釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月21日(日) | 松浦 | 大 | 14 | 満09:01 干14:41 | 19.5 | 晴 | 北 | 澄 | カニ ウニ | サンバ | 40 |
最後のサンバサンバ釣りは先週でやめておこうかと思ってはいたが、買った竿の調子を調べておきたい気持ちもあり矢野さんと行ってみる。
よくも悪くもこれが今年の最後のサンバ釣り。天気は上々。これまでになく朝も暖かく風も弱く、サンバ日和だ。
前日ここに来た仲間のガゼ撒き餌のあとに矢野さんが釣座を決める。僕はその4mほど横に。 水温は1週間に1℃のペースで下がっているようで、急激な変化ではないから、まだいいかも。
まず、買った竿を伸ばす。 4mの4号かかり釣り用竿。 ガイドが大きく数も少ないのは処理が必要だな。5.3mと比べると軽いこと!穂先は1.5mmだがカーボンの反発力がありすぎるようだ。グラスソリッドに替えた方がよさそう。 他のリール以下の仕掛けは前回と同じ。
1投目から餌盗りではないようなアタリ。 穂先がココン・クンクンとなるが、それ以上食い込まない。穂持ちの感じはサンバ釣り用にもいけるようだ。
2〜3度程そんなアタリがあり、新竿のテストすぐ終了。 これ以上アタリ逃すのもったいない。
さて、5.3mのイソスペに替えて仕切り直し。 ときどきサンバらしいアタリがある。
矢野さんから数個もらったウニ餌も、いい感じでかじられたり、なくなったり。
「今までで一番アタリがいいね。」 本日の期待が大きくなる。 「と、言いながら最後まで釣れンやったりして〜。そんなん。よくあるんよね。」 言いながら、その予想は当たらないでくれと願う。
1時間ほどタナをいろいろ替えながら、いいアタリを出す工夫を繰り返す。
底から約5mほどのタナでそれらしいアタリがあり、数回カニ餌を食わせていたら、やっと穂先を押さえてそのまま餌を離さないアタリが出た。
10cm程穂先を送ると、少しだけ押さえる。 ちょっと気持ち穂先にテンションを掛けるとグッとさらに押さえる。 穂先は殆ど水面に近づくが、まだ走らないのでこちらも我慢。このやり取りは柔らかいこの穂先だからできるのかもしれない。 また、同じようにチョイと負荷を掛ける。
そこで我慢しきれなくなったかのようにギュンと走った。即座にアワせて竿を起こして巻く。 でかくはないがサンバだ。
気持ちよい引きで上がってきたのは、1kgチョイのきれいなシマシマ。 ちょっとやせ気味だが。オー!よかった。
これでぼー○なし。もう帰ってもいいぞ(とは言わないが)
その後も、アタリはあるが、餌盗りのようにコンで終わってしまう。
矢野さん、イラ気味。とばっちりはやーよ。 満潮近くになってからそれらしいアタリも減ってきた。
矢野さん、ついに二本バリ釣法(詳細は省く(^_-))。 そのアイデアがあたり。30チョイゲット。タモで掬った僕が思わずバンザイ。
それからその仕掛けの置き竿にヒットして15時の納竿まで35cm頭に計5枚ゲットする。 ホッ。
僕も舞鯛12号まで鈎のサイズを落とすが、あと一歩まで押さえ込んで離してしまうアタリが1〜2回だけ。
でも、二人とも釣果ありで、僕としては、風も弱く気持ちのいい天気の中、新竿のフィールドテストも大体できたし、シマシマも釣れたので、サンバ釣り納めとしては満足。
大相撲九州場所のせいで矢野さんと別れて福岡高速道路に入ったとたんの強烈な渋滞もあまり気にならなかったのだった。
これからまた2〜3回チヌ釣りをして、今年ももう終わりかと思うと1年経つのは早いなぁ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月14日(日) | 松浦 | 小 | 13 | 満16:09 干08:39 |
20.5 | 晴 | 北 | 澄 | カニ | サンバ イシダイ |
34 43 61 |
落としこみ石鯛土日は家で修繕や庭木の剪定、映画なんかで過ごそうと思っていたにも関わらず、 RMCの藤本ちゃんの誘いに一発で乗り、トクさん、池ちゃんと、また波止に上がっていた。
それぞれ思い思いの場所を選定して準備にかかる。 藤本ちゃんは、石鯛本仕掛けで撒き餌、刺し餌ともガゼ。トクさんも本仕掛け+探り釣り。池ちゃんは強力ヘチ竿。
僕は前回と同じくイソスペシャル4号5.3mの穂先グラスソリッドUガイド仕様。フライリールのオラクルVLA−Vに今回はナイロン8号を巻いている。ハリスも8号、ハリは今回は餌がカニしかないということで、小さめのヒラマサ12号にケプラーを10cm程度。ケプラーには、かみつぶしオモリ2号。
今回ナイロン道糸に巻き替えたのは、この場所が水深20m近くあり、パイルが前に張り出したオーバーハングなので、PEだとパイルに当って切れやすいと思ったからだ。(のちほど、ミスマッチと分かる。)
カニを付けて放り込み、しばらくするとわずかに押さえるアタリ。ただ、食い込まない。 これは餌盗りではないナ。タナは底から1〜3mがいいようだ。
それを繰り返しているうちに、グーッと持ち込んだので竿を起こす。 さっそく掛かったゾ!さい先いいジャン。 引きからしてそうデカくはないようなので余裕で巻いていると、途中でスポン!
アチャー、やっちゃった。
行きがけ、車の中で、 「チヌと違って、餌を途中で離しても、サンバはまた喰うけど、掛けてバラすと近くのみんなも連れて逃げるっていうもんね。しばらく釣れんっちゃ。」 と、自分が言っていた手前。しょぼん。申し訳ない。
藤本ちゃん、 「おちさ〜ん…。」 ・・・。
しかし、それだけでは終わらなかった。そのあと2連続鈎ハズレ。 ようやく33〜4cmを1枚とったが、そのあとも結構いい型を鈎はずれ。 パイルにこすりつけて、はずそうとしているような感じで、パイルの方に行くとはずれる。これはイカン。
各場所でアタリもなく座って釣ってるメンバーの頭から、鉛筆で描いたクシャクシャマークの煙が出ているようで、ウウッ…こ、これはなんとかしないと口きいてもらえないかも。
なぜかなぁ。 ジッと考える。 鈎が大きいのか、小さいのか、どちらかなんかなぁ。
試しにさらに小さめの舞鯛(イガミ)10号にしてみる。 しかし、食込みの悪さも改善しない。
う〜ん。 アワセのタイミングはそれほど悪くはないと思うから、はずれるということは、前回と違うのは…。 糸? 深いから、ナイロン道糸じゃアワセが効いてないのじゃないか?
今まで「落とし込み」ってのにこだわり、下向きの片軸受けリールを使ったが、竿とのバランスがよくない。魚が掛かると竿が重くて落とし込み竿のときのようにスムーズに素早く巻けないし、水深があるのでナイロンのクッション効果がありすぎる。
よし! と思って、PE50lbを巻いたアブ5500に替えてみる。 鈎も、少し大きめの強靱ヒラメLL(14号)をハリスに直接結ぶ。
穂先をゆっくりと押さえたり、コンでカニを盗るアタリはあるが、なかなか食い込まない。 そんな中でグッと押さえてそのままのアタリ。 離さない。しかし、それ以上押さえてもいかない。
先週、権藤さんが、言っていた。 「気持ち少しだけキイてみて、また押さえたら、またキイて、そうしているうちにグーッと本走りになったらアワせる。」 その通りにやってみる。
穂先は殆ど水面までいっているが、それからの走りがない。アワセを焦らず少しテンションを掛けてはグッ、また僅かにキイてはグッを繰り返しているうち、ギュンと走った。そこでアワセて掛ける。 今度はガクッと掛かりの手応えを感じた。 魚の引きは結構強い。リールをゴリゴリと強引に巻く。やっぱり、巻きやすい。 池ちゃんに掬ってもらう。 43cmの分厚いシマシマだ。
ホッ。やっと分かったゾ。ここでの釣り方。
しかし、それから、らしいアタリはたまにあるが、これっていうのが無くて少しイライラ。 風がないので、道糸をたぐっては沖にポーンと餌を投げ込み、ゆっくりと扇状に餌が落ちて魚にアピールするように辛抱強く繰り返す。 タナを底から2mで何かが食い上げるので、3mにする。
僕の近くに場所替えした池ちゃんに、 「どう?」 「ダメです。大きいカニじゃあたらなし、バフンはさらにアタらないし。」 「オレ、もう、小さいカニしかない。でかいカニ使いたいんやけど、無いケン。小さいのを3匹がけとかバイ。」 と言ってるとき、
カン! ドギュン!
突然凄い勢いで竿が手前にひったくられる。 体はなぜかうまく反応し、反射的にアワセて立ち上がり、そのままリールを巻く。
魚はオーバーハングの中から出て、ギャーンと斜め前に走る。 横のパイルに行くつもりか。 しゃがんで竿をためて、とにかく巻く。
ドラグが時々、チ・チッと出るがお構いなしに巻き続ける。 魚はまた向きを変え、オーバーハングの中に向かって突っ込む。パイルにさわったらジ・エンド。 とにかく巻く。ドラグの音がジャジャッ。素早くドラグを絞ってまた巻く。イソスペ4号がそのポテンシャルをおそらく初めて発揮する。
引きが少し弱まった。竿を起こす。グーッと動いてくる。
「よっし、出るゾー。」 50cmぐらいあるかな。ドキドキ。
パイルの間、波止の下のオーバーハングの中からゆっくりと真横になって出てきたのは、想像していた大きさを二回りも拡大したような大きなシマシマ。 「おーっ!」 やりとりを応援していたみんな、 「デカー!!」
池ちゃんが掬ってくれるその数cm前、狡猾なそいつは死んだふりから一気に翻ってまたパイルにもぐり込む。 必死で竿を起こして思い切り引き出す。
今度は、もういいか?
無事、タモに入った。
55cmタモ枠を余裕で超えるシマシマが波止に横たわる。 メジャーで測ると60.5ぐらいある。(検量店で実寸61cm)、電子秤で3.7Kg。50UPも釣ったことがない自分がいきなり60UP。しかも、離島じゃない陸地からちょっとだけ離れた防波堤で。
運がよかったとしか思えないが、今回は、喰い渋りに穂先1mmのグラスソリッドがアタリを大きく出せてよかったようだ。
それにイソスペ4号の強さは60cmの石鯛の走りを難なく止められたし、5.3mの長さはオーバーハングから引っ張り出すのに無理がなかった。
うまくタックルが機能してくれたのがとにかくラッキーだった。 この竿、譲ってくれた静岡のシゲクンさんに感謝。誘ってくれた釣友、サンバ釣りを教えてくれた釣友に感謝です。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月6日(土) | 松浦 | 大 | 1 | 満9:00 干15:00 |
21.5 | 晴 | 北 | 澄 | カニ バフン |
サンバ | 笑 |
落とし込みサンバ笑今年はサンバソウ釣りを早くから始めようと思っていたにも関わらず、盆過ぎからカラス貝が全滅して、カラスコマセのサンバ釣りができなかった。 コマセなしの落とし込みで石鯛を本格的に狙っている人たちもいるが、大型石鯛が釣れる場所は鹿児島だったり、五島列島だったり、壱岐対馬だったりと磯釣り並みの釣行費がかかる。さらに休日だと、思うようなポイントに入れないリスクも大きいし。
リーズナブルな釣りを建前としている僕にはそうそう行く場所ではない。
しょうがなくチヌ釣りを続けていたが、もう今年も終わりそうなので最後のチャンスと計画をする。
場所は長崎松浦の波止。大型の確率は低いがここなら行ける。 ただ、例年ではここはもうサンバシーズンが終わっている。
今年は水温がまだ高めなのでいいかもと思って権藤さんに電話をすると、 「私も、一人で行こうかと思ってたところ。」 ラッキー!
二人で途中カニを採り目的地へ。
まず着いて権藤さんのアジゴ釣りに付き合う。どうやらこれで青物とかを狙うらしい。 僕は波止に上がってまず、チヌ釣り。波止は50m程度と短い。一回りしてアタリ無し。
で、すぐにサンバ釣りに取りかかる。
権藤さんは自作の波止用石鯛竿に石鯛用両軸リール。ハリス7号。オモリは鈎上20cmほどに3号。鈎は伊勢尼15号から。
僕はイソスペシャル4号5.3m穂先改造にオラクルVLA−Vフライリール改造。糸はPE50LBに8号ハリス。鈎マダイ王12号の7cmほど上にオモリ1号から。
二人で10mほど離れて釣っていると権藤さんにアタリがあるらしい。餌はウニ。 権藤さんの3mほど横に移動。
サンバ釣りは普通のチヌの落としこみ釣りのように移動しての拾い釣りと、一カ所で粘る寄せ釣りがあるが、今回は寄せ釣りに絞る。と言っても、たまにウニをポンと放るぐらいであとは喰わせて寄せるだけ。 この場合はアタリのあるところに集まって釣った方がサンバの寄りもいい。
移動して釣り始めるとなるほど早速アタリがある。小さいサンバかフグかカワハギか、穂先がお辞儀をしてはもとに戻る。 権藤さん、まずカニで30チョイのシマシマゲット。喰うヤツは一気に竿を絞りこむ。
僕は、カニにしたりウニにしたりと試しているうちに、ウニにそれらしいアタリが出だした。
そして、コンと来てグッ、ギューン。一気に手前に走った。
パイル波止なのでどうしても魚は手前に突っこんでくる。思いきり竿をおこしてリールを巻く。
体力落ちて竿が重くて長すぎ。片手じゃ耐えきれずに両手で竿を支えるからリールがうまく巻けない。竿短くするかドラッグ付き両軸リールがやっぱり正解やなぁ。 パイルにさわったようだったが、何とか切れずに出てきた。 ゲット。1.1kgのシマシマだ。
「やった!やった!」今年はあきらめていたシマシマに魚と竿を持ってヤッター踊り。 でかくはないがちびっ子でもない。ま、ヨカでしょうサイズ。
それからアタリはあるもののチビのようで掛からず。権藤さん鈎を小さくして置き竿にし、アジゴ仕掛けのほうに行っているうちに、いきなり、置き竿が絞り込まれる。 あわてて戻って竿を持ってやり取りしてるとハズレ。 「あ〜。」 思わず苦笑。 「どっちかに絞ったらぁ?」 「いやいいや。これでいいいと。」 そんなことが何度かありながらも、権藤さん1kgクラスをゲット。
僕も、それじゃと思い切って鈎を鯉鈎12号に小さくしてカニの小さめをつけてみる。そうすると、喰い込んだ。型は30チョイだが嬉しいシマシマ。
納竿の15時までちょくちょくとアタリが出たり無くなったりしながら、期待のデカバンは来なかったが、権藤さんがいろんなパフォーマンスで笑わせてもくれ、楽しいサンバ遊びを満喫できた一日だった。 今年はサンバ、まだイケそうかもなぁ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月3日(水) | 博多沖防 新波止 |
中 | 27 | 満07:46 干13:13 |
18.5 | 晴 | 南〜北 | 普通 | カニ | 4 | 30〜33 |
10日遅れのビッグワン博多沖防にはまだ残りチヌがいるようなので、午前中だけのつもりで様子を見に行く。
釣りの前には目的地で程度の差はあっても勝手な妄想をするもので、心なしか、この日はデカイのが出るような胸騒ぎ。 7時過ぎに行った船着き場にはシーバス狙いの人がまるで大会かと思わせるようにたくさん船を待っている。船長、ウハウハやろ。
上がった新波止も潮はまあまあ濁っている。
潮も高いので、まず上層を軽いオモリで探るが浮いていないようだ。 ウネリの影響もあり底まで落とすうちにストラクチャーに引っかかるので思い切ってガン玉を2Bと重くする。 何とかヘチに沿って餌は底まで落ちるようになり、ときどきアタリが出だす。
まず、クッと押さえるが離す。もしかしてメイタまだいる? 次は、底前で糸がフワリとなり、スーッと横に走る。
少しテンションを掛けながら穂先を送り込み止めると掛かった。やっぱりメイタ。30cm。いつまで釣れるンかネー。
似たようなアタリで3枚追加する。
潮が下がってくるとだんだん澄んできてアタリも全く無くなった。
なぜか右腕が筋肉痛で竿を上げるのもつらい。 夏の疲れが秋にくるのに似ていて、どうやら今までの無理がここにきて出てきたようだ。 釣れないし、腕が痛いし。
11時前か。 と、セイジくんが向こうにいる。 「どうネー。」 「10時に来てから1時間ぐらいですが、全くあたりません。」
沖防に精通してる彼がアタらンなら、バタバタしてもしょうがない。しばらく話をする。 「そろそろ沖防終わりですね。これからどこに行ったらいいですかねぇ。」 「もう、大分か山口しかなかろうもん。すかーん。」
話しているうち全くやる気がなくなり、竿をたたむ。
波止に座ってボーッと景色を眺める。 空気はきれいに澄んで遠くもくっきりと見え気持ちがいい。 沖防も今日で打ち止めにしておこうかな。後はサンバ釣り1回ぐらい行って、また、春まであちこちさすらいかぁ。面倒やなー。
12時に船が来たので乗って帰る。
野暮用済ませて、家で休んでいるとセイジ君からメール 《後10日早かったら…》???お、写真がある。 な・なんと!50cmタモ枠から尾びれ分はみ出してる。55〜6cmぐらいあるんじゃ?
電話してみると、 「赤灯台波止に移ったら、あさひクラブがルアーに来ていて、いい型のチヌが沈み瀬にうろうろしよるって言ってたんです。やっと落ちだしたんかなと、しばらくやってたら、アタリ分からんやったですが、底で餌上げたら、なんかモワモワってして。掛けても動かず底が切れず。あー、またエイかなーって思ってたら首振ったんで、こりゃチヌバイっと。ルフィーちゃんと測ったら56cmありました。、あー、もう10日早かったらねー!」
なんちゅうやっちゃ!んっまー!! 10日前にロングラン大会が終わった後であり残念ではあろうが、昼間の落としこみでは、今年のビッグワンをこの時期になって釣り上げちゃった。
釣り技は1級品なのは間違いないが、赤灯台波止に行くこと自体、やっぱりチヌの匂いが分かるとしか思えない。
つまり、こういうこと。 年間100枚以上も博多沖防で40UPを釣っていると、どんな状態のときにどこを狙えばいいかが分かってくる。 状況判断ができるから、粘るか移動するかそんな行動も早くなる。 さらに、どんな仕掛けでどんな落とし方をしたら良型(40UP)のチヌが喰うかも分かってくる。
これが「通う」ということ。 ま、普通の人には限界があるが。やはりどれだけ同じ釣り場に「通う」かで、どこでも通用できる経験が蓄積される。その経験に他の釣り場での修行をミックスさせると恐ろしい釣技が備わることになる。
こうして、この日の56cm(はやと丸での正式検量は55.4cm。3.1kg。スゲ−!!)は、彼に釣られるべくして釣られたのだった。
ああ、これであと何回か沖防に行くことになるかなぁ。 |