チヌ落とし込み釣行記 2005/11月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
11月26日(土) G波止 26 満 6:23 干12:19 19.0 雨・曇晴 西強
やや濁
カニ等
サンバ

占いなんてぇ

 
 RISUさん・KUMAさん・よっちゃんがG波止にサンバ釣りに行くと聞いて、僕は用事があるので、はじめ断ってたが、夜の定期船出航2時間前に急遽飛び入り参加。
 
 定期船の中は、なぜかRISUさんのお知り合いの磯釣りクラブの人がたくさん。
「あー!何であんたがおるとー?」
「ワハハ!あんたもねー。」
などなど…。
  
 なんだか、磯釣連盟行きつけの居酒屋にでも行ったように、あちこちの人に声を掛けている。
 何せ、RISU会長、九磯の役員もしていらっしゃるので、顔が広いのよ。
 それで、A荒磯クラブのお二人と6人で、よっちゃんの奥ちゃまが丹精込めて作ってくれたご馳走をいただきながら片手にはビールや焼酎と盛り上がる。こう言うのが釣りのいいところなんだね。
 おー! 気がつくともう港。
 
 お二人と別れて、だーれも居なくなったターミナルに取り残されたように4人でたたずむ。
 雨は土砂降り、しかも、稲光が寝静まった真夜中の漁港をフラッシュのように暗闇の中から浮かび上がらせている。釣り、できるとかいな…。
 そんな心配もそこそこに、渡船が来るまでターミナルの一廓で寝袋にもぐり込み約2時間の熟睡。と言っても、RISUさんと、KUMAさんは、僕とよっちゃんのいびきの激しさにフラフラのようだったが…。しーまっしぇーん。

 船が来て、RISUさん、KUMAさんは二人で同じ波止に上がる。僕とよっちゃんは、別々に他の波止に上がる。さ、どうなるか。
 波止に上がると同時にパッタリと雨がやんだ。ラッキー!

 しかし、西風は容赦なく、波はスリットを洗っている。期待の浮きサンバは見えず、全く反応なし。
 しょうがなく、風を背にした、ここしかないって所でいつもの座り込み釣り。

 何かがクーッと穂先を曲げるが、前回と同じく、最後でパッと離す繰り返し。
 ようやく、食い込んだと思ったら、カワハギ。おそらくこいつか子サンバがつついているのだろうが、いつになってもグーッと押さえて押さえて絞り込むやつは来ない。

 よっちゃんに様子を聞くと
 「全くダメ。RISUさんは1枚上げたゲナです。48引く20cmだそうです。」
 どこも悪い様子。がんばるしかないか。
 
 しばらくすると、RISUさんから電話。
 「どう?」
 「だらけてまーっす。」
 RISUさん、
「こっち、やっぱりここしかないって所で、マキエをジャンジャンしたら、アタリが出て、3枚目よ。」
 40cm近いのも釣れたらしい。
 「えー、いいな。」 
 そこで、まねして○餌を潰してはポンポンと放り込む。このマキエっていうのがくせ者で、蒔くと逆にアタリが全くなくなるので、僕はマキエしないことにしていたんだが。この際ね(^_-)。

 そうしたら、気のせいかアタリも活気が出てきて、ググーッと持ち込んだ。掛かった!
 型は30cmあるかないかのほんとのサンバソウ。がっかりしたが、これは、いけるかも。
 その後も、らしいアタリが連発するが、なかなか食い込まない。そうしながらも、もう1枚同型を追加。

 また、RISUさんから電話。
「もう7枚釣ったよ。」
 ウ〜ン迷う。あっちに波止替わりしようか。でも、潮が低くて、船に乗りにくそうだし、今から上げ潮が入ってきて、でかいのが来そうだし。
 結局、この波止で死ぬ覚悟を決めて、辛抱強く打ち返すが、上げ潮はいつまでも来ず、4時前にまた小型1枚追加のみで、終わったぁ。
 
 RISUさんにあとから並んで釣っていた「サンバのKUMAさん」は、なぜか絶不調。RISUさんニコニコ。
 よっちゃん、30チョイを1枚だけ。

 RISUさんは、なんかの占いを芯から信じていて、占いがの日じゃないと釣りに行きたがらない。
 今日も、ほんとは別の日に行く予定にしてたらしいが、わざわざ日を変えてまでこの日に釣りをすることにしたんだって。それがまた、大当たり。こうなったら、RISUさんの占い釣行もほとんど信仰状態。でも、この占い、RISUさんにしか当てはまらないんだよな。
 
落とし込みサンバ05−11−27
 つらい修行のチョー果に苦笑い
落とし込みサンバ05−11−27上田さん
RISUさん。これが占いの成果だハァ(もち!腕の差)



 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態   釣果 サイズ
11月13日(日) A波止 12 満 7:17 干13:22 20.0 東やや強
カニ等

サンバも厳し

 I島へKUMAさん、よっちゃんと行く。
 フェリー待合室には、博多沖防の常連ちゃま達と、佐賀のR会の組み合わせがなぜか居た。
 今年11月はフェリーがドック配船でA港に着く。
 彼らは知り合いの車でG波止へ、僕らはフェリーを下りて仮眠してそのままA波止へ。
 
 さーて、どちらに女神がほほえむのか。 

 A波止は、石鯛級が何枚も出ているので、ちょっとしたブームになっている。
 しかし、今日の潮は下げの逆潮。条件としては上げの方がいいと聞いているのでどうなるか。
 波止に上がってしばらくしたら、石鯛釣り師が計6名も上がってきた。

 クマさん、連続でフグを爆釣。水温は20℃とまだ高いので、餌盗りが活発だ。
 よっちゃんは、本格的石鯛仕掛け。これにも微妙なアタリが出るので驚いた。

 僕にもアタリはあるものの、餌盗りフグか、極小ガキらしく、穂先が曲がってもう少しというところで、ポヨンと離す。

 風はそう気にならないものの、僕の3.6mの短い竿じゃほとんど足下釣りになる。
 よっちゃんの竿にはアタリがよく出て、食い込まないので
「アーッ!」
とか
「ウー! 早かったかぁ〜!」
とか、言いながら、そのたんびに、体をモジモジくねらせうなっている。
 それを見ているだけで、なんか幸せになってくる。

 クマさんは対照的に、一心に穂先を見つめ、「食い込めー。」念を送っている。 

 しかし、潮は動かず。石鯛釣り師達もだらけている。

 結局、クマさん30ぐらいのガキ1枚、よっちゃん手のひらから足の裏までを3枚と放流サイズで、僕はフグのみ。

 時期的にサンバの季節なんだが、期待を裏切られ、3人しょんぼり。
 ちなみに、G波止はサンバが浮いていたようで、いい思いをした人もいたとか。

 これから、チヌも場所が限られるし、サンバも厳しい季節に突入しそうでヤーな気分だ。 

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