釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月30日(日) | 熊本新港 | 若 | 11 | 満03:54 干11:02 |
- | 晴 | ほぼ無 | いつも濁 | カニ | 3 | 39,34.32 |
オール九州クラブカップ九州の落とし込みクラブや熱意のある落とし込み師が集まる、年に一度の大会、オール九州クラブカップに今年も参加した。
本当はもう、他のやる気のある会員さんにまかせ、活躍して欲しい。でも、心の奥では楽しみでもある。 で、遠慮してたら上田会長が 「だれもエントリーしてこんから。」 と、誘ってくれたので参加することに。AMAはまだ、一回も優勝してないし、気分味わいたいのも本音。
今回も各クラブ5人中3枚長寸での競技。 2kmにも伸びた南ケーソンの根もと側に、会長と西島さん、金太ちゃんは真ん中付近、たっちゃんは西波止、僕は南の少し沖側へ。 この日は、潮がゆるいということで、少しでも流れのある沖側の方がいいかなという気持ちだった。
RMCのマルちゃん、セイジくん、オブザーバー参加の山さんも同じところからスタート。 地元組の情報では、朝一から8時までを逃したら釣れないでしょう。前打ちがいいでしょう。だった。 でも、去年はヘチでアタッてたので、まず、ヘチから。
アタリなし。それで、前に打ってみる。 そうしてると、20mほど横の山さんが、早々、48.5の良型黒鯛をゲット。 「ヘチです。」 あーん、やっぱりヘチやん。それで、ヘチ主体に変える。アタリはあるものの、うまく掛からない。
3人はどんどん沖側に移動してる。落とし込みは体力・集中力がベースだぁ! セイジくんも良型黒鯛釣ったみたい。
少し沖に歩いて行って、まず、キビレ32を釣る。とりあえずキープ。どうせ他のメンバーがもっと大きいの釣ると思うけど、保険と。
下げ潮は丁度いい程度に沖に向かって流れている。 この波止は、特殊で、丸い穴ポコが空いている升スリット。その波止を支えるように1ケーソンごとに三角のコンクリ足が張り出している。
波止ヘチとその三角右足の付け根に餌を落として左潮上に糸を張ると、丁度よく餌が落ちていく。そして上層でアタリがあるパターンだ。
アタリはあるがノらないことが多い。メイタかな。 しばらくして、いい引きで39.5のキビレ追加。
そしたら、マルちゃんが、 「セイジくん、山さんが沖の方で良型釣りまくってますよ。アッ、またセイジくん竿を曲げてる。」 そいで急いで二人で沖の方へ歩く。 遠い。狭い升の上をフラフラしながら汗ダラダラ。
やっと着いて、1投目、アタったが掛からない。2投目、鈎掛かり。でも、35弱の黒鯛。 ストリンガーにつないでるとき、会長から電話。情報言うと相当離れてるのにこっちに来るという。
で、電話を切って餌を落としても、喰わない。潮が強くなったかうまく餌が入らないようになってアタリもない。終わってた。 少しあった風も無くなり、暑い!”汗が噴き出て、いつもの熊本になっちゃった。
メガネに汗が飛び散り見えなくなるのを拭き拭きメイタを追加したけど、アタリはいっこうになく、また、最初の場所近くまで戻る。 ヘチではもう喰わないので前に焦点を絞ってみる。超前は全くダメ。
時間も過ぎていき、後30分だぁ、と思って三角足の先に落とした餌に喰いついた。 これはデカイ。最後のドラマじゃー! 底走りするヤツに追いアワセを掛けて竿先まで誘導したら三角足の方に横走りしだして足を越えそう。 コリャイカン。切られると思って竿を足の向こうに持っていったとき、 パシュ…。 鈎ハズレ。アチャ〜。やっちゃった。せっかく来てくれたのに。
どうも瞬間の判断力と機敏さ・筋力が衰えてるなぁ。 博多沖防でもそうだけど、波止を釣り歩いててもフラッとバランスが崩れ海に落ちそうになるし、バラシが多くなった。やっぱり歳はどうしようもないか。
最後のチャンスを逃してガッカリしたが、群れてるかも、と、気を奮い立たせ餌を落とすと、数投目でまた来た。これも良型。ウハ!あきらめんもんやなぁ。
今度は逃がさんゾ。と、腰を落として思いきり竿をためて走られないように。 しかし、パシュ。 また鈎ハズレ。 なんてこったぁ。最後に釣れたのは、メイタ。で終了。
ま、こんなもんかね。
AMAメンバーはメイタだけで、会長が33を釣っていたけど、劣勢は見え見え。
結局、一番良型釣ってたけどオブザーバーで賞外の山さんを除いて、今年はセイジくんが爆発で45.2と40.5、37とで大物賞含め長寸2枚を揃え、森田会長の38の3枚長寸でRMCの優勝。準優勝は博多塾。AMAは3位とまた辛酸を舐めたのでした。
不眠だったので帰りの車では、つい眠ってしまい。家に帰ってからも、ちょっと仮眠のつもりが夕飯も食べず朝まで14時間眠りっぱなし。 目が覚めてなおどっぷりと疲労が残っている。無理がきかない体になってしまったのを痛切に感じたけれど、年に一度のお祭りはやっぱり楽しかった。
お世話をしてくれたFFCさんはじめ熊本の皆さんに感謝です。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月22日(土) 23日(日) |
長崎 博多沖防 |
中 | 3 | 満10:31 干16:46 |
28 | 雨曇 晴 |
南西弱 | 普通 | カラス カニ等 |
サンバ メイタ |
− |
サンバ&AMA大会シーズンインしたと思っていた5月から気がつくともう終わりに近づいてきた。月日の経つのは本当にはやい。 博多沖防の落とし込みもメイタが主体となり、これからは辛抱強く大型のアタリを待つ時期になった。
ロングラン終了まで沖防でと思っていたけど、お誘いを受けて土曜日、久しぶりのサンバ釣りに行くことにする。 カニは飼育しているけど、今回は、一度こちらに来られて一緒に竿を出した静岡のシゲクンさんが毎年60UPを釣っている驚異のカラス貝のコマセ前打ち釣法を本気で試してみようと思ったのだ。
大きなカラス貝を苦労して採ってバッカンに入れKのYさんと釣り場へ。 僕はコマセでB玉ポイントのサンバを散らすといけないので波止中央付近に位置取る。
タックルは穂先改造の磯スペ4号5.3m、アブ5500にPE6号を巻いている。ハリスは8号。 水深は相当あるので1.5号ナマリを2個付けて鈎はヒラマサ12号。
コマセを入れて、カラス貝を開き、身に鈎を付け前に振り込む。が、古いPEがいけなかったのか穂先に1回1回絡んでイライラ。思うように釣りができない。
向こうのKのYさんは、B玉で気持ちよく竿を曲げてはシマシマを追加してる。横目で見ながら、(今日は納得するまでこれで通す!)できるだけKのYさんの方は見ないように。
餌の盗られ方なんかでサンバはいる確信があるが、底に着く前に餌が盗られたり、底に着いた瞬間にチョンと小さなアタリでその後何もなし、上げてみると鈎だけ。これの繰り返し。餌巻き糸や輪ゴムで巻いたりしたが、どうも釣り方がわからない。 でも納得するまで今日はやるゾ。
そう思っていたら、雲行きが悪くなり、雨がひどく降ってきた。僕は天気を甘く見ていて傘しか持ってきてない。KのYさんが見かねて余分に持ってきていた合羽の下だけ貸してくれたのでびしょ濡れにはならなかったが、傘をさしてじっとうずくまるしかない。 1時間あまりで雨が通り過ぎ、再開。ラインの絡みはさらにひどくながらも、打ち返す。
試しに底30cmほど前で餌を止めるとグーッと引いたのでアワせる。うまく掛かった。ちょっと小さいが初めてのコマセ釣法での釣果で嬉しい! さらに少し大きめのシマシマも。 でも、その後はダメ。
本当のこの釣りは底釣りでの小アタリをアワせるらしいので、また、餌を底につけて、小さいアタリでも即アワセしたが、空振りばかり。
ここで時間も少なくなり、この釣りはここまでにする。KのYさんの横に行くと、 「ここが一番いいです。B玉も使ってください。」 と場所を譲ってくれる。
B玉を付けて放り込むとすぐグーッ。おっもしろー!! しかし、最後の締め込みがなく、プイと離してしまう。
何度かやって同じことなので、カニにすると数投で小さめのシマシマ。それからカニで2枚追加し、時間延長してB玉でちょぃ大きめ追加。 まだアタリはあったが、次の日の大会に体力を残して納竿。 コマセ釣法いろいろやってみて、分かったことや反省ごと。今度またやろうかな。
次の日、AMAの第3回大会。 これで今年の定例大会は終わり。 30cmの規定サイズは釣れるだろうと、たかをくくっていたら、メイタ2枚で終了してしまった。
なーんと浦田さんが連れてきていた二人息子さんの次男坊、祥馬君が父ちゃんの前打ち講座のすぐ後に43.3cm釣っちゃって、それが優勝魚。 準優勝はタッチャン。3位がYOUHEI。 今年は若さが爆発したネー!嬉しいことです。大会結果はこちらで。
|
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月17日(月) | 博多沖防 | 中 | 27 | 満20:16 干13:37 |
27 | 晴 | 北西弱〜西 | やや濁 | カラス カニ |
12 | 30〜46 |
最後の夏休み
盆にかけてとった年休も17日で終わり。家族でどこに行く計画もなく帰省した1日を除き、沖防で休みを過ごす。12日には2枚目の年無しも釣れてちょっといいときもあったけど、良型はなかなか釣れない日を過ごしていた。
最後の日はたっぷりと平日の沖防を満喫しようと、おにぎりを作り1日遊ぶことにした。当初行くはずの波止は予定が狂いソロバンに渋々上がる。 風は殆どない。ただ、沖向きは朝一が満潮前で、まあまあ濁っている。内側はいかにも大型が来そうないい濁りが入っているが潮は動いてない。
ま、試しに沖向きをカラスで静かに様子を見てみよう。 カツイチのダゴチン専用5号。強さといい、鈎先が曲がりにくいことといい、とても信頼していた鈎なのに製造中止になり手に入らないのが残念だ。
波がないのでカラス貝をノーシンカーで落としていく。しばらくして上層でメイタ。30cmもない。 メイタが多いのだろう。糸が動いたり止まったり、引いて行くこともあるがなかなか掛からない。 山さんは 「道糸から切られました。」 というがそんなヤツは僕には来ない。でも、アタらないよりは面白い。
こういうチビっこいヤツをどう掛けるかと一つ一つ違うアタリに少しキイたり、若干送ったり、即アワセを入れてみたり。特効薬は見つからない。 ただ、どちらかというと咥えて糸を若干張り気味にすると、糸が動き出す。その動きに合わせて1mほど送ってから竿を止め穂先のテンションをかけた後にアワせる方が掛かりがいいぐらいだ。
この日は夢幻海3.1の替え穂先を0.4mmにしている。これが違和感を軽減して丁度よかったかもしれない。 アタリがあっての即アワセはスッポン抜けが多い。同じくキキ上げも餌を離してしまう。こんなにアタリが続くのは滅多にない。しかし、どれも、大きくて35〜6。このサイズが一番多い。40オーバーは10枚釣ってもいない。
そうするうちに潮が下がってパイルが見え出すと、とたんにアタリが減ってきた。不思議なものだ。とうとう40UPは不発。 だれてきて、また風も無くなり暑いので、一旦、横になってねる。今日は1日あるので時合いを待とう。
…たっぷり寝て13時半。少し風も出てきたかな?干潮前後の1発があるかもと思い。今度はカニをノーシンカーで。 しばらくすると餌をとられる。アタリだったかなぁ。またしばらくするとカニが潰される。やっぱりまだ、おるンや。糸が止まったのでキイて今度は即掛け。 小さなメイタだった。ん〜これかぁ。しばらくすると同じアタリ。今度は沖に元気よく走る。が、35cm程度。
試しに潮のたるんだ内側でやるとまた同じサイズ。今日はこれしか釣れないのかなぁ。 そう思っていたら、14時ごろに底で掛けたのが結構引く。久しぶりの強い引きに思わず竿を両手で支えて上げたのが46.1。やっと良型が釣れた。 これからか。と思ったけど、また、35程度のヤツばかりになって、16時頃から殆どアタらなくなった。
17時過ぎに一旦帰っていたセイジくんが満潮を見はからって来て、すぐに 「切られました。」 でも、僕にはアタらないので、喉が渇き荷物のところに行ってそのへんで釣っていたらセイジくん、 「こっちでアタリ出しましたよ。1枚上げました。」
ちゃんと教えてくれるところがいいヤツやなぁ。 山さんに伝言ゲームして、二人でセイジくんのところに行く。山さんちょっとして、掛ける。ゲット。嬉しそう。 僕にはアタらず、もう19時。
餌を落として、アー、もうすぐ暗くなるなぁ、と、ちらっと雲を見たら竿を持った右手がおかしい。ン?と思うと、ギューン!喰っていた。しかも、もう沖に走ってる。さおを持ち直すとまた加速してギ・ギューン!これはイカンとアワセを入れたが、スッ。鈎ハズレ。 貝もそのまま鈎も付けたときのまま。カニ用に付けていたままの伊勢尼10号の鈎先は歯に当たったのだろう曲がっていた。何時間も待っていたアタリが一瞬だけ気を抜いたときにくるかねぇ。しかもはずれるとは。鈎替えておけばよかった。集中力ないなぁ。
釣り三昧の休みも最後のドラマがこんな終わり方をしたけど、残念のようで当たり前に納得して暗くなった沖防にさよなら。 あー、よく遊ばせてもらった。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月10日(月) | 博多沖防 | 中 | 20 | 満05:44 干11:53 |
26 | 曇晴 | 北 | やや濁 | カラス | 1 | 48.8 |
見切りと粘り早めのお盆休みをわずかな年休でとっている。が、今日は、はやと丸の定休日。よーし!それならちょっと一人で長崎か大分へ!という元気な時期は通り越えている。 たまには家で掃除をしたり、ぼけーっとテレビを見たり、釣具屋を回ったりして、体を休めるのもいいだろう。 それもやった後、今回は、落とし込みで釣れないときの釣り場の見切りと粘りのことで暇つぶし。
大体、落とし込みで釣れる状態って、ある程度必要な要素がある。 誰もいないとき。マヅメ。潮が動いている。波がある。濁りがある。 これらの一つでもあればアタリの一つぐらいはあることが多い。うまく鈎が掛かれば釣れる。大きい小さいは別にして。 ただ、そのアタリの一つをはずしたとき、もう、しばらくアタリすらなくて時間だけが過ぎていくことが僕の釣行の中で90%ぐらいはある。 当然、つらい。面白くない。あー、どうしよう。ハリスや鈎を下げたって、結果はそう変わらない。 向こうの方で時合いが発生してるんじゃ?と、ずーっと歩いて行く。釣れない。もう、場所変えるかなぁ。って思う。
さて。 一つの波止しか選択肢がない場合。あるいは、すごく実績があり、1日粘ればいい確率でチヌが出る波止。 これは休みをとりながら時間の許す限りあっちに行ったり、反対を探ったりして、いつか来るはずの一瞬の時合いをとらえるしかない。殆どの人がこの釣りをすることが多いだろう。粘るしかないのだな。
では、いくつか波止があって移動ができる博多沖防の場合。 移動代は500円。うまく船が回ってきてくれ2回波止替わりをしても、渡船代2000円を含めて3000円。1000円よけいに使って、釣れたらその余分の1000円はもったいなかったと思うかどうかだ。僕は惜しくないと思う。だって、もう僕はやらないけどパチンコで1000円なんて、5分ももたないときがあるじゃない。半日か1日遊んで3000円は安いのでは?
沖防は潮高や風向き(=波)で条件がよくなる波止がある。 もし、今いる場所が2〜3時間なんのアタリもない場合。そこを見切って、他の波止に行ってみる価値はあると思う。
時合いが来るまで待つより、渡船がそういう営業をしてくれているなら活用した方がいいと思う。(ただし、船長の都合もあるのでケイタイ電話はほどほどに。) 意図する釣り場が行ってみてよくなければ、また、タイミングよく船が回ってきたときに未練のある元の波止で時合いを待ったり、他のよさそうな波止に行くといい。 それに徹して好釣果を上げている知り合いもいる。
8月10日、朝一に波止場に行くと、できれば今日行きたい波止にセイジくんと山さんともう一人行くという。迷わず同行する。 しかし、期待していたマヅメのチヌは来ない。セイジくんがマル秘効果で40UP1枚釣っただけ。 彼は反対の方に行った山さんもアタリがないので気にして、波止替わろうという。僕は残りたかったけど、ま、つき合いがいいというか、一緒に船に乗り、僕は新波止へ。セイジくん達は切れ波止へ。
新波止は2回貝をとられたけどダメで、切れもあまりパッとしないようなので、一旦、帰る。
新波止を見切ってソロバンに歩いて行ってたルフィーちゃんに電話すると、 「2回アタリました。波はまだいい状態です」 と言う。 で、15時にソロバンに行く。
波は申し分ない。濁りは少々。内側はいい濁りだけど、池のように静かだ。なぜか今日は全体的に潮が全く流れない。 外の状態はいいのでアタらないが丹念に落とし込んでいく。もう、これは1回のアタりを信じてやるしかない。
15時半、波止半分ぐらいの距離を落とし込んでいったとき、止まり。 パイルに当たって止まりは多いので、キクと魚。やっとまともに喰った。今日は青波巧3.1m。パイルに入られる前に強引に獲らないと。 リールを巻き、竿の弾力を生かしてグッと起こすと、竿下に出てきた。うまく浮いてきた。50近くあるような長いチヌだ。 アタリを信じて運がよかった。その後、貝を割られたけど、これは全くわからなかった。
ルフィーちゃんは、 「全然アタリません。30cmぐらいのメイタ1枚だけ。」 「こんなときって、1枚だけ、デカイのがぼやーっと来ているときがあるよね。それをひたすら期待するしかないみたい。」 「そうですね。仕方ないです。」
日暮れまで僕はもう1枚に期待をしてひたすら外を狙ったけど、とうとうそれっきり。ルフィーちゃんは濁りのいい内側の1発を狙って頑張ったけどノーヒット。
セイジくん、2回波止替わりして、朝の波止にまた行き、夕マヅメに51.5cm。朝、僕らと入れ替わった他の一人も昼過ぎから45cm頭にメイタたくさん。切れ・一文字に替わって最後まで粘ってた山さん。メイタを含め46cmぐらいゲット。 やはり時合いはあった。時合い待ち、見切り。どちらにするかは自分の判断だけど、結果的には今回は、みんな見切りをして替わって正解だった。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月06日(木) | 博多沖防 | 大 | 16 | 満09:39 干16:16 |
27 | 曇雨 | 北 | 濁 | カラス カニ |
4 | 50.6 31〜38 |
落とし込みと時合い大体の釣りで時合いというものがある。 一カ所に腰を据える釣りでは、なおさら時合いが大事になるだろうし、時合いを見はからって磯なんかに渡ることも多いだろう。 「ここは上げ潮がこう流れるときが時合い」とか。いわゆる潮時だ。 ただし、渡ったら最後、時合いが来ようが来るまいが動くことはそうそうできないから、あとは運にまかせるしかないだろう。落とし込みも時合いは大事だけど、一カ所にじっとしている訳ではないので、いつどこの場所に歩いていったらいいか迷いに迷う。(一カ所でほとんど動かず時合いを待ち、20m程度の間を行ったり来たりしている人もいるけど)
特に博多沖防のように位置や構造が違うたくさんの波止があれば、潮の高い低いや上げ潮下げ潮などそこそこで釣れる確率が違うので、まず、どこ波止に渡るかで迷うし、波止を選んだあとは、その長い波止のいつ・どこに魚が寄ってきているかを見極めるのは殆ど運しかない。 過去の実績から、大体、この辺かなとか、今、この潮のこの風・波立ちからこの辺かなぐらいで、うろうろ、そわそわ、キョロキョロとして落ち着かない。 その予想と落とし方がピッタンコ当たった人か、運よく魚が回ってきたいるときに餌を都合よく落とした人に釣れる。 とにかく、アンテナをピンと張ってこまめに移動し、いろいろと落とし込み方をその状況に合わせて工夫するしかない。 運・根・感だ。
梅雨明け2日後の8月6日、はやと丸に乗ってソロバン波止にでも行こうかと思いながら船長と話をしていると 「赤灯台波止に行きたい人が一人いる。誰か一緒に行かんかなーっていいよったよ。」 赤灯台波止は波が洗うので一人では渡さない。 「そうねー、一人ね。う〜ん。…行ってもいいよ。」 迷いながらも行くことにする。他の船着き場から乗ったその人は結局連れの人を一人確保されていたけど。
波止に降りて、すぐ僕は実績のある場所で竿を出す。 1投目、底流しの餌が荒い根にあたったような感じがしてあげたら貝がちょっと潰されていた。メイタかな。アタリ小さかったし。
流れが速いのでヒューズ4回に加えガン玉Bを追加し、もう一度、同じところに落として底を流す。同じ場所で底から餌を離そうと少し上げた穂先に魚を感じる。 クイッと小さめに合わせるとノッた。
竿:石風3号、糸4号、ハリス3号、鈎はダゴチン専用3号。 重いがそれほど引かない。2度追いアワセをくれる。グイーッと竿を上げると、抵抗少なく浮いてきたのは良型。 タモに入れると50近くある。あっけなく釣れた。
そこはそれだけ。 落とす場所を少し変えてメイタ級3枚追加して、あとは何もなくなる。 朝方に居たチヌが居なくなったらもうおしまいだった。時合いではなくてマヅメだけの釣りだった。
日付は変わって8月9日、RMCの大会が入っていたので参加する。 1便を始めの会でやり過ごして、護岸掃除。2便で新波止に渡る。
渡ってすぐ、ヒラノさんが掛ける。いい型で45はあった。 カナダ人フィッシャーマンのナイジェルも6時に45.7をカニで釣り上げている。
僕もカニでやるけど、2投目にフワフワアタリでカニを潰され同じところに落としてアタリはあるものの鈎に掛からず。 なかなかいいアタリはなくフグの攻撃が嫌になる。小さめのキビレが1枚来ただけ。他の参加者もアタリはあまりないようだ。
フグの中にチヌがいるかもと思い、カラスを着けて前に何度か打つ。
外側は上げ潮のいい流れが右に動いている。餌を打ったまま、じっとしてるといきなりシュンと穂先ごと持っていくアタリ。 竿を立てるけど伸されそうになる。必死に竿を戻して追いアワセを入れるが、相当でかいようでズ・ズ…と糸が出る。 やった。と思っていたら次の締め込みでスッ…。鈎ハズレ。 カラスは割られてなく、鈎付けも放り込んだときのままの状態。口にくわえてそのまま走ったのだろう。 しつこく追いアワセを入れて鈎をしっかり掛けていたら、もっと竿を立てていたらどうだったか。悔いが残るバラシだった。 最近バラシが多い。反射神経がついていかない。体の動きが鈍い。 その後、やはり前でいつの間にかカラスをバラバラにされる。ここまでが時合いだった。
あとは雨が降りだし、来た船に乗って合羽をとりに車に戻り、今度はソロバンに行ってみる。
部分的な場所でメイタが入れ食い。最初から来ている他の人に聞くと、殆どアタリはないようで、僕が釣ってる30mほどだけが食いが立ってたみたい。 落とし込みってこういうことがあるからね。ある場所だけが時合いってこと。 でも、メイタじゃ35cmの検量キーパーじゃなくアタリもなくなって、新波止まで歩いて戻るかなぁと思ってると、ラッキーなことにまた船が来たので新波止へ戻る。
新波止はみんなだれてる。トバちゃんに聞くと 「朝から全くあたらん。」 ナイジェルだけ突端のほうで、ときどきキビレを釣って気合いが入ってる。
時間も過ぎこれはもしかしたらナイジェル優勝?と思って納竿13時の回収の船に乗ると、なんとトバちゃん、キーパー2枚入れて3枚も釣ってる。 「12時30分から3枚連続で釣れた。餌カニ。」 実は同じ時間、僕も700m程離れた場所の超前でカラスを割られていた。
人が少ないところに行って確実に餌を落とし込む技量があってこそとはいえ、どこにチヌがいるか、時合いが何時どこで発生するか、わからん! 僕と一緒に一文字に場所替えしたクニナカさんも、朝方、セイジくん、マルちゃん、ヨシムラ君ほか強豪勢揃いのメンバーがメイタがポツポツであきらめた場所だったのに40UPを上げていた。
わからんもんや〜!とにかくキーパーサイズを釣った皆さん拍手です!!
優勝2枚揃えたトバちゃん。準優勝&大物賞ナイジェル、3位ヒラノさん、4位クニナカさん。おめでとうです! |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月01日(土) | 博多沖防 | 若 | 11 | 満05:41 干13:31 |
26 | 曇 | 北強 | 濁 | カラス | 2 | 41(キビレ) 39.5 |
梅雨明けずもう8月。 この歳になると月日が過ぎていくのが足早に感じられてならない。 その点、いいのか悪いのか平年では7月中旬に明ける梅雨が今年は8月になっても明けていない。 関東甲信はじめほとんどの梅雨がある地域は明けているのに、なぜか九州北部は天気がはっきりしない。 だから、まだ7月初旬の感覚に陥って、気がついたら8月になってて、空しくなったり、ほおって置いた大事なことが急に頭に広がりこれはイカンとあわてたりしている。
先週の記録的豪雨から1週間。濁ったあとの透けも2〜3日だけで金曜日から気温の上昇とともに赤潮一歩手前のような濁りがときどき入って来る。
8月1日、海の濁りを見て「これはよさそう!」と北風が前々日より吹き続けているソロバンに行く。 外側はアメリカンコーヒー色。内側は、濃いねずみ色っていうか、意外と大物が出る色だ。内側を少しやるけどアタリなし。 大体、いいときは始めて10分〜20分の間にアタリぐらいあるものだ。
潮がまだ高い外側はパイルに当たる波と升から返ってくる波で複雑に潮がわき回っている。軽い内オモリでは、餌が外に払い出されてしまう。 重めのヤイバ7号鈎にヒューズを6回ぐらい巻きなおし落とし込むと、カラスはパイルに向かって落ちるようになった。落ち方は速いけど、こうでもしないとパイル周りにいるだろうチヌに喰わすことができない。
しばらくしていると、糸が止まる。パイルかチヌか分からないのでまずキク。喰ってる。が、引かない。浮いてきたらやせたキビレだった。 中層でキビレ釣ったことないのでびっくりしたが、幸先いいな。 また、少しすると糸がフワンとなったような。風と波で分からないので上げてみると貝が割られてる。メイタも多いのでたぶんメイタだろう。
40分ほどして糸が止まったのをキク。これはよく引くチヌ。しかし、40に少し足らず。今日はいい型が来るかも!と胸がふくらむが、アタリはそれっきり。 大物色の内側は期待はずれで全く反応なし。何でかなー?20年以上落とし込みをしていても海は分からないことばかり。
釣りはじめて4時間。疲れてきたところで、はやと丸が見えた。アタリもないし、思い切って船に乗る。 帰り、船が新波止に寄ったら、乗船するとき一緒だったムラカミさん、52.5cm釣ってる。 「やっぱり朝方でした。アタリこれ1回。」 ヨカネー!
家に帰って草取りや、いろいろ用事を済ませ、15時から満潮時を狙ってまたソロバンに渡ったけど、いつの間にか貝を割られた1回のみ。 新波止に夕方から渡ってたセイジくん、ラスト1投で45のキビレ。まったくよう釣る。40UP80枚に手が届いてる。 「今年は僕は適当に釣りますヨ。」 なんて言ってたくせに去年よりハイペースやないか!
集中豪雨後、なぜかキビレが多くなっている。船長も頭ひねっているから異常だ。餌も、もうカラスよりカニの方がアタリ多くなってメイタ主体に喰ってきている。赤灯台内側はカラス落ちてるって話だし。もう、落とし込みも終盤に入ったのかなぁ。 カニ採り腰が痛くなるから嫌だけど、そろそろキープしておこうかな。 |