釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月30日(土) | 博多沖防 (33回) |
大 | 30 | 満 9:14 干15:38 |
27 | 雨~曇 | 北~東 | やや澄 | カニ | 3 | 30 ,30 34 |
沖防終わり間近か8月も最終。よく行ったなぁ。今年の8月。 雨が降り続いた1週間。博多沖防はどんな状況だろう。 6時頃、期待と不安半々で渡船に乗る。 昼から人権講座なので11時までの釣り。 船長、 「昨日は40オーバーは1枚だけ。」 なかなか厳しいようだ。 今日は、たまたまいつものゾウリでなく靴を履いている。大潮なので、一文字・赤灯台は波止を洗うだろう。濡れるのイヤだし、ソロバンかな。 降りたソロバン、外側は透明度が驚くほど高い。内側は澄んではいないけど濁ってもいない。落とし込み師も一緒に渡った2人だけ。ほかはシーバス釣りばかり。シーバスはよく釣れている。 今日のタックル・仕掛けはいつもどおり竿29/36mに道糸4号、ハリス3号。 波止真ん中あたりに降り、釣り始めて10投する間に2回カニを潰された。 ウネリが少々あって、アタリが全く分からなかった。ガン玉をBから2Bにする。 さ、今日はいいかもと思ってたら、沖のほうが真っ白くなってきた。ヤバ、雨がくる。 合羽を着たと同時にザーッ。いきなりの横風とたたきつけるような雨。またじゃん。今日は曇のはずやろ。 スコールに打たれながら灯台までずーっと落とすけど、それっきりで全くアタリがない。 一緒に渡った人が近づいてきて、 「どうですか。」 「イヤ、最初アタったきりで。」 「そうですか、やっぱりこちらに来るほどアタリが無くなって。」 それを聞いて、根もとに向かって落とし込んでいくけど、同じ。 雨はなんとか止んだ。 9時半頃、ふっとテトラを見ると潮が相当高くなってる。 竿短いけど、やってみるかと、テトラに降りて振り込むと糸が横に動く。??? 。 全く期待してなかったのに1投目からアタリ。30cmのメイタだけど、魚の感触が嬉しい。再度振り込むとまた、横にツーッ。これも同型。2Bでもこれだから。オモリを1G に替えて2回餌を獲られ、移動して沖に振り込むと今度は糸をシューッと引いた。34cm。 何これ。ほとんど入れ食い。と思ってると、アタリが無くなった。
短い竿でしょうがないけど、テトラ一番前に乗ったらチヌ警戒するよね。それにもう潮止まり。潮は満潮でほとんどテトラをおおって足場もない。靴も海水でビチョ濡れ。ってことで上に上がって犬走りから前打ちするけど、落ち方に無理があるのかアタらなくなった。長竿持ってきたら、メイタ爆ってたかもね。 納竿時間も近づいた来たので、写真撮って放流し、荷物のところまで釣り帰る。途中メイタが1枚。 後からソロバンに来たルフィーちゃんは、夕方まで頑張って1回アタって40越えの感触だったけど鈎ハズレ、一文字に行った西島さんは1回もあたらなかったって。 とうとう来たね。沖防終盤のつらい時季が。あと何回行けるか。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月23日(土) | 博多沖防 (32回) |
小 | 23 | 満13:59 干19:13 |
28 | 曇 | 西北西 やや強 |
やや濁 | カニ | 3 | 48 ,44 34 |
カラスかカニか盆が過ぎた博多沖防での餌は結構迷う。 岸壁のカラス貝は殆ど落ちてはいるものの、まだ貝でも喰うし、カニでのアタリも多くなってきた。手軽なカラス1本で行きたいところ、2種類餌を持っていくことになり、面倒くさい。 週末の金曜日は、夕方まで、まとまった雨が降り、仕事帰りに見た川は濁流になっている。おそらく朝方まで海は泥濁りで、チヌの活性が上がってるのでは? ただ、ゴミが多いと思うので、土曜日はゴミが流れたと思える切れ波止時合いの11時頃に波止に上がる。 一文字に一人おられたKさんは、 「メイタ3枚です。カニ。」 内側はササ濁り、外側は結構強い風が真正面から当たって、ザッパーン+ササ濁り。総合的に結構イケルって状態。これで喰わないのかなぁ。 期待せずに切れ波止へ直行し、はやとで買ったカラス貝で落とし込むけど、チョイ濁り程度で、一流しして、見切りをつけた。カラス2コでよかったなぁ。 Kさんは知らないうちに48cmを上げて12時で帰ってた。 貸切になった一文字でカニに替えて釣る。カニの大きさは甲羅1.5cmぐらいが僕は好きだ。 今日のタックルは、4号道糸と3号ハリス。いつもの仕掛け。竿はゲンのいい小継飛竜3号。 満潮前。雨水+低気圧で水面は結構上がってる。風で波がバッシャーン。外側は波をかぶってしまうし、Vスポットは白波で糸がうまくキープできない。底まで落としてると、2B2コでもヘチから1m程離れてしまう。目をこらして糸と白波で揺れる水面を見るもんだから目が痛くなり気分が悪くなった。内側へ避難。 内は潮が払い出して、これまたヘチキープできない。つまり、スライドじゃないと釣りにならないけど、今日はカラスはもうやらないって決めたもので。今日は(も?)頑固なのです。 テトラで釣っていた西島さんが、 「波風で釣りにならないです。」 と、波止替わりで来た。 15時頃、潮が若干引いて、少し波が落ち着きだした。 西島さん内側でカラスで3連発。 メイタだけど、さすが。 僕は外側に固執して、15時20分、2Bオモリにしての底付近、キキアワセでやっと掛ける。グルングルンとイヤイヤして浮いてきたのは48cm。 新波止からソロバンまで歩いて行っていたルフィちゃんが、波止替わりして来る。 1時間後、44cm。これは1枚目よりよく引いた。続いて10分後に34cm。時合いかな? 西島さんも内側でメイタを結構掛ける。全部カラスのスライド。 17時過ぎてセイジくん他3人来る。そのあと、また、2人来る。広い沖防で一文字が満員になった。 海の状態はマヅメでますますよくなって、アタリも3・4回あったけど、どれもメイタのようで鈎にノらず、メイタ1枚追加して日没ゲームセット。 西島さんは即リリース含みメイタ8枚、カラスでもまだまだ釣れる技を見せてくれた。
|
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月16日(土) | 博多沖防 (31回) |
大 | 16 | 満 9:08 干 15:48 |
29 | 曇 (のち雷雨) |
南東 | 若干 透け |
カニ | 3 | 42.5 ,30 55.1 |
博多沖防自己新ひと月ぶりに、博多沖防で40UPを釣って、長いトンネルを抜けた次の日、はやと丸定休日。 これからの季節用にカニを採りに行って、切れ波止用のカラス貝も調達。午後から大雨。切れ波止近くの川は泥濁りになってる。 これは、明日は切れ波止かな?それともソロバン?と思いながらワクワクしながら寝る。 朝起きて天気予報を聞くと、一日中雨。夕方からは雷雨と出ているので、釣るなら午前中やねと、早々支度をしてまだ雨は降ってないので出発。 切れ波止に上がると全く濁っておらず、おとといより澄んでいる。早く来て釣っていたセイジくんも、 「メイタ1枚です。」 拍子抜け。 一応、カラスのスライドで探ってみる。2回アタってメイタだけ。潮がきつくて餌が外に払い出されてしまう。オーバーハングの中に餌が入らないと、アタリは、半分以下になってしまうが、どうしても入ってくれない。 一文字にそのまま行って探ってみる。ここも内側は若干濁っているが、外側はおとといより澄んでいて、アタらない。他の人もメイタだけのよう。 切れに戻っておにぎりを食べていると、セイジくんから電話、 「一文字で、50オーバーがでましたよ。僕じゃないけど。外です。澄んでいて喰うんですねぇ。」 それで、切れ波止を先端から一文字に向かって釣り下がり、アタらないので、メイタでもいいかと、一文字でカニで釣ることにする。 今日のタックルは、小継飛竜M-V3号29/36穂先改造。舞匠メタルに4号道糸、ハリス:スーパートルネード3号に鈎:伊勢尼13号。ヒューズ4回と、竿以外は仕掛けもおとといと同じ。 一文字の潮は満潮前で、内側をザーッと洗っている。外は三角コンクリより上まで潮が来て、岸壁に当たった波が払い出して小さいオモリじゃヘチキープができない。 カニ用に鈎をダゴチン専用5号に替えて2Bを打つ。36に伸ばした竿からさらにバカを出して、上層から底まで探ってみる。 2Bは適度な重さで、穴ポコケーソンの三角ヘチスポットをキープしながら、水深約5mになった底までカニを運ぶ。 3投ぐらいした底付近で糸が止まったのでキクと、?? 変な感じと思っていると少し動いた。アワせると掛かった。グリグリ巻いて浮かせてゲット。 長いので46・7cmあるかと思ったが測ると42cm。8時50分。 おー、トンネル抜けると調子いいねぇ(^_^)v。 ハリスザラザラ。穴ポコ角で擦れたんやね。博多沖防はどこもあぶない釣り場だ。 さらに落としていくと中層で餌を分からないうちに潰された。メイタか?またジワジワと落として中層の止まりをキクと、今度は手元に魚信が伝わる。メイタ30cm。こんなヤツでも3号ハリスザラザラ。 カニはようアタるバイ。透け気味の外側なのに。 真ん中アタリまで行ってアタリがないので戻る。 底まで落として、もう一度落とす場所を少し変えて同じところに落とす。 餌が底近くかなと思ったとき、キュッ!斜めに竿引き。瞬間、逆に竿をグイッとアワセながら4・5回巻く。 魚は竿下に出てきて、下に突っこみながら、まるで海底が動くようにおそろしく重く、横に走る。 今度は穴ポコの中に入ろうとする。竿を突きだし、また2・3度巻いてためる。グーッ。 入れないと思ったのか横走りでまた手前下に突っこむ。しゃがんで耐える。全身の力で耐える。竿は、もはや穂持ちまで水面下。糸は絶対ださン!竿がおれるか身切れをするか。しかし、M-V3号はそこから粘る。 グッ、グッ。グ…?? 竿が曲がったまま動かなくなった。 エー?こんなところで根に入られたのか? 竿をさらにグーッと持ち上げようとするが、曲がったまま地面を引っぱっているようで魚の引きが感じない~。 …すると動き出した。ホッ。魚も竿の反発とイコールの限界点で頑張ってたんだ。んで、タックルの勝ち。息切れしたのか少しずつ浮いてきた。デカ!!。やったぞセイジくん。タモで掬ってゲーット。9時30分。
長い。ひさしぶりに見る大型は60じゃないかと錯覚するほど。 セイジくんに声を掛け、測ってもらうと55を越えている。アリャー! やっちゃったみたい。セイジくんの54.7越えちゃったみたい。 はやと丸に電話して、後から来てもらう。正式計測55.1cm、2.5kg(もっと重量あるかと思った。はやと丸の計量器だいぶ年期がいってるから。でもよし。) もう満足。そのまま、船に乗って帰る。家に帰ってしばらくしたら雷雨。早く帰ってよかった~。 やっぱりトンネルを抜けるとそこは別世界だった(^_-)。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月14日(木) | 博多沖防 | 大 | 14 | 満 7:47 干 14:52 |
28 | 晴 | 南東 | やや濁 | カラス | 1 | 42 |
ひと月ぶりのチヌ最近、博多沖防以外での釣りに少し興味が湧かなくなった。 良型がバンバンとアタる場所や、60が釣れるなら行ってもいいかなと思うけど、フウフウ行って、苦労して、やっとこさ50UPが1~2枚てな場所なら、手軽で、そこそこ楽しめる博多沖防のほうでヨカっていう気持ち。 これまで、数や大型、または未開の釣り場を求めて、遠征や一人釣行を繰り返してきたが、その長い落とし込み釣りの旅の途中にたどり着いたオアシスでの、ひとときの心境かも。 それまで沖防通い。 しかし、8月の沖防はきつい。暑い・大きい魚が少ない・雷雨(にゃロー!!)と…。今年は台風もまだ来てないし、小康状態をひっくり返す大幅な天候のテコ入れが欲しいところ。 お盆で休みなので、また懲りずに沖防に行く。 ただし、午後に行くと、雷と相性がよくなっているので、午前中にする。 こういうときは、たいてい「午後も雷が来なかったヨーっ」ていう巡り合わせになってるのは、なぜだろうと頭をひねってしまうけど。 今まで、切れ波止に辛抱強く通ってはスカを食らい、場所を変えたソロバン・赤灯では、雷雨・ゴミと、ろくな目に遭わなかったので、また、順繰りもどって切れ波止でやってみようと考えた。これも回帰のひとつですかな。 昨日は実家に帰っていたけど、博多も結構雨が降ったようだし、、濁ってるんじゃないかなっていう期待に反して、濁りはない。一応、やってみる。…アタリなし。 今日のタックルは、小継石風3号33/39m、舞匠メタルリールにレグロンソフトモーツアルト4号を巻いている。(これ、セミフロートで沈み具合もよく、オレンジ系で見やすくしなやか。安価だし。)ハリス4号(3号がなかった。後からフジモッちゃんにもらって付け替えたけど、アタリは同じくない。)鈎は伊勢尼13号にヒューズ3回巻き。道糸には、サルカンの浮力調整+貝を引っぱる役目+目印を兼ねた7mm×10mm程度の大きめの発泡シートを3個、ハリスにはセンサー目印と、切れ波止仕様。餌はオーバーハングへのスライド用にカラス貝2.5cm.。 で、アタリがないので、8時半頃、一文字に行ってみる。 少々濁っている。 切れ波止タックル・仕掛のまま、竿の長さを3.3mに短くして外側をスライドで落としてみる。
3投目。穴を狙って段々に下へ小突きながら落としていた中層で止まった糸をキイてみると喰ってる。前アタリもないんよね。 引きがおとなしいのでメイタかと思っていると、切れ波止仕掛にあっけなく浮いてきたのは、なんだか大きめやなー。 おっ!久しぶりの40UPだ。42cm,1.5kgの太ったチヌ。 やっと来てくれたねー。ひと月以上お目にかかってないよ。 それから、超上層でチョンと来たり、スーッと持っていくのが3回。メイタなのか貝も割らずに掛からない。 1枚掛けて28cm。やはり、メイタがつついてるんだな。 ハリスを2号に替え。それからアタリがないので、また、切れに。 5投目ぐらいにハリスが入らないうちに糸が止まったので、あー、パイルかと思ってキキはずそうとしたら、喰ってる。 どうせメイタだろうと、チョンとアワせると、ツーっとオーバーハングの中に横走り。まだ、メイタと思ってるから、竿短いまま、腰も落とさずにいるとハリスがプツッ。 2号ハリスなんかあっという間やね。ちょっと油断しすぎた。長い間、貧果だと、気合いがこもらず、体の動きもおおざっぱになり、しまったぁ~の繰り返しになってしまう。やっぱり、気合いって大事よね。 その後は、また一文字に行ってもアタらない。 今日は、はやと丸は平日運行なので、12時に上がらないと、次の便は17時で干上がってしまう。 久しぶりの40UPが釣れたので、よかっちゃない?と、まだ釣りたい気持ちを吹きって納竿。長いトンネル抜けたから、いい方向に運が開けますように~! |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月11日(月) | 博多沖防 | 若 | 11 | 満19:42 干 12:32 |
28 | 晴~ ゲリラ豪雨 |
北西 | やや濁 | カニ | 1 メイタ |
35 31 |
恐怖の沖防vol.2オール九州クラブカップに行く途中の車の中、西島さんとトバちゃんと3人で、話しているうちトバちゃん 「平日の赤灯台いいかもよ。でかいの来るかも。」 って、3人とも月曜に休みとってるので、月曜日12時に待ち合わせすることに。 朝、セイジ君が一文字で40UP3枚釣ったという情報を船長から聞いても、3人は赤灯台に降りる。 落とし込み師もアジゴ釣りもだーれもいなくて貸し切り状態。 僕はずっーと歩いてへの字から釣り始める。タックル・仕掛けはvol.1と同じで、オモリだけBにする。 探っていると、糸が止まる。 ウン?沈み瀬に着いたかな?とキクと魚。 アワせると掛かった。重い。掛けたそばをグルングルンと回る。こういうのはとてもでかいのが多い。 やった!と思ったら、鈎ハズレー…。 くっそー。アワセが遅かったのか、後悔。
その後、ぽつぽつアタリはあって、メイタなのかコンときて、餌はなんにもなってないのも多い。 その中から何とか掛かるのを取って、35cmと31cm・メイタを上げた。 午前中の健康診断に飲んだバリウムが出そうなので、荷物のとこにいる西島さんに電話して、 「紙、持ってきてくれます?」 「はーい、後から行きます。」 しばらくして西島さんがへの字のところに近づいて来たところで、南の方で気になっていた雨雲が近づいて雨が降ってきた。 西島さんから紙をもらって用をたして急いで竿を握ったら、バチッ。こりゃいかん。 腰を低くしながら、赤灯台まで、小走りで戻る。 すでにびちょぬれ。急いでカッパを着たところで、ものすごい雨風。 雷がバーン!!ビカビカッ! うおーっ!まただーぁ。vol.1の再現やー! 僕らは、赤灯台の影へ行って合羽を急いで着る。 赤灯台のてっぺんには避雷針がある。ッてことは、雷を呼ぶ。 避雷針てのは、別な言い方をすれば招雷針。 雷が落ちる可能性は他より大きい。だから危ないと思う。 それにいくら雷の電流を避雷針から地面へつなげても、漏れた電流が赤灯台の側面を通るってことも考えられるから、ぺったり寄り添っては赤灯台と心中するようなもんだろう。ただし、避雷針頂点から45度の圏内は安全圏なので、僕らは赤灯台から少し離れて丸くなる。 豪雨に打たれ、ピカッ・バーン・ゴロゴロに悲鳴を上げてひたすらうつむいて丸くなる。 雷雲が過ぎたと思ったら、また、南の黒いゾーンが近づいて、ピカッ・バーン・ゴロゴロ・ザーッ。 ソロバン根本付近にいたでっかい船に10mの幅はあろうかと思える雷が落ちて、水面で消えたのを見て、ぞーっ。 トバちゃんは岸壁に落ちて火花がバリバリって散ったのを見たという。
18時過ぎまで計3回もゲリラ豪雨は襲ってきた。もういや! やっと過ぎ去ったあと、日が暮れるまで釣るけど、全くアタリもなくなった。 暗くなって、えらく遅く迎えに来た「はやと丸」の田渕船長。マイクで機嫌がいい。 「6時過ぎからテトラで釣ったら。入れ食い。あー、よう釣れた。1時間ぐらいで相当釣ったね。もう、後ろ髪引かれながらやめたよ。西島さんなんでテトラで釣らんかったと。西島さんなら100枚はいったとやなかろうかねぇ。$#&…」 船長、赤灯台から、一文字、船着き場までマイクで繰り返し。一人だけ上機嫌だったのでした。 ちなみに、雷がきたら、どうする。 ご参考に。一応、僕、電気科で、大学のとき、雷実験・講義うけたことあります。(責任はもちません。) まず、雷の音が聞こえた時点で、もう、いつ落ちても不思議じゃないって思おう。遠くで鳴っていても、つまり、真上が真っ黒くなくても、雷は数キロ先からでも落ちる可能性がある。これが一番怖いですよね。 落雷は高い方に落ちる。金属があるかどうかは大差ない。ものが体から突起しないようにすること。ただし、金属のほうが人体より導電率はいいことが多いので、そこを流れる可能性はある。実際、雷に打たれて、金属を通って地面へつながったために死ななかった人もいる。(超例外だけど。雷があたったらたいがい死にますよね。) ■ 木のそば4m以内には立たない方が良い。木に落ちた雷が途中からそれて、木より導電率がいい水 の塊である人の方に移ってくる。 建物(木など)の仰角45度以内の、2mできれば4m以上離れたところが安全。 ■ 避難姿勢: 安全な場所に避難したら、姿勢を低くして、頭より高く物をかざさないように注意する。 (竿を上げるの、超××) ■ 避ける場所: 雨水があるような所は避けること。直接地面に触れないように注意。できれば木やナ ップザックなどの上に座ること。(波止の上じゃできないよね) ■分かれて避難: 集まると、それぞれの人にたまったプラス電荷が加算される。また、まとめて被害 をうけるのを避けるために。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月10日(日) | 熊本新港 | 長 | 10 | 満15:24 干 8:27 |
28 | 晴 | 南西 | 濁 | カニ | 1 メイタ |
32 |
オール九州クラブカップ今年もクラブカップに参加しました。 もう、他のやる気のある人に若手?に出てもらいたいと思ったけど、我との声はなく、結局、出ることに。 メンバーです。 上田会長。西島さん、トバちゃん、金太ちゃん、VIVIAN。金太ちゃん以外で超高齢メンバーですね。 でも、参加クラブが少し減ってはいるものの、年に一度の落とし込みクラブの集まりは、やっぱり楽しみ。
今年はトバちゃんが西ケーソンに渡った以外のメンバーは南ケーソンで釣ろうということにして、6時に競技開始。 僕は、波止根本のほうへ歩いていって、竿を出す。 今日のタックルは黒鯛工房前打ちVL35/43。糸3号、ハリス2号矢引、真ん中にセンサー目印。サルカン上道糸に25cmほど間隔で発砲目印を3つ。鈎、ダゴチン専用4号(のち5号)、鈎オモリ2G。餌はカニ。普通サイズ。 いつもは、前ばかり狙っていたけど、今年は、ケーソンの足の横ヘチを狙うことに。 早々アタリで、いつものようにメイタ。 でも、今回は、とにかく3枚はキープしようということなのでストリンガーに掛ける。 それから、またメイタ、メイタ。 ただし、アタリは小さく、センサー目印か、サルカン上の道糸に直接付けた目印がピッと動く。 そしてどうなるのかなと思っていたら、それっきりってのが多い。 今日は目印が非常に役に立って、ピッと動いたら、まず、キク(アワセてもはずれが多い)。大体すでに餌を放している。少し上げて、またゆっくりと落とす。今度は咥えているか、ゆっくりと持っていくか。それの繰り返しで、何とか咥えたところをアワせる。てな感じでメイタを釣る。 別に釣りたい訳じゃないけど、メイタしか喰わない。 しかし、博多湾では考えられないアタリの多さで、気持ちはいい。 会長が、僕を追い越して、 「一番根本に行ってくる。」 と言いながら、歩いていく。 僕はメイタを釣りながら根本に向かって歩いていくと、会長が竿を曲げている。取り込んだみたい。電話が来て 「オチさん、42cmぐらい釣ったよ。」 よかった、会長にとっても、AMAにとっても久しぶりの40UPだ。 さらに、近づいて、少し、波止が下がってる会長ゾーンに入ると、とにかくアタる。 数匹釣って、会長ゾーンは、ときどき休ませた方がいいので会長にゆっくりと釣ってもらって。僕は最根本へ。 でも、あまりアタリはない。 そこでそこから会長ゾーン前までを僕のテリトリーとしてヘチを釣ったり、沖を釣ったりと色々するけど、結局、32チョイが一番大きくて、そのうち、餌がなくなってきた。 残った10匹ぐらいは、サンバ釣り用のようなでっかいやつ。荷物のところは遠い、時間も1時間あまり。もう取りに帰る時間も中途半端で、しょうがなくそのでっかいやつで、でっかいキビレでもと思うけど、どうしたことか今年は、釣れるのは全部黒鯛で、あの大きなカニが好きないやしんぼキビレは1匹も釣れない。 というまに時間で、今年も40UPは釣れなかった。 でも、会長はあのゾーンで、結構、型をそろえて、西島さんも37チョイを釣っていたので、3匹長寸の大会規定サイズで2位となったのでした。 優勝は地元FFC。強いね。RMCのマルちゃんは51.4cmのチヌを釣って大物賞と何とか博多落とし込みクラブの面目をつぶさずにすんだけど、あー、優勝は遠い。 そのかわりじゃないけど、用意していただいたワタリガニとアカニシガイにむしゃぶりついて、気持ちよく帰ることができたのでした。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月8・9日 (金・土) |
博多沖防 | 小 | 8 | 満14:03 干 7:45 |
28.5 | 晴~ ゲリラ豪雨 |
南西 ~北西 |
やや濁 | カニ | 1 メイタ |
35 |
恐怖の沖防vol.1休みをもらって、やっと平日釣行でわくわく。 10時半の便でソロバンに渡る。 最近、状況がよくないソロバン。切れ波止に渡ればそこそこ釣れるかもしれないけど、やっぱり型のいいのがほしい。 船長が 「今日はカニがいっぱいいたよ。」 と言うけど、もう時間的に遅いのでいない。 チヌにターゲットを絞る。 落とし込み師はほとんどいない。 朝から来ていたセイジ君は 「1回、あたったかなー。」 この日は夢幻海3.1mに3号糸、ハリス2号、鈎ダゴチン専用3号、鈎にヒューズ4回。 岸壁に着いていたカラス貝もほとんど落ちているようなので、今日から餌はカニにすることにした。 外側・内側と丹念に探る。アタリはやっぱりない。 少し、曇ってがパラっと降ってきた頃、内側で止めアタリ。35cm。 その後、トントンとアタリ、メイタ2枚追加。そのうちまた陽が差してきたらアタリがまたなくなった。 12時頃になって疲れてきたので、トーフコンクリにコンパネを渡してのせて屋根にした「マンション」に入って寝る。 日陰なのでホントに気持ちよくおねんねしてたら、ゴロゴロと遠くで雷の音がしてだんだん大きくなってきた。 ふと見ると南の方が部分的に柱のように真っ黒になって、そこだけ稲妻が続けざまに天と地を結んで暴れている。 すっげーと思いながらも眠いので目をつむってると、後から来た西島さんが、15時頃、ハアハア言いながら帰った来た。 「テトラあたってるンですけど、雷が怖くて避難してきました。」 そういううちに雨がパラパラ。見るともうすぐそこまで、あの黒いゾーンが近づいて来ている。 コンパネ屋根を下ろそうと手を掛けた瞬間に、ビュー!風でコンパネがバーンとひっくり返る。 急いで2人でトーフの影に隠れたとたんに、ゴーッ!ザー! バリバリッ・ドーン!! 強烈な横なぐりの雨と風、雷は耳をふさぎたくなるほどあちこちで鳴り回る。 稲妻はそこら中にギラギラと光ってる。 2人でクーラーに座り、うつむいて 「ウワー」 「ひぇ~。」 「あとから船が来たら、この格好のまま、真っ黒になって死んでるの発見するんじゃないやろか。」 カッパの防水が効かないぐらいの雨と、すざましく大きな音の雷と稲光に悲鳴を上げながら、ただ耐える。下を向いて膝を抱え、ひたすら耐える。 けど、ゲリラ豪雨はなかなか去ってくれない。雨・風・雷の音・稲妻、どれも半端じゃない。 地球の創世記にはすごい嵐だったらしいけど、西嶋さんと僕はタイムスリップしてそこに行っちゃったんじゃやないかと思うぐらいで。 16時半ごろ、やっと、少し治まってきた。 「そろそろいいやろか。」 と、竿をにぎる西島さん。夕マヅメまで、しばらくある。ここまで必死に耐えたんだから、せめてゴールデンタイムは釣りたいよね。 「そうですねぇ。」 と言ってるそばから、携帯が鳴った。船長だ。 「まだ生きてますよ~。」 と僕。 船長、 「あー、雷注意報がでてるから、今日は回収しますぅー。」 「エー!!帰ると-ぉ。もうだめと~。」 「はーい、今日は終わりぃ。」 そんなー。なんのために耐えたんやろか。 船が迎えに来て、船着き場に行くと、17時渡しのため来て待っていたセイジ君とマルちゃんが、 「よう頑張ったですね。ギャハハ。」 と、手をたたいて笑って迎えてくれた。
消化不良に終わった僕は、次の日、朝一でまた、ソロバンに。 昨日のおかげで内側はよく濁っているけど、ヘチにはゴミがいっぱい。 隙間に餌を入れたら、すぐにゴミが寄せて糸も入らなくなる。上げたらカニが潰されている。ってな状況で、メイタ3匹で。 イシガニがいたのでたくさん掬って12時には帰って、うっぷん晴らしに、昼中むしゃぶりついてました。
|
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
8月2.3日 (土・日) |
博多沖防 | 大 中 |
2 3 |
満10:09 干16:41 |
30 | 晴 | 南西 ~北西 |
やや濁 | カラス | メイタ | - |
8月の沖防データ8月最初の土曜、約1日、日曜は半日、沖防に行って、メイタ1枚、アタリ3回。 雨が全く降らないので、水温は30℃を超えている。 二日ともソロバンにイシガニ採り半分で行ったけど、先週まで朝によくとれていたカニもちっこいの5匹がせいぜい。 どうしてもあのメスのミソが食べたいので二日間ともソロバンにして、チヌも…という目論見は、完全に裏目に出ている。 日曜なんか、潮は波止をときどき洗うほど満潮時には高くなって、内側に風が当たってすっごく釣れそうな状況だったにのに関わらず、だ。 チヌのアタリが2日間で3回って、あんまりヤンと、過去の釣行記見たら…。 ほとんどメイタ以外は釣れていない。8月に40UP釣ったのがほとんどなかった。(サンバに走っていたのもあるけど) なーんだ。そうそう釣れないのが当たり前か。 とうとう、博多沖防は最盛期を終え、終盤に入っていたのだった。 セイジくん・マルちゃん・ルフィーちゃんは、7月までに超ハイペースで沖防に行き、超ハイスコアを残している。土日出釣の僕は完全に置いてけぼりなのはしょうがない。 ただ、もう、あまり釣れないのかと思うと、残念だ。 しかし、まだチヌがいるのは間違いないし、これからは、落とし込みシーバスのシーズンインとなる。 今年が終わったわけではないので、ときどきサンバ釣行もしながら、メイタ主体に、いきなりの大物?に期待して、沖防で落とし込みを楽しませてもらおう。 ってわけで、またまた、釣果を載せられない釣行記となってしまったのでした^^; おしまい(~o~) |