チヌ落とし込み釣行記 2005/9月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
9月23日(金) 長崎 20 満12:36 干 6:19 曇・晴 北北東
やや強
やや濁
カニ等
サンバ
9月24日(土) 佐賀 21 満13:10
干 6:07
曇・晴 東強 やや濁
カニ等
サンバ

サンバは楽し?


 23日はAMAのお楽しみ釣行会。
 サンバ・チヌ・マダイ・コロダイの2匹長寸の ま、ミニ大会のようなものだったが、サンバ以外はみんなどうでもヨカ。とにかく大きなサンバを釣りたいッてのが本音で11人集まった。

 当日、出船前に4カ所の波止割りしていたが、2カ所が風波のため上がることができないと船長から通告。
 僕の予定の波止もその中に入っていて、失望・落胆。行くのやめようかなと思ったほど。KUMAさんが船長に掛け合ってくれた別の波止に4人で上がったが、ここはこれまでも僕にとってあまりいい思い出がなかった。

 上がるのはワッペンサイズから一番大きいので30ぐらい。いつまでやっても型は上がらず。
 
 ところで、サンバ釣りで、面白いのは、その独特のアタリやアワセのタイミングや掛けた後の魚の引き。もちろん食べても最高。
 さらに、チヌのメタリックバトルマシーンとでも言うか、その精悍な美しさとはまた別の、ステルスを思い起こさせる完成された魚体だ。特に、あの死んでもピンと張った上下のヒレはかっこいいの一言。

 もう一つ、チヌの落とし込みとは違う楽しさ。
 それは、一カ所で、アタリをお互い見ながら、
「キタキタキタぁ。オーら、押さえ込んだゾ。」
「あちゃーっ、離した。」
「おおーっ! 入ったぁ。」
「掛かったッ。これはいい型!」
「あーん、ハズレたぁ」
「釣れた!釣れた! ヘヘーっ。」
とか、一喜一憂、馬鹿話など、ワイワイできるところね。
落とし込みサンバ05−9−23
これじゃ笑顔出ません

 この日は、僕にはとうとう20cmクラスのしか来ず。もやもやした気持で終わった一日だった。
 でも、他の波止では、落とし込みとしては大物釣って満足した人も数人いて、それなりに全体としてはまあまあの釣果が出たのじゃないかな。詳しい結果はこちらね。


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 その夜、同じ波止に上がって同じような貧果にモヤモヤしていた金太ちゃんから電話。
「あのー、佐賀。明日、行きません? KのYさんも名古屋に帰る前に行きたいってですが…。」
 僕は午後から沖防でも行くかと思っていたが、おいしそうな餌の周りをうろうろして躊躇しながらも、その誘いに、最後は食いついてしまったのだった。

 当日は、朝からすごい風。
 期待のガキのアタリは1時間以上無く、
「釣れんねぇ。」
と言ってたとき、KのYさんが前日の餌の残りを使っていたら、ググーッと来て、シマシマちゃんを釣ってしまった。
 じゃ、こちらもと、その餌を使うが、アタリがあるのはKのYさんの場所だけ。

 僕は、カニでシマシマ1枚釣ったが。後は餌取りばかり。 

  しばらくしたら、KのYさん今度はガキを釣っちゃった。
  そして、次入れたら、またアタリがグーッ。僕と金太ちゃんは
「うっそやろー。」
  それはハズレたが、KのYさんやさしい。
「越智さん、ここいますよ。その竿長いから僕と替わったほうが釣りやすいですよ。」
「そう?」
 替わったとたん、僕の穂先がグッ。
「えーっ、もう来た。」
 それは、離したが、餌を替えて入れたら、すぐグーッ。
 今度は、しっかり掛けて、ガキゲット。ありがと。

 その後、しばらく、アタリは遠のいて、金太ちゃんがしびれを切らして歩いて探り釣りに行ってたとき、kのYさん、またグーッ。これはよく引いている。結構時間を掛けて、やっと、魚体が見えた。これはいい型。僕はタモを持って待ちかまえて、水面からあと30cm。さ、浮かして、と言おうとした瞬間。ピン。
 むげなく、シマシマは海中へ。僕はタモを水中につっこんで引っかき回したが、入るはずもなく。
 KのYさん、へなへなと座り込む。
 僕は、
「35はあったね。」
kのYさん、
「いや40UPはありましたよ。」
 僕は慰めていたが、KのYさんに言わせると、顔が(ヤッターって)笑っていたとか。確かに笑ってましたハイ。
落とし込みサンバ05−9−24
昨日よりマシか(左 KのYさん、右 金太ちゃん)
 しばらくアタリなく、昨日からの疲れがたまらず、kのYさんおねんね。
 その間、アタリがまた出てきた。2〜3度、離したり押さえたりしていたが、とうとう鈎掛かりでシマシマやっとゲット。37。金太ちゃんもシマシマゲットでこれで全員安打となった。

 風はさらに強くなり波がときどき波止を越えてザーッとしぶきが来る。
 「3時まで釣ります?」
と言っていた金太ちゃんもあきらめ、1時に来た船を見て、急いで帰り支度。
 あー、サンバはまだまだ、悩ませてくれそうだ。
 



 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
9月17日(土) 佐賀 14 満 8:17
干15:00
22.5 西 やや濁
カニ等

KUMAさんサンバ踊り


  トロフィーチヌを釣りたくて、いろいろ情報もらったり、調べたりして、たっちゃんと大分方面に行こうとしていたが なんか最後まで気持がのらない。最近、少し、精神的・体力的に下降気味で、遠出をするのがおっくうになってきている。こんなときはあまり無理して傷口広げない方がいいかなと思っていたところ、KUMAさんが近場にサンバ釣りに行こうと誘うので、たっちゃんとそっちに行くことにした。 
 
 僕とたっちゃんは一緒の波止に、KUMAさんは一人で近くの別の波止に上がる。
 たっちゃんは仕掛けを作り、探り始めるが、アタリはない様子。僕は餌入れ・ロープ・ストリンガーのベルトを忘れていることに気がつき、気合いがまた抜ける。ゆっくりと仕掛けを作り、明るくなってようやく始めた。
 
 早々、グッと穂先を持っていくが、アラカブのようで1投目から根掛かり。気がノラないときはこんなモンだ。しゃがみ込んで餌取りと遊んでいると、6時半頃KUMAさんから電話。
「38ぐらいのガキ釣ったよ。1投目からアタリがずっとあるよ〜。こっちに来たら〜?」

 むむっ! やっぱりあっちの波止だったか。しかし、船長は波止替わりしないってたっちゃんが行ってたし。

 反対側の角に行っていたたっちゃんがさえない顔をして帰って来て、
「向こうはだめですぅ」
って言ってたとき、僕の穂先がグーッと入った。どうせ、ベラやろ、と思って、座ったまま軽く上げたら、重かった。
 「オッ。」
 と言った瞬間、鈎ハズレ。ガクッ。うぇーん本命やったのにィ。

 しばらく同じところで釣ってるとKUMAさんから電話。携帯をポケットから取りだし、耳に当てて、
「あのね。今…」
と一言KUMAさんが話したとき、右手に持っていた竿の穂先がいきなりギュン。
「あ、キタ!」
と叫んで、左手は携帯、右手で竿をしゃくったが、グーッと乗ってパッ。
「あー!はずれた−。」
 どうして、あたるタイミングがこんなに悪いんでしょ。

 KUMAさん、ごめんごめんと言いながら、もう3枚釣っていい気分。今、船が動き出したから、波止を替わる交渉してみたらって言う内容。

 迷ったが、たっちゃんに電話掛けてもらうと船長OK出したので、KUMAさんのいる波止に直行。

  替わって、KUMAさんの言う場所に仕掛けを入れたら、確かに全くさっきの波止と違って、潮が湧き回り、サンバのアタリが頻発。
「これは面白かったろ〜。」
ってKUMAさんに言うと、すでに38以下4枚釣って、余裕のKUMAさん、
「はい、ここでこうやって、なかなか鈎に乗らないからアワセたらいけない。ホーラ、キタキタ。こうやって釣るとよ〜。」
と、また追加。

 僕らがなかなか鈎に乗らないのを横目で見ながら、場所を僕らに譲った少し横で、
「ハイ、こっちでも釣れたョー。ヒヒヒ〜。」
ってまた掛ける。イライラ。

落とし込みサンバ05−9−17
KUMAさん近場でにんまり
 たっちゃんもようやく1枚。僕はどうも調子が出なくて、鈎を曲げられたり、鈎先がいつの間にか曲がっていたりで、もぞもぞしているうちに、やっと手のひらサイズを掛ける。
 放流サイズだが最初の釣果は放流すると後が来ないというジンクスで、おまじないのため、借りたストリンガーに掛けて戻ったら…。
 漁船が近くに来て、あることを始めたとたん、パッタリアタリがなくなった。
 波止替わりしてまだ30分ぐらいしか経ってないのに、今からっていうのに、そんなぁ。
 
 潮変わりになってますます状態が悪くなる。たっちゃんが1枚追加したが、それっきりで、終了。
 KUMAさんデーでした。
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 月曜日の敬老の日、沖防に行ったが、カニで4回いつの間にか潰されたものの、どれもアタリがとれずに、RISUさんと一緒にボー○、沖防の水温は結構高く25℃。たまーに大型もいるようだし、まだ半月は遊べそうだけど、おそらくしばらくはサンバにはまるだろうな。。



 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
9月4日(日) 沖防 満 9:56
干16:18
27.5 やや濁
カニ等

AMA第3回大会は×


 AMAの今期最後の定例大会
 ここいらで、バミちゃんの4連覇を止めないといかんと思って、結構気合いを入れていた。
 本命は新波止であろうと思い、探りを入れた前日も30UPを含め3枚釣れていたので、
落とし込み釣果05−9−3
これは前日のキビレ33cm
キビレも考慮して、クモガニ、虫、フジツボも含め5種類の餌を準備していた。
 
 まず、新波止先端内側からはじめて、1枚獲り、中央付近で追加すると。ここまでは、準備も作戦も完璧だったのだが、当日、なぜかRISUさん、KUMAさん、ギャランドウさん、トバちゃんの仲間に入り赤灯へ行ってしまった。つまり、1発大物のばくちの誘惑に負けちゃったのです。
  
 仕掛けを一番につくったので、例の先端ポイントに入らせてもらったが、すでに入っていたルアーマンがトレースした後で、その影響かどうか、全くアタリなし。
 移動しながら、ヘチ・前と探るも同じこと。
 
 波止真ん中に上がっていたギャランドウさんが、ヘチで30チョイのクロダイを釣ったとの情報が入る。しかし、他のメンバーもアタリなくて、新波止で喰い出したとの情報が入り、RISUさん
「替わるー?」
て聞いてきたので、潮が上がってきたら最近の新波止は釣れないと思ったが、ここよりマシかなとOKを出す。

 程なく来た、はやと丸に乗って、みんなで新波止に直行。
 でも、やっぱり時合いは終わっていて、全くアタリなし。
 新波止にはじめから上がっていた、たっちゃんも、検量サイズを1枚上げているし、結構、検量以下サイズも上がっているようで、やっぱり、朝一だったなぁと後悔。
 
 KUMAさん、ギャランドウさんは、もう、すっかり投げちゃって、先端に座り込んで、キャッキャッとはしゃいでいる。

 雨が降ってきて、新波止にたくさんいた人も、いなくなり、60歳の誕生日を当日迎えた岩熊さんも含めて、AMAの5人だけが残って納竿2時まで粘る姿は、最近のAMAにしては、自分をほめてあげたいですぅって感じ。

 しかし、そのけなげな努力は報われず、とうとう1回もアタリがなくて終了。
 
 狙いの新波止内側を攻めていたバミちゃんが、1枚釣った検量サイズが結局、優勝魚になってしまって4連覇をものにしたのです。しかも、8cmクラスの最小サイズ賞まで取って、最後はジャンケン大会に2回も勝ちウハウハで帰ったのでした。
 
 そうそう、
「30cmあるかないか分かりません。」
 と、とりあえずキープしていた、たっちゃん。大会ではじめて釣った検量サイズが準優勝となってよかったねー。

「ねむー。気合い入らんなぁ。」
と、会う人ごとに言って、だらけフェロモンをふりまいていたギャランドウさんも、ちゃっかり3位になっちゃってた。
 
 今期は沖防に結構行ったんだが、結局、第1回大会は欠場。途中退場した前回大会の2位が最高で優勝はまたおあずけとなってしまったのでした。 
 入賞者はこちらね

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