チヌ落とし込み釣行記 2005/2月
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月26日(土) | 長崎県 | 中 | 17.2 | 満 9:55 干15:59 |
水温計忘れた |
小雪 | 北西 | やや濁 |
カニ |
0 | − |
連敗ーっ 先週に続き、クマさんと行ったはいいが、車から降りて、仕掛けを作っていたら、なんと雪が舞ってきた。 凍えた指でを鈎を結び、何とか仕掛けセット。 そろそろチヌの顔を拝みたい。 しかし、期待していたアタリはなく、場所移動。 ガン玉Bで落としていたら、一ヒロもエサが入らないうちに、止まった。おやっ? これはチヌか? と少しキイたら、手応えなし。何かのエサ取り? もう一度同じところに落としてみる。また止まった。またキク。変化なし。 あやしい。冬はチヌもこんなアタリする時がある。 エサをちょいと噛んですぐ放し、また噛んでって、アワセるタイミングが難しい時。 もう一度そのまま落としたら。また止まる。 今度はじっと竿を静止して様子をみると、穂先がクーッと少しお辞儀をした。 やはりチヌか?適当にテンションが増したところでアワせてみると掛かった。よっしゃ! ギュっといったと思ったら、ピュン。 ウワ〜ッ! 鈎ハズレ。 いやな予感。 クマさんは、と思って振り返ると、寒風を避けてるように、なんか物陰でブラブラとしている。 「釣れた〜?」 って、聞くとと、 「きましたよ。45〜6cm」 マズッ。 あとで聞くと、僕と同じようなアタリだったようで、うまく掛かったらしい。
あきらめて、再度場所を変えても、冷たい風雪が、狂ってぎこちなくなった勘をさらにガチガチと凍らせていくようで、前日の飲みごとで睡眠不足の体も限界。 12時のサイレンがどこからか聞こえてきたとき、粘りの糸が切れた。 やめ! やーめた! クマさんに 「帰ろうかね。」 「いいですかぁあ? 私はいいけどぉ。ヒヒ。」 クマさん、気を遣いながらも、ニヤニヤ。 「よか。」 これ以上がんばっても。 思い切って、ハリスと道糸をぷっちんと切る。 釣れないときってこの瞬間がむなしいのよね。 でも、また帰りはいろいろ楽しい話に花が咲き。 話の中で出てきたフジツボを採って帰ることにしたら、クマさんもつきあってくれた。 いや、フジツボは大漁だったよぉ〜。ボー○のことはすっかり記憶から抹消。 家に帰ってからの、フジツボ冷凍保存のための作業が大変だったね。 たぶん3年分は冷蔵庫に収まった。 この作業の様子は釣れズレ日記で…。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
2月19日(土) | 長崎県 | 若 | 10.7 | 満 7:07 干12:39 |
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小雨曇 | 北西 | やや濁 |
カニ |
0 | − |
1匹のアラカブ 久しぶりの釣行はアラカブ1匹。 この時期、落とし込みで釣果が期待される釣り場は、すごく限定されて、そこに行けば結構な確率でチヌが釣れるのだけど、少しマンネリ化してきた感じがしてきた。 そこで別な釣り場をリサーチしてみることに。 場所は長崎県の、とある山島の湾。クマさんといろんなことを話しながら、3時間弱で到着。 ここは前うちポイント。チヌがいれば1投目から来るハズと期待して仕掛けを作り、さて、第1投。 しかし、期待は見事にはずれた。2投目、…3投目。 ついた頃から横風が強く、前に打った糸が風で横に引っ張られてうまくポイントに打ちづらい。しかも曇りで逆光で道糸が見づらい。風さえなければ潮も適度に濁っているし最高の状態なんだけど、肝心のチヌもいないようだねぇ。 ようやくグッと手元に来るアタリを合わせたら結構な抵抗感。やっと来たか! 5.3mの長竿に、遠投するための細めのファイアーライン、それに横風。つまり、相手の大きさがよく分からないんですね。 あがってきたのは、小学生の握りこぶしぐらいのでっかい口を、ぱくっと開けた良型のアラカブ。 がっかりしながらも、おいしそう。クーラーに入れて、釣り続けたが、僕もクマさんも全くチヌのアタリなし。 あきらめて、別の場所と転々としたが、クマさんが良型アラカブを4匹追加して、早々帰路についた。 帰りにお魚市場でビナを買って、おにぎりをつくってくれたカアちゃんへのおみやげに。(このおにぎり、我が家では「力むすび」といっている。最近、なかなかつくってくれなくなったが。)
久しぶりの釣りでチヌは釣れずにちょっと悔しかったが、クマさんといろんな話をしながらの行き帰りや、チヌを狙うことに無心になれたし、潮のにおい、風に吹かれる緊張感等々、日常からの解放はいいリフレッシュになった。ことにしようね。 |