釣りズレ日記2005年1月/チヌ落とし込みシルバーステージ21



工作は楽し

 <05,1,24>
 急に思いついて、回転式FUJIリールに穴を開けてみた。
 いきなり5mmドリルであけたら、きれいに開かずに、ガタガタになった。
 KUMAさんが、前、作っていたのを思い出して聞いてみた。
「そりゃ無茶ですよ。」
 そして、色々、道具とか、穴の位置をきれいに合わせる方法とか教えてくれた。
 それで、第1作は曲がりなりにも何とか作ったが、とうてい納得できない代物になった。
 それで、今度は他の人にもお世話してもらって、設計図を送ってもらった。道具もちょっとそろえなおした。
 回転式ではないFUJIリールを買ってきて(何しろ安いので)、ヒマを見つけては、2階の自分の部屋にこもり、ドリルでガリガリ…。
 設計図があるから、穴を開ける場所はひどくずれないが、開けるドリル歯やヤスリなどの選定が難しくなかなか思い通りにならない。
 他の人やプロなんかはほんとにきれいに作っているよなと、やってみるとしみじみ分かるね。

 そうやっていたら、自分のパソコンが突然起動できなくなった。
 家族のパソコンにソフトを入れて、やっと書き込みができるようになったが、こりゃ工作どころじゃなくなったみたい。
  

つまみ

    <05,1,5>

 酒のつまみじゃない。
 リールのつまみ(ハンドル)を簡単に改良できることを書いてみた。
 
 木駒のつまみ部分が割れて使えなくなった。リタイアさせるのももったいな

落とし駒 復活

いが、わざわざ部品を取り寄せるもの面倒なので、作れないかなと思い、ホームセンターに行ってみたら、穴の空いた、たる型の木のピースが売っていた。買って帰り、ドリルでつまみのネジ頭の部分が収まるように穴を調整したらバッチリ。カシューを塗ってできあがり。ポンコツリールはまた第一線で活躍できるようになった。 

 
 前、ギャランドウさんが
「でかいサンバを掛けたとき、指がハンドルから滑ってはじかれ大変だったので、これを作ったんよ。名付けてパワーハンドル。」
と、やはりホームセンターで買った木の穴あき棒を切って穴を調整し、ハンドルにかぶせてハンドル部分を大きくし、パテと漆を重ねて、とてもきれいな「パワーハンドル」を作っていた。
リールつまみキャップ
ホームセンターは釣りグッズの宝探し場
 僕は、つまみが滑ったことはないので、そのときは「必要ないね。」と思っていたが、先日、FUJIリールを使っていたら、つまみが小さくて巻き取りがスムーズにできなかった。
 「パワーハンドル作ろかな。」
 ギャランドウさんのようにきれいなものは作れないが、つまみ部分が少し長く大きくならないかなと思いながらホームセンターを物色していると、目についたのが、「パイプキャップ」っていうパイプの端にかぶせる少し堅めのビニール部品。
 もしかしたら合うかもと思い、買ってリールのつまみの上からかぶせると、バッチリはまった。
 他のリールのつまみに付けてもしっかりはまる。これはいいンじゃないか!? 滑りが気になるなら、癒着テープを巻いたらいいかも。

このFUJIリール、クルッと回転させて
超超前打ちに威力を発揮します。(投げ釣り?)

倍速リールにもパイプキャップはうまく
つきました。

 次の釣行がまた、待ち遠しくなった。
 釣りに行かないときはこうやって楽しめるのが釣りのよさだな。


書き初め

    <05,1,4>

 年の初めに、元気が出ることを考えると、いいそうである。
 正月元旦に何を考えたかというと、やっぱり釣りのことを考えた。
 これ以上元気が出ることはないだろう。
 いつ初釣りに行こうかな。どこに行こうかな。天気はどうかな。などなど。
 
 去年は思わぬ怪我で思うように釣りに行けなかったが、それもいい休養と思って、歩けるようになるまでは釣り以外のことをたくさんした。落とし込みを始めて20年間程は休みたびに釣りばかり行っていた。だから釣りに行けなかった3ヶ月ぐらいは自分にとってもほんとにいい休養だったし、家族と過ごす時間も多くなって、こんな生活もあるのだなと思ったぐらいだ。
 
 人のありがたさもあらためて感じた。損得抜きで付き合える釣り友達というのはいつまでも大事にしたいものだ。
 万が一、どん底に落ちて困り果てたとき、一体、何人の人が自分のそばにいてくれるだろう。日頃の自分が問われると思う。すべては自分に返ってくる。
 いろんな現実が煩わしくなって、一人で山か海のそばで誰にも煩わされずに気ままに静かに暮らしたいと思うことがある人は多いだろう。
 実際自分もそれを夢見ているのだが、それができない現実がまたあり、できるようになるまでは、人とのつながりは大事に大事にしていくようにしたい。
 
 六星占術によると去年が自分は大殺界。実際当たっていた。今年はその呪縛から解放されると勘違いしていた。大殺界は三年間で、去年はそのまっただ中。今年は最後の三年目だそうである。
 石の上にも三年。三年経ったらいいことがある。昔から言われてきたことを思いだしてしまう。
 大殺界の過ごし方。それは、「自分を抑える」ことと「自分と相性の悪い人とつき合う」ことだそうだ。つまり、マイナスに対してマイナスをもってプラスとなす。面白い考えだ。
 だから、今年は非合理的に考え、スロースタート、人の言うままに行動する。嫌だなと思う人とつき合う。こうすればいいようだ。

 でも、すでにそれを破ってしまった。正月1月3日からいつものように一人で釣りに行ってしまったのだ!
 うわっ! くわばら、くわばら。 

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