釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月26.27日 (土・日) |
博多沖防 | 小 長 |
24 25 |
満15:36 干 9:18 |
26 | 晴 | 南 〜北西 |
やや濁 | カラス | メイタ | − |
ナースログでいこう雨が降らない。 夕立も降りそうに雲が広がるのだが、最後の一押しがなく、蒸し暑さは日ごとにひどくなる。水温も徐々に上がってきて、 もうそろそろ降らないと、海は煮え上がってしまう。 土曜日、昼から渡った切れ波止は、北風が吹き始めて濁りもあり、泡立ってこれ以上ないぐらいの状態だったにも関わらず、メイタが1枚 来ただけ。 一文字波止も同じようにいい状態だったが、これも1回もアタリがない。夕方まで横になったり、座ったりと休みをとりながら、潮が上が る切れ波止をときどき往復して探るけど、期待に反してアタリは出ない。 セイジ君から電話。 「オチさん、ソロバン喰ってますよ。マルちゃんは何回かバラしがあるし、僕も結構いい型上げました。今日は半夜釣 りしませんか。いいかもしれんですよ。」 う〜ん。今日は風で涼しいから体力使ってないけど、半夜釣りまでするかなぁ〜。一文字に仕掛けておいたイシガニ狙いの地獄網にもな〜 んにも入ってなかった。 ソロバンなら、カニも入るかも! セイジ君の誘いにのってみるかな。はやと丸に電話して、青虫を注文。すぐに来た船に乗りソロバンへ。 ただ、アタリはなし。 太陽は西に傾きかけたとはいえ、その威力は衰えない。かえって横から照らしつけるので、帽子は役に立たず、顔や首がジリジリと焼かれ るのでたまらない。 ムンムンする熱気と、連日の疲れをドーッと背負い青息吐息で焼けた波止を歩く。 ハッと一瞬、我に返る。 どうしてこんなことやってるんだろう。どんなにたくさん釣っても、たとえ日本記録釣っても、お隣の人はそれがドッてことないだろうし、まして 、日本を揺るがす訳でもない。かりに世界を揺るがすことをしたとしても、100年程度の視野から見たら、すぐに忘却の彼方で、なんにもなかったこと と同じなのに。なんて。 人間は、何かをやっているとき自問自答をするもので、それがつらいことであればあるほど、自問自答も深くなるもので…。自身の人生が、 潤いのある豊かなものだったと自身で思えるひとときの積み重ねをやっている最中なんだよと納得させて、また竿を振る。 つまり、今、つらいんですね。 日が暮れる頃にメイタを釣った。セイジ君が浮いてきたチヌをしつこく攻めて、とうとう釣り上げた。 風がなくなり、ものすごい暑さがおそってきて、夜の波止にかかわらず、汗びっしょり。その暑さと共にセイゴのアタリさえ全くなくなり 、11時のジエンド。 全く自分ながらようやるは。明日は朝一から午前中だけ行ってカニ掬いを計画していたけど、とても無理。 翌日は9時頃起きてぐ ったり。 セイジ君に電話してみると、 「朝一から行ってますよ。ソロバン。チヌ1枚釣りましたけど…。」 朝は南風なので、ソロバンでカニ掬えてるやろねと思いながら、準備をして11時すぎにソロバンに。 後から一文字に渡ったルフィーちゃん、 「チヌ 釣りました。43〜4ぐらい。アタリますよ。」 ソロバンをあきらめたセイジ君と一文字に波止がわり。僕は切れ波止へ行ってメイタ1枚釣るけど、状況は昨日と全く一緒。 ルフィちゃんはメイタと35cm追加して、セイジ君はメイタ1枚で17時の回収時刻となった。 カオス理論ってのがある。 『今日、北京で蝶が飛んで周りの空気をそよがすと、来月、ニューヨークで嵐が起こる』初期値のごく僅かなズ レが、将来の結果に大きな差を生み出すっていうバタフライ効果は釣りでもあてはまる。 ただ、やらないと物事は起こらない。 開高健の言葉『無駄をおそれてはいけないし、無駄を軽蔑してはいけない。何が無駄で何が無駄でな この心境でいこう。 この状況を破るのは、やはり自分しかない。我慢我慢と(^_^;)。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月19.20日 (土・日) |
博多沖防 | 大 中 |
17 18 |
満9:59 干16:43 |
24.5 | 晴 | 南 | やや澄 | カラス | 1 3 |
38 38,31,31 |
限界への挑戦リフレッシュするために温泉センターとかに行くと、サウナで汗をだらだらたらしながらじっと座ってる人がいる。僕はその心境が信じられなかった。 ところが、沖防で、それよりすごい灼熱地獄を経験した。 前日、夕刻雨が降り、海も少しはリフレッシュしたかと、切れ波止に行く。行ってすぐ38を釣った。朝一から一文字に来ていたセイジくんは、爆釣してて、すでに40UP3枚を含め4枚釣って、8時頃、 「仕事があるから行ってまた来ます。」 彼は自営業なので、時間をうまく使ってる。彼と入れ替わりに、西島さんが一文字に。僕は切れで行ったり来たりしていたけど、喰わない。 9時過ぎ、一文字のRISU会長から電話、 「知ってる?セイジくんが帰ったら、西島さんがもう3枚目。3枚目は52cmぐらいあるとよ。もう、すかん〜!」 一文字に行くと、すぐに西島さん、僕の横で42を釣り上げる。スッゲー! ちなみに西島さんのタックルを&釣り方紹介しておこう。 竿は4〜4.5m。糸は色つき3号。目印仕掛は透明糸に20cm程度スパンで(長方形の仕掛巻きの長さに合わせてある^^;)3m。目印はパイプ1cmにバルサを詰めてある。ハリス1.2号約1ヒロ。鈎3号。鈎オモリ2G(まだ軽いときもある)。カラス貝大体1.5cm。これに鈎を埋め込み(いわゆる四日市づけ)。 落とし方はいわゆるスライダーって言ったら分かりやすいかな。(僕と一緒で、中武さんのスライダーが広まる前からこの釣り方なので、スライダー釣法とは言わない。ハリスを斜めに張りながら貝をスライド方向へ向かせ、貝にしっかりと内側への方向付けができたら、目印仕掛数個分を海面に置き、目印の動きでアタリをとる。一文字の海面下1個目の穴を狙って、アタリがなければ糸を張り、穴から餌をはずして段々に下へ探っていく。目印の動きは大変ゆっくり。 昔、一緒に切れ波止で釣っていた頃と全く変わらない。
はい、その42を釣った後は、状況が悪くなり、僕は早々切れ波止へ。 そのころから風が消えた。 同時に太陽が頭のすぐ上に来たように熱くなり、肌が出ているところはジリジリとやけどしそう。汗がボタボタと体中からしたたり落ちる。メガネには汗がたまり頭がくらくらする。これはサウナどころじゃない。地獄。灼熱地獄に一気に落とされた。 胸ポケットに入れた水温計は38℃を指している。もう、立ってられなくて、横になる。下は焼けたコンクリート。上からは地獄の太陽。けど、足腰も痛いので立ってるよりマシ。目をつむって、大の字になり、もー、どうにでもしてチョーダぃー。 12時前にRISU会長から電話、 「暑い!オレは一旦家に帰って、また来るけん。」 西島さんも、 「15時で帰ります。」 僕は、なぜか帰りたくない。どこまで耐えられるか勝負たい。だれと勝負か訳の分からんこと考えて、波止に居続けることに挑戦する。クーラーに入れた溶けた氷の水を飲む。砂漠だー。 もうすぐ風が吹くはず。そしたらラクになる。それに夕マヅメの上げ潮どきは一文字はだれもいないだろうし、デカイの来るかも。 そうやって耐えて、暑さとの勝負には勝った!15時頃にやっと風が吹き始めた。 それとともに、一文字にミヤタちゃんが来た。セイジくんが来た。モリタちゃんが来た。他にも上がってきた。…朝より多くなったやん。ま、夕マズメ期待。 18時。そろそろかな。と思ったら、はやと丸が来て、夜釣りの団体さんをゾロゾロ降ろした。…うそォ…。そのあと、また、はやと丸が数人降ろした…。ハイ、それで夕マヅメは終わりましたネ。 よう頑張った。よう耐えた。これは自分との戦いなのだ(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)(^^;) .................................................翌日、RMCの大会が。おじゃま虫でまた沖防に。 この日も暑いが、昨日に比べりゃ風もあるし楽勝。
また、切れ波止に上がって、すぐ38cmを釣った。 でも、その後が続かず、メイタ31cm2枚追加しただけ。大会検量サイズは35cm以上2枚長寸なので、1枚キープのみ。 優勝は47頭にもう1枚検量サイズを揃えたマルちゃん!僕は5位でブービー賞をもらいラッキー。帰ってカアちゃんと行った焼き肉代に替えさせていただきました。 53歳最後のこの日は、前日の自分との戦いにも勝ち、ラッキーで終わったことにしよう。(^_^;)
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月12日(土) | 博多沖防 | 長 | 10 | 満18:14 干11:32 |
/ | 曇 | 北西 | やや澄 | カラス | 2 | 43, 38 |
体ガタガタで落とし込み3連チャンの無理がたたったのか、翌週から、3月に捻挫した足がまた痛くなった。 痛いなーと思ってたら、次の日、起きたら、腰も痛くなっていた。 痛いから体に余計に力が入り、さらにあちらこちらの筋肉がつっぱり、体は妙な具合に曲がっていく。それの悪循環。 行きつけの整骨院に行く。腰椎3・4番目が入り込んでるんだって。また、脂汗とうめき声を出して治療に耐えるぅ。 行った次の日、少し歩けるので午後から沖防へ。ソロバンに上がってみる。 船に乗るのもやっと(/_;)、釣りをしていても、足を踏み出すときに、足と腰がズキッ!それでも、ググーっとゆっくり体を真っ直ぐにして釣り歩く。そこまでするー?っていうかもしれないけど、週一の楽しみだからね。 ただ、その努力に反してアタリは全くない。 3時頃上がった人が、54オーバーを上げたって聞いて、最初そのへんじっくり探ったから余計にガッカリ来る。なんで僕の餌に喰いつかなかったんだってね。 11時頃から上がっている西島さんも 「全くあたりませんねー。」 んま、同じ波止に上がったら、必ず他の人よりアタリを出す西島さんがアタリがないんだから、ちょっとは慰めかな。 内側はクラゲが浮いている。潮の流れがないっていう印。外側は風で適当にジャップンしてるから、いつか来そうだけど、全くアタらない。 これは今日はぼー○かも。なんでか、イシガニがよく釣れる。7匹も釣った。カラスをつかんで上がってくる。しかも、貝を割ってるからアタリと間違えて紛らわしい。波止にねて腰痛体操。少し楽になった。 6時頃、ずーっとそのままにしていたヒューズを4回巻きから5回巻きにした。カニかもしれないけど、糸が止まって、キクとザラザラっとしてカラスを割られていたのが1回あったので。ちょっと変化を出そうと思って。
3投目ぐらいに内側中層でキュンと引き込んだ。 レレッ?釣れるときはあっけないナ。 先週もらった黒鯛工房の前打ちVL35/43Hは、胴に乗ると予想より結構粘りを発揮する。(少し改良してもらいたいところもあるけど、ただでもらったんやからOK。)魚にも負けず、早めに浮かせることができた。43チョイ。ホッ。 その後、20分ほどして、底前で穂先を押さえていった。これも分かりやすいアタリ。38チョイ。 デカイの期待して夕暮れの中、集中するも、アタリは続かず、船が来て、納竿。 整骨院の効果はとてもよく、2日目の今日は普通に歩ける。有り難いありがたい。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
7月4.5.6日 (金・土・日) |
博多沖防 | 大 中 |
2~4 | 満 11:49 干 5:24 |
23 | 曇~ 梅雨明 |
北 南東 |
濁~ やや濁 |
カラス | 1 6 2 |
40.5 43*2,40.1,36,33,30 42.7 ,37.9 ? |
3連チャンで黒房カップ金曜、病院に行き、帰りに沖防へ。 「バリバリあたりました。新波止。50.9cm頭に40UP5枚です。」 なんかホントにはじけてしまったね。彼。若いのがノったら手のつけようがない。
いや、僕もあったんですけどね。彼の歳ぐらいのとき。 「充実してるね。」 と、言っておられた。 今のルフィは、それかな。心身ともに充実している。 その彼と入れ替わりに、もう後の祭りの新波止に上田会長と上がった。 そしたら、僕が仕掛けを作っているうちに会長45up。早すぎる〜。 僕は1時間ほどして底の微妙なアタリをとれて、40.5。このサイズで、某社の落とし込み用ズーム竿はいいように走られたので、ヘチ竿に替える。でも、その日は日暮れまで、そのアタリ1回だけ。
次の日、9時過ぎに切れへ。次の日が大会なので、ちょっと様子を見ようと。 夜半に雷雨が降り、潮は濁っている。ただ、潮が湧き、上滑りの状態は変わらず。 鈎やヒューズ、貝の大きさ・差し込み角度をいろいろ変えながら、30分ほどしてオーバーハングのあご下で36cm。潮が高いときはほとんど1ヒロ程度で釣れる。 そのあと、メイタ。内側で40.1。またメイタ33。またメイタ30。この間、アタリはポツポツって感じ。アタリが遠のいてダラケかかったところで下げ潮が流れ出し、上流の濁りが降りてきた。流れがきつくなる。 一文字近くで43。10分後にもっと一文字側で43。さらに潮が速く、釣りにくくなり、15時納竿。 また次の日。 黒鯛工房カップ.博多湾落とし込み選手権in博多沖防。 あとで知った梅雨明けで朝から暑い暑い! 潮は昨日に比べたら全体的に濁りは少ない。来がけに見た多々良川も濁りは無い。風の予報は南東で、今はほとんど風は吹いてないが、ソロバンが条件としてはいいかも。でも、最近のソロバンでつらい思いしているのが脳裏に残ってて、気がすすまない。 みんなが船に乗るのを見て、比較的少ない一文字行きに乗る。切れ波止はたぶん透けてつらい釣りになるだろうけど、様子を見て、情報をもらいながら、すぐに波止替わりをしようと。作戦はそれだけ。 開始の声で切れへ向かう。途中で大会に参加してない人が、 「切れ波止で切られたです。」 って。喰うんだ(^^)。 まず、たまにアタるピンポイントに入れる。 スライドさせながらセンサー目印を追う。波止際に向かってうまく落ちているな。っと思ってたら、矢引の長さのハリスが入ったところでスーッと糸が速くなった。え?アタリ!即アワセ。なんと、一投目。開始5分も経ってない。これは大ラッキー。 型は37チョイで少し不満だけど、目標はメイタ2枚だったので、非常にウレシイ。検量に行って、黒房の井上さん、 「ハイ、おめでとう。現在トップ。」笑) 気をよくして、また切れ波止に行く。 今日は濁りは予想どおりなく、潮も全く動いていない。そのかわり貝は気持ちよくスライドして、中に入り、狙ったパイルやパイル間の奧まで入り込む。 ただ、アタらない。ずーっとアタらない。風は止まり、暑くて汗がしたたり落ちる。熱中症寸前。 最初に「切られた。」って聞いたのがいけなかった。作戦以上に粘ってしまった。 それで電話で情報収集。 「赤灯、全くあたりません。」 「ソロバン、濁りは結構あります。あたりません。でも、矢野さん42ぐらい釣ってます。」 諸事情で大会エントリーしてないルフィー、 「新波止、ダメです。テトラ裏で45〜6を頭に結構いい型出てます。私も40ぐらいの釣りました。」 よし、波止替わりしよう。まだ10時半やね。 って、はやと丸が近づく音がしたので、一文字の方へ急いで行ってると、船は一文字を離れて向こうにむいて走ってる。アレー。遅かった。 んで、がっかりして、はやとを見送ったところで落として3投目ぐらい。 パイルに当たって止まったと思った糸が、スーッと下へ速さを増して動いた。 ワッ ! ! 突然! 体は反応した。即アワセを入れ、しゃがんで、突っ込みを3.9mに伸ばした石風3号で思いきりタメて巻く。曲がった穂先は海中へ。この日は、切れ波止用に、ハリス3号、鈎は小さめのカラスを使っても潮に負けないよう重めの「強靱ヒラメ孫鈎L」と、ヘビー仕様。無事浮いてきてゲット。42チョイ。 井上さん、また、 「ダントツ優勝ですよ。」 「またまたぁ。ホントですかぁ?」
他の場所でも大きなのは釣れているので、1/4だけ信じて、また切れ波止で釣るけど。とうとうサイズアップは来ず。 その間、一文字はチョイ爆で、47が知らない間に上がってた。 本部へ戻ると、あとから来る船で、良型がいっぱい。 矢野さん12時過ぎに47追加で優勝(^^)/~~~。 やはり、ソロバンがよかったようだね。 僕は、半分予想どおり下位へ追いやられ、なんとか3位に引っかかった。 ま、入賞しただけラッキーですね。3連チャン釣りは結構こたえて、帰ったら体中痛くてたまりません。(^_^;) |