釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月26日(日) | 博多沖防 | 中 | 5 | 満12:38 干06:13 |
24.5 | 雨 | 北強 | 濁 | カラス | 1 | 35.6 |
アンビリーバボ大会26日に予定されていたAMAの第2回大会。
25日は前日からの大雨で高速道路も通行止め。あちらこちらで山崩れや、水没の被害が出ている。 研修に行っていた僕は通常30分の会場まで1時間半もかかりぐったり。そこクーラーが効きすぎて気分が悪くなり、帰ってから寝ていると、電話が次々と掛かること、 「明日大会あるんですかね。天気めっちゃ悪いけど。」 僕は事務局じゃないっちゅう!お陰でそれからなかなか眠られず。
朝、半信半疑で船着き場に行くと、会員も集まってるし、香月釣具のワゴンも来た。もう止められないでしょ。 14時納竿予定を12時にして、天気次第で切り上げもありということになり、それぞれ波止に渡る。朝はまだ、雨は降っているものの海も静かで、濁流も流れていない。
僕とルフィちゃんは赤灯に渡る。それぞれ反対端目指して釣りはじめる。 1投目にハリスが入らないところでチョチョンと来たが持っていかないし、キイても掛からない。カラスは割られてる。ちっ! いるな!と思ったけど、アタリはそれっきりで、雨風が強くなるし、それとともに急に川の水が入ってきたのだろう。流れはすごく速くなりゴミがどんどん来て釣りにならない。
オモリを1号からBにしてゴミの中でちっこいの1枚釣って、唯一、風裏の灯台横に避難して仕掛けを落とす。流れ潮の中で一度咥えたけど、すぐに離された。ウ〜ン。 風・潮はさらに激しさを増し、オモリ2Bに替えても、もう廻り風で仕掛けもうまく入らない。 50肩かな、痛くて風に逆らって竿を上げることもつらい。1年半前の左足首の捻挫は右にも移って両足首痛むし、合羽着ててもパンツまでびしょ濡れで、もうだめだぁ。
雨に打たれながら罰をくらったように灯台陰で頭を垂れじっとしているとクマさんから電話 「はやとが迎えに行きます。ソロバン・赤灯は回収、新波止・一文字なら釣りしてもいいって。」 どうしよう、もうやめるかなぁ。
1回大会を仕事で不参加だったルフィちゃんは、やる気満々で新波止へ。60歳前の会長も新波止で頑張って釣りをしている。ここで途中下車ではトーンが落ちるよね。 それで僕は風雨吹きッさらしの新波止はつらすぎるので一文字へ。
一文字に一人いたトバちゃんはすでに朝方、カニで40UPを釣ってる。 しかし、アタリはなく。雨がさらに強くなって水潮が音を立てて流れてくる始末。雷まで鳴り出し、ピカッとするたびにしゃがみこむ。
カーちゃんから 「生きてるね」 とメール。 「あぶないみたいよ。」 実はそのころ、福岡地区は避難勧告が出ていて、遠くでサイレンが鳴りっぱなしなのはそれだったようだ。あほやネーAMAって。 切れ波止側は多々良川の流れがそのまま波止沿いに急流となってドウドウと流れている。
それでもトバちゃんは1枚釣ってるからか、尚、一文字で真剣に釣ってる。こんなトバちゃん見たことない(^^;) 「新波止の矢野さん、メイタ2枚釣ってるから、トバちゃん、もう1枚釣れば優勝かもよ」 と悪魔のように囁いてあげる。
11時過ぎ、雨風は収まったけど一文字内側の流れはもうどうしようもないぐらいで、僕はあきらめて竿をたたむ。
12時の納竿で船に乗ると、なんと、ルフィちゃんが3枚も釣ってる。 納竿前、あの、雨風が止んだときだ。釣れないからポンと前に打った餌にアタリが来て、ギュン。3連発だったそうな。 いや、偶然とはいえ、そこにいて、たまたまでもそこに入れて喰ったのは、やはり、雨にも風にも、雷にも(真似はしないほうがいいけど)負けず、釣り続けた執念と行動力、チヌの匂いを察知する嗅覚が備わって来たからだろう。優勝・大物賞を引っさらってしまいました。
50過ぎの年寄りが大勢を占めてしまってるクラブで第1回大会のYOUHEIといい、ルフィといい若者が活躍することは嬉しいことだ。 僕も彼らが天狗にならないよう、ちょっと後ろからつつく役目はまだまだやりましょうヨ。 40前後の会員さん達ももっと頑張ってチョーダイね。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月18日(土) | 博多沖防 | 若 | 26 | 満19:16 干12:33 |
26 | 晴 | 南強 | 澄 | カラス | 1 | 38 |
南風巷は夏休みに入り、3連休ということで家族で遠出をしているのだろう。高速道路は結構渋滞しているらしい。 子どもが大体育ち上がってる僕の家庭は、淋しいけれど家族でレジャーにはあまり関係なくなった。 カーちゃんはいつものママさんバレー、娘は職場のご褒美とかでハワイ。息子は空手大会で東京(別に強くないけれど、大学の大会ってのは数が少ないのでどうしても遠征になるらしい) つまり、家族バラバラ。 で、僕は釣り。
まー、こんなに都会のそばで手軽に、やろうと思えば毎日でもでき、しかも、本格的にできる釣りは落とし込み釣りかルアー釣りぐらいのもんでしょう。 ということで、遠征してもこの時期はたかがしれているので、代わり映えしないけど博多沖防となってしまう。
ところが!梅雨も中途半端に過ぎつつあり、雨がしとしとと降りつづけることもなかった今年は、海は小康状態。ここ数日、上がるはずの梅雨が上がらず、北の方に居すわっている梅雨前線の所為で、毎日南風が吹き、波は立つものの澄んでしまって、この時期になって僕は不調を極めている。
釣っても釣っても小型ばっかしの一文字を離れてみると、半日やって1回アタリというひどさに音を上げかけている。 暑い・足は痛む、肩も痛む。これに釣れないが重なると、あと数日で55歳の大年無しになる僕はやっぱり、愚痴の一つも言いたくなるネ。(僕自身だけ。毎日!40UPを釣り続けている猛者もいるし、年無しも上がっているし。)
でも、いつかドーンと来る(だろう)大物を期待して今日も行く、明日も行くという毎日。 ハリスはヒラ場以外は3号を通し、鈎も太め。あそこが釣れていると聞いても違う波止につい行ってしまう。だからよけいに釣れない。
たまには小型でも鈎に魚を掛けたい気持ちになるけど、やっぱりまだ、弱りつつある筋力・体力が残っている限り夢は追い続けたいものだ。 求めないと実現しない。求めるから心が踊る。
でも、今は南風にうちひしがれている。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月11日(土) | 博多沖防 | 中 | 19 | 満11:35 干18:03 |
24.5 | 曇 雨 |
北西〜南 | やや濁 | カラス | 8 | 33〜38 42 |
海に惑う日々ときどき行くモーニングやサンセットでは、釣っても40弱止まりの日々が続いていた。 金曜日に結構な量の雨が降ったので、海はどう変わっただろうと少々期待しながら、11時半過ぎ渡船場へ。 船長の 「赤行く?」 って言葉をありがたくも断って、一文字へ。
大雨・洪水・雷雨注意報のせいか、まだ曇なのに釣り人は少なく、一文字も 「朝から誰も行ってない」 って船長が言っていたから。土曜に波止に誰もいないってことは滅多にない。独り占めのウヒヒかも。
内側は薄いコーヒーのような色の透け気味、外側は切れ波止の外にかけて、白っぽい雨濁りが入っている。しかし、それもホンの上っ面だけのようで、波で海面が動くと下の透けた黒っぽい水が湧いてくる。 一文字はアタリは全くない。切れに行く。
しばらく釣って40弱2枚きりで、今年初めての土色の雨濁りなのに期待していた活性はすごく低い。
船長から電話で 「つれますか〜?」 「ぜーんぜん。」
あとから来て赤灯波止に行ったマルちゃんに電話してみると、 「2枚釣りました。いま、ソロバンに上がったところで、セイジくん上がってすぐ40UP2枚釣ってますよ。」 「え〜!!」 やっぱり赤に行ってたらよかったかなぁ。 だーれも来ない波止でアタリもなく空しくなる。
潮が下がって来ると急に風も南に変わり、切れ波止から見ると、一文字内側海面に波筋が立っている。潮が来たかな? 行ってみると風波とともに潮が当たってきている。
餌を入れると早速アタリで38cmぐらい。でも、それからしばらくアタリなし。
16時過ぎ、淋しく釣っていると、はやと丸がぷかぷか波に漂いながらだんだん近づいてきて、とうとう波止際まで。マイクで 「オチさん釣れますか〜」 「ダメー、小さいのしか釣れない。」 「エー!小さいの釣れるってことは活性あるってこと。」 「いや〜そうでもない。」 また、船はジワジワと離れて行ってしまって淋しくなる。
潮は最干潮前。 海は薄いコーヒー色から濃い色に変わってきた。 ハリスが入らないうちにスッと糸が変化。これも35ぐらい。 南の横風に加え、横流れで、夜釣り尾長グレの重い鈎にヒューズ5〜6回巻いても餌が流される。一文字での横流れは、穴からはずれるのでアタリが遠のく。角から穴側に舞い込む潮に餌を巻き込ませても上層でアタらなければ底に着くまでに流されてしまう。 イライラくるので上層を狙うしかないと一番上の穴に餌を届けていると、ポツポツアタる。けど、型は今一。放流、また放流。 外オモリでヘチギリギリに底まで落としても喰わないので、またスライドで一番上の穴狙い。
どうも小型が入ってきてるようで、やっと50cmのタナで喰ったのが42.7cm。 あー、実に9日ぶりの40UPがやっと来たとストリンガーに掛ける。
途中で降りだし、強くなった雨の中、メイタを釣っては離しをしている内に、思いがけず早めに船が来る。 ソロバンもあれから芳しくなく、新波止も同じだったようで、 「みんな帰るっていうから、もう、今日は回収〜。」 な〜んにもアタらなかった場所が、こんな風に状況が変わって釣れ出すときもあるし、最後までダメなときもあるし、その場所にいつまでいるかって切り替えは難しいもんだ。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月05日(日) | 博多沖防 | 中 | 6 | 満07:54 干15:00 |
- | 晴 | 北 | やや濁 | カラス | 1 | 33.9 |
黒房カップ第4回の博多湾落とし込み選手権。30cm以上2枚長寸の大会。
前日は10時まで、ソロバンで1回もアタリなし。一旦帰宅し、仮眠して16時前から渡った切れ・一文字波止では1回貝を潰されて、さあ、夕マヅメというときに、船からゾロゾロと団体さんが下りてきてびっくり。すぐに新波止に逃げる。けど、日没までの4回のアタリを鈎にかけることができず、久しぶりのボー○。 赤灯台波止では50UP含め数釣った人がいたそうな。
赤灯台波止は一番古いけど博多沖防では沈みといい海の感じといい独特な磯的な雰囲気をもった波止で、昔から「あさひ丸」という、もう廃業した渡船が渡していた。
大会当日は、赤灯台に行かないところが偏屈なところというか、そこの隅々まで知っている、あさひクラブさんにはかなわないだろうから、結局、また、一文字・切れに行って様子を見て、すぐに波止替わりをしようと思っていた。 案の定、っていうか、わずかな期待をしていた切れ・一文字はさえない。
電話で情報聞くと、赤灯ではやっぱり、あさひクラブさんが1級ポイントを押さえ、3枚良型を揃えてるらしい。 熊本FFCの斎藤さんも48ぐらいを釣ったということで、赤は数・型とも出ているらしい。 他の波止でも釣果はボツボツあるようだけど、カニやモエビ・虫といった餌に喰っているらしい。 一文字でもカニ・虫餌を使っている人にはヒットしているようだ。
大体、本気の大会に出るならきちっと戦略を組み立て、せめてタックルや餌などは考え得る限り準備するものだけど、前日までの普通の沖防釣りの流れのまま参加した僕はカニや虫餌を持ってきていない。
あー、そうか、これははじまる前から、すでに構えがいい加減すぎたなぁ。 しかも、すぐに波止替わりしようと思っても、船がタイミングよく来ない。もう、ここで時間までやるしかないとあきらめる。 せめて検量サイズの30cm1枚は釣りたいと思って、3cmの餌のカラスをだんだん小さくして、ついに1.5cm 程まで。
1回アタリがあった超上層50cmの穴をスライドで狙う。 しばらくするとやっぱりハリスが半分も入らないところで掛ける。 これがメイタ。今年初めて釣ったぶり上げサイズ。 そうか、ときどきカラスを割るヤツってこいつやったんやなぁ。
潮が下がると、沖側の波の影響で内もすごいいい濁りになった。 普通だったら今にも良型が出そうだけど、狭い一文字に10人ほどの参加者に加え4〜5人のルアー・サビキ組がはしゃいでいる。
でも、やるしかない。 カニ餌組には、マアマアの型が来ているけど、カラスは嫌われているようだ。
しばらくして底のアタリを鈎掛かりさせたけどまた25cm程のメイタ。 これにはまいって餌を2cmほどにちょっと大きくする。
最後の30分。 一時、ひしめき合っていた波止端付近が空いた。そこへすかさず行って、カニでは探られていないだろう穴の中へほじるように餌を入れ込んでいく。 底で咥えた。掛けるとこれはメイタじゃない。でも、チヌでもない。 上がって来たのは、ハイ、釣れないときにいつも最後に来てくれる、33cmぐらいの「いつもの君」でした。 やっぱりねぇ。お前かぁ。また来たンね。よかたい。よかたい。一応、検量サイズやケンね。
アータのおかげで、むっかーしRYOBI全国大会で準優勝できたときもあるケンね。 でも、今日は違うよ。おいさんも年無しになったんやケン、お前も、年無しにならーにゃ! 他で良型釣れとるし、ちょっと来てくれるのが遅過ぎたバイ。なんぼなんでも。
時間が来て、船に乗る。 優勝はやっぱり赤灯のあさひクラブの古賀さん、去年のラブメイタ優勝に続き、また栄冠。さっすがー。おめでとうございました。 |