チヌ落とし込み釣行記 2005/1月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
1月23日(日) 長崎県 12.6 満 8:16
干13:55
12 北西
カニ
フジツボ
41,33

冬はつらい



 土曜は、仕事のようなもので、釣りに行けなかった。
 日曜は長男の修学旅行で朝、空港まで送っていった。
 月曜は次の週の振替休日なので休みなので、月曜に釣りに行こうかな …と自宅でしばらくじっとしていたが、明けてからの仕事の量をを考えると…釣りの次の日は疲れをとりたい。
 今からいっても潮回りが良くないが、長崎市在住のミツルさんも久しぶりに釣りをすると、電話してきたのもあって、やっぱり、行ってみようと車に荷物を放り込んで出発。
 ゆっくり休んでおけばよさそうなものの。

 11時、釣り場について、まず、短竿を組み立て、そそくさと釣りにかかる。
 潮はすでに下げ。可能性はだんだん無くなる方向にある。やはりアタリ無し。
 ふと、何かを感じて、後ろを振り向くと、向こうにT氏が立っている。
 第6感ってあるんだね。見られてるっているか、後ろにいる人の視線を感じるってことって。
 T氏、にっこり笑ってストリンガーに掛けているチヌを「ほらーっ」って感じでこちらに見せた。
 アチャーッ、すでに探られてたのね。それも、1枚ってことは、あまりアタリが無かったってことか。
 彼は帰らないと行けないからと言って、バイバイした。

 ミツルさんに電話をすると、すぐ近くにいて、間もなく歩いてきた。久しぶり。
 お互い、
 「だめです〜。」
 ミツルさんは友達と他を釣ると言って分かれたが、後から電話をすると2〜3カ所回って結局だめだったらしい。
 
 ミツルさんと別れて、前を丹念に探ったが、2時間粘ってもだめ。

 やっぱり、こんどきゃよかったかなぁ。後悔先に立たず。いつも考えるより、先に動いているから、僕も場合は、いつも後悔は後からついてくる。何とかの先走りだね。

 ま、そういってもどうにか1枚は釣りたい。
 場所を変えて、オーバーハングに行ってみる。ここは前回、フジツボで小さいのを釣った場所。
 
 では、フジツボを取りだして、一投目。上層、ダメ。試しにそのまま、底まで落とすつもりで、少しずつ
 糸を出していると、途中で止まった。
 糸がフワン・フワン。
 なんだこりゃ? いつものフグかな。と、糸を張ってみると、今度は穂先も合わせてフワンフワン。
 これは? チョンと合わせたら、軽いのが掛かった。フグではない。重さからいうとメイタ?

なんとか、ぼー○はまぬがれたものの…

 キュイン、キュインと引くが、竿の弾力でどうにかなる軽さ。
 30cmぐらいのかな。と、適当にグリグリ巻いて、浮いてきたのは、アれっ? メイタのようで、もう少し大きいような。掬って測ると41cm。何か嬉しいような、物足りないような、変な気持ちだが、ま、ぼー○は免れたとして、良かったことにしよう。
 その後、カニ底で33cm追加して、がっかりして、すぐ放流。(なかなか年無しって難しいなぁ)
 心も寒くなって、帰路についた。

 当日は、十分睡眠をとったし、釣った時間も実質4時間強ぐらいで、そんなにむちゃくちゃ頑張ったってことは無いのに、結構、疲れていた。
 次の日は、10時ぐらいまでこんこんと眠って、起きたら、頭がんがん、体だるー。
 ひどく、体力が落ちているのを感じるこのごろだ。 



 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
1月8日(土) 長崎県 27 満 7:10
干12:55
14 北西
カニ
フジツボ
44、38、
36 

3○○初釣行


 AMAの3○○トリオ、RISU・KUMA・VIVIANが、会長RISUさんのところに集まっていた。
 16年度の年間大物賞の審査だ。
 大物賞対象魚拓を持った昨年度トロフィー保持者わたくしVIVIAN。KUMAさんは自分の魚拓とともにHarasaki君の魚拓持参。Minorunの魚拓は後ほど持参ということなので、集まった魚拓をひろげ審査開始。
 
  まず、VIVIANの魚拓審査。RISUさんの温情ある厳しい審査で56.2cm。

「びみょ〜」
 と、KUMAさん。ミリ単位の戦いになりそうだ。
 次、KUMAさんの魚拓がひろげられた。堂々たる3kg。
 ハラハラしながら検寸を見ていたVIVIANは…。
 ま、審査結果は始会のお楽しみとして。
 
 審査の後は、3人で、明日どこをさすらおうか、遠いの、風が強いの、ちっこいの沢山釣っても面白くない、いや楽しいョ!などと、またアーじゃない、コーじゃないと1時間ほど激論?を交わした末、結局、長崎方面に落ち着いた。

 次の日、現地に集合し、おもむろに車からかっこよく降りた(つもりの)3匹の侍ならず
3○○トリオ。ブルブルッと震え、そそくさと防寒に身を固める。
 暗いうちから老眼に苦労しながら思い思いのタックルを何とか組んで、刀よろしく竿をギラリと曙の空に突き上げ、エイエイオー! じゃなく、バラバラと散っていった。
 
 まず前打ちから始めたが、一向に当たらず、すぐ移動。さっそく恒例のSASURAIが始まった。
 移動した場所では、ヘチ竿をチョイス。カニを付けて、上層をじわ〜っと落とす。アタリ無し。
 抜き上げた仕掛けを上げ、そのまま後を向き落とす。1ヒロぐらいで、チョンチョンと何かが餌にアタック。
「フグかな?」
 キイてみる。手応え無し。そのまままた穂先をおろすと、糸がフケた。また、キイてみると、今度は何かがくわえて付いて来るような感じ。止めるとじわっと穂先にもたれた。ちょいとアワせてみる。何かが掛かった。この時点ではまだ、半分フグと思っている。
 キュイン。軽く走った。竿で止めると、反対側にキュイン。オッ!本命か? でも、軽いね。メイタか。チョッ。
 と思っていると、突然パワーアップした。グッ、グイーッ。おりゃ? これは40cmぐらいに変身したゾ。ちょっと竿を握り直し、竿のタメで浮かしたら、44cmあった。らっきー。
 これでチョッと余裕が出た。

 探りに歩いて行っていたRISUさん・KUMAさんが、さえない顔して戻ってきて、近くで釣っていたら、KUMAさんが掛けた。

 見ていると魚は相当粘っているようで、強いヘチ竿でも結構時間をかけてやっと取り込んだ。
 立派な魚体。47cmの身の分厚いチヌだった。KUMAさん初チヌ。おめでと〜^0^〜

 残ったRISUさん、いなくなったと思っていたら、遠くに行って、しばらくして魚をぶら下げてきた。これは38cm。さすが帳尻をきちっとあわせるなぁ。
  
 僕が、38cmを追加して、アタリもなくなったので、移動。
 
 車から降りると、風が吹き出して寒いので、
「ちょっとだけ釣って帰ろうかね。」

 風が岸壁正面から当たってざわついているので、もしかしたら上層にいるかもしれんと思って、フジツボを取り出した。これ、もう2年間ぐらい冷蔵庫の冷凍室に塩漬けにして入っていたやつ。
 水くみバケツを持ってきてないので、洗わずに塩漬けのままタッパーから出して、そのまま鈎に付ける。

 ヘチ竿2.1mのバカいっぱいの長さの範囲でしばらく落としていると、2ヒロぐらいで止まった。
 キクと、おや? 喰っている。チョンと合わせて鈎にのせる。そんなに大きくないが、なんか嬉しい、36cmぐらい。

   まず、3人初釣行はスリーショットでスタート

 2年もののフジツボに喰ってきた
 寒いので携帯電話のカメラで写して
 放流し、そそくさと帰り支度

 
 北風がだんだん強くなる中、3人でしばらく釣ったが、もう、フグばかりのようで納竿。

 一応、3人ともチヌの顔を見たので、よしとして、早めに福岡にUターン。
 RISUさん、KUMAさん、また、今年もお願いしますね。3○○トリオ。 


 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
1月3日(月) 長崎県 22 満 6:51
干13:19
14 曇晴
ときどき
やや濁 カニ
46、31、
32、33、
35 

初チヌ

 
 12月31日、朝起きたら、雪が降っていた。溶けたと思ったら、ひどいみぞれが終日降った。 各地での交通もマヒしてるようだ。もしかしたら釣りに行くかも、と思っていたが、きっぱりと断念。
 明けて1月1日元日、遅く起きて外を見ると、うっすらと雪景色。
 急に寒くなったものだ。実家に帰って2日まで過ごし、3日はどうしようかな。
 こんなに急に冷えたら、楽な釣りはできないな、と思いながらも天気予報を見ていると、晴のち雨。そんじゃ、午前中だけでも初竿だしをしようと、久しぶりにチヌ釣りの道具を揃え、早めの就寝。

 目的地について車から出ると、なんだ、そんなに寒くないぞ。空はどんより曇っている。しかも、パラパラと雨が降ってきた。うそー、初釣りから雨修行か。車でじっとしていると、雨もそんなにひどくならないようで、それじゃとおもむろに短竿を出して仕掛け作り。

 久しぶりにチヌ釣りで岸壁に立つなぁ。感慨にふけるのもホドホドにして、水温を測る。14℃と雪が降った割には例年より2〜3℃高め。やっぱり暖冬の影響かな?
 早速、カニを付けて落とす。怪我をした足も無事に動いて、何とか移動できているゾ。よしよし。
 しかし、上層をしばらく探っても、全く無反応。
 
 長めの竿に変えて、ガン玉6Bを鈎チモトに付けて、一気に底ねらいに変えた。
 移動しながら30分ぐらい打ち返していると、キキ上げた穂先に生体反応。
 グッとアワせると掛かった! ヤッタ! 結構重いゾ。久しぶりのチヌとのやりとりなので、なんだか体が上手く反応しなくて、リールのつまみから指が滑る。落ち着いて落ち着いてと自分に言い聞かせ、もたもたしながらも何とか浮かせた。こりゃ40UPバイ。
 ゲーット。46cm。
 
 サンバもいいけどやっぱりチヌの姿はいいなぁ。夏に病院で、流れ移る雲を窓越しに見ながら空しく過ごした日から、実に5ヶ月ぶりのチヌ。うれぴぃ〜。ううっ(涙)
 汗びっしょりになってしまった。インナーを脱いで再開。


 初チヌ46cm、5ヶ月ぶりのチヌでした。
  しばらくすると、また底でアタリ。31cm。いきなり小さくなるなよと思いながらも、うれぴぃ。
  また、暑くなった。一体、何でしょか、この暑さは。そう言えば確か天気図は東に高気圧、大陸に低気圧。冬定番の気圧配置とは逆の西低東高なので、気圧に挟まれた九州地区は南からの風が入ることになるけど、暖かすぎるンじゃない?
   ほんと変な天気やねぇ。
 また1枚セーターを脱いでと。
 
 それから底一本に絞って、3時間ぐらいで32,33,35と小型ばかりだけど拾い釣りができた。
   どうやら大きいのは釣れないようなので、納竿。
 久しぶりのチヌ狙いの初釣りにしては、満足でした。 

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