。メガネまで潮だらけになっての竿と糸の操作はラクじゃないよ。
餌を潰されたあと。2番目の穴付近で糸がたるむ。 キクと穂先がモァッと少し曲がった。喰った。が、我慢ゾ〜。じっとテンションかけて待つ。 グッ、グーッと押さえていった。もういいだろう。うまく掛かったみたいで、結構引く。
最近、腕の筋力も弱り、以前は片手でためきっていたのに両手じゃないと伸されてしまいそう。情けなかー。
タモに入ったのは身の分厚い46cm。これで今日は満足。
その後、餌盗られ。次は竿が伸びかかったところでピンときたので反射でアワせてしまい。ハズレ。鈎先ねぶれ。 ルフィちゃんは、あの後アタリないようなので、彼の希望でちょっと足を伸ばす。
30分走って何とも知れない漁港。
先に竿を出したルフィちゃんのあとに波止に行くと、ここも結構風吹いてる。
先端でしばらくして振り向くと彼が魚を上げてる。46.5cm。 「底です。」
それで、彼のように1.5m程の犬走りに上がって竿を出すけど、上は狭くて、風は息をつきながらときどきビュッと吹く。 前は海。後ろはコンクリ。風が吹くたびにぐらっとなり、恐怖で釣りにならない。 体中がガチガチに痛んで、はしごを下るのもままならなくなった。
しょうがなく、内側を釣るけど、アタリなく。もう頭痛までしてきて。ルフィちゃん、大バラシ含めて6回ほどアタリあったって言うけど、僕は降参。
帰りに最初の地波止で竿を出し、彼が44cmのキビレを釣って終了。さすらいの末、二人とも釣果ありでまずよかった。
「私、さっきの波止の犬走り全然問題なかったです。」 と言う彼の言葉を聞きながら、体中の弱りをしみじみ感じさせられた。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月20日(土) | 長崎 | 小 | 6 | 満12:16 干06:12 |
11.5 | 晴 | 北 | やや濁 | カニ | 9 | 44 42 41 48 43 45 42 35 52.5 |
ノッコミ全開先週の修行を打破すべく、何とか良型を釣りたいと思っていたが一緒に行くメンバーがいない。淋しー!
それで、佐賀でチヌが寄っているなら長崎で落とし込みはどうやろかと、一人で護岸巡りに行ってみる。 ゆっくりと起きて安全運転。
まず1カ所目。 水温測ると11.5℃。ちょっと厳しいかも。しかし、少々濁りは入っているのでなんとか喰ってくれたらと1投目。
今日はヘチ竿スタイルなので楽だ。 まず伊勢尼10号にガン玉B、ハリス2号からと。
上層からジワジワと底まで。 アタリなし。
4投目、5mほど入れたところで穂先が僅かにジワッと曲がる。 ウーンとキキ上げてアワせると掛かった。 オー!早くもきた。少々強引に巻いて無事ゲット。44cm。ホッ。 ま、中型だけどこれで一安心。案外上の方にいるんやね。
数投後、同じようなタナとアタリでちょっと小さくなり42cm。調子いい。
しばらくして41追加。いっぱいいるみたい。 どうやら、丁度、ノッコミ直後とうまく遭遇したようだ。
その後、3連続鈎ハズレ。 まことに遠慮がちの喰い方で、魚を穂先で感じてキキアワセしても途中ではずれてしまう。それじゃと穂先にテンションを掛けて走るまでじーっと待っても、一向に走らず、テンションに付いてジワジワと上に上がってくるだけ。 我慢しきれずにアワせるとやっぱり鈎ハズレ。
それで、穂先にノせて待ってる途中でチョンと穂先で脅かしたり、上に少しずつ少しずつ上げてきたりして、やっとチヌが何かヤバイと気づいて下にゆっくり戻るのをずーっと竿を送り込んでようやく掛かることがある。みたいな。 そう、まるで小サンバ釣り。 テンションがあまり掛かってないと餌を離す。咥えたところで穂先が10cm程度曲がるくらいのテンションを掛けそれに付いてチヌがジワジワと上がっているときは案外離さない。 チヌが下を向いてズーッと動いたとき鈎を唇に引っかける。そんなイメージ で何度もやりとり中にはずしたり取りこんだり。
面倒しい駆け引きで約3時間。7枚釣ったところでも良型が来ず飽きてきて。
他の場所に行ってしばらく車の中で仮眠。
1時間ほどやったがアタリが無く、またもとの場所に戻る。
鈎ハズレ2回して35ぐらいの1枚釣って、あとデカフグがきたので、今日はこれまでかなと、車の方に戻りながら、途中で最後の1投と思って入れた餌にまた喰いついた。
ジーッと竿を少しずつ上げていくと、これはズンとノッた。 ちょっと大きいか? いや大きい。 こいつは逃がせない。はずれるなヨ。 丁寧にやりとりし、何度かのしめ込みに久しぶりのリール逆回転。落とし込みの醍醐味を楽しんでようやくゲット。 52.5。ふぅ。
何とか年無しもゲットでき、帰りは気持ち家までの道のりが短く感じたのでした。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月13日(土) | 佐賀 | 大 | 30 | 満09:47 干15:25 |
12 | 曇雨 | 南〜西 | 濁 | カニ | 1 | 42 |
濁りあっても1週間ほど4月下旬のような暖かさが続いていた。 しかし、釣りには行けず、ようやく竿だしできるようになったときは雨が続き、寒波がきていた。
一人で佐賀に行ってみる。 前日の荒れ模様と雨で、濁りが入りウネリで動く海を見たときは思わず…にんまり。 水温少々下がってもこれは釣れるんじゃない?
もうノッコミが始まってるという情報なので1投目から良型のアタリを想像して、ハリス2.5号。 竿はサブに大事に保管していた未使用NFT新堤MF5.3m。 物はあまり使わないと弱るっていうから、未使用骨董品竿もときどき使った方がいいかなと初出番。
水温はなんと9℃。エーッ!! (あとから深めに測ると12℃だった。ハァ…びっくり。)
カニを付け、狙いを澄ませてテトラのフチに。…何もなし。 よし、2投目…アタらない。 ウン? 3投目…喰わない。 2時間経過。何もない。 おかしい…汗。
滅多にないこの好条件。風こそ後から吹く南でバシャバシャはないものの、盛期だったら恐ろしい爆釣になるって感じの状態なんだが。 やっぱり、雨と寒気で冷えたのがいけないとしか思えず。
しかし、もう釣れ始めている場所。ここでボー●で帰るわけにはいかない。 降らないと思っていた雨まで降りだして寒さが増す中、テトラを行ったり来たり。長竿で腕はパンパン。足はガクガク。手は痺れ。 50歳を過ぎてテトラを歩き回り、長竿を操るのは日頃から鍛えていないと無理がある。衰えつつある昔鍛えた筋肉はもう限界。 とうとう狙いの上げ潮は全くアタリなし。消沈してしばらく休憩しておにぎりを食べる。ドリンクを飲んでと。
リフレッシュして再開した3投目。 深めに入った餌をキキ上げると動く感触。やっと喰った。アワせるとグッと引いて浮いてこない。
デカイかも。と思ったがおかしい? 動きはあるが竿を上げても浮かず引かず。テトラに巻いたか。 一旦、糸を緩めてまた竿を上げると今度は上がってきた。なんじゃぁ。小さかった。 42cm。でも久しぶりのチヌだ。
九州は本州の人からみると釣り天国のように思えるかもしれないが、磯が多いためかチヌの大量放流をしていないためか福岡近郊の波止や護岸で冬には落とし込みでチヌは殆ど釣れない。 で、他の県に行くことになる。今や近場となった佐賀でこの時期、落とし込みで釣れるとやはり嬉しい。
これでボー●はなくなって疲れもどこかに飛んでいった。 もしかして予期せぬジアイ? 動きが速くなる。トントンと探り、ワープを繰り返す。が、たまたまだったか。
2時間後、やはり深めで掛けたが鈎ハズレ。
風も横風になり竿を持つ手もきつく。ときどき強く降る雨に寒さは増して、よし!今日はこれまで!と、そそくさと竿を畳む。
車の中は暖かー。体中の緊張が溶ける。帰りの運転中に眠気がきてたまらなかった。 |