チヌ落とし込み釣行記 2005/4月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
4月29日(金) 長崎県 20.3 満10:59
干 5:34
17.5 南西
やや強
やや濁
カニ
43、45
4月30日(土) 沖防 21.3 満13:15
干 7:06
17.0 南西
やや強
やや濁
カニ

空白の月回避


 去年は足の怪我で釣行記がない空白の月が2回、一昨年は仕事が忙しくて釣りに行けずに1回。 今年も4月はそれになりそうだったが、何とか回避できた。ふっ…。
  
 川内好調の情報を指をくわえてうらやましく聞くばかり。
 休日もなかなか思い切った釣りができずにいたが、連休に入り、ちょっと一息の気分。
 しかし川内まではちょっと無理。一人でいける距離の長崎県へ。

 睡眠不足が続いていたが、何とか起き出し、早朝の高速を西へ走る。
 夜明け前に到着し、早速準備。この、釣りを始める前のワクワク感は何度やってもいいもんだ。

 期待の場所をまずカニで攻めるが、音沙汰なし。少し粘ったが、あきらめ、場所移動。
 今度はフジツボで上層をやってみる。岸壁にはワカメがびっしり。この時期はたいていの岸壁・波止にはワカメが伸びるだけ伸びていて、結構落としづらい。
 オッ、止めアタリか? とキイても、ワカメの上にエサがのってるだけなんだから。
 ワカメの間を通したり、外側から落とし、ワカメを支点にその下を狙うとかいろいろやったが、アタリなし。
 
 今度はカニに替えて、ガン玉Bでゆっくりと落としながらの底狙い。
 底近くで、糸がフワン・フワンと揺れた。ときどきフグがいるので、即あわせは絶対にしないが、ジワッと聞くと、ついていない。そのまま、少し落とすとまた、フワンフワン。ケッ、フグか? わずかに穂先がお辞儀したところでキイてみると、今度はそのままくわえている。おや? アワせると掛かった。
 これはチヌだった。フグもどきチヌ。 水温は結構上がっているのに、まだ、冬の時期のアタリ方だね。 ちょっと噛んでは離し、エサの周りをうろうろして2〜3度チョイ噛みをするって感じ。まるでフグ。

 結構いい引きをしたが重量感はなく、40前後かな。でも、久しぶりのチヌの引きなのでうれしいね。大きくないけど、タモに入れたときは、長いトンネルを抜けた気分で感激しましたよ。43cm。
 アタリはそれだけで、また場所移動。

 今度は最初からカニ。3投目に、底を2回とばすと、グッと押さえた。まさか来るとは思わなかったので、タモを用意してなかった。困った。しょうがないので、糸をつかんでじわーっと上げていくと、チヌもじっとしてくれてて、ブリ上げ成功! ラッキー! 2号ハリスは案外強いんだね。45cm。
 
 気をよくして、今度は年無しゲットと思って、タモを担いだが、2時間それっきりで…。
 ま、でも、いいか。なんとか、今月のノルマを果たした気持ちで、早々と帰った。

 久しぶりのチヌでした。43cm。

 すごくいい天気、気温30度近くて暑かった。45cm

 次の日は、沖防。モエビの前うちでAMA沖防初チヌか、悪くてもおいしいセイゴをと思って…。これが全く当てはずれ。水温は結構あがってるが、まだまだ、絶対数が足りなさすぎる。博多湾はチヌが入ってくるのほんとに遅いんよね。でも、ちょっとの気晴らしはやっぱり沖防がいいね。
 
 前日29日は、タグ付きの41.9cmがあがったそうだ。それ去年釣れてタグリリースのやつで、そのときは41cmだったそうで、約1年で9mmしか成長してないんだね。はやと丸の田渕船長、前からエクセルで釣れた情報をデーターベース化してるんだけど、今年は、タグリリースをいっぱいして、生態研究するって張り切ってるみたい。HPも作りかけてるっていうし、楽しみ。 

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