| 釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ | 
| 1月30日(土) | 佐賀 | 大 | 16 | 満09:58 干15:37 | 11 | 晴 | 南弱〜 無 | 澄 | カニ | 0 | / | 
| 充実の趣味しばらく、と言っても2週間ぐらいだが忙しくしていて釣りをしていなかった。 一段落して。さてどこかで竿だししてみようかなと思い、あれこれ釣り場を考えていた。 
 一人でチョイと試し釣りできるところ…。エー、あ、あそこはどうかな。よしあそこに行ってみよう。ダメもとで、と。 
 状況調べていたら、釣れていると言う情報が入ってきた。 おお、これは予想バッチリ。 
 
 それから数日は仕掛けを作ったりとやや興奮。釣りは行く前の高揚が何とも言えず心地いいのだ。遅く寝ても目覚めがいい。アドレナリンが出てきたんだな、これは。人間って現金なものだ。 
 そうして当日。天気はいいようだ。 現場に行く。ひっそりとしたテトラ。 べた凪。透けている。これで魚いるのかな。 
 ハリスにガン玉Bを付けてそーっとカニを落とし込んでみる。 もう上げ潮5分、流れてると思っていた潮はだらーん。10投ほどしてもまるっきり反応がない。 
 一気に移動してみるも状態は同じようで、テトラの際、少し前、超前念入りに探ったが、チヌは1回もアタらない。 ハリスを落としたりガン玉を軽くしたり重くしたりいろいろ考えられる工夫もやったが結果は同じ。 
 下げ潮になって状態が変わるかもと、しばらく寝る。 そして起きだして再開。ところが状態は悪化。 潮は変わらず、沈みテトラの様子やフグが餌を追っている姿まではっきりと見えて、 コリャだめだぁ! 
 1週間前は落とし込みで爆釣だったらしいのにどういうことだ? 風が悪いのかな、今日は南の弱。北部九州の南風は殆どの場合、潮が澄みいい状態にはならない。 それに大潮なのに全く動かない。これはたびたびある。干満だけは大きいけれど上がり下がりだけして潮の流れが殆どないときだ。 それに加え、向かい風もなく波も立たないとなると、撒き餌をしない落とし込みでは魚が喰う条件が殆どないことになる。 今日はそれだ。 いくら数日前に爆釣してもこの状態じゃやっぱり喰わないのかな。 
 見切りをつけてまた状態のよさそうなときに来ることにして竿をたたむ。 
 
 期待があっただけにちょっとがっかりだが、何となく体は満足しているような気持ちがする。 釣りは釣れないとやっぱり面白くない。 しかし、釣りに行くまでの行程や釣り場であれこれ考えて夢中になったり、寒い中でも体を動かすと体の中のどこかが満たされている。 
 帰りにカニを採る。これでまた収穫!満足。 さて、今度はいつ行こうかな、となるのだ。 ネバーギブアップ。今年はこれからだ。 | 
| 釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ | 
| 1月3日(日) | 大分 | 中 | 19 | 満09:18 干15:01 | − | 晴 曇 | 弱〜 北西強 | 澄 | カニ カラス | 2 | 41、35 | 
| 初釣り新年を迎えよりよき年になりますよう。 自分への思いも込めて、まずご挨拶。 
 正月前後は海は荒れている。でも、落とし込みはどこか竿が出せそうな所があるよなぁ。 と思っていたらお誘いがきたので迷わず、 「ありがとう。」 大分に行くらしい。 正直1回アタリがあるかどうかだけど、立ち禁場以外、この時期はどこに行ってもそんなもの。 
 まず、釣友と行く、そして竿を出す。それが始まりで重要で、言ってみれば儀式のようなものだ。 釣れたらラッキー。ダメだったら釣りができてよかったね、でいい。 
 
 4時前に高速に乗り夜明け前に到着。 風は殆どなく水は澄んでいる。所々底まで見えている。これは厳しくなりそう。 
 まずA隊長が竿を出して一手打つ。次に僕が30m程離れたところに一手打つ。そして互いに反対方面へ釣り進める。 M男ちゃんとセイジくんも隊長と同じ方面へ釣り進める。 
 さて、今日はどうなるのかな。 タックル・仕掛けは年末と同じ。 期待の上げ潮は全く動いていない。キビレもフグもアタらない。やっぱり潮が澄んでいるからか。年末の雪で海が冷えたからか。 だんだん風が強くなる。 
 
 セイジくんと車で別なところに行き、別れてやるけど全然反応なし。 「チヌは見えましたけど。喰いません。」 
 また元の場所に戻る。寒風に吹かれて残っていた二人がささっと車に入る。しばらくしてまた釣り出す。 やっぱり1枚欲しいところだけど、この状況、ほぼあきらめか。でも、今日は納竿14時ぐらいと聞いていたので、もう少し頑張るか。 
 
 無心に落としていた餌が底に着いたとき、コン。 オ?と思う間もなくギャーン!竿が横に引ったくられた。 半端な引きじゃない。竿を戻すのがやっとで、キーンと糸なりをさせながら魚は横に走りオーバーハングの内側に入りかけている。 リールを巻くこともできず3mほど移動するというより魚に引きずられるように動いていって、アー、と思ってる間にブチッ。 心臓ドキドキ。ハァーッ…。 
 なんだったの? いるって言うカンダイか。 しかし、カンダイにしては初速が速すぎる。チヌだったらおそらく57、8は越えているだろうが。姿見ずじゃ。 何にも反応ないところにいきなりくるかなぁ、なんで前に走ってくれんのかなぁ。もう。 (あとで考えたが、どうせ切れそうならリールフリーにして走りたいだけ走らせたら、運がよければ外に出てくれたかもしれんなって。でも、そんときはそんな機転を利かす余裕などなし。) 
 
 気を取り直してそこらをしばらくやるけどアタリはないので、あきらめ釣り進める。 
 
 しばらくして遠くにセイジくんが見えて、だんだん近づいてきて、さっきバラしたところの辺でタモを出している。キビレかなんか釣ったのかな。でも、写真撮ってるみたいやな。と思ってると電話、 「やっと来ました。50ギリぐらいです。底でジワッと少し上げたときコンでいきなりギュンでした。あー、今日はダメかもと思ってたバッテン。よかったー。」 「よかったヤン。おめでとう。」 と言いながら、何でやぃ! 
 みんな集まって来たがなんか妙にやる気が失せて。 
 でも、もうすぐ納竿だし。 
 それで、朝一にやってたところで竿を出していると、底で小さくコン。 すこーしキイてみるとどうやら咥えているようで、アワせると掛かった。 
 よく引くやつでオーバーハングの中に入ろうとするのをグリグリとリールを巻いて、(と言うことはその余裕がある相手)でやっとゲット。 40チョイのチヌだった。アー、小さめだけど一応、初チヌ。ホッ。 
 その後、同じアタリでさらに小さめのやつが釣れて。ここ、今日2回探ったけど、アタらなかったんよね。やっぱりジアイなんかな。 
 ま、それでも一応、チヌ2個でニコニコ?の初釣りだったと言い聞かせ。 今年の釣りが始まりました。 |